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記録ID: 5019694
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖

南アルプス 荒川岳(悪沢岳)・赤石岳 3000m5峰

2012年07月30日(月) ~ 2012年08月01日(水)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
26.4km
登り
3,019m
下り
3,008m

コースタイム

1日目
山行
5:52
休憩
0:00
合計
5:52
11:05
0:00
40
11:45
0:00
137
14:02
2日目
山行
8:06
休憩
0:58
合計
9:04
5:06
38
5:44
0:00
128
7:52
0:00
52
8:44
0:00
13
9:33
10:31
112
12:23
0:00
85
13:48
0:00
22
3日目
山行
5:02
休憩
0:00
合計
5:02
7:45
0:00
33
8:18
0:00
174
11:12
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
ここに車を停めて、仮眠しました。バスの出発は上のプレハブ脇からで、登山届も受け付けます。
ここに車を停めて、仮眠しました。バスの出発は上のプレハブ脇からで、登山届も受け付けます。
畑薙第1ダム臨時駐車場から椹島へ。林道は未舗装で、かなり揺れます。写真は、畑薙第1ダムの上を通過するバス。
畑薙第1ダム臨時駐車場から椹島へ。林道は未舗装で、かなり揺れます。写真は、畑薙第1ダムの上を通過するバス。
送迎バスで到着して、登山の準備をする人々。
送迎バスで到着して、登山の準備をする人々。
林道歩きから登山道へ。この橋を渡らずに、左に入ります。
林道歩きから登山道へ。この橋を渡らずに、左に入ります。
林道から登山道に入り10分・・・揺れます(^_^;)
林道から登山道に入り10分・・・揺れます(^_^;)
樹林帯の中の登山道だが、時々視界が開ける。頂上は見えないが、大きな山魂に目を奪われた。
樹林帯の中の登山道だが、時々視界が開ける。頂上は見えないが、大きな山魂に目を奪われた。
所々に動植物や地名の案内板がある。もう2時間近くも歩いたのに、「残念ながらまだ急登が続きます」だって・・・ちょっと滅入るw(ーー゛)
所々に動植物や地名の案内板がある。もう2時間近くも歩いたのに、「残念ながらまだ急登が続きます」だって・・・ちょっと滅入るw(ーー゛)
樹林帯の斜面にある「清水平」。豊富な清水が湧き、2組のパーティーが休憩していた。
樹林帯の斜面にある「清水平」。豊富な清水が湧き、2組のパーティーが休憩していた。
11時45分、軽く昼食を取った。この場所が、椹島と千枚小屋の中間地点で、どちらへも3時間。更に20分も歩くと、展望台がある。
11時45分、軽く昼食を取った。この場所が、椹島と千枚小屋の中間地点で、どちらへも3時間。更に20分も歩くと、展望台がある。
小屋は、2009年に火災で焼失して、今まで仮設小屋で運営していた。しかし、宿泊の10日前の21日に3年ぶりにオープンした。新聞によると、新しい小屋は、県産材を使った木造二階建て百八十八平方メートル。食堂から富士山が見えるようにするなど眺望を良くした。総事業費は一億三千三百万円。とのこと。
小屋は、2009年に火災で焼失して、今まで仮設小屋で運営していた。しかし、宿泊の10日前の21日に3年ぶりにオープンした。新聞によると、新しい小屋は、県産材を使った木造二階建て百八十八平方メートル。食堂から富士山が見えるようにするなど眺望を良くした。総事業費は一億三千三百万円。とのこと。
この日の宿泊者は、約50人。新しい小屋と木の香りで、登山の疲れも吹き飛ぶようです。
この日の宿泊者は、約50人。新しい小屋と木の香りで、登山の疲れも吹き飛ぶようです。
千枚小屋からの富士山です。このあと雲が切れて、夜は満天の星空でした。
千枚小屋からの富士山です。このあと雲が切れて、夜は満天の星空でした。
今は、山小屋の食事も豪華です。しかも、ご飯・味噌汁、お代わり自由が嬉しい(*^^)v
今は、山小屋の食事も豪華です。しかも、ご飯・味噌汁、お代わり自由が嬉しい(*^^)v
昨夜の宿、千枚小屋に朝日が当たっていました。
昨夜の宿、千枚小屋に朝日が当たっていました。
山ガール・・・山バール?モデルになってください!の声に、ポーズをとってくれました。
山ガール・・・山バール?モデルになってください!の声に、ポーズをとってくれました。
千枚岳山頂2880m
千枚岳からの富士山
千枚岳からの富士山
荒川三山に向けて
荒川三山に向けて
荒川岳最高峰の東岳(悪沢岳)、標高3,141 m 日本第6位の高さである。
荒川岳最高峰の東岳(悪沢岳)、標高3,141 m 日本第6位の高さである。
荒川東岳から中岳へ。アップダウンはあるが、景色が疲れを忘れさせてくれる。
荒川東岳から中岳へ。アップダウンはあるが、景色が疲れを忘れさせてくれる。
写真中央に塩見岳。その奥の左に千丈ヶ岳、右に甲斐駒・北岳・間ノ岳と続く
写真中央に塩見岳。その奥の左に千丈ヶ岳、右に甲斐駒・北岳・間ノ岳と続く
分岐にザックをデポして往復する。
分岐にザックをデポして往復する。
荒川前岳からの下りに、お花畑がある。鹿に荒らされないように、フェンスで囲われ入口がつくられている。
荒川前岳からの下りに、お花畑がある。鹿に荒らされないように、フェンスで囲われ入口がつくられている。
お花畑を下りながら先に目をやると、眼下に荒川小屋そして赤石岳が。
お花畑を下りながら先に目をやると、眼下に荒川小屋そして赤石岳が。
9時30分に着、宿泊予定である赤石避難小屋へのコースタイムは3時間、時間があるので休憩を長めにとった。
9時30分に着、宿泊予定である赤石避難小屋へのコースタイムは3時間、時間があるので休憩を長めにとった。
荒川小屋を出て約1?。斜面をトラバース気味に高度を稼いでいく。南アルプスというような、スケールの大きい道だ。
荒川小屋を出て約1?。斜面をトラバース気味に高度を稼いでいく。南アルプスというような、スケールの大きい道だ。
やっと登ったと思ったら赤石岳の前に「小」の字が・・・、山頂からはドッシリとした赤石岳がすぐそこに見える。
やっと登ったと思ったら赤石岳の前に「小」の字が・・・、山頂からはドッシリとした赤石岳がすぐそこに見える。
小屋に入るには早すぎるので、赤石岳直下の雪渓の雪で、雪ダルマを作ってみました。
振り返ると、小赤石岳が聳えます。
小屋に入るには早すぎるので、赤石岳直下の雪渓の雪で、雪ダルマを作ってみました。
振り返ると、小赤石岳が聳えます。
日本で7番目の高さの赤石岳。ここの三角点は、1番高所にある一等三角点として有名。
直下に見えるのが、赤石岳避難小屋。
日本で7番目の高さの赤石岳。ここの三角点は、1番高所にある一等三角点として有名。
直下に見えるのが、赤石岳避難小屋。
避難小屋で宿泊手続きをして、早速ビールで乾杯!写真は、静岡市内の様子を見る小屋の管理人さんと、千枚小屋から前後して到着した彼。
避難小屋で宿泊手続きをして、早速ビールで乾杯!写真は、静岡市内の様子を見る小屋の管理人さんと、千枚小屋から前後して到着した彼。
三角点があるのが赤石岳の山頂だが、もう一つの山頂がこれ!静岡県民はこれが山頂と思っているようだ。何故というと、静岡テレビの天気予報で、この赤石岳看板が放送されるためとか!?県民の方、いかがですか?
三角点があるのが赤石岳の山頂だが、もう一つの山頂がこれ!静岡県民はこれが山頂と思っているようだ。何故というと、静岡テレビの天気予報で、この赤石岳看板が放送されるためとか!?県民の方、いかがですか?
以前、聖岳の山頂から赤石岳を見たことがある。その間には兎岳や百間洞などあって、かなりのアップダウン。
以前、聖岳の山頂から赤石岳を見たことがある。その間には兎岳や百間洞などあって、かなりのアップダウン。
赤石岳の東にある富士山が、夕日に照らされて染まっています。
赤石岳の東にある富士山が、夕日に照らされて染まっています。
西の地平線に太陽が沈んでいきます。午後は霞んで遠くまで見えなくなるのが普通と山小屋の主人・・・1日頑張ってくれた太陽に感謝です(^O^)
西の地平線に太陽が沈んでいきます。午後は霞んで遠くまで見えなくなるのが普通と山小屋の主人・・・1日頑張ってくれた太陽に感謝です(^O^)
時刻は4時54分。そっと手を合わせ、今日一日の無事を祈ります。
時刻は4時54分。そっと手を合わせ、今日一日の無事を祈ります。
千枚小屋から見る、早朝の富士山です。東の空がオレンジ色に染まり、シルエットが浮かびあがりました。
千枚小屋から見る、早朝の富士山です。東の空がオレンジ色に染まり、シルエットが浮かびあがりました。
昨夜は、お酒も手伝い山談義で盛り上がりました。でも、日の出前に起床して、御来光を待ちます。
昨夜は、お酒も手伝い山談義で盛り上がりました。でも、日の出前に起床して、御来光を待ちます。
赤石岳での日の出は、4時53分。今日も一日、良いことがありますように。
赤石岳での日の出は、4時53分。今日も一日、良いことがありますように。
昨夜は、富士山の近くから満月が出るとのことで、わざわざ来たカメラマンさんもいました。
1
昨夜は、富士山の近くから満月が出るとのことで、わざわざ来たカメラマンさんもいました。
後ろを見ると、避難小屋そして山頂が、旭に染まっていました。
後ろを見ると、避難小屋そして山頂が、旭に染まっていました。
朝食前に観音様が出現・・・朝日に照らされ雲の中に、自分の周りに虹に似た光の輪となって現れる。
朝食前に観音様が出現・・・朝日に照らされ雲の中に、自分の周りに虹に似た光の輪となって現れる。
昨夜の宿泊者は4名。そして、小屋の管理者が2名。出発前の団らんです。
昨夜の宿泊者は4名。そして、小屋の管理者が2名。出発前の団らんです。
麓に向けて、下山をはじめました。帰るなと、雲が湧き押し戻されるようでした。
麓に向けて、下山をはじめました。帰るなと、雲が湧き押し戻されるようでした。
赤石避難小屋から1時間30分。山頂で手を振っているようで、後ろ髪をひかれます。
赤石避難小屋から1時間30分。山頂で手を振っているようで、後ろ髪をひかれます。
小屋では、新しいお客を招き入れる準備をしていました。小屋前のベンチで休憩していると、無線で「携帯を忘れていないか?」と。避難小屋からである。明日下山のお客に下ろしてもらい、料金着払いで送るとのこと…また、迷惑をかけてしまった(^_^;)
小屋では、新しいお客を招き入れる準備をしていました。小屋前のベンチで休憩していると、無線で「携帯を忘れていないか?」と。避難小屋からである。明日下山のお客に下ろしてもらい、料金着払いで送るとのこと…また、迷惑をかけてしまった(^_^;)
幹回り4m以上の大きな木です。耳を付けると、ゴー!ゴー!と水を吸い上げる音が・・・しそうなくらいです(^.^)
幹回り4m以上の大きな木です。耳を付けると、ゴー!ゴー!と水を吸い上げる音が・・・しそうなくらいです(^.^)
標高1100m・・・山頂より暑いが、緑の中は気持ちがいい。
標高1100m・・・山頂より暑いが、緑の中は気持ちがいい。
受付で帰りのバスの手続きをして、出発までベンチで過ごす・・・
受付で帰りのバスの手続きをして、出発までベンチで過ごす・・・
新静岡IC近くの日帰り温泉で入浴、食事をとって帰路に就いた。
明日から平常に戻るのか・・・いろいろな光が目に飛び込んでくる。
新静岡IC近くの日帰り温泉で入浴、食事をとって帰路に就いた。
明日から平常に戻るのか・・・いろいろな光が目に飛び込んでくる。

感想

南アルプス 荒川岳(悪沢岳)・赤石岳 3000m5峰

登山日:2012.7/30〜8/1(2泊3日)
メンバー:単独

7月30日(月) 1日目
畑薙第1ダム臨時P(7:00)=バス=(8:02)椹島(8:10)〜清水平(11:05)〜蕨段(11:45・昼食)〜千枚小屋(14:02・泊)

7月31日(火) 2日目
千枚小屋(5:06)〜千枚岳2880m(5:44)〜荒川東岳3141m(悪沢岳・7:52)〜荒川中岳3083m(8:22)〜荒川前岳3068m(8:44)〜お花畑(8:57)〜荒川小屋(9:33休憩10:31)〜大聖寺平〜小赤石岳3081m(12:23)〜赤石岳3120m(13:48)〜赤石避難小屋(14:10・泊)

8月1日(水) 3日目
赤石避難小屋(6:10)〜赤石小屋分岐(6:25)〜水場〜富士見平(7:45)〜赤石小屋(8:18)〜椹島(11:12・13:00)=バス=畑薙P(14:00)

登山口の椹島への道は、台風や大雨による崩壊で、毎年通行止めになっていた。今年は、幸いにも通行可能とのことで、計画を実行に移すことにした。実に計画から3年・・・三年越しの恋である。
新東名の新静岡ICを出て、口坂本温泉経由(現在、富士見峠経由は通行止)で畑薙ダムへと向かった。畑薙第1ダム臨時駐車場に駐車、ここから登山口の椹島までは東海フォレストの送迎バスに乗る。林道を1時間の行程で3000円徴収されるが、領収書は同社が経営する山小屋で金券として使える。普段はダムの駐車場や沼平ゲートからも乗車出来るというが、繁忙期はこの臨時駐車場のみとのことで注意が必要だ。椹島へは、7時発の臨時バスで8時に到着。今夜の宿泊先である千枚小屋へと歩きはじめた。

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