瑞牆山・金峰山 (金峰山小屋一泊 瑞牆山荘前より往復)
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- GPS
- 33:11
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,007m
- 下り
- 2,014m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 4:00
- 合計
- 10:50
- 山行
- 3:31
- 休憩
- 4:52
- 合計
- 8:23
05:06 [04:30] 瑞牆山 県営駐車場
06:07 [05:20] 富士見平小屋 ※休憩 5分 [20分]
08:10 [07:40] 瑞牆山 ※休憩 50分 [30分]
10:56 [09:40] 富士見平小屋 ※休憩 30分 [10分]
12:43 [10:50] 大日小屋 ※休憩 10分 ☆鷹見岩分岐での休憩含む [10分]
13:19 [11:30] 大日岩 ※休憩 10分 [20分]
14:49 [12:50] 砂払ノ頭 ※休憩 15分 [10分]
15:29 [14:00] 金峰山 → 時間的に遅くなった為、金峰山山頂へは寄らず
小屋分岐より金峰山小屋へ直接移動へ変更
(実際の時間は分岐の到着時間)
※休憩 15分 [30分] 此処で軽アイゼン装着
15:56 [14:40] 金峰山小屋 ■金峰山小屋にて一泊
17:30 夕食
18:30頃 就寝
休憩時間 … 2.3時間 [2.2時間]
行動時間 … 8.5時間 [8.0時間] ※計画の106%
合計 … 10.8時間 [10.2時間]
【2日目】
03:30 起床
05:53 [05:30] 金峰山小屋
06:07 [05:50] 金峰山 ※休憩 188分 [60分]
★下山にかかって直ぐに軽アイゼン装着 (千代の吹上迄)
10:18 [07:40] 砂払ノ頭 ※休憩 10分 [20分]
11:24 [08:50] 大日岩 ※休憩 6分 [20分]
11:55 [09:30] 大日小屋 ※休憩 15分 [10分]
12:55 [10:30] 富士見平小屋 ※休憩 25分 [10分]
14:16 [11:20] 瑞牆山 県営駐車場
休憩時間 … 4.1時間 [2.0時間]
行動時間 … 4.3時間 [3.8時間] ※計画の113%
合計 … 8.4時間 [5.8時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 46 (体重 58Kg / 荷物重量 13Kg)
※山と溪谷社公表の計算式より
天候 | 1日目 晴れ 2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時も平日でしたがそれなりの台数の車が停まっていてさすが百名山の登山口である事を感じました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に綺麗に整備されていて道標も至る所に有って道迷いの心配は無いと思いますが、瑞牆山・金峰山共に岩場が多いので転倒には十分注意が必要だと感じました。 また、金峰山への登山道で標高2400m以降は金峰山小屋へのトラバース道も含めて積雪や凍結箇所が多数有り、軽アイゼンやチェーンスパイクは必携だと思います。 今回は初日に瑞牆山山頂を踏んだのち金峰山へ向かいましたが、1日目の累積標高が上り約1800m、下り約850mと合計2700m近くなりかなり健脚者向けの行程だと痛感しました。(僕も結構足にきました…) 体力的余裕がある行程とするならばガイドブックなどで紹介されている初日は金峰山山頂を踏んで富士見平小屋に一泊 → 二日目に瑞牆山としたほうが無難だと思います。 |
その他周辺情報 | 1日目は金峰山の長野県側直下に建つ「金峰山小屋」にて一泊しました。 1泊夕食 + 翌朝用の弁当(おにぎり)付き + 冬期料金 ¥9,000でした。 夕食は17:30となっていました。今回は翌日の朝食はお弁当(おにぎり)として受け取ったので利用はしなかったのですが、小屋での朝食は06:30からとなっていました。 (20:30 消灯と書いてありましたが、今回は人数も少なかったからか19:30頃には消灯したと他の登山客の方から聞きました) 緑色の壁が特徴的な山小屋です。 小屋の1階に休憩スペース兼食堂で炬燵が有ります。部屋中央に薪ストーブがあってとても暖かかったです。2Fが寝室になります。 夕食はカレーにポテトサラダとボリューム満点でした。 弁当は赤しそふりかけ+梅のおにぎり2個に沢庵でした。まさに小屋番さんの作った男のおにぎりで一つ一つが大きく、こちらもお腹いっぱいになりました。 --------------------------------------------------------------------------------------- 下山後は昼飯兼晩飯を兼ねて、山梨駅からほど近い「のんきばぁーば」にて「一泊ほうとう かぼちゃ」を頂きました。県営無料駐車場から80分ほど (約70Km ※須玉→勝沼間で高速利用) ほうとうが出来る待ち時間で「おつまみメンマ」と「でっかいからあげ」も頂きました。元々はのんき食堂というお店を営んでいた店主のおばさんが新たにほうとうのお店を開いたのがこのお店のはじまりとの事です。元食堂という経歴だからなのかメニューの数が凄く多くて驚きました。 「一泊ほうとう」は名前の通り具材を一晩寝かせたもので、野菜も程よく煮崩れしていてやわらかくなっていておいしく、味も今までで食べたほうとうで一番優しい味付けで汁も全て飲み干してしまいました。「でっかいからあげ」も写真を見て貰えればわかると思いますが名前の通り本当に大きくて食べ応えがあります。大食いの僕たちでもお腹いっぱいになりましたので、ほうとうと合わせて注文する際は覚悟して挑んで頂ければ幸いです(笑) ※当初は国道411号線沿いの「皆吉」にて食事を考えていましたが、食材が無くなり本日の営業終了となっていました…急遽ネットで調べたところ高評価だったこのお店を見つけ立ち寄りましたが大正解でした! --------------------------------------------------------------------------------------- 食事後は山梨市内の絶景露天風呂「ほったらかし温泉 あっちの湯」にて入浴しました。 大人一人 ¥800でした。 2018年の乾徳山登山の後に「あっちの湯(新湯)」へ入浴済みだったので、今回は「こっちの湯(元湯)」へ立ち寄ろうと考えていましたが、今回もタイミング悪くメンテナンス作業のために入浴出来ず… ただ、皆既月食当日と重なり少しずつ欠けはじめた月を眺めながらの温泉を楽しめたのは貴重な経験でした。 |
写真
写真は鷹見岩分岐。
夕飯後にトイレに行って上下ダウンを着たまま布団に入って暖まっていたらいつの間にか寝てしまっていました…(汗)
22時頃に暑くて目が覚めました。
窓から外を見ましたが雲が少し湧いていたので再び就寝。3時半頃に再び起床した時には雲は無くなっていました。ただ満月で月が明るすぎて星景撮影にあまり適さない環境となってしまいました。
斜面を下った先にあります。かなり老朽化が進んでいる様子で、トイレも深く掘った穴に板を渡しただけの、所謂「厠(かわや)」という感じで、現代人には少々躊躇してしまうと思います…
装備
MYアイテム |
![]() 重量:6.75kg
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
個人装備 |
ARC'TERYX Beta AR Jacket Men’s
THE NORTH FACE Climb Light Zip Pant
ARC'TERYX Atom SL Hoody Men’s
ARC'TERYX Kyanite Hoody Men’s
mont・bell Light Alpine Down Jacket Men’s
mont・bell Light Alpine Down Pants Men’s
finetrack STORMGORGE ALPINE PANTS (厚)
HOSHINO V-System タビ形状2本指ソックス
mont・bell Merino Wool Trekking 5 Toe Socks
mont・bell ZEO-LINE LW Brief Men’s
CW-X GENERATOR MODEL 2.0 (サポートタイツ)
mont・bell ZEO-LINE MW Tights Men’s (中厚)
mont・bell Super Merino Wool Expedition Tights Men’s (極厚)
MILEET DRYNAMIC MESH Short Sleeve (ドライレイヤー)
Mizuno ブレスサーモミドルウエイトクルーネック長袖シャツ (厚)
mont・bell Super Merino Wool Expedition Round Neck Shirt Men’s (極厚)
mont・bell WINDSTOPPER Thermal Gloves Men’s
MILEET CASTOR WOOL ZIP LS
Gregory KATMAI 55
Sirio P.F.630
GARMIN fēnix 7X Sapphire Dual Power Ti Carbon Gray DLC
眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡)
眼鏡市場 i-ATHLETE IA-440 (通常眼鏡)
PETZL ACTIK CORE
アライテント ビバークツェルト ソロ
東京ベル 花鈴(KARIN) (熊鈴)
FOX 40 MICRO (ホイッスル)
LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール)
Black Diamond Trail Pro Shock
mont・bell スノースパイク 6
mont・bell Rectangular Sheet
mont・bell トレール クッション
Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (清涼飲料水)
nalgene 32oz Wide Mouth Tritan Water Bottle + capCAP Plus 1.1L (水)
TOAKS TITANIUM 375mL CUP
mont・bell STUCK IN 野箸
PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズ一眼)
PENTAX K-3 Mark III (APS-C一眼)
HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR
HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR
HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW
Velbon UTC-63
PENTAX O-GPS2
MATIN Made of 4-Layer Finger Shooting Glove (撮影用手袋)
HAKUBA GW-PRO RED ズームバッグ ライト 02 M
Manfrotto Advanced ホルスター S III
|
共同装備 |
SOTO SLIDE GAS TORCH ST-480
JETBOIL MicroMo
Thermos 山専用ボトル 900mL (お湯)
|
備考 | 【コース状況/危険箇所等】にも記載した通り、初日の行程配分を詰め込みすぎてしまい、小屋到着が予定よりも遅くなってしまった。 また、弟の水が少なくなっていたが二人揃って前日に直ぐに就寝してしまい、翌日の朝に小屋番さんがタイミング良く起床した時に慌てて水を買う羽目になり山頂からの日の出に間に合わなかった。寝る事よりもまず出来る事は前日のうちに片付けておくべきだと自信の甘さを痛感… |
感想
6月の二岐山登山から5ヶ月ぶり、そして今年初の山小屋泊で弟と日本百名山の一座、瑞牆山・金峰山へ行ってきました。
初日に瑞牆山山頂を踏み、金峰山小屋にて一泊する計画としました。
当初の計画よりも駐車場到着が遅れ5時過ぎに真っ暗の中、県営駐車場を出発し8時過ぎに瑞牆山山頂に到着しました。山頂からは冷え込んで空気が澄んでいた為か、遠く中央アルプスの山々まで見渡せる大展望を楽しむ事が出来ました。
展望を楽しんだ後、富士見平小屋まで一度400m程下り昼飯兼休憩をしたのち金峰山へ向け出発しました。
ここから異変が…山行前の運動頻度が落ちていた影響からか休憩後の出発から弟のペースが中々あがりません。
急登では「くそぉ…」と独り言まで出てきてしまい、まさかシャリバテか!?と心配になり流石の僕も「引き返そうか?」と確認をしました。
どうやら思いのほか足に疲労が貯まっていて前に進まないとの事で、力が入らないという訳では無いと聞きまずはひと安心。ゆっくりで良いのでまずは山頂を目指すことにしました。途中でこまめに休憩をいれつつ山頂を目指していましたが、金峰山小屋分岐到着時点で15時半前となっていたので初日の金峰山山頂は取り止め、分岐から金峰山小屋を直接目指すこととし小屋には16時前に到着。
今回も雲取山の時と同じく、夕食後に消灯時間を待たずに爆睡してしまいました。
翌日は金峰山山頂から日の出を見ながら朝食とする予定でいましたが、前日に二人揃って爆睡してしまった影響で弟の水の確保を全くしておらず、出発前に小屋番さんが起床してきたタイミングで水を急遽購入するというゴタゴタとなってしまい残念ながら山頂からの日の出のタイミングに間に合いませんでした…(寝るよりもまずは前日にやれる事をやっておけ!と自分の計画性の無さを猛省です…)
ただ、山頂からは瑞牆山山頂よりも少々靄がかかった感じではありましたが天気に恵まれ快晴で360°の大展望を楽しみながらの朝食を取れたのは幸いでした。
下山後は高速で一気に山梨市内へ移動し去年4月の大菩薩嶺にて立ち寄った「皆吉 」にてほうとうを頂くつもりで意気揚々とお店へ行きました。が、まさかの食材切れにて本日の営業終了の看板が…まずは「ほったらかし温泉」を目指すことに。
道中で近くのコンビニにて買い物をしている際、弟が近くに評価の高い「のんきばぁーば」というちょっと変わった名前のお店が有る事を調べてくれ立ち寄ってみることに。
到着時はまだ「準備中」の看板が入口に有り、また駄目か…と消沈しかけましたが、お店の中に確認し無事の晩飯にありつける事が出来ました。詳細は周辺情報に詳しく書いていますが、優しい味のほうとうで良いお店でした!(弟もナイスプレーでした)
夕食後は先述の「ほったからし温泉 あっちの湯」にて夜景と偶然タイミングが被った皆既月食のはじまりを楽しみながら汗を流し帰路に着きました。
下山後、登山定数的に雲取山(三条ノ湯経由の周回ルート)よりも低いにも関わらず僕自身も疲労感を感じていた事が不思議で調べてみました。
(21年の雲取山 … 定数 52 /今回の山行 … 定数 46)
初日の行動距離及び累積標高の比較したところ、累積標高(上下共に)は雲取山と比べても殆ど変わりは無いですが、水平移動距離が雲取の21Kmに対し瑞牆・金峰 11Km。雲取山の約半分の距離で累積標高が一緒ということは、それだけ傾斜がキツかったという事となり、その時々の体調も影響あるとは思いますがそれが疲労感に影響していたのだと思います。(今回は瑞牆山へ登ったあとに一度下って、金峰山へ登り返したというのも大きいのだと思います)
結果的に全体を通して標準タイムの110%程度と特段遅いペースでは無かったのですが、今後はコース定数だけに囚われず初日の累積標高や行動距離、相方の近日の運動状況から適切なコース配分を検討する必要があると身を持って知った色々と課題の残った山行となりました。
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