涸沢の紅葉・北穂高岳の絶景・屈強山ガール
- GPS
- 32:00
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 1,769m
- 下り
- 1,764m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:40
天候 | 両日ともに快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多くの人のレコがあるので割愛。北穂〜涸沢間のヘルメット着用率は6〜7割程度。 |
その他周辺情報 | 涸沢のテン場は1人1000円。トイレの利用料込み。この日は全部で500張りくらい。トイレの混雑はそれほどでもなかった。 |
写真
感想
ちょっと紅葉の時期には早いかなと思いきや、涸沢の紅葉はベストタイミングでした。
紅葉見ながら宴会やってまったり登山のつもりでいましたが、天気がいいと事前に分かると欲が出てくるもの。前日に予定を変更して、北穂高岳にチャレンジしてみることに。
金曜日の出発は非常に慌しく、10時を過ぎての買出し、その後仕事スタイルの服装で出発して談合坂で慌しく着替えて準備をするというギリギリぶり。涸沢までの道中では徳沢の段階で既にガソリン切れの生ビールコース。そして涸沢着いて1次会2次会と続き・・・。
それにしても女子チームのぶっちぎりぶりがすごかったです。テント泊装備に宴会セットを担いでいるのに、横尾まで2時間ちょっとの散歩道程度で歩いてました。上高地でちょっと出遅れたんですが、その後どんなに急ごうとも姿は見えず、やっと追いついたのは徳沢の手前。その後の涸沢までの道のりも、余裕ないとか言いながら、汗ひとつかかず?登ってました。おかげでテント場到着は11時過ぎ。5時間ちょっとで涸沢到着でした。
屈強山ガールぶりを存分に発揮してくれたので、テント場もいい場所を確保できたし、よかったです。そして何と言っても赤、黄、緑が入り乱れた紅葉。さらに岩壁の黒に雪渓の白そして空の青が加わって、彩り豊かな豪華絢爛なる光景を堪能することができました。
涸沢に着いて設営完了した後は、テラスでひたすら飲み、一度戻ってお昼寝した後はステーキ→海鮮バター炒め→ねぎ塩焼き→きのこのバター炒め→よせ鍋のフルコース。夜は満天の星空に囲まれ星空撮影会。もう、言うことないです。
翌朝は4時半出発。北穂南稜を高度があげるにつれて夜があけて一面のモルゲンロード。そして山頂からは槍の勇姿に笠、黒部五郎、薬師、鷲羽、常念と主峰が一同に介す豪華ぶり。振り返れば目の前には前穂・奥穂がずっしりと。そして西には白山、東に八ヶ岳、はるか遠くに富士山と南アルプス。
とにかくここまでは全てがパーフェクトの出来でした。
そしてまぁ全てがうまくいくことなんてなわけで、無事に涸沢に戻り、1杯飲んでテントを撤収して、さらに余った缶ビールを飲んで重量を減らして横尾までかっ飛ばした後、ザックをガサゴソすると財布が入ってなかったりするわけです。どうやら、というか確実に涸沢のテント場に落としてきたようでした。
この後のやさぐれ感が異常だったようです。まぁ結果的に財布は運よく小屋に届けられ、来週中には無事に送ってくれるそうなので、よかったわけですが。
こうしてほとんど全てがうまくいった涸沢紅葉ハイクでしたが、御嶽山噴火の詳細を詳しく知ったのは下山中。徳沢から歩いているときも、高速を運転しているときも、そして今もずっとニュースの詳報が気になり続けるわけで、相変わらずのマスコミの遭難家族への配慮を欠いた対応などを同じメディアに関わる人間として穏やかならない気持ちを持ちながら今もwebやテレビのニュースを収集しつづけて今に至っております。
とりあえず、山行としてはほぼパーフェクトのうちに終わりました。同行の皆様に感謝です。
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