霞沢岳＆涸沢の紅葉・・サスガ！一見の価値十分あり

2014年10月01日(水) ~ 2014年10月02日(木)

• GPS: 31:24
• 距離: 47.3km
• 登り: 3,257m
• 下り: 3,249m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:14
• 休憩: 0:27
• 合計: 9:41

距離 22.9km 登り 1,893m 下り 1,839m

5:11 スタート地点
5:18 河童橋
5:23 5:24 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
5:51 明神 (明神館)
5:55 徳本口(徳本峠分岐)
8:05 8:06 ジャンクションピーク
10:06 10:07 Ｋ１ピーク
10:22 10:23 K2
10:39 11:01 霞沢岳
11:15 K2
11:30 11:31 Ｋ１ピーク
12:54 ジャンクションピーク
14:15 徳本口(徳本峠分岐)
14:52 徳澤園

2日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 2:15
• 合計: 10:00

距離 24.4km 登り 1,364m 下り 1,423m

2:36 宿泊地
2:49 2:50 新村橋(パノラマ分岐)
3:34 3:43 横尾 (横尾山荘)
4:40 本谷橋
6:19 涸沢ヒュッテ
6:24 6:29 涸沢小屋
6:32 6:55 涸沢ヒュッテ
7:00 7:23 涸沢小屋
7:23 8:23 涸沢ヒュッテ
9:22 9:30 屏風のコル
10:21 10:22 奥又白谷
10:56 10:57 新村橋(パノラマ分岐)
11:09 11:13 徳澤園
11:51 徳本口(徳本峠分岐)
12:29 河童橋
12:36 上高地バスターミナル

天候

1日目　晴れ・・時折雲が湧くものの風は穏やかで、ほぼ最高のトレッキング日和

2日目　晴れのち曇り・・予報に反して午前中は快晴に♪

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

新設された沢渡BTに一番近い第3駐車場を利用・・5時始発バスの前にタクシー要員に混ぜてもらえラッキーなスタートでした（上高地まで定額4200円なので、5名乗車だとバスより安くて（840円）早い）
http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/

上高地から沢渡へのシャトルバスは、15〜20分間隔で運行されていました（次のバス発車時刻は、バス乗り場に表示されます）

コース状況／危険箇所等

1日目
上高地〜明神〜徳本峠〜ナギ辺りまでの道は歩きやすい道で、迷うところや危険なところはありませんでした

ややキツかったのがK1ピーク手前からK2ピークにかけて・・トラロープの補助はあるもののかなりの急登で、半分切れ落ちた高度感タップリの部分もあり、ここは慎重に進みました

ジャンクションピークやK1〜K2〜頂上付近は、穂高等の展望に加えて紅黄葉も素晴らしい道・・歩きごたえも十分で大満足の稜線歩きでした

2日目
徳沢〜横尾〜涸沢のコースは、危険なところ迷うところは無く、ナイトハイクでも問題ありませんでした

涸沢からのパノラマコースは、切れ落ちた半崖道やプチ岩場がありますが、ロープが設置してあり安全対策はなされています・・2〜3ヶ所ほど渋滞気味の部分もありました

写真

10/1 4:40

初利用の沢渡バスターミナルから・・駐車場は隣接した第3を利用（1日500円）

10/1 5:05

今回はタクシー利用・・5名乗車だとバスより安い840円

10/1 5:16

一応、吊尾根〜明神方面は見えていますが雲が多い感じ

10/1 5:18

焼岳方面は雲が少ない

10/1 5:50

暗闇の中を進んで明神到着・・この時間帯の林道はヘッデン不要な程度でした

10/1 5:54

分岐から徳本峠へ

10/1 6:30

前穂には雲がかかる状態

10/1 6:49

最初の水場・・ここは流量十分

10/1 7:00

そして最後の水場・・こちらはやや細い感じ

10/1 7:04

おお！前穂も雲が取れた

10/1 7:25

稜線上の黄葉は見事

10/1 7:47

黄葉と奥穂〜明神〜前穂

10/1 8:04

ジャンクションピークから小蒿沢山のよう

10/1 8:14

次の展望地で2553mピーク〜霞沢岳

10/1 8:25

青空をバックに

10/1 9:08

ナギ付近から

10/1 9:33

吊尾根をバックに

10/1 9:41

K1ピークへのゲキ急登

10/1 9:48

力強い岩ヒダのジャン〜奥穂

10/1 9:49

ナナカマドと

10/1 9:51

K1へはキツい登りが続く

10/1 10:03

K1到着・・霞沢岳とK2ピーク

10/1 10:04

右手は穂高が近い

10/1 10:05

K1から下ってこの登り返しはキツそう

10/1 10:08

プチ岩場

10/1 10:22

焼岳が近くなってきて迫力

10/1 10:39

そして頂上到着

10/1 10:49

かなり立派な山容ながら名前のない2553mピーク

10/1 10:49

先月登った双六岳のよう

10/1 10:50

噴煙上がる焼岳頂上をズーム

10/1 10:52

西穂高岳

10/1 11:00

本日は高度計が1m違い・・というか5m単位なのでjustといってよい正確さ

10/1 11:42

錦の文様を楽しむ

10/1 11:56

ジャンクションピークに連なる2384mピーク方面

10/1 12:23

湿地帯の小池も色づきのおかげでいい感じ

10/1 12:54

下山時はガスが取れた小蒿沢山

10/1 14:20

下山して徳沢へ向かう途中の明神岳

10/1 14:53

徳沢到着・・絵になるリゾート地という感じ

10/1 14:56

宿泊する氷壁の宿・徳澤園

10/1 15:06

風呂有り〜

10/1 17:36

夕食はステーキで〜

10/1 18:42

薪ストーブでの団らんもあれば〜
・・大部屋就寝以外は、気のきいたプチホテルのよう

10/2 5:44

翌日は今回メインの涸沢紅葉を狙って3時前にヘッデン出発・・但し、到着時点ではこのようなガスの中。。

10/2 5:57

ところが次第にガスが晴れてきて〜

10/2 6:18

ブルースカイに

10/2 6:23

カールの西側から紅黄葉に光が差してきました

10/2 6:32

涸沢岳をバックにいい色付き

10/2 6:27

縦アングルで

10/2 6:58

次第に奥穂方面にも光が差し〜

10/2 6:51

この錦模様が何とも言えずイイ！

10/2 7:04

色づきのおかげで満足の山岳景観

10/2 7:08

前穂方面は中々光が当たらず

10/2 7:26

色々と撮ってみます

10/2 8:08

紅もいいけと黄も

パノラマで

10/2 8:18

ヘリの荷揚げで騒々しい涸沢ヒュッテから〜

10/2 8:24

今回はパノラマコースで下山

その名の通り大パノラマの展望コース

10/2 8:43

北穂も迫力

10/2 8:48

このような難所もあり
・・安全対策はなされているものの慎重に

そして見えてきたのは〜

10/2 8:58

槍の頭

10/2 8:58

ズームで

10/2 9:11

屏風の頭方面

10/2 9:19

秋色を満喫して屏風のコルから下ります

10/2 10:23

氷壁の舞台・奥又白谷方面を振り返りつつ〜

10/2 10:55

新村橋へと帰着

10/2 12:34

平日ゆえか比較的ユッタリとした上高地バスターミナルから帰路へ

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

感想

sht

自分としては珍しく（というか初めてかも）10月初めに連休が取れ、一度見たかった涸沢の紅葉をメインに、二百名山の霞沢岳登頂を組み合わせて上高地へと向かいました。

今年の夏山シーズンは天気に恵まれませんでしたが、秋になると好天続きとなり、今回の2日間も文句のつけ様がない天気に。

おかげでタイミングバッチリともなった涸沢の紅葉や、穂高の展望台・霞沢岳からの素晴らしい山岳眺望を満喫できました。中でもメジャーな涸沢の紅葉はサスガ・見事で、1日かけて見物に出かける価値は十分ありました。

宿泊した徳澤園は、“山小屋”という範疇ではくくれない、シックでしゃれた感じのプチホテル風の宿で、ステーキメインの夕食や白炭の湯にも満足しました。

とはいえ又の機会があったならば、あれだけの紅葉がある涸沢だけにその真っ只中でテント泊し、光の変化により移り変わる紅葉の美しさを1日中追いかけてみたいものだと思いました。