常念岳(東尾根) 念願の厳冬期ピークハント
- GPS
- 12:29
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,435m
- 下り
- 2,436m
コースタイム
天候 | 快晴 一瞬ガスに包まれる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
新宿12:00(あずさ)14:35松本17:00(レンタカー・買物・食事・温泉)21:30須砂渡 (帰り) 須砂渡17:00(レンタカー・高速)17:30松本18:40(あずさ)21:14新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・標高2000mまで辛い登りが延々続く。 ・森林限界からは気持ち良い雪稜歩き。 ・前常念岳への岩場は少しだけ慎重に。 ・風下側の前常念までは風の影響は受けにくいが、稜線へ出ると一気に風が強くなる。 ・天候や雪質でコース難易度は異なる。 |
写真
感想
松本平のシンボル常念岳。
今シーズン厳冬期の登頂を狙っていた山だ。冬型の気圧配置が緩み始めた日曜日。あずさ&レンタカーで北ア遠征に繰り出す。
準備万端で自宅を出発するもフリースを忘れてしまった。命に関わる中間着。これも旅の想い出とモンベル安曇野店で薄手を調達した。ほりでーゆ四季の郷の立ち寄り湯で営業終了まで粘り登山者専用駐車場で車中泊。
翌朝は午前4時前出発。林道No63標識より東尾根冬期限定ルートへ。暗闇でも明瞭な心強いトレースが常念岳へと誘う。今日は久々の長丁場。標高差2000m往復20km強12時間の日帰り。きっと稜線は極寒爆風だろう。体力と気力が試される山行だ。
森林限界。迫力ある前常念岳と横通岳がお出迎え。稜線までは一部岩稜帯を通過するが、ピッケルが役立つ箇所もあった。雪質は多彩。急斜に締まった雪面あり、アイゼンが効きにくいさらさら雪あり。モナカ地雷にも何度かハマる。ここでかなり体力・気力を消耗した。
稜線では想定通り爆風が待っていた。時折雪煙で氷の粒が顔面を叩きつけ行く手を阻む。大阪や地元長野の登山者と抜きつ抜かれつ声を掛け合いながら山頂へ。
正午ちょうどに常念岳山頂。気温-18℃。風は時折爆風程度でホッとした。山頂からは槍穂高連峰をはじめ表銀座・裏銀座の名峰が勢揃い。学生時代から一度登ってみたかった冬の常念岳。実に35年ぶり?に願いが叶った。
下山は登りと同じコース。登り約8時間、下り約4時間。軟硬混じった雪のロングトレイル。レンタカー返却時間もあり急いで下山。時間にも追われ久々にくたくたヘロヘロ山行となった。荷は重くなるがテン泊の方が気持ちに余裕が生まれるので、次回また登るとしたらテン泊かもしれない。
結構厳しい山行でしたね、おかげさまで山頂にたどり着くことができました、またどこかの山で会いましょう😊
昨日はお疲れさまでした。なかなか行程ハードな山でしたね。私は日帰り12時間以上の雪山はあまり経験ないのですが、達成感はハンパなかったですね。これからもお互い安全登山で!ありがとうございました。
来シーズンは、天気とにらめっこして厳冬期の常念岳登ってみたいです。
いつも参考になるレポ、ありがとうございます。
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