御嶽山(田の原〜王滝縁〜王滝頂上〜剣が峰〜二の池〜三の池上〜五の池山荘〜摩利支天乗越〜二の池新館〜御鉢周〜剣が峰〜王滝頂上〜田の原)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,433m
- 下り
- 1,419m
コースタイム
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 11:15
天候 | 小雨→霧、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
王滝奥の院(神社ではない方)は人があまりいっておらず整備状態が悪いです。稜線上、登り道ともで、ロープ切れましたし。全体的には整備されているものの、浮石が目立ち歩きにくい箇所あり。また、摩利支天乗り越しか、三つ池へ降りるかは、いずれもややきびしめ。摩利支の崩落岩にありとられそうでした。 |
その他周辺情報 | 福島のせせらぎの湯。国道19から361へ飛騨へ向かう途中すぐにあります。時間によっては多そうですがいい湯です。 |
写真
感想
CTより随分かかっています。二週前に谷川岳に行ったきりで鈍っているのか、筋肉痛だったりします。田の原前夜入り車中泊の間は激しい雨で、不安でしたが朝は小雨程度。山の上は天気がよく、御嶽自体はまずまずの見晴らし。但し、他の山々はあまり見えません。
田の原は王滝村からぐんぐん登ってスキー場にたどり着いたさらにその上になります。この場所は昔、スキー場の方に5年以上前に来て以来。雪の急坂で登れず一人で気合でチェーン巻いて登ってスキーを堪能して以来の来訪になります。この時は雪または霧で御嶽山自体は見えなかったと思います。また、先月木曽路の中山道をひた歩きましたがその際も御嶽山は見えないまま。
今回は下からも含め初めて御嶽山を見ることができました。
標高差900mでまあ大したことないかなと思っていましたが結構きつかったです。直で剣が峰に行けばそうでもなかったかもしれませんが。
下から見える優美な見掛けとは裏腹に、地獄谷展望台や王滝頂上の稜線以降、険峻な地獄谷、きつめの硫黄臭、一転して美しいエメラルドグリーンの二の池、三の池、摩利支天の崩落激しい狭い稜線。剣が峰〜二の池山荘間の御鉢周りは、剣が峰そのものよりも稜線をいってこそ面白いと思います。摩利支に次ぐ険峻な箇所でもありますし、噴火から35年を物語る生きた火山を体感できる場なのだと思うので。
継母山はこの噴火以降廃道化したようですが、少なくとも剣が峰から地獄谷乗越のあたりからかつて分岐になっていた看板後の柱があります。
継母山にむかう登山道が見えると行きたくなってしまう衝動に駆られましたが、今回は日帰りという制約上時間切れなのでやめました。
噴火と地震以降王滝から継母への登山道がなくなったとのことですが、剣が峰〜継母間は行けそうに見えました。バリエーション豊かで期待以上に面白かったです。いつかまた期待です。
(追記)本レコは彼の噴火の3週前の山行記録です。この日に八丁弛みでお祈りをしていた王滝系修験の方々はどう思っているのでしょう…。3週ズレいていなかったら自分はどうなっていたのか?御嶽山のプレートを持って写真を撮ってもらったものの、噴火当時、山頂での記念撮影待ちの人々が多くなくなられたはずであり、この山頂プレートは結果的に戦後最多と言われてしまった火山災害の元凶に思えて成らないのです。そういう意味で、プレートをもった写真を撮ってもらいましたが、これも不謹慎なのではないか?やるせないものを感じます。正解は正直わかりませんが…。
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