丹沢主稜縦走(西丹沢VC→蛭ヶ岳→丹沢山→塔ノ岳→ヤビツ峠)

2023年01月09日(月) ~ 2023年01月10日(火)

• GPS: 14:30
• 距離: 24.8km
• 登り: 2,672m
• 下り: 2,463m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:21
• 休憩: 0:41
• 合計: 7:02

9:48 西丹沢ビジターセンター
9:54 9:58 ツツジ新道入口
10:44 10:50 ゴーラ沢出合
11:41 11:44 展望台
12:50 12:55 ツツジ新道・石棚山稜分岐
13:15 13:15 檜洞丸
13:26 13:35 青ヶ岳山荘
14:02 14:02 源蔵尾根下降点
14:05 14:05 金山谷乗越
14:27 14:34 神ノ川乗越
15:03 15:10 臼ヶ岳
15:36 15:36 ミカゲ沢ノ頭
16:50 蛭ヶ岳

2日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:30
• 合計: 7:15

7:37 蛭ヶ岳
7:38 7:41 蛭ヶ岳山荘
7:54 7:54 中ノ沢乗越
8:02 8:02 鬼ヶ岩
8:05 8:05 鬼ヶ岩ノ頭
8:20 8:20 棚沢ノ頭
8:32 8:33 不動ノ峰
8:39 8:39 不動ノ峰休憩所
8:43 8:43 箒杉沢ノ頭
8:56 8:56 早戸川乗越
9:22 9:24 丹沢山
9:27 9:27 みやま山荘
9:38 9:44 丹沢山
9:44 9:45 みやま山荘
10:00 10:00 竜ヶ馬場
10:05 10:05 竜ヶ馬場休憩所
10:19 10:19 日高
10:46 10:46 尊仏山荘
10:47 10:53 塔ノ岳
10:53 10:55 尊仏山荘
11:05 11:06 塔ノ岳
11:33 11:33 木ノ又大日
11:35 11:36 木ノ又小屋
11:47 11:48 新大日
11:50 11:50 新大日茶屋跡
11:57 11:57 書策新道分岐
12:03 12:03 政次郎ノ頭
12:10 12:12 行者の鎖場
12:23 12:23 行者ヶ岳
12:40 12:40 烏尾山
12:43 12:43 烏尾山荘
13:10 13:11 三ノ塔地蔵菩薩
13:27 13:27 三ノ塔
13:39 13:39 二ノ塔
14:16 14:19 表尾根登山口
14:22 14:22 富士見橋
14:52 ヤビツ峠

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

IN 新松田駅08:25→西丹沢ビジターセンター09:36(1,210円)
OUT ヤビツ峠15:46(終)→秦野駅16:24(483円)~・平日AM・PM各1便のみ　

コース状況／危険箇所等

気温が上がれば泥濘箇所が多数発生する模様。

写真

1/9 6:16

はるばる富山から8時間、高速夜行バスで初めてバスタ新宿に降り立ちました。

1/9 6:17

到着予定時刻の06:25よりも10分程早く到着しました。

1/9 6:19

すぐに小田急線にお乗り換えです。

1/9 6:33

ふじさん1号(06:40)で松田駅に向かいます。

1/9 7:29

車窓からは大山の端正な姿が眺められました。

1/9 7:49

JR東海の松田駅(07:47)に到着しました。
この写真は北口ですが、南口から出ると西丹沢VC行きのバスが出発する小田急 新松田駅は道を挟んで目の前になります。

1/9 8:09

そんな事とは知らない私は、松田駅の北口からぐるりと10分程歩いて新松田駅にやってきました。
そしてこの「マニラ食堂」、フィリピン料理ではなく、中華と和食を提供するお店のようで、気になって仕方ありません。

1/9 8:21

30分程待っていると2便目の西丹沢VC行きのバスがやってきました。

1/9 8:34

本当は初バスに乗りたかったのですが、富山からではこのバスに乗るのがやっと。

1/9 9:00

バスが谷間を進んで行くと、巨大な構造物が現れました。
新東名高速道路の川内川橋建設現場です。
こういうの好きです。　夜間や夕方のシーンも撮ってみたい。

1/9 9:48

富山を出発して12時間、西丹沢VCに到着しました。
ちなみに山バッヂはほとんど売り切れで、昨年の西丹沢山開きバッヂの売れ残りを購入しました。

1/9 9:48

現在時刻は09:48、本日のお宿「蛭ヶ岳山荘」までのコースタイムは7時間。　日没前に到着できるでしょうか？

1/9 9:54

ここから登山道に入ります。

1/9 10:07

まず、目指すは「檜洞丸」(ひのきぼらまる)。
山なのに舟みたいな名前ですね。

1/9 10:13

コケにスポット光が当たっていたのでマクロ撮影。

1/9 10:17

山荘の主人には遅く着く旨を連絡してありますので、緩やかな道もあまり飛ばさずに進み、バテや足回りのトラブル予防に努めます。

1/9 10:29

丹沢にもブナがあるのですね。

1/9 10:30

ミツマタ

1/9 10:34

権現山(1,138m)

1/9 10:45

澄みきった流れのゴーラ沢。

1/9 10:50

ゴーラ沢を徒渉した後はケルン奥のコンクリート階段を上ります。

1/9 11:27

そういえば、バスで終点まで一緒に来た他の4名はどこへ行ったのだろう？　誰にも会わない…

1/9 11:42

本日初の富士山眺望ポイント。
この日出会った登山者は登り0名、下り10名(うち単独2名)でした。

1/9 11:45

地面の下は岩なのかな？　木の根が露出しています。

1/9 12:08

辺りがすっきりしてきました。　
傾斜はありますが、気持ちの良い尾根歩きです。

1/9 12:52

良い形の雲が富士に懸かっています。
麓の霞の具合も良いですね。

1/9 12:58

もうすぐ檜洞丸です。

1/9 13:01

ジャガイモ大のこぶを二つ付けた木がありました。
触ってみると少し柔らかく、力を入れればむしれるカンジでした。
何でしょう？

1/9 13:16

檜洞丸(1,601m)山頂に到着ですが、あまり眺望は良くありません。

1/9 13:23

山頂直下にある「青ヶ岳山荘」にお邪魔してみましたが、誰も居ませんでした。
壁にはなぜ、檜洞丸にある小屋が青ヶ岳山荘を名乗っているいるのかの由緒書きがありました。

1/9 13:36

この時私はこの由緒書きに気づかず、この問題について蛭ヶ岳山荘の主人に尋ねてみたりしたのですがハッキリとは分りませんでした。
なんと「カモシカ」が関係していたとは…

1/9 13:37

檜洞丸に到達した事で、ようやく目的地の蛭ヶ岳を眺める事ができました。

1/9 15:04

臼ヶ岳で鹿の糞を見つけたのですが、綺麗に朴葉に乗っています。
これは習性なのでしょうか？

1/9 15:11

臼ヶ岳(1,480m)からの蛭ヶ岳。
まだ、2km近くあります。

1/9 15:34

明るいコケに雪のザラメをまぶしたようです。

1/9 15:44

本日最後の鞍部に降りて来ました。

1/9 15:44

山に日暮れが訪れようとしています。

1/9 15:56

16時ころ、蛭ヶ岳の山体に取り付きます。

1/9 16:07

最後の最後でなかなかの急登です。

1/9 16:10

登って行くと背後に夕日と富士山が見られる様になりました。

1/9 16:16

登山道に不思議な造形の表面をもった岩を見つけました。

1/9 16:16

太古の生物の化石に起因するものでしょうか？

1/9 16:22

なぜ逆さ？

1/9 16:27

他のレコでジャンプ台とありましたが、確かに良いネーミングです。

1/9 16:30

16:30小屋まで200mの場所までやってきました。

1/9 16:32

辺りを夕日が赤く染めます。

1/9 16:33

山頂まで僅かですが…

1/9 16:41

もちろん足が止まります。

1/9 16:42

富士を撮影しながら少しずつ山頂へ向かいます。

1/9 16:43

富士の裾野に日が沈みます。

1/9 16:44

お天道様、明日も宜しくお願いします。

1/9 16:49

最後の200mを20分かけて神奈川県の最高峰、蛭ヶ岳山頂(1,673m)に
登頂しました。

1/9 16:51

なんとか17時前に蛭ヶ岳山荘チェックインです。

1/9 17:32

小屋のテラスからは都心部の街の明かりが見えます。

1/9 17:46

晩ご飯は17:30からで、メニューは安定の蛭カレー。
さらにスープが付いていますが、これはたまたま上がって来ていた蛭ヶ岳山荘女子ファンの手作りで、本日限定の逸品。

1/9 18:46

月が昇ってきました。
山荘の消灯は20時です。
おやすみなさい。

1/10 5:55

朝食は05:30からです。　特に何のアナウンスもありませんので、寝過ごすと食べられないかも知れません。
今回の宿泊客は女性(滋賀)2名の男性(山梨・東京)3名の計5名で、とてもゆったりと過ごせました。

1/10 6:23

パープルタウン

1/10 6:26

筑波山

1/10 6:49

お目覚め前の富士

1/10 6:55

先っぽ、モルゲン。

1/10 6:59

ルルゲンが5合目辺りまで降りてきました。

1/10 7:00

山頂部

1/10 7:01

蛭にも朝が来た。

1/10 7:04

全体モルゲン

1/10 7:08

今日も快晴。
地元、冬の富山では考えられません。

1/10 7:11

一旦小屋に戻り、旅の支度をします。

1/10 7:14

蛭ヶ岳山荘、ご自慢の2F額縁窓。

1/10 7:38

一晩お世話になった小屋を後にします。
とてもアットホームな小屋でした。

1/10 7:39

朝日に向かって出発です。

1/10 7:40

手前の貯水池は宮ヶ瀬ダムかな？

1/10 7:47

振り返ると月と蛭ヶ岳山荘。

1/10 7:53

序盤からクサリ場登場。

1/10 8:00

蛭と富士

1/10 8:16

愛鷹山から富士

1/10 8:31

今日は昨日にも増して多くの峰を通過しますが、アップダウンに関しては昨日より楽チンの様です。

1/10 8:32

三浦半島の奥に房総半島。

1/10 8:34

今日は眺望抜群のルートです。

1/10 8:45

光る相模湾。

1/10 8:53

この木の階段が私の丹沢イメージの一つになりました。

1/10 8:54

可愛い耳を付けたクマさん発見。

1/10 9:06

こっちはレコで良く見るヤツ。

1/10 9:13

手前の枝振りの良い木は何の木だろう？

1/10 9:19

手前の山に霧氷とか付いてたら最高なんだけど。

1/10 9:23

丹沢山頂の小屋「みやま山荘」
ここでは3種類のバッヂ販売がありました。

1/10 9:23

マイナス8.5℃

1/10 9:41

丹沢山 登頂証拠写真。
百名山80座目。

1/10 9:44

丹沢山を後にします。

1/10 9:47

平坦で気持ちのいい稜線歩き。

1/10 10:12

手前の広い河原は、箒杉沢。

1/10 10:23

伊豆大島

1/10 10:47

塔ノ岳に到着です。
富士山がとても良く見えます、多くの登山者が集まるのも頷けます。

1/10 10:49

山頂にある「尊仏山荘」。

1/10 11:04

シチズンの日時計、よく見ると世界の著名な都市の方位も記されていました。

1/10 11:05

塔ノ岳を後にします。

1/10 11:06

縦走を続けます。
一番奥の三角ピークは大山。

1/10 11:07

都心方面。　中央のやや右にスカイツリーが見えます。

1/10 11:18

春、夏は緑のトンネルになるのかな？

1/10 11:32

小さな島は相模湾に浮かぶ初島。

1/10 11:35

木ノ又小屋

1/10 11:35

訪ねてみたら、お休みでした。

1/10 12:05

アドベンチャーコース

1/10 12:41

烏尾小屋もお休み中でした。

1/10 12:43

烏尾山からの三ノ塔。

1/10 12:57

烏尾山と富士。

1/10 13:11

この、お地蔵様に会えたら、三ノ塔への急登も終わり。

1/10 13:17

三ノ塔休憩所。　立派な建物ですが、宿泊はできず、併設されたトイレも冬季閉鎖中(12月〜03月)でした。

1/10 13:16

こちらは休憩所内部。

1/10 13:43

人工物や街並みが近くなってきました。

1/10 13:56

誰が作ったのか、ナゾの顔アート。

1/10 14:08

二ノ塔から最短コースで林道に下りて来ました。

1/10 14:45

林道沿いにはナゾの綿毛の種が多く見られました。
写真は日影Ver.

1/10 14:49

逆光Ver.

1/10 14:52

ヤビツ峠に着きました。

1/10 14:53

平日のバスは1日2本、下山に使えるのは実質15:46の便のみ。
これに乗れななかった場合、1時間ほど下った蓑毛BSまで行けば21時まで毎時2本のバスが運行されています。

1/10 14:58

少し時間がありますので、ヤビツ峠レストハウス 丹沢MONで遅い昼食にします。

1/10 15:19

丹沢MONのカレーとスープセット(1,500円)。
この日はピアノの生演奏サービスが付きました。

1/10 15:37

小田急 秦野駅行きのバスがやって来ました。
最後はコレに乗って山を下りました。
お疲れ様でした！

撮影機器：

EOS 6D CANON

感想

muku-muku

今回初めて丹沢を訪れ、西丹沢からヤビツ峠まで縦走してみましたが、眺望のみを求めるのであれば、西丹沢から蛭ヶ岳の区間はパスした方が体力的にも、お財布にも、アクセス的にも良いと感じました。