北岳山荘テン泊で強風に耐えながら白峰三山縦走☆
- GPS
- 26:48
- 距離
- 31.6km
- 登り
- 4,364m
- 下り
- 5,577m
コースタイム
- 山行
- 5:29
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 6:15
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 10:27
10:20 広河原
11:59 二俣
14:08 八本歯のコル
14:28 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
14:55 吊尾根分岐
15:27 北岳
15:58 トラバースルート分岐
16:14 北岳山荘
2日目
4:09 中白根山
5:10 間ノ岳
6:22 農鳥小屋
7:13 西農鳥岳
7:47 農鳥岳
8:38 大門沢分岐
10:34 大門沢小屋
13:33 奈良田ゲート
13:55 奈良田駐車場
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
広河原-二俣:特に危険箇所はありませんでした。登山道が滝のようになってる箇所がありました。 二俣-八本歯のコル:大雪渓の横断はアイゼン不要ですが滑るので慎重に。また雪渓の両端は脆くなっているので注意。八本歯のコルまでのハシゴは手すりもあるので安心です。 八本歯のコル-北岳:危険箇所なし。 北岳-吊り尾根経由-北岳山荘:北岳からの下りは滑落に注意。 北岳山荘-間ノ岳、農鳥岳:危険箇所なし。細かいピークは基本巻いて行くので日の出前の暗い時間に歩く場合は岩場を間違って登らないように注意。 農鳥岳-大門沢小屋-奈良田:大門沢小屋までは急な下りも多く2時間以上かかるので、疲労で濡れてる岩や根っこなどで滑らないように注意。また、大門沢が見え始めロープが出てくるところは滑りやすく、狭い道幅のところもあり、滑ると沢に転落するので急斜面の下りで疲れてる時は要注意! |
その他周辺情報 | 登山後は奈良田駐車場からすぐの奈良田温泉女帝の湯を利用。登山客が沢山ですがいいお湯です☆ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
テント
テントマット
シェラフ
|
---|
感想
仕事の夏休みも終盤。八幡平、早池峰山登山旅行から1日あけて前から行きたかった北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山縦走に行ってきました☆当初は北岳、間ノ岳を考えていましたが、せっかく間ノ岳まで行くならこの機会に縦走しとこうと思い、直前に気が変わりました(笑)
1日目
朝6時の奈良田発のバスに乗るはずが寝坊して7時半くらいの奈良田到着になり、急いで、7時半くらいの奈良田発のバスに乗ろうとしたけれど駐車場の奥の方に車を駐めているうちにバスが行ってしまい9時まで1時間半ほどゆっくり待つことに(^_^;)
広河原に10時前到着になってしまいテント場に着くのが5時過ぎちゃうなあと思いましたが登山届を出してから焦らず出発。
二俣までは水量豊富な沢の流れと緑や高山植物が咲く道を緩やかに登っていき快適☆二俣までしばらく歩くと大雪渓が現れて、道沿いには沢沿いよりも沢山高山植物が咲き乱れていてどこもかしこもお花畑でほんとに綺麗でした(^^♪
二俣からは八本歯のコルに向かいました☆3方向に分かれているので間違って別方向に行かないように注意しました。
八本歯のコルまでの大雪渓を見ながらの登りは急登続きでなかなかハードでした!ただ花が沢山咲いていて励まされました。雲が多くて甲斐駒や仙丈ヶ岳が全く見えなかったのは残念でした(T T)
八本歯のコルへの有名な丸太の階段は手すりが着いていて怖くなかったし、そこまで大変ではなかった印象です。途中からは北岳バットレスがよく見えました☆
北岳山荘へのトラバース道との分岐点から北岳山頂までも花畑が広がっていて写真取りつつゆっくり登り、ようやく念願の北岳登頂を果たせました(^^♪
あいにく山頂はガスの中で全く眺望がありませんでした。待ってもガスは取れそうもなかったので吊り尾根を慎重に下り北岳山荘に向かいました。北岳山荘にはコースタイムを1時間以上縮めて4時過ぎに到着。山荘の中は宿泊客の受付でごった返していましたがテント泊の受付は待たずに出来ました。テント場はほとんど埋まっていてトイレの臭いがするトイレ脇にテントを張りました。でも僕は鼻が悪くてつまっているので気になりませんでした(笑)
テントでビール飲みながら一瞬富士山がくっきり見えた時は感動しました☆夕方からは小雨がぱらついたり風が強かったりで綺麗な景色は期待できなかったので7時前に就寝。長い1日が終わりました☆
2日目
深夜2時に起床してテントから出てみると空一面に無数の星が輝いていて感動しました☆しかも正面には闇のなかで富士山の形がくっきり映っていてこれまたしばらく見入ってしまいました☆
強風でテントしまうのに難儀しましたが予定通り3時過ぎにテン場を出発☆まだ誰もいない登山道を星空の下間ノ岳目指して歩きました☆途中、強風で立ち止まりつつゆっくり歩き、難なく間ノ岳に到着。尾根をガスが乗り越え、下降していくときの強風がすごくて、フリース着てても震えるほど寒かったです。間ノ岳からはご来光が見え、またくっきりと朝焼けに映る富士山には感動しました。その後もガスでまったく展望もなかったですが、このご来光と富士山が見えたので良かったです☆
間ノ岳を後にして農鳥小屋に立ち寄り登山バッジを買った時に有名な?山小屋のおじさんと話しました。なかなか独特な方でしたが僕は楽しく会話出来ました(笑)バッジを買うのに財布が見つからなくてもたもたしてたから怒られるかなと思いましたが、「そのバッグごとくれればいいよ!」と冗談を言ってくれました(笑)
農鳥小屋から西農鳥岳までも強風が吹き続け、ときどき岩を壁にして風を塞いで休憩しつつなんとか辿り着き、西農鳥岳から農鳥岳は割りと傾斜もきつくなくて助かりました。農鳥岳で休憩していると後から続々と登山客が来ました。小学生ぐらいのお子さん連れのご家族がいて、北岳の方から縦走してきたかはわかりませんがすごいスピードで歩いてくるので驚きました。農鳥岳もガスで眺望がなく残念でした!!
農鳥岳から降りるとガスが取れ始め、大門沢下降点まで来ると富士山がふたたび姿を表し、すっかり青空になりました(^^)
大門沢小屋までが辛いという噂でしたが、その通りで、ところどころアスレチックでありそうなゆらゆらする橋があって楽しいのですが、朽ちた橋を慎重に下りたり、ザレた急斜面を下りたりと足が痛くて疲れました(^_^;)大門沢小屋までコースタイムは2時間45分となっていましたが、2時間のコースタイムだと勘違いしていたせいでなかなか時間を過ぎても着かないので気付かないうちに通りすぎたのではと少し不安になりました。実際は40分ぐらいコースタイムより早く到着しました。大門沢小屋での冷たいコーラは美味しかったです!
そんなこんなで感想が長くなりましたが、無事に午後2時に駐車場に辿りつけ、温泉で体を癒やし東京に戻ることが出来ました。次また天気がいい時に北岳に行きたいなぁと思いました。テント担いでの白峰三山縦走はガスで眺望がなくてもそれなりに楽しめました☆
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