北アルプス 柏原新道から烏帽子へのルート・・・途中撤退

2014年08月12日(火) ~ 2014年08月14日(木)

• GPS: 52:16
• 距離: 24.2km
• 登り: 2,704m
• 下り: 2,983m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:05

5:40 扇沢
6:25 八ツ見ベンチ
6:54 ケルン
7:15 7:20 駅見岬
8:40 8:45 黄金岬
9:20 9:45 種池山荘
10:58 11:05 岩小屋沢岳
11:45 新越乗越山荘

2日目

• 山行: 12:46
• 休憩: 1:18
• 合計: 14:04

4:54 新越乗越山荘
5:33 5:34 鳴沢岳
6:28 6:40 赤沢岳
8:16 8:30 スバリ岳
9:09 9:20 針ノ木岳
10:05 10:20 針ノ木小屋
11:25 11:40 蓮華岳
14:08 11:40 北葛岳
15:51 七倉岳
16:05 16:15 船窪小屋
16:30 船窪小屋テント場

3日目

• 山行: 3:32
• 休憩: 0:24
• 合計: 3:56

6:00 船窪小屋テント場
6:14 6:18 船窪小屋
6:39 天狗の庭
7:26 7:35 お休み処 七鞍の森
9:04 9:15 3番
9:56 船窪小屋登山口

船窪小屋とテント場は10分以上離れていますが簡易トイレあり、ただし水場は急斜面にあり水汲みは注意を要す。
サブザック等を持ち両手を使える状態で水汲みに行った方が良い。
斜面から湧き出す水は冷たく美味しい。

天候

11日　雨のち曇り夕方に晴れ
12日　晴れ
13日　曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢無料駐車場に駐車目前の柏原新道より入山（ラッキー）
タクシー、七倉から柏原新道入口まで6100円

コース状況／危険箇所等

柏原新道〜新越し山荘
問題なしあえて言えばアザミ沢の崩落＆雪渓注意、他数か所崩落地があるが問題なし
新越し山荘から船窪小屋
大きなアップダウン多し、スバリ岳から蓮華の大下りは岩場多し数多くハシゴ、クサリ場がありますので注意してください。
船窪〜七倉
急な登山道で
根掛りが多く特に下山時はスリップに注意してください。

その他周辺情報

柏原新道の登山ポストは入り口にあり。

写真

8/12 5:40

柏原新道を出発
振り返ると真正面に無料駐車場

8/12 6:20

高度を上げる

8/12 6:25

八ツ見ベンチはパス

8/12 6:34

？

8/12 6:54

ケルンに到着、ここもパス

8/12 7:15

うーん駅は見えませんでした。

8/12 8:10

アカショウマです。

8/12 8:12

明日の登るスバリ岳と針ノ木岳が見えました。

8/12 8:39

黄金岬？　どこが岬なのかね？

8/12 8:40

ヤマハハコ
この花は低いところから高いところまでありますね。

8/12 9:15

うぉ！　一年振りの種池山荘に到着です。
昨年は五竜から縦走してここに到着しました。
ちょっと休憩

8/12 9:46

さてと、本日の宿泊地新越し山荘に向かいます。

8/12 9:53

これが種池だそうです

8/12 9:56

黄色が鮮やかニッコウキスゲ
この先はまだ様々な花が咲いていました。

8/12 9:56

ハクサンフウロ

8/12 9:57

ヨツバシオガマ

8/12 9:57

ウサギギク

8/12 9:57

エゾシオガマ？

8/12 10:22

稜線最初のピーク

8/12 10:44

視界が開け剣岳が良く見えます。
この角度から見る剣岳もすばらしい。

8/12 11:05

雨が小降りになり太陽が顔を出しました。
すると谷には虹が！

8/12 11:15

岩小屋沢岳山頂
標識なし

8/12 11:35

少し下ると新越乗越山荘に到着

8/12 11:37

キンバイソウ？

8/12 15:08

新越乗越山荘の談話室から見る剣岳
酒を飲みながらのんびり眺める山、幸せ。

8/12 16:07

今度は窓の外から一枚パチリ

8/12 17:04

明日超える蓮華岳

8/12 17:04

天候完全回復大町も見えてきました

8/12 18:47

夕暮れが近づいています。

8/13 4:48

二日目、おはようございます。
大町方面を見下ろします。

8/13 4:49

本日の目的地針ノ木岳の上空にまだ月が残る早朝、本日のスタート

8/13 4:49

針ノ木岳(奥)とスバリ岳(手前)です。

8/13 5:04

剱岳の頂上に日が射していました

8/13 5:06

アップです

8/13 5:07

私の正面のピークにも日差しが射し染まります。

8/13 5:08

私の影です

8/13 5:13

朝日が眩しい

8/13 5:13

靄に朝日の影が伸びる

8/13 5:33

本日最初のピーク鳴沢岳に到着

8/13 5:33

これから歩く稜線
うーん、良いな(^^

8/13 5:56

トウヤクリンドウ

8/13 6:20

赤沢岳の登り、

8/13 6:28

赤沢岳山頂に到着

8/13 6:38

赤沢岳の下りからみる黒部湖
ダムは見えません

8/13 6:38

さて、次はスバリ岳、険しそうな稜線が見える

8/13 6:44

途中で雷鳥の親子に遭遇

8/13 7:02

リンドウ

8/13 7:11

オオカサモチ

8/13 7:14

ミヤマコゴメグサ

8/13 7:15

大きなきのこ

8/13 7:21

スバリ岳とイワツメグサ

8/13 8:16

スバリ岳山頂で写真を撮ってもらいました

8/13 8:30

振り返る後立山連峰が連なります

8/13 9:00

タカネツメグサ？

8/13 9:01

ヨツバシオガマ

8/13 9:02

8/13 9:04

8/13 9:09

針ノ木岳山頂に到着です

8/13 9:12

歩いてきた稜線。
満足の一望

8/13 9:12

黒部湖の先には槍ヶ岳の姿が見える

8/13 9:42

スバリ岳と針ノ木岳のコルに剱岳

8/13 9:42

針ノ木から降下

8/13 9:42

針ノ木雪渓を見下ろす

8/13 9:49

チングルマと空

8/13 10:03

針ノ木小屋に到着

8/13 10:18

夏空

8/13 11:03

タテヤマリンドウ？

8/13 11:25

蓮華岳山頂に到着です

8/13 11:40

さてとこれから約500メートルの大下り

8/13 11:48

途中白いコマクサが咲いていました

8/13 11:48

これが普通のコマクサ

8/13 12:25

険しい小ピークが連続

8/13 12:26

険しい稜線の傍らに咲く黄色い花

8/13 12:42

8/13 12:44

蓮華大下りの核心部？
クサリ場が続く

8/13 13:36

蓮華岳の険しい稜線を北葛岳の稜線より振り返る

8/13 14:07

北葛岳山頂に到着
ちょっと疲労がたまる

8/13 14:18

さあ、もうひと踏ん張り・・・二踏ん張りかな
もうヘロヘロ状態だがゆっくり行こう

8/13 14:42

険しい稜線は続く

8/13 14:43

花に癒されゆっくりと進む

8/13 14:44

斜面に咲くイワシャジン

8/13 15:28

まだまだ険しい稜線が続く

8/13 15:51

七倉岳山頂に到着

8/13 15:51

この稜線を下ればもう直ぐ船窪小屋に到着

8/13 16:08

船窪小屋に到着

8/13 16:52

テント場は小屋から10分以上離れた場所で10張ほど設営すればいっぱいである。

8/13 16:56

水場はこんなところ。
水は冷たく旨いのだが命がけ？
夜間は水汲み禁止

8/14 6:02

3日目の朝です。
行く予定であった船窪岳と稜線を見ながらも
今日は体に力が入らず

8/14 6:14

船窪小屋から七倉へ下山

8/14 6:18

ウサギギクとヨツバシオガマ

8/14 6:27

高瀬ダム湖を見ながら降下開始

8/14 6:35

最初はなだらかな稜線を下る

8/14 6:39

高瀬ダム湖が見渡せる天狗の庭に到着

8/14 7:02

傾斜がきつい根掛りの登山道が続く

8/14 7:26

休息ポイント
ゆっくりと休むが気力、体に力が入らない

8/14 7:26

力の無い足を慎重に進めて下る

8/14 8:50

この付近は尺長が多く、倒木からもシャクナゲの新芽が出ている

8/14 8:50

シャクナゲ新芽

8/14 9:22

途中のベンチで休憩

8/14 9:28

もう直ぐ七倉登山口だ。

8/14 9:56

七倉登山口に到着

撮影機器：

Canon PowerShot G12 Canon

装備

個人装備

テント一式(1) シュラフ(1) ガス(1) バーナー(1) コッフェル(1) ランタン(1) ラジオ(1) ヘッドランプ(1) レインウェア(1)

感想

hikobe

3年前に欅平をスタートして白馬から唐松、昨年は五竜から鹿島槍そして爺ヶ岳までのコースをたどってきた。
今回の予定では種池から烏帽子までを繋ぐ予定でしたが当初予定の9日は台風直撃、赴任先から一旦自宅に帰り、静岡からスタート12日からの登山開始になりました。
しかし今回は自宅で暴飲暴食をしたためか体調不調に至り、特に2日目の難コースは体力的に厳しい山行となりました。
結果目的地の烏帽子までの気力、体力が持たずそして言い訳、天候も不安があり船窪から七倉へ下山してしまいました。

今回のコースは地図からは想像がつかないアップダウン以外に険しい場所が何か所もあり体力的にも厳しいコースでした。
そのかわり景色も想像以上に最高でまたたどってみたいコースの一つになりました。
新越乗越小屋の談話室は数ある山小屋でも最高の展望ルームであることが判明。
スバリ岳、針ノ木岳の稜線も最高のロケーション。
そして蓮華岳からの大下りは標高差500mの変化に富んだコースは印象に残りました。　

コメント

flatplane

お疲れさまでした！
天候不順でどうされたのかのかな？と郷里で心配してました。
hikobeさんには珍しく、途中撤退されたのですね
もう回復されたでしょうか？

郷里でも帰りも、ずっと天気が荒れてていたので、山はそれ以上に荒れたのでは
ないでしょうか？

今回、楽しみを取って置かれましたね！（来年の宿題ですか？）

hikobe

Re: お疲れさまでした！
flatplaneさんこんにちは
お蔭さんでぎりぎり天候はセーフでした 。
特に核心部である2日目はなんとか夏空に戻り
鮮やかに北アルプスの山々を楽しむことができました。
しかし、なんとも今回は体調不調・・・体力不足？
二日目の行動から足が動かなくなり大変厳しい山行になりました。
楽しい稜線歩きどころか体調不良に加えて厳しいアップダウンの繰り返しで
ヘロヘロのヘロヘロでした
ちょうどこの期間6人もの行方不明者が出たそうで、今回の自分のことと言い
天候と体力はしっかり管理しないといけないなと思わされました。