記録ID: 504152
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
谷川連峰北側縦走 [大源太山⇒七ッ小屋山⇒武能岳⇒茂倉岳⇒一ノ倉岳]
2014年09月04日(木) [日帰り]
- GPS
- 09:59
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 1,922m
- 下り
- 2,017m
コースタイム
大源太山登山口5:34⇒大源太山7:31
[標準CT 2:40(73%)]
大源太山7:50⇒七ッ小屋山8:39⇒蓬ヒュッテ9:12
[標準CT 2:10(63%)]
蓬ヒュッテ9:31⇒武能岳10:10
[標準CT 0:55(71%)]
武能岳10:26⇒茂倉岳11:54⇒一ノ倉岳12:07
[標準CT 2:30(67%)]
一ノ倉岳12:45⇒茂倉岳12:59⇒矢場ノ頭13:50⇒茂倉新道登山口15:01
[標準CT 2:55(78%)]
※本日のペース:標準ガイドタイムの63〜78%程度です。
単独登山より若干ゆっくりな感じです。
※歩数は約30,000歩でした。
[標準CT 2:40(73%)]
大源太山7:50⇒七ッ小屋山8:39⇒蓬ヒュッテ9:12
[標準CT 2:10(63%)]
蓬ヒュッテ9:31⇒武能岳10:10
[標準CT 0:55(71%)]
武能岳10:26⇒茂倉岳11:54⇒一ノ倉岳12:07
[標準CT 2:30(67%)]
一ノ倉岳12:45⇒茂倉岳12:59⇒矢場ノ頭13:50⇒茂倉新道登山口15:01
[標準CT 2:55(78%)]
※本日のペース:標準ガイドタイムの63〜78%程度です。
単独登山より若干ゆっくりな感じです。
※歩数は約30,000歩でした。
天候 | 曇り時々晴れ(一時ガスの中) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【上り口】 大源太キャニオンから10分ほど車で進み、林道終点にある駐車場 駐車スペースは10台程度 【下山口】 新潟県湯沢町土樽の安全登山広場の駐車場 駐車スペースは20台程度、近隣の駐車スペースが他にも多数あります。 ●公共交通機関 どちらの登山口も、バス停から登山口まで1時間弱ほど歩く必要はありますが、バスを利用することもできます。 バスは、南越後観光バスのHPで、時刻表等をご覧ください。 また、土樽の場合、登山口からJR土樽駅までは、40分ほどかかります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:3(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :4.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:2人(茂倉岳〜一ノ倉岳)】 湯沢町での山行2日目、今日は職場の仲間と3人で登ります。 当初は、国道17号線の平標登山口から谷川岳まで谷川連峰を縦走する予定でしたが、朝4時半、夜が明けて、薄ら山並みが見えるようになり、今日も南風の影響で関東方面から谷川連峰を越え、新潟県側に雲が流れていることを確認。 昨日の状況では、谷川連峰北側の大源太山周辺だけは、雲の流れ込みはあまり無かったので、今日は予定を変更し、新潟県の大源太キャニオンから大源太山に登り、そこから茂倉岳、一ノ倉岳まで縦走し、最後、土樽に下山するルートに変更して登ります。 まずは、登り口と下山口が異なりますので、下山口の土樽にある「安全登山の広場」駐車場に車を置き、約30分かけて、大源太キャニオンから林道に入り、林道終点にある大源太山登山口に向いました。 朝5時半、駐車場は誰もいません。(下山後、夕方4時頃に車を取りに戻りましたが、この時は、5台ほど車は停まっていました。) 【大源太登山口⇒大源太山の山頂】 今日の登山口周辺は、吹き降ろしの風がすごく、小さな台風みたいな強風の中、準備を整え、もいざ出発です。 序盤はスギ林の中を進みますが、風で木々が揺れ、枝等が落ちてこないか、熊鈴の音が響かないので、熊さんにバッタリなんてことが、少し頭を過ります。 しかし、心配しても仕方ないので、いつも通り歩き、沢に沿って20分ほどで最初の渡渉地点に到着。 今日は沢の水量が少なく、特に飛び石をしなくても渡れます。 二つ目の渡渉地点も、大きな岩が適度にあるので、普通に飛び石で渡れました。 どちらの地点も、大雨等による増水時以外は、支障がないような渡渉地点だと思います。 この渡渉地点を過ぎると、急登の連続になります。 序盤ということで、足場もしっかりして登り易いので、順調にぐんぐん登ります。 しばらく登り続け、ブナ林を抜けると、視界が開け、急峻な山頂がみえました。 5分ほど緩やかな登山道になり、少し楽になりますが、再び、山頂まで岩場の急登の連続になります。 1箇所、鎖場がありましたが、雨天時以外は、使用しなくても良さそうな鎖でした。 また、岩場の急登は、足場がしっかりしているので、慎重に登れば、特に危険性を感じる箇所は無いと思います。 また、大源太の山並みから朝日が差し込み、苗場山、米山、巻機山等の周りの山容を見渡しながら登ります。 今日の視程は、かなり良く、弥彦山まで見通せ、なんと、肉眼で薄らでしたが、佐渡も見ることができ、幸運な絶景に感謝しつつ、登山口から約2時間で山頂に到着です。 山頂からの眺望は、「最高!!」の一言。 まさに一見の価値ありです!! 天気が良い新潟方面の眺望、清水峠を越えて流れ込む雲流の迫力、今日しか味わえない気象条件に、ほんと、満足でした。 【大源太山⇒七ッ小屋山⇒蓬ヒュッテ】 次に目指すは、七ッ小屋山。 しかし、進む方向にある稜線の先は、雲の中。 どうなるか分かりませんが、とりあえず、先を進みます。 大源太山頂直下の下山は急峻で、やせ尾根、鎖場の岩場があり、若干ですが危険性があります。 登ってきたルートをピストンで降りる場合、下の状況が分かりますが、初めてのルートで下が見え難いので、一歩一歩足場を確認し、鞍部まで慎重に下りました。 鞍部からは、しばらく稜線を歩き、再び七ッ小屋山まで登り返します。 七ッ小屋山に近づくにつれ、だんだんとガスが濃くなり、肌寒い強風が稜線を吹き抜けます。 雨は降っていませんが、雲の影響で髪もメガネもびっしょりに濡れ、七ッ小屋山に到着。 でも、視界は20mで標柱しか確認できない状況でしたので、すぐに山頂を離れ、蓬ヒュッテを目指しました。 ガスの中、大源太山から約90分弱で、蓬ヒュッテの到着。 中に管理人さんがいたので、少し話をして、しばらく休息をとることにしました。 【蓬ヒュッテ⇒武能岳⇒茂倉岳⇒一ノ倉岳】 このガスの状況で、ここで下山することも考えましたが、まだ、9時過ぎ、とりあえず、天候を信じて茂倉岳までは行ってみることにしました。 まずは、武能岳を目指して、登っていると山頂手前で雲が薄くなり、なんと武能岳の山頂で雲の中から脱出できました。 この先の茂倉岳までのルートは、鞍部の笹平まで標高差150mほど下り、約400m弱登り返す必要があるため、約1時間半ぶりの暖かな日差しを感じながら、山頂で栄養補給です。 武能岳山頂から、これから進む鞍部は、再び雲の通り道になっていましたが、茂倉岳は、晴れていたので、展望を明るく持って、再び出発です。 鞍部まで下り、少し登ると、日差しが強くなり、雲の中とは一転、汗が滴る暑さでしたが、茂倉岳山頂手前から、笹が一面に広がる気持ちの良い稜線を登り、山頂に到着。 茂倉岳山頂からの眺望は、今までとは異なり、谷川岳のオキノ耳、トマノ耳をはじめ、万太郎山までの稜線が見えて、良い感じです。 とりあえず、当初の予定通り、谷川岳のすぐそばの一ノ倉岳まで行ってみることに。 茂倉岳から一ノ倉岳までは、緩い稜線を15分ほど歩くとすぐに到着できます。 山頂には数人しか入らない避難小屋があります。 山頂からは、谷川岳が良く見えなかったので、「ノゾキ」まで移動し、谷川岳の絶景を眺めながら昼食タイムです。 ここから見る谷川岳はとても迫力があり、良いです!! ここも一見の価値有り!!です。 【一ノ倉岳⇒茂倉岳⇒茂倉新道登山口】 ノゾキから谷川岳まで片道30〜40分でしょうが、谷川岳は、次回の縦走までお預けということで、今日は、一ノ倉岳で引き返し、下山することとしました。 再び、茂倉岳に戻り、茂倉新道で下山します。 茂倉岳山頂から5分ほど下ると、茂倉山避難小屋があり、誰もいませんでした。 下山ルートの標高差は、1300mほどありますので、下りでもだいぶ時間がかかります。 途中、小ピークの矢場ノ頭がありますが、羽蟻が大量にいて、ゆっくり休憩できませんでした。 その後、ゴヨウマツ、ブナ林をひたすら尾根に沿って下ると、山頂から約2時間で登山口に到着です。 今日は、七ッ小屋山から武能岳までは、生憎の天候でしたが、その他のルートは天候に恵まれ、雲海や雲流も見れて、ほんと、有意義な山行でした。 次回は、秋晴れの中、谷川連峰の縦走に行きたいと思います。 |
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