【★南岳(標高3032m)★上高地〜横尾〜槍沢〜南岳〜南岳小屋1泊〜槍平〜滝谷出合〜新穂高温泉★】
- GPS
- 32:00
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 1,691m
- 下り
- 2,080m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:12
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:07
【▲9月13日(土)▲】
『上高地(標高1505m/7:38am/登山開始)-明神(標高1530m/8:19am)-
徳沢(標高1560m/9:04am)-横尾(標高1615m/9:54am/15分休憩)-
槍見河原(10:41am)-一ノ俣(10:49am)-二ノ俣(10:55am)-
槍沢ロッジ(標高1820m/11:18am/12分休憩)-ババ平(11:56am)-
槍沢大曲り(水俣乗越方面分岐/12:18pm)-天狗原分岐(13:22)-
天狗池(標高2510m/14:05)-稜線(横尾尾根ノ頭/16:15/5分休憩)-
南岳(標高3032m/16:40)-南岳小屋(標高3002m/16:50/初日登山終了)』
<※水は2.5リットル飲んだ・所要時間は9時間12分>
※歩行距離が5時間を越える場合は食塩を舐めながら歩く方が無難
【▲9月14日(日)▲】
『南岳小屋(標高3002m/6:12am/二日目登山開始)-
槍平小屋(標高1990m/9:32am/18分休憩)-滝谷避難小屋(10:44am)-
白出沢出合(11:46am/7分休憩)-穂高平小屋(12:27pm)-
新穂高温泉ロープウェイ(標高1100m/13:19/全行程終了)』
<※水は1.5リットル飲んだ・所要時間は7時間7分>
天候 | 9月13日(土):晴れ 9月14日(日):晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
/圭-松本(JR中央本線・篠ノ井線/4000+520円) <520円(快速ムーンライト信州81号指定券)> ⊂硝-新島々-上高地(アルピコ交通/2450円) 【★復路★】 /景羚皺浩-平湯温泉-松本BT(濃飛バス/2880円<直通割引券>) ※直通割引券を買わないと『890円(新穂高温泉〜平湯温泉)+560円 (平湯温泉+中の湯)+1700円(中の湯〜松本BT)=3150円』となります。 ⊂硝-高尾(JR篠ノ井線・中央本線/3350円) 9眸-京王線360円区間 ※4月1日のJR東日本ダイヤ改正で松本までが東京近郊区間に組み込まれ ましたので、塩山や甲府や上諏訪などで途中下車できなくなりましたの で注意が必要です。夜行快速列車につきましては日が変わっても最初の 下車駅まで有効ですので問題はありませんが、停車時間が長い塩尻駅な どで改札外に途中下車する事はできません。そのかわり東京近郊区間内 から松本までスイカやパスモで行けます。ちなみに隣の北松本になりま すと近郊区間外なのでキップの有効期間は2日間になります。 【★往路詳細★】 新宿23:54-4:32松本4:45-5:08新島々5:20-6:25上高地 【★復路詳細★】 新穂高温泉13:46-14:41平湯温泉16:05-17:55松本18:37-20:26甲府20:37 -21:25大月21:30-22:12高尾-京王線360円区間 【★登山口までのアクセス(鉄道・バス)★】 アルピコ交通上高地線(松本〜新島々/刻表) http://www.alpico.co.jp/access/rail/#timetable アルピコ交通上高地線(松本〜新島々〜上高地/時刻表) http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/shinshimashima/ 濃飛バス (松本・高山・栃尾・新穂高温泉・平湯温泉・乗鞍・上高地) http://www.nouhibus.co.jp/new/noriai.html 【★登山口までのアクセス(自家用車)★】 ※中の湯からの上高地公園線はマイカー通年規制 ですので、自家用車で来る人は沢渡駐車場地区に 車を停めてアルピコ交通のシャトルバスで上高地 に入ることです。ただし中の湯から岐阜県側へは 自家用車で行けますので問題ありません。 http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【▲登山道状況(全区間赤線一般登山道)▲】 ‐綛眞蓮漸H:林道(通称が横尾街道)なので危険個所無し 横尾〜槍沢ロッジ:泥まみれの滑りやすい場所があるので用心 A簑凜蹈奪検租袈藐曲岐:短距離の雪渓の登り下りに注意 づ袈藐曲岐〜天狗池:圏谷(カール)のトラバースなので落石注意 ヅ袈蘆咫粗邀戞А惶渊圈Ε魯轡粥Υ箴譟抒衢酖湘歟躇 ζ邀戞粗邀拆屋:ゆるい下り坂ですので問題無し 南岳小屋〜槍平小屋(南岳新道):上部は鎖、ハシゴなど不安定な場所多い 槍平小屋〜滝谷避難小屋:雨天時の多くの沢の渡渉注意 滝谷避難小屋〜白出沢出合:危険個所無し。熊の痕跡が数箇所あり 白出沢出合〜新穂高温泉:林道歩きなので問題無し 【▲登山者数情報▲】 ‐綛眞蓮漸H:約500名 ※憶測ですが横尾で『250名が涸沢方面・200名が槍ヶ岳方面・ 50名が蝶ヶ岳&常念岳方面』に行ったのだと思います。 横尾〜槍沢ロッジ:約200名 A簑凜蹈奪検租袈藐曲岐:約200名 づ袈藐曲岐〜天狗池:3名 ヅ袈蘆咫粗邀戞5名 ζ邀戞粗邀拆屋:10名 南岳小屋〜槍平小屋(南岳新道):15名 槍平小屋〜滝谷避難小屋:7名 滝谷避難小屋〜白出沢出合:5名 白出沢出合〜新穂高温泉:10名 【▲読み方▲】 ‐綛眞蓮Гみこうち ¬誠澄Г澆腓Δ犬 F疎堯Г箸さわ ち簑堯Г笋蠅気 テ邀戞Г澆覆澆世 α篳拭Г笋蠅世い 滝谷:たきだに 穂高平:ほたかだいら |
その他周辺情報 | 【▲経路上の山小屋▲】 森のリゾート小梨(上高地)<長野県> http://www.nihonalpskankou.com/ 嘉門次小屋(上高地)<長野県> http://kamonjigoya.wordpress.com/ 明神館(上高地明神)<長野県> http://www.myojinkan.co.jp/ 徳沢ロッヂ(徳沢)<長野県> http://www.m-kamikouchi.jp/tokuzawalodge/ 徳沢園(徳沢)<長野県> http://www.tokusawaen.com/ 横尾山荘(横尾/奥上高地)<長野県> http://www.yokoo-sanso.co.jp/ 槍沢ロッヂ(槍沢)<長野県> http://www.yarigatake.co.jp/yarisawa/ 南岳小屋(南岳直下)<長野岐阜県境> http://www.yarigatake.co.jp/minamidake/ 槍平小屋(槍平/奥丸山登山口)<岐阜県> http://www15.ocn.ne.jp/~yari-d/ 滝谷避難小屋(滝谷出合)<岐阜県> http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=10256 穂高平小屋(右俣林道)<岐阜県> http://ameblo.jp/hotakataira/ 【▲下山後の温泉▲】 中崎山荘(奥飛騨の湯/大人800円) <新穂高温泉> http://shinhotaka.com/nakazaki.html アルプス街道平湯(平湯バスターミナル3F/大人600円) <平湯温泉> http://www.nouhibus.co.jp/alps/furo/ 【▲観光情報▲】 上高地公式ウェブサイト http://www.kamikochi.or.jp/ 新松本物語 http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/ 高山市観光協会 http://www.hida.jp/ 新穂高温泉観光協会 http://shinhotaka.com/ 平湯温泉旅館協同組合 http://hirayuonsen.or.jp/ 上高地Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E9%AB%98%E5%9C%B0 新穂高温泉Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%A9%82%E9%AB%98%E6%B8%A9%E6%B3%89 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
【■■■感想と解説■■■】
今回も登山口は先週同様に上高地でしたが、事前に「この山に登るぞ!」という計画は一切なく、歩いていて気が変わった方向に行く『気変わり登山』でした。ですので上高地で提出した登山届と実際に歩いた場所が全く違うものになってしまいました。上高地で提出した登山届は『上高地〜横尾〜槍ヶ岳山荘1泊(ピストン)/又は、横尾〜南岳小屋1泊〜大キレット〜涸沢』の2パターンでした。だけど横尾街道(上高地〜横尾)はハンパなく大勢の登山者でごった返しておりまして、横尾で登山者が3方向(涸沢方面・槍ヶ岳方面・蝶ヶ岳方面)に分散したのは良かったですが、槍ヶ岳方面に行く登山者の数も依然と多く、このままだと槍ヶ岳山荘に着いても槍ヶ岳への登頂が渋滞して数時間待ちになるのではないかと懸念しました。槍ヶ岳山荘まで来て槍ヶ岳の頂上を踏まないと何しに行ったのかがわからなくなりますので、とりあえず3000m級の頂上だけは踏んでおこうと思って天狗原分岐から南岳方面へ入りました。天狗原分岐から先は登山者の数が激減して1桁代でした。そしてパンチが効いた斜面を天狗池から南岳で眺望を楽しんでから南岳小屋に泊まりに行くと、定員80名の小屋に約170名の人の数で、寝床は布団1つに2〜3名の地獄睡眠でしたが、私は簡易シュラフを持ってきておりましたので、消灯後に玄関脇の土間のベンチに移動して寝ました。
朝は御来光を拝んだ後に行き先を考えまして、大喰岳&槍ヶ岳方面に行くと槍ヶ岳登頂と殺生カールへの下りが渋滞してそうですし、一応ヘルメットも持ってきたので13年ぶりに大キレットへ行こうと思いましたが、昨晩泊まった約170名の半分は大キレットに行くそうでしたので、人が多いとクサリ場が渋滞するし、落石の懸念もありますし、北穂高小屋から南岳へ向かう連中と長谷川ピークあたりでのすれ違いが困難になりますので、南岳新道を下りて槍平から奥丸山に登って裏側のワサビ平小屋まで行こうと思いました。それで南岳新道を下りました。南岳新道は道があまり良くなくて、腐ったハシゴや急峻な場所が多く足場が悪くコースタイムより30分ほど多めに時間がかかってしまいました。槍平に着くと南岳からはショボ山に見えた奥丸山が高い山に見えまして、南岳新道の激下りで膝がパンパンでしたので、奥丸山に登るのが嫌になりました。そしてここからは今夏に川流れ事故で数人が死亡した滝谷出合を通って白出沢出合から右俣林道に入って新穂高温泉まで下りました。標高3032mの南岳から標高1100mの新穂高温泉へ下りるのは、標高2932mの白馬岳から標高780mの祖母谷温泉へ下りるのと同じくらいのエネルギーを消耗しました。今回の総括は人が多い時の岩場や有名な山は渋滞で時間がかかるという事と落石の懸念がある事を事前に回避することが長年の経験で出来ましたので、今回の登山は一応成功とします。
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【★私の近年の上高地訪問記録★】
H13.8.11(土)〜12:大キレット
H14.8.10(土)〜11:霞沢岳
H15.10.12(日)〜13:岳沢
H15.11.2(日)〜3:西穂高岳
H16.5.2(日)〜3:上高地-徳沢-横尾
H16.8.13(金)〜15:奥穂高岳
H16.8.28(土)〜29:北穂高岳
H16.9.19(日)〜20:蝶ヶ岳
H16.10.10(日)〜11:西穂高岳
H16.10.30(土)〜31:涸沢カール
H17.5.3(火)〜4:涸沢カール
H18.7.15(土)〜16:槍沢
H18.8.12(土)〜14:蝶ヶ岳・大天井岳
H18.8.19(土)〜20:大滝山
H18.10.7(土)〜9:殺生カール
<ヤマレコ記入済↓>
H19.4.28(土)〜29:涸沢カール
H19.8.12(日)〜14:槍ヶ岳
H20.8.23(土):上高地-西穂山荘-新穂高温泉
H21.7.25(土)〜26:徳本峠
H21.8.13(木)〜15:蝶ヶ岳
H22.7.17(土)〜19:北穂高岳
H23.7.23(土)〜24:上高地-焼岳-中の湯
H23.9.10(土):島々-岩魚留小屋-徳本峠-上高地
H23.9.17(土)〜18:蝶ヶ岳・長塀山
H24.9.1(土)〜2:重太郎新道・吊尾根・奥穂高岳
H25.8.3(土):上高地-明神-徳本口
H25.8.10(土)〜11:蝶ヶ岳・大滝山・中村新道
H25.11.2(土)〜3:長塀山・蝶ヶ岳
H26.4.26(土):上高地〜徳沢
H26.5.4(土)〜5:上高地〜涸沢カール
H26.9.6(土)〜7:上高地〜割谷山
H26.9.13(土)〜14:上高地〜南岳〜新穂高温泉
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