仙丈ヶ岳 ゆとりの小屋泊
- GPS
- 09:30
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,051m
- 下り
- 1,045m
コースタイム
天候 | 1日目 晴、微風 2日目 晴、少し雲 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
仙丈ヶ岳は尾根道の登り下りが主体。五合目から先は岩場もある。 周回コースは渡渉有り。全体に歩き易く、よく整備されています。 水場、トイレは北沢峠と山小屋のみ(チップ制)と、 携帯トイレ用の小屋が藪沢小屋にありました。 |
その他周辺情報 | 下山後のお昼に、北沢峠のこもれび山荘(長衛荘)で食べたスープカレーが美味しかった! 他にもメニュー有。 林道バスで仙流荘まで戻り、日帰り入浴でさっぱり。休憩所もある。 |
予約できる山小屋 |
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写真
装備
備考 | コースタイムは、ゆっくりで小休憩、体力不足・体調不良者も出たロスタイムも含みます。 仙丈小屋から小仙丈ヶ岳に直接向かう道も有ります。(1,2,3も見られる) 山小屋泊は標高約2900m地点。軽い高山病?で朝食が食べられなかったので、 胃薬持っていけばよかったと思う。 |
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感想
憧れていた南アルプスの仙丈ヶ岳。
今年の夏は、お天気が不安定で多少の雨は覚悟しての山行でしたが、2日間ともいいお天気に恵まれました。
1日目
林道バスの運転手さんの観光アナウンス聞きながら山に近づいていきます。
鋸岳や甲斐駒ヶ岳の絶景ポイントや、ヨツバヒヨドリの花に乱舞するアサギマダラ蝶の薄青色が見えるように停車してくれたりします。
小型ブルドーザーやパワーショベルでの道路整備も運転手さんの仕事だとか。
北沢峠から樹林帯を登って行きます。すでに標高2000m超えているので涼しく快適。何人もの下山者とすれ違います。皆、今日の天気と眺望に満足気。
五合目の大滝ノ頭で眺望が開け、鳳凰三山が良く見える。地蔵岳が判りやすい。
ここで右にトラバースして沢も渡り、馬の背ヒュッテを目指します。
ここで一息入れたら、尾根を登り森林限界に出て眺望が広がる。
谷側とカールが見渡せ、開放感に浸る。
足元の花たちは少しづつ秋の花に替わりつつある。黄色いマルバダケフキ、アキノキリンソウ、可愛いウサギギク、風車のようなチングルマ、レースのようなミヤマトウキ、赤紫のヨツバシオガマ、白いトウヤクリンドウ、紫のオヤマリンドウ、チシマギキョウ、ミヤマトリカブト、好きなフウロソウはピーク過ぎ。
鳥はメボソムシクイの声と姿を至近距離で確認。
ハイマツの実を食べ散らかすホシガラス、岩の保護色の雷鳥。
今夜は仙丈小屋泊まり。目の前に甲斐駒ケ岳や、鋸岳、その向こうに八ヶ岳、北アルプスが見えていた。
消灯は19時半。山の夜は暗い。23時頃すでに無数の星と銀河が見られ、遠くに見える伊那の街の灯がきれいだった。
2日目
早朝4時40分頃夜明け。雲が少しあるものの、風が吹いたので遠望がすっきりと見える。まずまずの天気に期待して、山頂めざし6時半出発。
目の前に遮るものがなくなったら、富士山がバッチリ見えた! 山頂に7時着。
雄大なパノラマが広がり、間近に富士山、北岳、間ノ岳の1,2,3が並ぶ。
見たかった風景に感激! その先にも3000m級の南アルプスの山々が連なる。
大仙丈から先にも登山道が続き、歩く登山者も見える。
眺望に感動しながら、尾根を歩き、時折岩場を登ったりしながら、小仙丈ヶ岳を経て下山します。
辿った道を振り返ると結構な高度差の斜面。これを直登していくガチな登山者達。
目の前には印象的な白い甲斐駒ケ岳が、続けて登って行けそうに見えていました。
北沢峠に戻り、再び林道バスで帰路に。13時発のバスは増便してます。
私達のグループに加わり乗り込んできた登山者は、北岳縦走や、仙丈ヶ岳の日帰りだと言っていました。始発6時のバスで7時から登り、13時下山の6時間。
最後は走り降りたという、タフガイ達ですネ! 惚れちゃいそうです。
私たちのグループは倍近い時間をかけて、ゆっくり歩きました。
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