大朝日岳(古寺鉱泉より周回)
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- GPS
- 07:40
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,692m
- 下り
- 1,678m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 7:31
天候 | 晴れ/ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時は駐車場に入りきれなかったクルマが路肩にも駐車されていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 見当たりませんでした。 【コース状況】 コース全体を通して、赤テープやリボンは少ないですが、 登山道はよく踏まれていますし、整備もしっかりなされています。 ●古寺鉱泉駐車場〜古寺山 駐車場から沢沿いに2〜3分ほど進むと朝陽館に到着。朝陽館の前で 登山道は古寺山方面と鳥原山方面の二手に分かれ、 古寺山方面へは橋を渡り朝陽館の裏手に進みます。 高低差100mほど九十九折に登り尾根に乗ります。 ここから古寺山(1501m)まで高低差およそ750mを緩やかに登っていきます。 登山道は全体的にウェッティです。 途中、目印として一服清水、三沢清水と水場が2ヶ所ありますが、 両水場ともに水はしっかりと出ていました。 三沢清水を過ぎると徐々に東側(進行方向左手)の視界が開け始め、 ほどなく古寺山に到着です。 ●古寺山〜大朝日岳 古寺山からは西側の眺望も開け、正面に小朝日岳と南西方面に大朝日岳が現れます。 古寺山からいったん小さく下り、小朝日岳まで登り返す途中に、 小朝日岳山頂と小朝日岳を巻いて大朝日岳に向う巻き道との分岐が現れます。 巻き道はほぼ水平に付いていて小朝日岳からの下りと合流し、 熊越と呼ばれる鞍部まで下り、1591mピークまで緩やかに登り返します。 1591mピークを過ぎるとすぐに銀玉水の標識が現れますが、銀玉水は 登山道から少し離れていて水が出ているかどうかは不明。 銀玉水付近からお花畑が現れ始め、ほどなく登山道は石畳の階段となります。 階段を登りきるとやがて登山道は岩場へと変わり、 「霊山朝日嶽神社奥宮」と書かれた小さな標柱がある小ピークへと辿り着きます。 この小ピークから平坦な道を辿ると大朝日小屋に到着です。 大朝日小屋の右脇を進むとすぐに大朝日岳と西朝日岳〜以東岳方面との分岐があり、 ガレ場の登りを進むとほどなく大朝日山頂に到着です。 ●小朝日岳〜鳥原山 大朝日岳から小朝日岳巻き道合流点までは来た道を戻ります。 合流点から小朝日岳頂上へは今回のルートの中では一番の急登です。 小朝日岳(1647m)から高低差およそ300mほど下ります。 この付近の登山道はザレていてお助けロープが2ヶ所ほど設置されていました。 その後緩やかなアップダウンを繰り返しながら進むと鳥原山(1430m)に到着です。 ちなみに鳥原山山頂は登山道より少し離れたところにあり、頂上標もありません。 山頂より少し手前の鳥原山展望台の方が眺望もありこちらの方が山頂らしいです。 ●鳥原山〜古寺鉱泉 鳥原山から緩やかに少し下ると鳥原湿原の手前で、 鳥原小屋を経て朝日鉱泉へ進むルートと古寺鉱泉へ進むルートへの分岐となります。 この辺り湿原だけに登山道はかなり泥濘んでいて、油断すると足首まで埋まります。 この泥濘も樹林帯の平坦な登山道を進むほどに解消します。 途中、田代清水という水場がありますが、水は涸れていて標柱も折れていてので、 現在は廃れてしまっている感じでした。 田代清水を通過後も平坦な登山道は続き、やがて畑場峰の標識が現れます。 この標識には畑場峰とは表記されておらず、古寺鉱泉とブナ峠との分岐の表記のみで、 名前こそ「峰」と付いていますが、標識がないと見過ごすような場所でした。 畑場峰過ぎると古寺鉱泉まで登山道は一気に標高を下げます。 沢の音が聞こえると朝陽館まではすぐです。 |
写真
感想
週末の天気がまたまたダメそうです。
今年の夏の天気はまったくどうなってしまったのでしょうか。
予報を確認すると東北方面がまだ良さそうです。
晴れを求めて家でくすぶっていると紅葉が始まってしまいそうな勢いだし、
カラダが歩きたいと言っている感じもあり、思いきって行ってみることしました。
大朝日岳。片道およそ400kmもありますが、
高速を降りてから登山口までは比較的近いみたいなので、
がむばることにします。
満天の星空の元、高速を走っていると自然と期待が膨らみます。
ほぼ日の出と同時に古寺鉱泉をスタート。
尾根に乗ると日が昇り始めジリジリと肌を焼きます。
残暑とはいえ日差しにはまだまだ勢いがありました。
古寺山に到着し、大朝日岳と小朝日岳の大展望を満喫しようと目を向けると
何と大朝日岳の山頂付近にはガスが立ち込めているではありませんか。
山頂到着時にはガスが晴れることを期待して先に進みます。
古寺鉱泉からのルートは整備も行き届いていてとても歩きやすく、
スタートから3時間ちょっとで大朝日岳山頂に到着。
残念ながら山頂はガスの中でしたが、
大朝日岳山頂避難小屋の周辺のお花畑は圧巻でした。
あんなにたくさんのタカネナデシコが群生しているのは初めて見ました。
帰りは小朝日岳から鳥原山経由で戻ることにします。
依然としてガスが取れそうで取れない状態が続きますが、
小朝日岳への急登の途中で遂に一瞬晴れました。
時間にして10分ほどでしたが、
大朝日岳から延びる気持ちのよい稜線を見られることができて、
少しだけ面目躍如といったところでしょうか。
叶うのであれば、次回はたっぷり雪を湛えた時期に再訪したい山の一つとなりました。
北海道遠征から帰ってきてから、まる2週間のんびり、、、
というか、かなりだらーんと、自分を甘やかして過ごしてしまいました。
そんな久しぶりの山歩き、今回はかなりの遠方。大朝日岳です。
歩きはじめはゆったりとした道でしたが、
すぐにややキツい登りに。カラダが重く感じます、
が、ここでカラダがなまっているのを認めてしまうと、
ペースが落ちてしまうので、「大丈夫、大丈夫」と、
自らを鼓舞しながら前へ進みます。
歩いていればいつかペースは戻せるはずだと信じて。
そのため今回はほとんど写真を撮れずじまいでした。。はぁ、情けない。
なんか重いカラダは、一向に軽くはなってくれません。
それに追い打ちをかけるように古寺山についたら、
ガスに雲隠れした大朝日岳の姿〜。泣…
そこから先、少しずつ進んでいくと自分が歩いているところも、
ガスって風も出はじめてきました。
でも暑い中を歩いてきたので、気持ちのいいクールダウンになります。
そして3時間ちょっとで山頂に。
もっと長い時間歩いた気がしたけれど。
それにしても、山頂はあっちを見てもこっちを見てもまっしろけっけ!!!
だらりんと過ごしたダメダメな私、山の神様から
「今回はご褒美ナシっ」と叱られている気分になりました。
はい、ごもっとも。しっかり精進します〜。
早々に山頂を後にして、小朝日岳へ向かいます。
ここで意外なことに小朝日岳への登り返しあたりから、元気が回復!
ようやく自分のペースで登れるようになって、ひと安心。
かなりエンジンかかるのに時間がかかってしまいました…。(3時間半くらい?)
ここの登りはけっこう急ですが、登りやすかったです。
小朝日からの展望は、思いのほかよく気持ちのいい景色を眺めることができました。
大朝日岳もちょっとの時間顔をだしてくれたし♪
早くも神様、ご機嫌を直してくれたようです。ありがとうございました。
私も元気になって、こんどは次なるターゲット「山形牛♡」を目指して、
一目散に下ります=3=3=3。
が、こちらもそう簡単にはご褒美にはありつかせてもらえず…
下山後、スマホで気持ちが悪くなるくらい検索しましたが、
お店情報ゲットできませんでした。
しかたなくSAの牛タン定食とソフトクリームでお腹を満たし、
大満足できないまま長いながい帰路につきました。
私にとって夏休み明けの山歩き、ちょっと奮わないものになってしまいましたが、
秋の山へ向けてのトレーニングということで…
でもせっかくの百名山、天気のいい日にまたリベンジしたいです。
おしまい。
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