大倉〜鍋割山〜(鍋割山北尾根)〜(塔ノ岳西尾根)〜塔ノ岳〜大倉
- GPS
- 10:01
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,084m
- 下り
- 2,085m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 2:12
- 合計
- 10:02
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・鍋割山北尾根は一般登山道ではない、バリエーションルートです。 地図、コンパス、GPSを持たずに進まないようにしてください。 (持っていても今回迷いましたので・・・) |
その他周辺情報 | ・大倉どんぐりハウスで、割りばし1本10円で売っています。 (持ってくるのを忘れて、どんぐりハウスに無理を言ってもらおうと思ったら「1本10円でお分けしています」と言われました) |
写真
感想
10月に行われる、Futaroさん主催の「第六回丹沢24/12時間耐久トレッキング」
http://www.yamareco.com/modules/yr_event/event_detail.php?eid=13118427
これに参加するにあたりどこを歩こうかを考えていて、すでに暫定ではあるがルートをきめたものの、未踏のところがある。その1つが鍋割山北尾根で、今回はそこを歩くという目的で、大倉尾根を登って鍋割山へ行き、そこから鍋割山北尾根を下って尊仏ノ土平へ、そして塔ノ岳へ登り返すという、若干きつめなルートを歩いた。
大倉尾根を歩いていると大よそ下記の3パターンがある
1.前半(堀山の家)はペースが上がらない
2.堀山の家以降のペースがぐっと落ちる
3.あまり気にならずすいすい行ける
今日は1と2の複合で、終始ペースが上がらなかった。しかし他の日のタイムと比べても実は大して変わっていなくて、ペースが遅いんじゃなくて、これが僕のペースなんだろうと悟るw
金冷しから鍋割山へ進む。これも随分久しぶりだ。山頂はやっぱり人が多く、ほとんどの人が鍋焼きうどん。それを尻目に軽く休憩をしていよいよ鍋割山北尾根へ。
ここは道標となるものは無い。あるのは写真にあるようなペンキで描かれた矢印やテープ。尾根に入る前に、東丹沢登山詳細図でルートを確認し、その後iPhoneに入った国土地理院の地図「電子国土」を見たら、点線で道が描かれている。これを辿っていけばいいんだと判断して進んだ。これがのちに失敗を招く。
■判断と読図のミス
オガラ沢ノ頭という場所で木にペイントがしてあったのでその矢印の方向へ進む。150mほど進み、何気にiPhoneの電子国土を見ると点線の道から思いっきり外れている。道を間違えた、尾根だからと安易に進んでしまったと思ってオガラ沢ノ頭まで戻る。そこから電子国土の点線にしたがって進もうとするのだが、どうも道らしくない。踏み跡はあるんだけど急斜面だし、谷へまっしぐらのように見える。挙句の果てには絶対にそれ崩れるだろうという感じの土質の道・・・これはおかしいと思い、東丹沢登山詳細図と電子国土を見る。すると詳細図に書かれている北尾根は先ほど間違えたと思った方向で良かった・・・。またオガラ沢ノ頭へ戻り、尾根を進んで行く。
疑うことをしなかったらもしかしたら柔らかい土に足をとられて谷に落ちていたかもしれないと考えると怖かった。あってはならない判断ミスと読図ミス。こんなところで落ちたりしたら誰も通らないぞ・・・。疑って良かった。
実はもう1回ルートミスをして、北尾根はそのまま行くと熊木沢に近い方へでるのだが、詳細図でさえ点線で描かれている方へ進んでしまい、ここも急斜面な場所だった。しかしここは進んで行くと尊仏ノ土平に出るので、時間のロスを取り戻すためにショートカットとして使った。
■「尊仏ノ土平」or「尊仏土ノ平」
以前、日記に"「土」は「ノ」先なのか、後なのか!?"というのを書いた。
http://www.yamareco.com/modules/diary/8882-month-2014-5
鍋割沢の埋もれた道標がある場所、山と高原地図では「尊仏の土平」となっていて、東丹沢登山詳細図では「尊仏土ノ平」と記載されていた。一体どっちが正しいのか?以前、ここに来た時は詳細図を使っていたのでそれに倣って「尊仏土ノ平」と記載していたが、まだ白黒ついていないけど、尊仏ノ土平のほうがしっくりくるので、今後はそう書いていきたい。
その尊仏ノ土平から塔ノ岳。しかし前回もだけど、一旦登って下ってまた登るというパターンが好きだね僕は。マジキチなコース設定ですわ。2.5劼600mも登っていくんだから急登の連続であることは言うまでもない。休憩後は調子よかったけどだんだんゆっくりになっていく。2時間で着かないと、下山はヘッデンを覚悟だなと思っていたのでなるべく止まらないように進む。水場に着いてコーヒーを飲んだら生き返ったな。どうにか2時間で塔ノ岳に着くことができた。
あとは大倉尾根を下って、陽が落ちる前に大倉へ到着。
さて、「第六回丹沢24/12時間耐久トレッキング」で歩こうと思っているルートで未踏のところがあと1つある。次回はそこに行こうと思ったけど、ここだけはもう当日ぶっつけ本番で行こうと決めた。2回続けてそこを歩くのは嫌なのでw それに、初めて歩くルートも少し位含んでおきたいからね。そういう意味で、先に鍋割山北尾根を歩いておいて良かったと思った、次回はここは割と早朝に歩くことになりそうだから、慎重に行こうと思う。
今日は、鍋割山の後、改めて塔ノ岳ですか。もしかして、こういうルートにしないともう歩く場所が無いとか。
まぁ、それは冗談としても、相変わらずタフですね。
塔ノ岳へのルートにこんなのがあったんですね。ただ日帰り周回では、正直利用しづらいですけど。
鍋割山稜は気持ち良いですよね。私は、丹沢は最近ご無沙汰になってますが、色付き始めたら行ってみようかと思いました。
お疲れ様でした。
丹沢24/12時間耐久トレッキングも頑張ってください。
kinoeさん
通常、塔ノ岳と鍋割山だったら縦走で行きますが、
今回はそうです、2部構成になってしまいました
塔ノ岳西尾根は下りたらそのまま玄倉とか雨山峠に向かうのが一般的でしょうか。
レコでも鍋割から塔をこのように行くのは見たことがないので、
かなりレアケースかもしれません
山はそろそろ紅くなってきているところもありました。
良い季節になってきましたが、そろそろ人が増えてくるのかなと思います。
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