星生・久住・三俣山(牧ノ戸峠BS〜法華院山荘〜久住登山口BS)

2023年02月21日(火) ~ 2023年02月22日(水)

• GPS: 09:38
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,312m
• 下り: 1,586m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:49
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:14

11:34 牧ノ戸峠
11:45 11:47 第一展望所
12:03 12:10 沓掛山
12:36 12:36 ブロッコリーの丘
12:54 12:54 扇ヶ鼻分岐
13:07 13:07 星生山分岐
13:26 13:37 星生山
14:12 14:12 久住山避難小屋
14:15 14:15 久住分れ
14:46 14:50 久住山
15:34 15:37 久住分れ
16:09 16:09 北千里浜
16:15 16:15 諏蛾守越分岐
16:50 法華院温泉

2日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:17
• 合計: 4:13

16:50 法華院温泉
6:46 6:50 三俣山分岐
8:43 8:50 三俣山南峰
9:02 9:04 三俣山
9:09 9:12 三俣山IV峰
9:32 9:33 三俣山西峰
9:54 9:55 諏蛾守越
10:05 10:06 採石道路分岐
10:34 10:34 指山自然観察路分岐駐車場
10:37 10:37 長者原自然研究路分岐
10:46 長者原

天候

1日目 粉雪&しばしば強風　曇り時々晴れ間
2日目 くじゅう近辺だけ晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス

[行]阿蘇プラザホテル 0940-1102 牧ノ戸峠 \1700 九州横断バス

[帰]くじゅう登山口 1111-1153 由布院駅前バスセンター \1500 九州横断バス
由布院 1242-1406 別府 \1130 九大本線

コース状況／危険箇所等

星生山〜くじゅう分かれ　途中岩尾根
くじゅうわかれ近辺　常にガレ場でペース上げにくい
坊ガツル〜三俣南峰　注意　実線でなく破線ルート
　道迷い(テープ間隔長)　小動物ですらスリップする急登
　枝から膝からすべてを使って登る岩場　ロープ　高度感

その他周辺情報

牧ノ戸峠の売店は雪のせいか閉鎖されてました
長者原ビジターセンターでは法華院と同じバリエーションのバッジ(大船、中岳、久住、三俣、平治、九重*2)
法華院ではその他yamasankaのバッジも
また長者原では温泉や足湯、食事どころも有り(11時から？)

写真

2/21 11:35

なんだか雪がちらついてるし風も凄いしで怯みはしましたが…とりあえず行けるとこまで突撃！

2/21 11:42

霧氷の世界に歓迎されている気がする！

2/21 11:45

ぶわーっと雪が散ってます。パウダースノーで助かった…。

2/21 12:00

おお〜霧氷の世界…なんて感動している暇はあまりなかったりして。風の具合はちょくちょく変化するし、スタートも出遅れてしまったので気が気ではない…。

2/21 12:04

とりあえず前座の沓掛山をゲット。

2/21 12:04

あ〜もう進行方向が見えない！　これでも
春霞よりは全然マシですが。

2/21 12:07

沓掛山からえっちらおっちら岩を下ってきたのに、なんだか律儀にハシゴが掛けられててそっちを行くコースもあったみたいです…

2/21 12:54

あれ？　星生山への寄り道と久住山の直線コースの分かれ目じゃないの？　なんて少し迷いました。これもお先真っ白のせい。

2/21 13:05

これが西千里浜かな？　よくわかりません！

2/21 13:10

いつ星生山へ向かい始めたのか定かではありませんが、この先はきっと星生山のはず。

2/21 13:26

ようやく標柱見えたぞ！

2/21 13:27

ロマンチックな名前で一度登ってみたかったんですよ。ここでキャンプとかしてみたいですね。…いや、晴れた日に。

2/21 13:30

お隣が崖で怖い！

2/21 13:33

進む気が失せるナイフリッジ！　…ではなく、道幅自体は割とありました。でも切れ落ちているのは事実なのでやっぱり怖いです。

2/21 13:36

えびのしっぽ！！　そういえば南九州のスーパーではエビ肉をしいたけに混ぜ込んでフライにしたものをよく見かけますね。

2/21 13:54

おやっ、少しだけ見えるように…いや下だけ見えても怖いんですが。

2/21 13:55

久住分かれの避難小屋が見えてきた！　霧は晴れてきても風が強すぎて寒いので、最悪あそこでビバークなんてのも考えてました。

2/21 13:57

んん！？　猫ちゃんではないか！？

2/21 14:09

避難小屋の中はキレイでした。でも泊まれないのは残念。あとこの中で火使ってたパーティがいて中の空気すごいムッとしてました。中毒なっても知らんぞ？？

2/21 14:31

久住への道、ものっすごいガレてて登りにくいです。

2/21 14:37

おお、なんだか展望が効いてきた！　天狗城かな？　風が強くて寒い中はしごロープを降りる気はしないので断念しましたが、行きたかった…。

2/21 14:47

とりあえず山頂です。ここも広い！

2/21 14:47

三俣と天狗城？のツーショット。御池は窪地なのでみえません。

2/21 14:48

太陽が光り輝いている…。

2/21 14:55

そしてまさか阿蘇五岳が見えるとは…感激。

2/21 14:56

もさもさぁっとしたウニみたいなの。

2/21 15:01

再び天気は悪く。あれは池の小屋？　稜線上にあるなんて珍しい。

2/21 15:06

んっ？　あれは雲じゃないよな…なんだかんだくじゅうも火山なんですね〜。

2/21 15:07

すごいすりばち状！

2/21 15:16

時間がだいぶ遅れてはいましたが、中岳方面諦めると逆に少し時間余るので御池に寄り道。もうほとんど溶けちゃってて残念ですね〜。

2/21 15:17

でも端っこの氷は踏んでも割れない。すごい！

2/21 15:30

んお…あれは…まさか由布&鶴見！？　このときはまさか向こう登る日が天気悪化するなんて思ってませんでした。（と思ったらよくなった）

2/21 15:35

曇って雪になったかと思えばこれですよ。まぁ阿蘇五岳ちゃんとは最後のおわかれですかね。

2/21 15:37

とてもご立派な三俣です。この時点ではなんの山かわかりませんでしたが。

2/21 15:51

んで、さっきのとこ下るんですがこれが歩き辛い！　おまけに一回ロープに全方位囲まれてどこ進むんだ？ってなりました。　結局ロープの向こうにたくさんペンキ観えたので超えていきました。

2/21 16:13

登山道が川となり、氷となる！

2/21 16:18

広すぎて道がわからない！

2/21 16:24

いわすぎて道がたまにわからない！　あと歩きにくい！

2/21 16:27

ようやく湿地帯が見えてきました。法華院も見えたか？と思ったんですがあせび小屋でした。この距離感は月山思い出すなぁ。

2/21 16:49

かなり広い！

2/21 16:50

いい感じの玄関。

2/21 17:27

食堂も開放的。残念ながら今回は出会いなしでした。

2/21 17:27

漫画棚すご！　赤い実験場まである…。　文庫、雑誌棚は逆側にあります。

2/21 17:28

趣のある迷宮づくり…そして前に見える額縁4つはなんと百名山すべてのワッペン。これは欲しい！！

2/21 17:34

温泉は…あんまり特徴ありませんでした。僅かに塩っぽい感じかな〜。翌日噴火口の近くでは硫黄のにおいしたのになぁ。

2/21 18:02

なんともオシャレです。そして電気も使い放題。

2/21 18:13

ごはんは山小屋ともいえない豪華さ。てかこのおでん+ごはんて尊仏山荘の朝食…。

2/22 6:33

明朝、宿を出たら重機がありました。どうやって入ってきたぁ？

2/22 6:33

ホカホカな朝。いやクソ寒いんですが。

2/22 6:34

こうして見ると本当最高のロケーションです。あっ、秘湯スタンプ押してもらい忘れた！

2/22 6:46

ついつい行き過ぎましたがこのあたりが取りつき口のようです。

2/22 6:50

少し進むとピンテあったり木の階段があったり。ただそれでもわかりにくいです。

2/22 6:51

ピンテの間隔が長いんですよね…。まぁこのへんはまだいいとして。

2/22 7:08

しばしば道がわかりにくくなるも、とりあえず木階段が見つかればそちらを行くべき。

2/22 7:27

だんだん傾斜が激しくなってきました。道も分からなくなってきました。

2/22 7:29

おや、この足跡は…クマ…ではないよなぁ。ちなみに上の足跡は頂上まで続いてました。あとたまに滑ってました。

2/22 7:31

ここでおはようございます。朝日が目に焼き付いた…。

2/22 7:40

ついにロープが現れました。しっかり使わせてもらいます。

2/22 7:47

ロープが岩に張り付いて凍ってる…。それでもロープに全力でしがみつかないと超えられない道です。

2/22 7:56

岩登りも出てきました。もうなんでもあり。

2/22 8:26

頂上が見えるところまで来れればあと150mくらい！　ようやく傾斜が緩やかになります…が、土室は相変わらず柔らかいので油断してると滑ります。

2/22 8:35

そしてこの通り高度感も凄いので怖くて怖くて…。山荘もいつしか豆粒に。

2/22 8:39

久住山一帯。向こうに並んできた…。山荘とたったの4〜500mなのにこうも高さを感じるもんなんですね。

2/22 8:41

例の双耳峰が雲の帽子をかぶってます。今日も日和ではなかったかぁ。

2/22 8:42

雲海を遥か下に臨む太陽とたぶん大船山。雲海あまり嬉しくないね…。

2/22 8:43

あぁ…山頂だ…生きてる…生きてるっていいな…。

2/22 8:44

三俣群かぁ…随分平和な一帯だなぁ。

2/22 8:44

あれは！　本日の雲仙か？　それともただの雲か？

2/22 8:45

日田方面。あれは英彦山なんだろうか？

2/22 8:47

霧氷のご褒美。このあたりでようやく霧氷を堪能する余裕が出てきました。時間の余裕はまるでないんですけどね。

2/22 8:49

いやだぁ…。もう崩落地(北峰)は行きたくないよぉ…。

2/22 8:56

あれがさっきまで登ってた南峰かぁ。堂々たる山容で好きだなぁ。

2/22 9:04

ということで本峰。さっきまでが嘘のようにあっという間。

2/22 9:02

久住一帯。こうして見ると見事な雪山ですね。

2/22 9:08

やだぁオラもう南峰行きたくねぇだ。

2/22 9:09

とか言いながら南峰方面に進み�己�をゲット。見にくいですが真ん中のあたりにかわいい看板があります。

2/22 9:13

あれが西峰かな。頂上巻道があるとは見ていたけども、まったく標高差ないような。

2/22 9:31

Say HO！Ho Hoshosan！！

2/22 9:31

やっぱりあれ噴煙ですよね…。昨日上の星生山登ってた頃にはまるで気づきませんでした。まぁガスなんで当然ではありますが。

2/22 9:40

道も三俣になってる。どーれーにーしーよーうーかーなー。なおどれにしても滑りやすい土壌の模様。

2/22 9:41

せっかくだからこの霜でキラキラしている道を選ぶぜ！

2/22 9:54

避難小屋かと思ってたら…完全に休憩所！　これで石から見を守れるのだろうか？

2/22 9:56

ついに黒岩とかの三山が見えるとこも見えるように。長者原ぽいのも見えましたが遠すぎる…。

2/22 10:07

落石地帯なので休息とらずはよ抜けろとの事ですが、そもそも走って通り抜けたいにもかかわらず子石が邪魔でスピードでませんり。

2/22 10:30

また会えたな！　そしてマナーよくこいつだけ道路の路側帯を…。

2/22 10:34

うおおとこっちも行きたい！　でも時間がない！

2/22 10:58

バス停わかりにくい！あの対岸の車の近くです。

2/22 10:58

食事処前に無料足湯が。心惹かれるけども、バスの時間…。

2/22 11:52

由布院から見た明日登る予定の由布岳と鶴見岳？の峰。天気本当にどうかなぁ。

撮影機器：

Galaxy S21 5G SC-51B docomo サムスン

感想

Barklay

1日目
気温 -6℃(牧ノ戸)〜-8℃(星生山頂)〜-3℃(法華院)
風 無風しばしば強風
消費水量 0ml

2日目
気温 朝不明(氷点下あたり？)〜2.5℃(三俣山頂)〜7℃(長者原)
風 無風
消費水量 300ml

　予定では長者原に降りたあと泉水、黒岩山をまわって牧ノ戸まで戻ってくる予定でしたが、以前から別府のワニ地獄を見たかったのを思い出し途中で切り上げるプランに。更に当日雪山化＋強風で思ったより遅くなってしまった（その上山荘の人にも懸念を示されたルートだった）ため、中岳・稲星・白口を諦めて久住山で切り上げ御池だけ見学したあと久住分かれから向かうルートに変更。当初よりだいぶ回れる山が減ってしまいました。本当は北西部からアクセスできればよかったんですけどね！
　また、そもそもここまで雪山化すると思っておらず最初は諦めようかと思ってました。非雪山靴だし風も強いし…まさか初日展望が効くとは思ってませんでした。しかも二日目より展望がよくて阿蘇も由布も恐らく大分の海も色々と見えました。二日目はまさか雲仙もよくわからないとは…。それでも展望面では恵まれてたと思います。代わりに風と危険コースのおかげで身の危険を感じましたが…。
　法華院はさすが西日本No1山小屋と名高いだけあり、ごはんはサクサクの美味しい揚げ物に餅っぽいものが入ったお吸い物とごはんも美味しかったです。何より嬉しいのは個室(ストーブつき)、消灯なし、電波が普通に届く、源泉かけ流し(しかも脱衣所にもストーブつき←！？)といった電気使い放題なところ。さすがにコンセントはありませんでしたがそんなことはどうでもよくなります。あ、でもさすがに夜は寒すぎてあまり寝れませんでした。顔が冷えて眠れないなんて初めてでした。
　色々ときついところはありましたが、今回も運良く楽しい登山でした。島に火山に森に霊峰にジャングルに火山に雪山なんてまるでゲームの世界みたい…明日は…えっと…雨に強風、つまり嵐…えぇ…そんなとこまで再現せんでも…。