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Yamareco

記録ID: 489853
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南ア 白根三山縦走

2014年08月02日(土) ~ 2014年08月03日(日)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
25.4km
登り
2,438m
下り
3,138m

コースタイム

1日目
山行
7:11
休憩
0:19
合計
7:30
6:35
18
6:53
106
8:39
8:56
99
10:35
17
10:52
36
11:28
54
12:22
33
12:55
12:57
20
13:17
48
14:05
2日目
山行
11:04
休憩
1:06
合計
12:10
4:00
45
4:45
5:00
71
6:11
6:30
73
7:43
8:00
59
8:59
9:02
46
9:48
10:00
40
10:40
150
13:10
180
16:10
0
16:10
ゴール地点
天候 8.2:晴れ→曇り→雨→曇り、8.3:晴れ→曇り(よりによって北岳山頂前後で豪雨)
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
現在、奈良田第二駐車場で早朝4時位から、切符買って順番待ち。テント傘が仮設されています。従来の第一は始発となっていません。芦安〜広河原直通ルートが復活するまではこの運用のようです。第一で待った挙句、座れないなんていうバカを見ないよう努々お気をつけてください。(私も危なかった。ただその分、車中泊としては第一あたりの方が快適なようです。)
コース状況/
危険箇所等
北岳左俣の雪渓ルートについては、ほとんど脇で行けたのでアイゼンなしでOKだったという意見。一方で、しんどかったという意見あり。なお当日の第二便の人は骨折して動けず、ヘリ救助があったらしいです。危険箇所としては農鳥小屋から奈良田の道、各所。
西農鳥〜農鳥:尾根エスケープの道が、浮石だらけで滑りやすい。
大門沢下降口あたり:たまたまかもしれないが、稜線上とはいえ、山と山の間のため、風が非常に強い。
大門沢下降口〜広河原川河原:急勾配の上、石の階段、崩れ落ちた粘土質の急坂などなど、とにかく滑りやすく、足をひねりやすい。(ちなみに河原に一旦出たことで落ち着いてしまったのか、その直後で左足をまた挫く。)
以降奈良田手前のダムまで:アップダウンが地味にあったり、増水のせいか道が沢になっていたりで意外に楽ではない。
また、北岳山荘〜中白根〜間ノ岳、農鳥小屋〜西農鳥岳〜農鳥岳がいずれも、CTのイメージ以上にタフだった。(CTは思いっきりオーバーしている)
その他周辺情報 奈良田温泉 白根館 の お湯 これ自体は絶品です!!
奈良田第二駐車場にて。現在、芦安〜広河原バス運休のため、奈良田に集中しており、こんなテントで切符買って順番待ち。朝一便に乗れない人が多数いたので、早朝4時には切符買うカウンタに並ぶことをお勧めします。
2014年08月02日 04:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 4:55
奈良田第二駐車場にて。現在、芦安〜広河原バス運休のため、奈良田に集中しており、こんなテントで切符買って順番待ち。朝一便に乗れない人が多数いたので、早朝4時には切符買うカウンタに並ぶことをお勧めします。
広河原インフォ。えらく立派な施設ですね。大樺沢左俣の雪渓ルートは6本アイゼンしてくださいとのこと。
2014年08月02日 06:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 6:29
広河原インフォ。えらく立派な施設ですね。大樺沢左俣の雪渓ルートは6本アイゼンしてくださいとのこと。
広河原から北岳。
2014年08月02日 06:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 6:34
広河原から北岳。
大樺沢ルート。道が沢になっていたりして、白根御池ルートの方が歩きやすかったかも。
2014年08月02日 07:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 7:08
大樺沢ルート。道が沢になっていたりして、白根御池ルートの方が歩きやすかったかも。
大樺沢ルート、雪渓到達。
2014年08月02日 08:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/2 8:23
大樺沢ルート、雪渓到達。
雪渓の上。
2014年08月02日 08:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/2 8:32
雪渓の上。
一歩雪渓に乗った写真。アイゼンなしで雪渓トライはないなと左俣ルートは中止。せっかくの縦走なので右俣ルートで大回りとしました。
2014年08月02日 08:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/2 8:32
一歩雪渓に乗った写真。アイゼンなしで雪渓トライはないなと左俣ルートは中止。せっかくの縦走なので右俣ルートで大回りとしました。
雪渓と北岳。ここからがえらく長いです。
2014年08月02日 08:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/2 8:32
雪渓と北岳。ここからがえらく長いです。
白根御池ルートとの合流点から稜線へ向かう図。御池ルートの方が多かったのと、クラツーの大群に出くわし、ちんたら歩きました。緑がいい感じですね。
2014年08月02日 10:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/2 10:44
白根御池ルートとの合流点から稜線へ向かう図。御池ルートの方が多かったのと、クラツーの大群に出くわし、ちんたら歩きました。緑がいい感じですね。
稜線に到達。正面におわすは仙丈が岳。実際至近距離なのもあり、ど迫力です。
2014年08月02日 10:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/2 10:52
稜線に到達。正面におわすは仙丈が岳。実際至近距離なのもあり、ど迫力です。
肩の小屋到着。これで1500m登りました。あと200mなんですが…。今回は、ここで昼食休憩。
2014年08月02日 11:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 11:28
肩の小屋到着。これで1500m登りました。あと200mなんですが…。今回は、ここで昼食休憩。
北岳、両俣小屋分岐あたり。突然の豪雨に雨具装着が間に合いません。このあたり、浮き石でガレ気味。
2014年08月02日 12:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 12:26
北岳、両俣小屋分岐あたり。突然の豪雨に雨具装着が間に合いません。このあたり、浮き石でガレ気味。
日本No.2の山の山頂到達!!なんですが、豪雨のため、ちょっと写真とって、さっさと本日のお宿、北岳山荘を目指します。
2014年08月02日 12:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/2 12:55
日本No.2の山の山頂到達!!なんですが、豪雨のため、ちょっと写真とって、さっさと本日のお宿、北岳山荘を目指します。
三等三角点 白根岳とあります。三等って何?なんで一等じゃないの?という疑問が涌きつつ・・・。
2014年08月02日 12:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 12:55
三等三角点 白根岳とあります。三等って何?なんで一等じゃないの?という疑問が涌きつつ・・・。
本当のピークはこっちか?
2014年08月02日 12:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 12:56
本当のピークはこっちか?
彼方、写真中央に小屋が見えます。が…、ここからが意外に遠かった。奥は中白根。写真手前のピークを巻いた辺りが、左俣ルートで北岳目指す場合の道との合流。こっち来たら大雨くらう前に北岳山頂に行けたのでしょうか…。
2014年08月02日 13:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 13:07
彼方、写真中央に小屋が見えます。が…、ここからが意外に遠かった。奥は中白根。写真手前のピークを巻いた辺りが、左俣ルートで北岳目指す場合の道との合流。こっち来たら大雨くらう前に北岳山頂に行けたのでしょうか…。
やっとついた北岳山荘。このころには雨も小降りになってきました。今日はここで一泊。ちゃっちゃと着替えて、ビール飲んで、夕飯食って、幾人かと談笑して、八時の消灯でちゃっちゃと寝るに限ります。
2014年08月02日 14:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 14:05
やっとついた北岳山荘。このころには雨も小降りになってきました。今日はここで一泊。ちゃっちゃと着替えて、ビール飲んで、夕飯食って、幾人かと談笑して、八時の消灯でちゃっちゃと寝るに限ります。
山荘入り口前。こんなとこにも雪が。例年こうなのでしょうか?山梨大豪雪の影響でしょうか?
2014年08月02日 15:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 15:05
山荘入り口前。こんなとこにも雪が。例年こうなのでしょうか?山梨大豪雪の影響でしょうか?
お向かいは救護所です。なんと恵まれた環境でしょう。
2014年08月02日 15:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/2 15:06
お向かいは救護所です。なんと恵まれた環境でしょう。
朝弁当を4時頃受け取り、夜明け前から出発。小屋からだいぶ登って1時間弱の中白根岳からの北岳方面。
2014年08月03日 04:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 4:42
朝弁当を4時頃受け取り、夜明け前から出発。小屋からだいぶ登って1時間弱の中白根岳からの北岳方面。
中白根岳って刻んであります。もう少ししっかり書いてあげればいいのに。標高3050mとのこと。
2014年08月03日 04:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 4:48
中白根岳って刻んであります。もう少ししっかり書いてあげればいいのに。標高3050mとのこと。
中白根にて、小休憩というかご来光待ち。
2014年08月03日 04:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 4:56
中白根にて、小休憩というかご来光待ち。
中白根からのご来光。やっぱきれいですねぇ。山稜での宿泊の楽しみってこれですよね!
2014年08月03日 04:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
3
8/3 4:57
中白根からのご来光。やっぱきれいですねぇ。山稜での宿泊の楽しみってこれですよね!
南を見ると虹が!塩見(左の子には突起がついているので距離的にも塩見なはず)の一つ西の山にできてました。
2014年08月03日 05:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/3 5:00
南を見ると虹が!塩見(左の子には突起がついているので距離的にも塩見なはず)の一つ西の山にできてました。
写真中央は伊那谷で奥は木曽山系。真ん中ら辺が木曽駒ケ岳で、その奥、拡大しないとわからないのが御嶽。いつかこちらも行ってみたいものです。
2014年08月03日 05:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 5:10
写真中央は伊那谷で奥は木曽山系。真ん中ら辺が木曽駒ケ岳で、その奥、拡大しないとわからないのが御嶽。いつかこちらも行ってみたいものです。
間ノ岳がやっと見えてきた?
2014年08月03日 05:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 5:26
間ノ岳がやっと見えてきた?
間ノ岳ピークです。
2014年08月03日 06:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 6:11
間ノ岳ピークです。
三角点 相ノ岳とあります。
2014年08月03日 06:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 6:11
三角点 相ノ岳とあります。
間ノ岳でまったりする人々多数。ここはピークが良くわからない感じの広い石、岩がどーんと広がっている感じ。八ヶ岳の硫黄岳(ピーク手前の広いところ)と似た感じ。
2014年08月03日 06:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 6:12
間ノ岳でまったりする人々多数。ここはピークが良くわからない感じの広い石、岩がどーんと広がっている感じ。八ヶ岳の硫黄岳(ピーク手前の広いところ)と似た感じ。
奥は塩見岳。その奥の二股は荒川三山の悪沢と荒川中・前岳。右手前に伸びているのが仙塩尾根。ここから三峰山に出れば、仙塩尾根に出て、塩見に迎えますし、仙丈に向かって、これまで来た道を周回するルートも可能です。その荒川の裏に赤石とその以南があるはずだがわかりません。
2014年08月03日 06:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 6:13
奥は塩見岳。その奥の二股は荒川三山の悪沢と荒川中・前岳。右手前に伸びているのが仙塩尾根。ここから三峰山に出れば、仙塩尾根に出て、塩見に迎えますし、仙丈に向かって、これまで来た道を周回するルートも可能です。その荒川の裏に赤石とその以南があるはずだがわかりません。
左寄り奥は、先週登った甲斐駒のはず。センターは北岳。右奥は鳳凰三山で、北岳の裏は八ヶ岳。気持ちよいくらいよく見えますね。自分が登った山だと愛着が涌きます。
2014年08月03日 06:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 6:14
左寄り奥は、先週登った甲斐駒のはず。センターは北岳。右奥は鳳凰三山で、北岳の裏は八ヶ岳。気持ちよいくらいよく見えますね。自分が登った山だと愛着が涌きます。
仙塩尾根と、間の岳から農鳥岳方向へ行く尾根の間のカール上の窪地が実は静岡県で、大井川の源流になります。静岡県民たる私は、そこが興味深く無理なく行ける範囲で窪地の方向に行きました。つくづく綺麗な山並みだと思います。こんな景色見ながらのお弁当は実にうまい!
2014年08月03日 06:19撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/3 6:19
仙塩尾根と、間の岳から農鳥岳方向へ行く尾根の間のカール上の窪地が実は静岡県で、大井川の源流になります。静岡県民たる私は、そこが興味深く無理なく行ける範囲で窪地の方向に行きました。つくづく綺麗な山並みだと思います。こんな景色見ながらのお弁当は実にうまい!
農鳥小屋の農鳥じいさん。よくも悪くも有名人ですよね。トイレ使わせてもらったくらいで、誰にでも気さくに話す好々爺でした。場所が、天候の荒れやすい風の通り道で気候の怖さを日々感じて生きているからこその発言なんでしょう。御仁曰く、俺は色々言うが間違ったことは言っていない。原則3時前には来いといっているが、先に連絡寄こしてくれていれば4時着くらいは受け入れる。山で言われる早出早着の実践をしていれば、万が一トラブルがあっても対処できるマージンを日中に確保できるだろうと。さらに基本AMの方が天候が良い上に涼しいので夏山だと体力の消耗が少ないと。平地や人里との決定的な差がここに有ると思うので、まあ、理には適っているとは思います。問題は交通規制をしておきながらこの常識にはまらないバスの運行しかしない公共交通の事業者にあると思えてなりません。このギャップをどう埋めるか?山岳会などは真剣に考えるべきと思うのですが…。
2014年08月03日 07:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
3
8/3 7:59
農鳥小屋の農鳥じいさん。よくも悪くも有名人ですよね。トイレ使わせてもらったくらいで、誰にでも気さくに話す好々爺でした。場所が、天候の荒れやすい風の通り道で気候の怖さを日々感じて生きているからこその発言なんでしょう。御仁曰く、俺は色々言うが間違ったことは言っていない。原則3時前には来いといっているが、先に連絡寄こしてくれていれば4時着くらいは受け入れる。山で言われる早出早着の実践をしていれば、万が一トラブルがあっても対処できるマージンを日中に確保できるだろうと。さらに基本AMの方が天候が良い上に涼しいので夏山だと体力の消耗が少ないと。平地や人里との決定的な差がここに有ると思うので、まあ、理には適っているとは思います。問題は交通規制をしておきながらこの常識にはまらないバスの運行しかしない公共交通の事業者にあると思えてなりません。このギャップをどう埋めるか?山岳会などは真剣に考えるべきと思うのですが…。
農鳥小屋からの直登を上りきった辺りからの間の岳。こちらから見ると印象が変わります。
2014年08月03日 08:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 8:34
農鳥小屋からの直登を上りきった辺りからの間の岳。こちらから見ると印象が変わります。
農鳥山稜。ピークが続く険しい道。
2014年08月03日 08:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
1
8/3 8:56
農鳥山稜。ピークが続く険しい道。
西農鳥岳。白峰三山の農鳥岳より何気に標高が高かったりします。
2014年08月03日 08:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 8:59
西農鳥岳。白峰三山の農鳥岳より何気に標高が高かったりします。
農鳥岳に登る道。この山稜の東が山梨、西が静岡。東は断崖絶壁で西は広大なカール地形。なお、西農鳥からこの地点までの山稜エスケープ道がかなり、浮石の塊で歩きにくいことこの上なかったです。
2014年08月03日 09:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 9:32
農鳥岳に登る道。この山稜の東が山梨、西が静岡。東は断崖絶壁で西は広大なカール地形。なお、西農鳥からこの地点までの山稜エスケープ道がかなり、浮石の塊で歩きにくいことこの上なかったです。
農鳥岳到着。
2014年08月03日 09:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 9:48
農鳥岳到着。
山稜から奈良田へ降りる地点。恐ろしく風が強かったです。左右の山の奥は、一旦大井川沢筋に下って塩見岳に至るはずです。
2014年08月03日 10:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 10:38
山稜から奈良田へ降りる地点。恐ろしく風が強かったです。左右の山の奥は、一旦大井川沢筋に下って塩見岳に至るはずです。
大門沢下降点到着
2014年08月03日 10:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 10:40
大門沢下降点到着
大門沢下降点より南の広河原岳。あそこから東に縦走しても奈良田ダム吊橋あたりに出るはずなのだが、点線コースだし、そこまで気力・体力がないので素直に下山します。
2014年08月03日 10:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 10:40
大門沢下降点より南の広河原岳。あそこから東に縦走しても奈良田ダム吊橋あたりに出るはずなのだが、点線コースだし、そこまで気力・体力がないので素直に下山します。
大門沢下降点から奈良田への道。長くて、道の状態も良くないと聞いていましたが、聞きしに勝るものがあります。ゴロ石が階段の登山道。
2014年08月03日 11:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 11:21
大門沢下降点から奈良田への道。長くて、道の状態も良くないと聞いていましたが、聞きしに勝るものがあります。ゴロ石が階段の登山道。
崩落して粘土質がむき出しの登山道。是非とも階段かけていただきたい!!!
2014年08月03日 11:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 11:36
崩落して粘土質がむき出しの登山道。是非とも階段かけていただきたい!!!
大門沢小屋到着。前後の沢避け道が険しかったり、沢になってしまっていたりでなかなか厳しいものがありました。小屋自体は立派です。
2014年08月03日 13:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 13:12
大門沢小屋到着。前後の沢避け道が険しかったり、沢になってしまっていたりでなかなか厳しいものがありました。小屋自体は立派です。
広河原沢はこんな感じですが、水量、水流とも激しく、こんな微妙な橋でいいのか不安でならなかったです。
2014年08月03日 13:18撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 13:18
広河原沢はこんな感じですが、水量、水流とも激しく、こんな微妙な橋でいいのか不安でならなかったです。
ダム?にかかるまともな吊橋。ここから下はダムで、その下からは無理くり整備した登山道。さらに下は事業者用の道路となり、突如道は非常に歩きやすくなる。
2014年08月03日 15:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 15:05
ダム?にかかるまともな吊橋。ここから下はダムで、その下からは無理くり整備した登山道。さらに下は事業者用の道路となり、突如道は非常に歩きやすくなる。
初日早朝、バスがくぐったトンネル。ついに下界に降りました。
2014年08月03日 15:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 15:49
初日早朝、バスがくぐったトンネル。ついに下界に降りました。
バス乗り場に帰ってきました。
2014年08月03日 16:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 16:01
バス乗り場に帰ってきました。
感想で酷評してしまった温泉宿。登山者の日帰り入浴には決して向いていません。但し、湯はとにかくいいです。
2014年08月03日 16:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 20 IS, Canon
8/3 16:10
感想で酷評してしまった温泉宿。登山者の日帰り入浴には決して向いていません。但し、湯はとにかくいいです。
南ア 七面山登山口から
2015年04月12日 06:16撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
4/12 6:16
南ア 七面山登山口から
南ア 神坂峠から
2015年05月23日 04:23撮影 by  RICOH WG-4 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/23 4:23
南ア 神坂峠から
南ア 空木から
2015年08月01日 08:49撮影 by  SO-02E, Sony
8/1 8:49
南ア 空木から
南ア 笠から
2015年08月09日 05:08撮影 by  SO-02E, Sony
8/9 5:08
南ア 笠から

装備

備考 靴下片足分、自宅に忘れ、二日目も履く羽目になったこと。あと懐中電灯があるからいいやとわざわざヘッドライトを車においてきたこと。夜は結果的に展開荒れなかったようなのでテン泊で良かったのかも。(自分の体力ではその分重くなかったら1泊2日で済まなかったかもしれないので。)

感想

先週、甲斐駒黒戸尾根ピストンで足を挫いて泣きそうになっていたのに何やっちゃているんだという感じですが、南アルプスのうち白峰三山縦走(広河原イン〜奈良田アウト)を実施してきました。北岳ピーク前後で豪雨という痛い目に逢い、景色も当然見えず、自然の成す業、人間の思い通りには行きません。しかし、初日はここに来るまでの豪快なバットレス、大きな雪渓(未だに両俣の分岐下まで雪ってどういうこと?)、稜線に上がった途端に見える馬鹿でかい仙丈ヶ岳と見れて、肩の小屋到着まではもっていたので、まあこんなものかと。
二日目は朝の北岳山荘〜西農鳥岳までが、天候含め眺めが良かったです。
北岳、間の岳、農鳥、それぞれを繋ぐ稜線、豪快な岩場のピークに、広々とした雄大なカール地形、至るところにある雪渓の数々。豊かな植物の生命力。
そして、見渡す限り、かなり彼方まで見えて感動しました。
先週行った甲斐駒のピラミッド、北岳、木曽駒、御岳、乗鞍、穂高連峰、伊那谷の各街と恵那山。飯田の裏には、最近西から歩いてきた中山道の馬籠があるはずであり、次週はあそこから木曽駒の裏側を行くのかぁと期せずして見れてしまい不思議な気分でした。
間の岳は県境かつ旧国境で間ノ岳〜農鳥の稜線の東は山梨側の富士川水系、西は大井川水系、農鳥小屋の西向かいに見える三国平は仙塩尾根でその西は長野の伊那谷。まさに県境地帯まで来れました。仙丈と鳳凰三山を行けば南アのメジャーどころはだいたい行ったことになります。南アの塩見から南に行っていないことは内緒です。
→10中に2泊3日で悪沢、荒川、赤石、百間平、百間洞、兎、聖と周回したので、百名山的には塩見と光、あと北側で鳳凰を残すのみになりました。とはいえこの山塊、非常に雄大でどうとでもルートを取れるので、楽しみはいっぱいではあります。

農鳥小屋に通りかかり、先客が話しかけていたので噂の農鳥じいさんと一言だけ会話しちゃいました。彼が口すっぱくいう、早出早着の件。現状では、駐車場に車を置いて車中泊し、早朝(夜明け前)出発という方法でないと、なかなかこれってできないんですよね…。自分は極力夜が白む前後に出発を原則としていましたが、改めてそれを守ることの重要性を認識できました。
南アルプスはシャトルバスへの乗り継ぎを強いられるので、ここがマッチしない。どうにかならんのかなぁ。行政が悪いのか業者が悪いのか。ある程度やっているつもりだろうが、まだハイカーのニーズにこたえ切れていない。これは強く是正を訴える必要があるかと思います。

今回もやっぱ疲れました。高所が合わないのか、歩きが下手くそなだけなのか。でも、なかなかの景色は拝め、それなりの行程も歩けたのでひとまず良しとします。

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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
北岳、間ノ岳:二俣、八本歯のコル経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [7日]
南アルプス名峰のほとんどを一筆書きで巡るルート!
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
4/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 甲信越 [日帰り]
北岳 間ノ岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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