槍から前穂までテン泊装備で4日間〜初めての大キレットはドキドキわくわくでした〜
- GPS
- 80:00
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 2,976m
- 下り
- 2,971m
コースタイム
上高地6:19 - 明神館7:13 - 徳澤園7:58 - 横尾山荘8:45 - 槍沢ロッジ10:10 - 大曲11:28 - 殺生テン場14:40 - 15:20槍ヶ岳山荘テン場(設営)17:00-17:20槍ヶ岳山頂18:20-幕営
◯9/21(日)
槍ヶ岳山荘テン場6:15 - 大喰岳6:49 - 中岳7:27 - 南岳8:38 - 8:42南岳小屋9:08 - 長谷川ピーク10:33 - 飛騨泣き11:53-北峰・北穂高小屋12:53 - 超グダグダ - 15:20北穂テン場(幕営)
◯9/22(月)
北穂テン場5:00-北穂北峰5:11-北穂南峰6:30-北穂テン場8:12-北穂南峰8:31-最低コル9:39-涸沢岳山頂10:50-穂高岳山荘設営完了12:19-奥穂高岳13:00-馬の背手前(調査)13:30-穂高岳山荘15:33-テン場幕営
○9/23(火)
穂高岳山荘4:30-穂高岳5:10-前穂高岳7:44-岳沢ヒュッテ10:50-昼ごはん-上高地12:55
天候 | 9/20 朝から高曇り、雨の気配はゼロだけど、くもり 横尾のあたりから晴れてきて、夕方には快晴 9/21 夜は星、朝は日の出、昼は快晴、ただし、昼過ぎには山頂(北穂)のみガス、1時間ほどでガスは抜け、そのあとは快晴 9/22 朝は雪の予報だったけど、雪は降らず。日の出はくもから。星はみえたけど、天の川までは見えず。昼間は快晴。 9/23 夜からずっと晴れ。月もなく天の川や流れ星がばっちり。日の出は、地平線からきれいな奴が見えた。昼間は、これ以上ない快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場は、AM3時ころで、3割くらい。拍子抜けするほどガラガラでした。 上高地へのバスは、5:30に出ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◯メジャールートにつき、迷うところはなし。 ◯槍穂先 この時期、朝は凍結&梯子などで手が冷たくなるので、手袋があった方が良いです。 ◯南岳小屋〜大キレット〜北穂(あくまでも、私見です。) ・好天無風、岩が乾いた状態でないとかなりこわい。 ・南岳小屋からすぐの鎖場が一番怖かった。 ・朝は凍結してることもあるそうで、そうなると厳しい。 ・長谷川ピークや、飛騨泣きは、怖かったけど、整備はされているので、足元と手元をしっかりすれば、通過はできました。 ・北穂高小屋まであと少し!な急峻直登がきつかった ・テン泊オモザックで歩くのはオススメできません。 ◯北穂〜穂高岳山荘 ・大キレットに比べ、区間は短いものの、高度感は同じ感じ。 ・ナイフリッジのトラバースは怖かった。 ・最低コルから涸沢岳へののぼりは、落石にも注意すること。 ◯ヘルメット 槍ヶ岳〜大キレット〜北穂〜前穂まで着用。 ◯軽アイゼン 携行せず。不要でした。 ◯水場 槍沢ロッジ(蛇口でジャブジャブ) ★天狗原分岐先(冷たくて美味!殺生ヒュッテには水場がないので、ココで汲むとよさげ) 槍ヶ岳山荘、北穂小屋、穂高岳山荘、岳沢ヒュッテ ◯トイレ(チップ制) 今回歩いたルート上の各山小屋と、槍沢テン場 |
その他周辺情報 | ◯幕営料 ・槍ヶ岳山荘(50張?・水場は小屋、トイレは小屋脇) ¥1000/泊・人(水、トイレ使用料込) ・北穂高小屋(20張・水場、トイレなし) ¥700/泊・人(トイレ使用料込) ※水は¥200/L ・穂高岳山荘(50張?・水場は小屋、トイレも小屋) ¥1000/泊・人(水、トイレ使用料込) 本来のテン場は、少ないが、多い時には、ヘリポートや、テラスにも張らせてもらえる。 【温泉】 沢渡温泉、木漏れ日の湯。600円 こじんまりとしてます。9/23 14:00頃はガラガラでした。 |
写真
感想
最初にお断り。
今回の文章はめっちゃ長いです。すみません。
--------------------------------------------------------
去年9月のこの時期に、北穂から奥穂を歩いた時に眺めた大キレット!
その時に、来年は行くぞと決めてました。
で、むかえた今年の9月!
最初の3連休にいくか、その次の飛び石連休に行くかをすごく悩んだあげく、あとの飛び石連休に行くことにしました。
ところが、3連休は久しぶりのピーカン天気!
これは、一周間違えたかなあとやきもきしていましたが、この飛び石連休も負けないぐらいの快晴に恵まれました。
9/19夜、千葉を22時頃に出て、途中で今回の山仲間を拾って、上高地に向かいます。
当初の予定では、新穂高からやりを目指し、白出沢で降りる計画でしたが、3連休の新穂高の駐車場事情が異常事態だったを考えて、無難に沢渡から上高地に入ることにしました。
と、千葉を出てから3時間位たった山梨県あたりで、あることに気づきました。
あ、カメラバック忘れた!
ってことは、カメラバックに入ってるカメラもないし、お財布もない・・・
なんてことだ〜〜〜〜〜
よりによって、カメラ忘れるとは・・・
今更引き返すのももったいないし、お金は同行者に貸してもらうことにして、気を取り直してすすみます。(なかなか取り直されなかったけど)
幸いな事に、コンパクトカメラは入っていたので、それで何とかすることにします。
とはいえ、せっかく一眼レフ買ったのになあ・・・あきらめの悪いやつ
沢渡にはAM3時頃に着きました。
第3駐車場は、7割ぐらい空いてる感じでした。かなり拍子抜け。
少し仮眠します。
9/20
始発のバスが5:30に出るので、まずはそれにのりました。
バスもガラガラでした。
上高地で登山届を出して、槍に向かってあるきます。
空は高ぐもりかな。雨の降る気配は全くなかったけど、青空もなかった。
とりあえず、横尾までは平坦なので、近況を話しながら歩きます。
横尾で大休憩、ここから、人がぐっと減りました。
次は、槍平小屋だ。
テン泊装備なので、結構しんどい。
この辺りから、空が明るくなってきた。
時折青空も見える。こうなると元気もアップ
槍平小屋では早めの昼ごはん。
さあ、ここからののぼりだ!と気合を入れなおす。
とはいえ、日差しも出てきて、眠たくなってきて、重い荷物が効いてきた。休みの回数が増えてくる。
途中の大岩で、ザックを下ろして、岩に寝っ転がったら気持よくて、寝てしまった。(10分くらい)
これでずいぶんスッキリ。とりあえず、殺生ヒュッテをめざそう。
このあたりで、大阪弁のおじさんがリーダーの集団と並走。
男女混合で、若い人もいる感じだったけど、みんなパワフルで、大阪の人!って感じやったなあ。
その後も何度も会ったので、仲間意識もっちゃいました。
とりあえず、殺生ヒュッテについて、槍ヶ岳山荘のテン場状況を電話で確認する。10張り空いてたら、上までのぼるかなあと、思っていたら、20張り以上は開いているとのこと。なので、今日はがんばって槍ヶ岳山荘までのぼることにしました。
ここからののぼりは、ヒーコラヒーコラ。
ちょっとずつしか進みませんでした。
で、ついた所、テン場は9番。大喰岳側だけど、天狗原方面に見通しの効くいい場所でした。
テント張ったら、やっぱり槍の穂先が気になる。
とりあえず、小屋に行ってジュース飲みながら、情報収集。
17時前の時点では、渋滞はしていない模様。ただし、ガスがあったのでどうしようかと思っていた。でも外に出て見るとだんだん晴れて切れるではないですか!これは登るしかない!
前には誰もいなくて、サクサクのぼれました。(17時から小屋の人はお食事タイム)。降りてくる人には、いま登れば、独占できるよ(^^)
と言われ、嬉しくなる。
景色を見ながら、写真を撮りながらのんびりのぼりました。槍のてっぺんに!
ほんとに誰もいない。
しかも、景色はバッチリ、風もなく、ぽかぽかしてる感じで、しばらくのんびり出来ました。
槍は3回めだけど、こんなにいい時はなかったと思う。
満喫出来ました。
ヘッドランプを持ってきてなかったので、日が落ちるのに間に合うように、降りました。夕暮れ迫る穂先は最高でした。
で、テントに帰ったんですが、この日は、前日まで仕事で、ほとんど寝ないで移動してきて、途中運転を変わったのと沢渡で仮眠したぐらいなので、めちゃくちゃ眠たかった。とりあえず、ご飯より寝ようということで、2時間寝たら起きて、ご飯にしようと決めて寝たけど、結局朝まで寝てしまいました・・・・・
9/21朝
4時半頃起きたら、空がきれいで月も見えてて、星もちらほら。あとから聞いたら、夜中は星がめっちゃきれいだったらしい・・・
すっかり寝てしまってました。
ご飯をつくって食べながら、日の出の時間になり、テントから日の出鑑賞。なんて、贅沢なんだ(^^)
さて、今日はいよいよ大キレットチャレンジの日
去年からこの日を心待ちにしてました。
天気快晴、風微風、人も少ないという最高のコンデションです。
テント撤収していざ出発。
大キレットに辿り着く前には、大喰岳・中岳・南岳の地味だけど3000m峰を乗り越えていかなければなりません。なんて贅沢な準備運動なんだ!
いやいや準備運動という割には、きつかったです。
でも、天空の稜線は楽しかったなあ
で、いよいよ南岳小屋にまで降りてきました。
ここで、小腹が減ってきたので、大休憩して体調を整えようと、思った矢先、
いきなり、小柄な女性に声をかけられました。
「今から、大キレットに行きますか?」って
「はい、行きますよ」
「じゃあ、二人組みなんですけど、一緒に行ってもいいですか?」
「別に構わないけど、俺達も初めてですよ」
「それでも構いません、よろしくお願いします」
「じゃあ、ちょっと休憩してから行くので、待っててください」
「はい、展望台の方にいますから」
ということになりました。
ザックを下ろし、小屋に行って南岳のバッジを買って、パンを食べます。
(ここで失敗、大キレットのバッジが売ってたんだけど、このバッジは越えてから買おうと思って買わなかったら、北穂小屋には売ってなかった・・・)
で、展望台まで行き、大展望にたじろぐ・・・
こんなんいけるんかいなぁ〜
しかも、さっきの女性たちは、見当たらない・・
先に行っちゃったんだなあと、いよいよ大キレットに突入です。
最初は、特別なことはなくて、急勾配の岩場
そのあと、鎖やら、はしごやら、稜線のとんがったところを歩くとかが出てくるんだけど、俺的には、最初のはしごに辿り着く前に、くさりのあたりが一番怖かった。
下りて行くので、高度感が半端無くて、落ちたら終わり感がひしひしときて、びびりました。
この時点では、高さに慣れていなかったというのもあるのかもしれない。
長いハシゴを降りきって、しばらく歩いて行くと少し休憩できるところがあり、そこで、さっきの二人組と合流出来ました。
ここから、4人チームで北穂小屋を目指します。
即席チームの名前は、「チーム大キレット」
東京のYさんとオーストラリアの方で長野在住のTさん、それと俺たち2人です。
それと、この合流点では、前方から歩いてきて休憩していたお姉さまの二人組に、
「私たちでも行けたんだから、絶対大丈夫よ」「慎重に行けば、絶対行ける」
と言ってもらい、勇気をもらいました。
この合流点を過ぎて、しばらく行くと、有名な長谷川ピークに到達。
ここは槍側から来ると、どうってことない感じで到達できますね。
思っていた以上に広く、前後に人もいなかったので、写真を撮り合ったりしてました。
で、問題はこの先。
信州側から、飛騨側に乗り越えて、飛騨側を降りつつ前にトラバースしていくところが、
高度感が抜群で夢中で通り過ぎたけど、あとから写真を見たら、すごいところでした。
ここを過ぎると、A沢のコル。
広くて、ザックを下ろして休憩できるポイントです。
この日は、最高の山日和なので、ほんとに人が少なくてラッキーでした。このルートは、行き違いがあると結構厄介やからね。
ここからは、基本上り基調。
どんなところか正直覚えてないけど、切り立った岩場を上って行く感じ。
くさりもあるし、手元もあるので、慎重に行けば行けるところだったと思います。
進んでいって、ある岩を乗り越えていくと、そそり立つ岩に、マークと矢印が書いているところに辿り着く。
あ、これが「飛騨泣き」かな?
「そうですよね。たぶん。きっとそうだ」
ということになりました。
いざ飛騨泣きへ!
最初に見た時は、どうやってのぼるねん!って思ったけど、近づいてよくみると、手摺やくさりがあって、岩も階段上にあって、それに従っていけば行けると思えました。
頭のなかで手順を考えて、チャレンジ。
後ろで3人が見てると思うと、そっちのほうが緊張する(^^)
見えてたところを登ると、左に巻いて登って行って、ナイフリッジの稜線部を通過するところもありましたが、なんなくクリア。飛騨泣きは思っていたより余裕で通過出来ました。
他のみんなもそうだったんじゃないかなあ。
あとは、ひたすらの急坂。
岩がもろく、浮いてるので、落石に注意しながら登っていきます。
北穂小屋が見えた時は、うれしかったけど、見えてからが長かった。
酸素も薄いので、休憩を繰り返しながら、コツコツのぼります。
さすが北穂、最後は、手足をフルにつかいながらのぼりました。
小屋についた時は、ホッとしたし、うれしかった。
チームみんな無事到着。ミッション終了です。
13時前についたので、小屋のランチもまだやっていたので、各々好きなモノを注文しました。(俺はカレー)
ばり、うまかった。
テラスに座って、歩いてきた槍から大キレットを眺めながら、あれ、どこをどうやって歩いてきたんだ?と思いながら食べる食事は最高でした。
このあとは、穂高岳山荘まで行くことも考えたんですが、明日もあさってもいい天気とのことなので、のんびり行くことに!
憧れの北穂泊まりです。(テントだけどね・・・)
テラスも空いていたので、まったりし、山頂に行って記念写真を撮ったり、キレットを歩いている人を眺めながら、がんばれ〜って言ってみたり、達成感とほっとした感と満腹感のしあわせに浸りながら過ごしました。
その後、テントを張って、昼寝して、夕日を見るために、山頂まで来て、またテントに戻って、晩御飯をつくって食べて、寝ました。
昨晩の反省を活かして、夜何度も起きて、外を見たんですが、この日の星はいまいちでした。
なので、カメラは活躍せず。(俺のではないけど・・)
9/22朝
そのかわり、朝はすごくキレイな空でした。
早く起きて、山頂に行ってブルーに染まる空が、じわりじわりと赤くなっていくさまを鑑賞。
一番好きな時間帯です。
山頂には同じような人がたくさんいましたね。チーム大キレットも勢揃い(^^)
日の出そのものは、雲に隠れてたので見れなかったけど、いい時間を過ごせました。
この日の予定は、なんと穂高岳山荘まで!
普通に考えれば、涸沢か岳沢に降りて、その次の日に早めに下山して、休み明けを迎えるということも考えるんだろうけど、何しろ天気予報が半端無くいいので、ぎりぎりまで山にいられるプランでいきました。
なので、朝は超のんびり
テン場に戻る途中に、北穂の南峰にも寄り道して、景色を堪能。
その後テントに戻って、撤収しながら、朝ごはん。
結局出発したのは、8時過ぎでした(^^)
北穂から涸沢岳のルートは、去年テン泊装備で歩いているので、少し余裕あり。
と思って、いざ歩き出すと、こっちもかなり厳しくてしびれました。
高度感もあるし、のぼったり下ったり、ハシゴもくさりもあるルートでした。
なめちゃいかんなと気を引き締めて、歩きました。
ただ、前日と違うところは、所要時間が半分くらいなこと。
緊張感の持続という意味ではこっちのほうが少し楽だと思いました。
最低コルから、涸沢岳ののぼりは、楽しかったですね〜
終わってしまうのが残念でした。
涸沢岳についてた、山頂には大勢の人たちで賑わっていました。
ここから、見る360度のパノラマはすばらしい。
全部見えると言っても過言ではない素晴らしい景色がひろがってました。
穂高岳山荘まで下りて、テント設営。
12時前についたので、ほぼ一番乗りっぽくて、どこでも好きなところに張れる感じでしたね。
涸沢が全面に見える、自分的には一番いいところに張れたと思います。
昼ごはんを食べたら、ヒマだし天気もいいので、奥穂高岳に散歩です。
空荷だとスイスイ行けますね。
この日も人が少なかったので、ハシゴ渋滞もなく、あっという間に奥穂高岳に到着。
祠が新しく、コンパクトになってました。
奥穂のあとは、ジャンダルム方面の偵察。
ビビりながら、少しずつ前進する。
すぐにこれは怖いなあと思う細い稜線部を歩くところにまできました。
(あとで聞いたところによると、馬の背とのこと)
で、そこでビビって停滞。
一度安全なところまで戻って、再度チャレンジする。
この先どうなってるのかなあとか話していると、後ろから同じように3人組の軽装の方が現れて、
抜かしていきました。
その方たちは、女性一人をのこして、サクサク歩いて行って、馬の背も降りきって、
ジャンダルムの方に向かって行かれました。
その時、初めて気づく、俺。
ジャンって、奥穂からなら一時間くらいで往復できるんやん。
はじめから気づいてて、こころの準備してたら、行けたかなあ。とか思いましたが、この日は、行こうという気にはならず、馬の背の手前で、ロバの耳とジャンダルムをじっくり眺めるだけにしました。
あんなところ登れるんやなあというのが、正直なところやな。
でも、きっとのぼりたくなるんやろなあ〜(^^)
その後、テントに戻って、夕日を堪能
この日の夕日は、ほんとにきれいでした。
でご飯食べて就寝
寝る前から、結構キレイに星が見えてます。
これは、期待できるで〜
ということで、何度も起きて、星空撮影に挑みました。
高山方面の空とか、ジャンから流れる天の川やら、松本方面の空とかいろいろ。
自分のカメラは忘れてしまったので、相方のカメラを貸してもらって撮影しました。
同じカメラだったので助かった(^^)
今回も、三脚はなかったので、石を台座に色々と撮りました。
まだまだキレイにはとれないけど、流れ星がうつりこんでるのが2枚ほどあり、ちょっとうれしかった(^^)
星の撮影は、もっと勉強したいと思います。
9/23朝
3時に起きて、ご飯食べて撤収。
4時前には、準備完了。
それは晴天っていうか、星空。雲なし。最高です。
日の出を奥穂山頂で見るべく、出発です。
山頂には、余裕で到着。
奥穂の祠のところが山頂で、そこから見るのもいいけど、ちょと離れたところに、日の出の方向に、ピークがあってそこからもいい感じだと去年思ったいたので、そこで日の出を迎えました。
足元は涸沢で、振り返ると奥穂山頂の人たちやジャンダルム、槍、穂高連峰が見渡せる最高の場所でした。
日の出は、地平線から上がってくる感じで、バッチリきれいでしたね〜
いろんなものに感謝です。
しばらく撮影会してたら、あとから、この場所いいですね~といって数名の方が来られたので、譲り合って撮影会でした。
日の出のあとは、さあ降りましょう。
とりあえずは、吊尾根です。
今日おりるのかあとちょっとさみしくなりながら、でも降りたら温泉入れるなあとも思いながら、吊尾根通過。あ、景色も堪能しましたよ。
で、今回の最後のピークである、前穂高岳に!
紀美子平から前穂は、何度かのぼってるんですが、今回が一番きつかった気がします。
前穂について、今回の山行で8つ目のピーク。しかも全て3000m峰ということに気づき、ちょっと誇らしくなりました。
前穂の山頂でも快晴はつづいてたので、絶景堪能しました。
あとは、重太郎新道をくだります。
最初のスラブのところ、ここも、何度も歩いてるんだけど、今回が一番怖かった。
ま、特になにもなく通過出来ましたけどね。
この下りのあたりから、左足のくるぶしが靴にあたって痛くなってきた。
最後は結構激痛で、痛いなあと思いながら降りてました。平坦じゃないところに足を置くと、ねじれるので、当たって痛かった。
岳沢ヒュッテが見えて、ホッとしたらもっと痛くなって、厳しかったです。
岳沢ヒュッテに到着して、靴を脱いで、カレーを食べたら、大分楽になりました。
岳沢ヒュッテのカレーは絶品です。
それに、ここからは、道が平坦になるので、ひどく痛くなることもなく歩くことが出来ました。
上高地について、梓川越しに穂高を見れるところに行くと、ほんとに絵葉書で見るような景色が見れて、うれしくなりました。
ここで、ソフトクリームを食べて、今回の山行の成功を祝いました。
濃厚でうまかった。
バスターミナルにつくと、沢渡行きのバスが待機していて、すぐに乗車できました。
自分の車に戻り、沢渡のこもれびの湯に入って、帰路につきました。
帰りはもちろん渋滞したけど、想定内だったので、無事、帰り着くことが出来ました。
今回の山行は、かなり前から楽しみにしていて、天気が良くないと実現できないと思っていたので、4日間連続のいい天気に恵まれて最高の山行になりました。
一緒に行ってくれた、39taroさんありがとう。コメントの書き込みもよろしくね。
チーム大キレットのYさんとTさんもありがとう。
それ以外にも、大勢の方に励まされ、助けられました。ありがとうございます。
やま、最高です!!!!!
この一週間後に、御嶽山が噴火しました。
亡くなられた方々のご冥福を深くお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。
長い駄文を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
北アルプス、これまで数回チャレンジしましたがいつも天気がいまひとつで、雨が降ったり風が吹いたり…行先を変更したことも。思い出はいつも乾燥室や視界数メートルの真っ白の世界がほとんどで、今度もずっと晴れバージョンの心構えがまったくなかったです(笑)
でも、いざ行ってみると想像以上の晴天に終始恵まれ、なんだか夢の世界に迷い込んだようでした。一度は行ったことのある槍ヶ岳・奥穂高岳の山頂も、まわりの景色がすべて見えるのと見えないのとでは本当に別世界。その驚きはうまく言葉にならないほどで、見渡す限り2~3000m級の山々に囲まれながらの縦走は本当に気持ちがよく、キツイ時さえとてもしあわせな時間でした。オマケに朝日夕日に星空まで!数年分の運を使い果たしたのでは…と不安になるほど。
大キレットは、ちょっと遠くの山々の絶景と手元足元に集中していたからか、あまりこわさを感じる間もなく通過することができました。もちろん文句なしの晴天と「チーム大キレット」と一緒だったからこそと思います。ありがとう!通過後に歩いて来た道を振り返ると、ちょっと信じられないような場所に人が居るのが見えてビックリしたことが何度もありました…あそこ歩いたっけ?っと自分やチームのみんなに確認しては「すごいね、わたしたち!」という繰り返し!
行くことはないだろうなと思ってたジャンダルムも奥穂からじーーーっくり観察することができて、ちょっぴりだけど足を踏み入れることができてうれしかったです。
Ryuさんいつも頼ってばかりでごめんなさい&ありがとう!
ジャンの天使にも会いに行きましょう♪
御嶽山の噴火の報には日を追うごとに心が痛むばかりです。亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。また、大切な人をなくされた方、被災された方へ心からお見舞い申し上げます。
すべての人が帰るべき場所へ帰れますように。
おおお!テント泊で槍〜前穂ですかぁ!!
私もいつかやってみたいです!
来月に母親つれて奥穂〜前穂いってきます。
テントは嫌だといわれちゃったので、小屋泊だけど楽しんできまっす
このルートで重いザックだと体力勝負ですね!
憧れルートだぁ。私も体力つけるぞー
やりました〜
念願かなって、うれしいです。
このルート、テン泊装備はきついですね。
小屋泊で行くほうが楽しめると思いますけどね。
お母さんと奥穂ですか!
いいね〜、楽しんでください(^^)
39taroさん、りゅーさん、お疲れ様でしたー!
この好天、予想、予報以上に良かったね!
くぅー、やはり四連休にすべきやった・・・
後半の日程にゆとりをもって、こんなん歩くのもえぇわぁー。
・・・で、りゅーさん的には、大キレットと北穂〜涸沢岳、どっちがしんどかったかね?
前週に行ったtaeさんのアドバイスはすごく参考になったよ。
テン泊で行くべきかすごく悩んじゃったけど、テン泊で行ってよかった。
中日でゆっくり出来たのはすごく良かったよ。
でも、テン泊装備は、人にはオススメできませんな・・・きついもん
で、どっちかやけど、
区間が長い、高低差がきついということで大キレットのほうがきつかったなあ。
長谷Pも、飛騨泣きも、整備されているから、泣きそうになるほど怖くはなかった。北穂ー涸沢は、落石が怖いイメージやね。
アドバイスありがとうございました!
おかげで無事縦走出来ました*\(^o^)/*
槍〜穂高縦走。一つの頂点ですね!
しかもこんないい天気に恵まれて。
私もいつの日か、この風景を目に焼き付けたいです。
(でも槍・穂一個ずつにしときます、間のところは怖すぎます)
西くん
そうだね、槍と穂高と一つずつ攻めた方が楽しみがあっていいよ(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する