大菩薩嶺-滝子山
- GPS
- 13:43
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 1,530m
- 下り
- 2,526m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:49
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 7:07
天候 | 1日目: 快晴 2日目: 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2022年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝子山から浜立山-鉄塔の尾根下りはマイナールートで、かなりの激下り。また、左に折れて下るポイントを間違えないようにGPSで現在地を確認したり、赤テープをよく見たりしながら下る必要がある。 白谷ノ丸から湯の沢峠に降りる道も結構急で、足元に注意しながら降りる必要がある。 他は全般的に、特に危険な箇所なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
サングラス
タオル
ストック
カメラ
シェラフ
マット
|
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感想
さて今日は会山行への参加で大菩薩嶺から滝子山まで縦走するルート。
八王子で6号車に乗った。高尾駅では、跨線橋の真ん中あたりやや前方の階段寄りに止まった。ホーム向かい側に入ってくる電車に乗り換えだった。隣のホームに到着する電車だったとして、4号車に乗れば、エスカレーターには近い。前回7号車でもっと前の車両に乗った方が乗り換えスムーズだと思ったはずなんだが、勘違いだろうか。
甲斐大和に到着すると、上日川峠へのバス待ちで行列。何でも、7:40着の電車で来た人たちから3台は先に臨時バスが出たらしい。4台目に乗り込む。それでもまだ行列があり、合計6-7台でないと捌ききれなかったのではないだろうか。紅葉シーズンの上日川峠行きバスはこんなに人出が多いとは。
バスは途中4台のバスとすれ違った。ということは、もう1台臨時バスが出ていたということか。45人乗せたとして、8台で360人、自家用車で来た人も含めると、500人くらいは大菩薩嶺を目指したのではなかろうか。
上日川峠でトイレを済ませ、水を補給し、準備体操をしていざ。
林道を右下に登山道を福ちゃん荘まで進む。少し大菩薩峠の方へ行きかけて、雷岩への直登ルートに戻る。結構な急勾配だった。けれど、リーダーがゆっくりとしたペースでリードしたおかげで、心拍数は130台をキープすることができた。今回の山行中ほぼ同様で、単独山行だったら、もっとペースを上げてしまって体力を消耗したことだろう。
たくさんのハイカーが立ち止まり、しきりと富士山が綺麗だと叫んでいる場所に来た。振り返ると確かに。ちょっと写真を撮って再び登る。ちと喧しい。
程なく雷岩に到着。少し休憩を入れ、さっきの場所より富士山が良く見えてカメラを向ける。大菩薩嶺山頂はここよりすぐで、ぼく以外はザックをデポして向かう。雷岩からこんなに近かったっけ、と思えるほどすぐだった。
大菩薩嶺山頂はあまり眺望が良くなく、山頂標識で記念写真を撮ったら直ぐに下山。
雷岩から介山荘までの稜線も景色が良い。森林限界を超えて草っ原になっているところが特に。
介山荘手前でお昼休憩。15-20分と、相変わらず山屋はストイック。おにぎりを4つ掻っ込んで、サーモスのお湯でアマノフーズ味噌汁。山で温かいものは旨い。
同行のサブリーダーが物知りで、今の介山荘は新しく建ったもので、以前は賽の河原の避難小屋辺りに建っていたのだそう。介山荘はまるで御岳山の門前町のような雰囲気がある。もちろん長さは全然違うけれど。その先に、車が2台停まっているのに気づく。ちょっと待て、ここまで車で上がってこれるのか?知らなんだ。もちろん、一般車は登っては来れまい。しかし、軽トラで荷を上げることができるのは山荘の人にとっては良いことだろう。
鬱蒼と苔むした登りを過ぎ、石丸峠へ。ここから先は未体験ルート。ワクワクする。
小金沢山を通過して牛奧ノ雁ヶ腹摺山で小休止。ここからの眺めも良い。
その先の黒岳でも小休止。少し日が陰ってきた。もう一つピークをやり過ごして湯の沢峠に到着。ここには水場があり、割と綺麗なバイオトイレもある。
翌日は、scw予測を見て、午後から天気が崩れるかもしれないと予想し、早めの5時に出発。まだ辺りは真っ暗。ヘッドライトを点けて行動。6時前には辺りが白んできてヘッドライト無しで歩けるようになった。
ハマイバ丸に着いた時、破魔射場と書くのだと知ってなるほど、と思った。カタカナで書くと謂れが全く分からない。
米背負峠に着き、大谷ヶ丸についた時、これで歩いた道が繋がったと感慨深いものがあった。実際に歩かないと繋がらない。当たり前だけど。
大谷ヶ丸からは、登山道でない坂を降りていって登山道に合流。高度を上げて、滝子山と笹子への登山道分岐に辿り着いた。あと少し。鎮西ヶ池を通過した時は、もう山頂は直ぐだとわかり、これで今回の山行の主なピークは最後だと、これもちょっと感傷的になった。
滝子山頂上からは富士山がよく見える。傘を2枚被っていた。天候悪化が近いのか、風が生暖かかった。
小休止の後、どのルートで降りるか相談があり、まだ歩いたことのない浜立山かいいと希望。結構な激下りで、木々に捕まりながら足場に注意して降りた。南陵ほどではないが、岩場もあった。足を置いてから体重を乗せることの繰り返し。カップルが登ってきたのと、7-8人のパーティがいたのには少し驚いた。こんなマイナールートを、しかも午後から天気が悪くなるかもしれない日に登ってくる人たちがいるなんて。降りている途中から風が強くなった。リーダーが、紅葉が綺麗だと言う。降りるのに必死で、周りの綺麗な景色なんて目に入ってなかった。気持ちに余裕をもたないと。真っ赤に紅葉した木を写真に撮り、一息ついて再び足を置く場所に神経を使う。
と、針葉樹林帯に入る。ここまで来ればもうあと少しと声が掛かる。しかし、そこからが長く感じた。と、作業道と思しき道が始まるところに出た。振り返って降りてきた尾根筋を見上げて思わず、ここを登ろうと考えた輩は変人だと呟いた。
作業道は、それはもう平和な道で、直に一般登山道に合流。導証地蔵に着いて林道。林道の山側に塩ビのパイプが設置してあり、その端から水が流れ出ている。ここは、地元の人たちが水を汲む水場なのだとか。知らないとつい通り過ぎてしまうような水場だった。ここで小休止。帰りの電車を調べると、かなり急いで笹子まで行かないと、次は1時間電車がないとわかり、急ぎ足で向かう。
何とか全員電車に間に合い、ホッとした。けど、笹一酒造で何やらイベントをやっていたらしく、ちょっと心残り。笹子餅も買わなかったしなぁ。
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