紅葉に包まれる 劔岳 立山 別山尾根ルート

2014年09月21日(日) ~ 2014年09月22日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 18.4km
• 登り: 1,976m
• 下り: 1,981m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:55
• 合計: 5:40

9:50 スタート地点
10:00 立山室堂山荘
10:50 一の越山荘
11:40 12:00 雄山
12:20 12:25 立山
12:30 13:00 大汝休憩所
14:15 別山南峰
14:40 剱御前小舎
15:30 剣山荘

2日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:55
• 合計: 9:40

3:30 剣山荘
4:50 前剱
5:20 平蔵の頭
6:00 6:20 剱岳
7:20 前剱
8:05 一服剱
8:30 9:05 剣山荘
10:20 剱御前小舎
11:30 浄土橋
12:00 13:00 みくりが池温泉
13:00 みくりが池
13:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢からアルペンルート。室堂発

コース状況／危険箇所等

ポストは室堂の建屋内に。
危険箇所：雷鳥沢〜室堂間　硫黄ガスがきつい。
立山　一の越〜雄山間：ザレた尾根道で浮石も多い上、斜度はそこそこあり、登山慣れしていない人が過半数という状態。休んでいけない場所で休む人、ちっちゃい子供。歩きなれた人間にはイライラをどう抑えるかで苦慮するカオス。
真砂岳トラバース路で真砂乗り越しまで：素直に稜線を真砂岳に行く方が吉。
トラバース路はところどころハイマツに覆われたり、崩れ気味のザレ場あり。踏跡があるのでどうにかなるが、どちらが楽かはわからない。
別山乗越〜剣山荘：直接ルートは雪渓、または雪渓跡を何度も越えるため歩きにくい。
剣山荘〜剣岳への道：言われているとおり、各鎖場や他の道も厳しめではある。
ただ、危険度で言えば、穂高の奥穂〜ジャン、奥穂〜紀美子の吊尾根（ごく一部区間）、愛鷹山の鋸〜位牌の方が断然である。実際は、一服剣〜前剣のコルへの、前剣からの下りが厳しい。斜度がきつめのザレ場で、対向者も来るし、鎖もない。実際、ここで足を挫いたし。
雷鳥坂：ここもザレ気味で、急な道をつづら折にしており、決して楽ではない。
雷鳥沢〜室堂〜一の越：岩道を舗装しているが、あまり歩きやすいものではない。観光客が多く、平気で通せんぼしてくれるので登山者にはストレスを感じると思う。

その他周辺情報

室堂そばのみくりや温泉、いい湯だし昼飯もうまいで、いうことなし。

写真

9/21 9:49

室堂　日本初の山小屋とか

9/21 9:50

室堂から立山

9/21 9:50

人一杯

9/21 9:54

室堂の籠り場→玉殿岩屋

9/21 9:54

玉殿岩屋からの別山、真砂方面

9/21 9:54

玉殿岩屋　点の記では重要な意味を持つ場所。人が少なく落ち着いた場所でもあります。勘で寄ったけど来ておいて良かったです。

9/21 10:13

玉殿岩屋から剣御前、真砂山、別山を望む

9/21 10:15

浄土山下の雪渓

9/21 10:26

祠

9/21 10:26

立山への道　山ガール・デート・観光の人々が大半

9/21 10:36

一の越にて　ここを東へ下ると黒部ダムへの山スキーが楽しめるらしい。

9/21 10:37

一の越山荘　裏は浄土山

9/21 10:37

一の越東方のカール　先は黒部、後立山連山

9/21 10:38

先週行った槍穂。今週もきっと大賑わいであろう

9/21 10:38

槍以上にとんがって見えるが…。方向は、飛騨・越中・信濃の三国山である黒部五郎方面。きっと笠ですね。

9/21 10:51

一の越から立山雄山へ　人多すぎ！
自分が渋滞作っていることを理解できない人々多数でうんざり。

9/21 10:51

雄山への途中のなだらかめのところから一の越を振りかえる

9/21 10:54

岩の離合がうまく行っておらず渋滞中。

9/21 11:14

後立、黒部ダム方面

9/21 11:14

室堂高原 弥陀ヶ原と大日山。弥陀ヶ原の先は称名滝のはす。そちらからも道がなおったらしいので行けるんですよね。

9/21 11:14

右は室堂、正面はその南の山塊

9/21 11:14

奥に見えしは・・・。おそらく剣御前。アノ先に剣はいるはず！

9/21 11:14

立山頂上　雄山が見えてきた！

9/21 11:31

立山東方の山塊

9/21 11:32

室堂高原と大日山
だいぶあがったなあ

9/21 11:35

鹿島槍以南の後立山に黒部の谷

9/21 11:35

雄山ピークにて。正面は立山神社　雄山ピーク

9/21 11:35

人がごった返しています

9/21 11:36

立山雄山に三角点

9/21 11:37

お山が一杯。立山の南方だと思う。五色が原、薬師、赤牛など

9/21 11:37

メジャーなピークの証？

9/21 11:37

立山雄山へ登る人々

9/21 11:37

雄山頂上の神社にて

9/21 11:39

ここにいるそうです

9/21 11:41

雄山東方のカール・雪渓

9/21 11:41

雄山の本当のピーク

9/21 11:41

立山雄山奥宮前にて　

9/21 11:44

立山雄山からの剣・別山

9/21 11:49

雄山天辺の社

9/21 11:56

雄山ピークの証

9/21 11:57

カール・雪渓。壁のような稜線。いいっす

9/21 11:57

奥は立山の残り二つのピーク

9/21 11:57

山歩きの安全祈願と神酒の授与、お払いをしてくれます。500円なり。

9/21 11:59

立山雄山より、立山稜線と後立山、間に黒部

9/21 12:05

剣・立山・真砂・別山

9/21 12:23

立山の最高峰　大汝

9/21 12:24

大汝から雪渓、黒部ダムの湖

9/21 12:24

立山の北峰　富士のなんちゃら

9/21 12:24

大汝から雪渓、黒部ダムの湖　奥に針の木、赤沢、スバリ

9/21 12:24

奥は後立

9/21 12:28

ここ　映画で使われたそうな

9/21 12:28

ここ　映画で使われたそうな

9/21 13:01

立山の北峰　富士のなんちゃら

9/21 13:11

真砂、別山、剣。

9/21 13:11

立山北峰から室堂

9/21 13:15

立山北峰から室堂

9/21 13:15

登れば真砂

9/21 13:17

真砂トラバース路の誘惑に駆られます

9/21 13:18

真砂沢

9/21 13:21

分岐らしいが・・・

9/21 13:21

真砂・・・

9/21 13:33

あの鞍部に合流すればいいんしょ！？

9/21 13:39

こんな感じの真砂トラバース道

9/21 13:40

正面は別山。ここで真砂トラバース路とグッバイ。

9/21 13:47

真砂乗越東の雪渓。これも黒部に至る

9/21 13:47

雷鳥沢、室堂ははるか彼方

9/21 14:01

別山

9/21 14:10

別山から振り返る真砂、立山

9/21 14:13

別山ピーク

9/21 14:13

別山ピークから剣

9/21 14:15

別山ピークから剣

9/21 14:22

別山縦走路ピークから剣

9/21 14:33

別山縦走路ピークから剣

9/21 14:34

立山方面

9/21 14:34

室堂、雷鳥沢方面

9/21 14:34

剣御前小屋と大日岳

9/21 14:34

剣御前小屋と剣御前

9/21 14:44

剣御前山荘から剣山荘へのみち

9/21 14:46

剣御前山荘から剣山荘へのみち

9/21 15:06

剣御前山荘から剣山荘へのみち

9/21 15:06

剣御前山荘から剣山荘へのみち

9/21 15:30

剣山荘と剣岳

9/21 16:12

例の映画ですね

9/21 16:32

剣山荘と別山

9/22 4:48

前剣

9/22 5:03

奥の剣に向かってもうひとふんばり

9/22 5:03

早朝の光景

9/22 5:17

早月、富山方面

9/22 5:17

ついに剣にアタック

9/22 5:26

その前に平蔵さんをまず越えます

9/22 5:26

平蔵を下る

9/22 5:34

この小屋、ヨコバイ下のトイレです

9/22 5:34

ヨコバイを上ります

9/22 5:40

タテバイ、ヨコバイの合流より平蔵のコルを振り返る。

9/22 5:40

ヨコバイの上側

9/22 5:40

ヨコバイだった証

9/22 5:43

振り返ると綺麗な朝焼け

9/22 5:43

正しくタテバイで来た人

9/22 5:45

もう一息

9/22 5:53

早月との合流点

9/22 5:53

早月尾根、早月小屋、馬場島を望む。下の川は早月川となって魚津へ。いつか「試練と憧れ」早月アタックをやってみたい。

9/22 5:53

毛勝　黒部の西で剣の北ならそれしかありえないかと

荒城の月　なんで？

9/22 6:01

劔岳看板。北は危険だよという標識も。

9/22 6:02

ついに頂です！写真撮ってもらいました。

9/22 6:06

ついに頂です！。唐松以北の後立山が並ぶ

9/22 6:06

ついに頂。山頂の復活した社。

9/22 6:06

劔岳山頂より立山を正面に。下の雪渓は剣沢

9/22 6:06

三角点です。まだ10年足らずの、100年越しの悲願が叶えられた三等。

9/22 6:06

剣から下へ

9/22 6:12

剣の別山尾根ルートを劔岳山頂より振り替える。立山、剣御前どころか、薬師、笠、黒部五郎が確実に見えており、他にもいっぱい見えていたようだ。
絶景だと思う。

9/22 6:12

やっぱきれいなものはきれい。
後立山 鹿島槍あたりからの朝日　稜線は唐松から爺までの後立山でその東方は雲の下

9/22 6:12

劔岳山頂から北側のバリルートへ。いかにも荒々しい。

9/22 6:30

タテバイ　上から

9/22 6:34

タテバイ　下から

9/22 6:36

タテバイ　下から

9/22 6:36

タテバイ　上から

9/22 6:41

タテバイってありますねぇ・・・

9/22 6:41

タテバイ　下から

9/22 6:57

前剣への登り返し

9/22 6:57

富山側　綺麗だ

9/22 6:57

来た道が良くわかる。左奥に別山、立山、正面は別山尾根と別山乗越〜大日岳、その奥は帰るべき室堂

9/22 7:08

このコルきついなあ

9/22 7:18

これ下りきって登り返します

9/22 8:04

一服剣にて

9/22 8:04

一服剣にて

9/22 8:06

前剣で十分えぐいです

9/22 8:25

剣山荘あたりから振り返る

9/22 8:25

剣山荘から正面へ

9/22 8:27

剣山荘前

9/22 8:28

剣山荘前

9/22 9:07

剣山荘前の御池

9/22 9:08

剣沢へ振り返る

9/22 9:08

剣へ振り返る

9/22 9:13

剣沢河原の植物

9/22 9:25

剣沢を越える

9/22 9:25

剣沢小屋側からの剣　ここはテント村となってます

9/22 9:32

剣沢小屋側からの剣御前

9/22 9:32

剣沢をひた登る

9/22 9:32

剣沢小屋側からの剣

9/22 9:35

やっぱ剣は凛々しいなり

9/22 10:10

やっぱ剣は凛々しいなり

9/22 10:23

別山乗越から剣御前

9/22 10:24

別山乗越から地獄谷

9/22 10:36

雷鳥坂から地獄谷

9/22 10:40

雷鳥坂の紅葉

9/22 10:55

雷鳥坂の紅葉

9/22 10:57

雷鳥坂の紅葉

9/22 11:02

雷鳥坂の紅葉

9/22 11:02

雷鳥坂の紅葉

9/22 11:05

雷鳥坂の紅葉

9/22 11:08

雷鳥坂の紅葉

9/22 11:09

雷鳥坂の紅葉

9/22 11:25

雷鳥沢に到着

9/22 11:26

雷鳥沢からテント村と真砂

9/22 11:29

雷鳥沢から立山

9/22 11:29

来た方向

9/22 11:30

雷鳥沢渡河

9/22 11:32

雷鳥沢テン場と立山

9/22 11:44

地獄谷　ここらへん　匂いやばいです

9/22 11:53

リンドウ池　ここらへん　匂いやばいです

9/22 11:56

血の池とか　ここらへん　匂いやばいです

9/22 12:02

山崎カール　立山〜真砂間のカール地形の説明

9/22 12:02

超地獄！

9/22 12:05

きれいなみくりが池

9/22 12:05

みくりが池温泉

9/22 12:48

みくりが池温泉　人が多かったので中は撮影しなかったが。
スンバらしい湯でございます。

9/22 12:54

みくりが池温泉　のお食事　うまい！

9/22 13:01

みくりが池

9/22 13:08

室堂着　

7/25 6:28

後記　馬場島の有名な碑「試練と憧れ」
いつかアタックしたい。

7/25 8:04

後記　麓の雄山神社　隣の資料館には剱岳にあった錫杖と鉄剣があるそう。こちらに寄っても良いかとも思ったが如何せん待ちが長く断念した。これらがあるなんて知らなかったし・・・。

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS RICOH IMAGING COMPANY, LTD.

SO-02E Sony

感想

HHH

剣、楽しかったです。朝一、ヘッデンつけて行ったので、無駄道も行ったと思う。極めつけは、ヨコバイで登り、タテバイで降りる失態。頂上に6時に着いた。360度どこも綺麗。気分は最高。別山尾根の剣沢側と立山側の広々した雰囲気と。雷鳥坂の紅葉に、室堂そばの温泉。これがまた、決して何ちゃってでなくて素晴らしい。
なお、帰り道、本当に難しいのは前剣から下りきるザレ道の急降下。私は足を挫いた。また、一の越から立山雄山へ登る道は、非常に厳しいものがあった。
アルペンルート自体初めてなので楽しめたが、次回以降は遠くても立山からのルートか、馬場島からの早月か、黒部日電ルートから回り込むか、いつかチャレンジしてみたい。