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Yamareco

記録ID: 5233693
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

井戸沢ノ頭・安寺沢金剛山バリエーション

2023年03月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
02:46
距離
14.4km
登り
961m
下り
874m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:44
休憩
0:02
合計
2:46
12:41
21
13:08
21
13:29
7
13:42
47
14:29
12
14:41
14:42
44
15:26
15:27
0
15:27
秋山温泉
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:上野原駅下車
帰り:秋山温泉の送迎バスにて上野原駅下車
コース状況/
危険箇所等
・桜井峠
桜井隧道北側に取り付きあり。峠まではやや荒れているが道ははっきりとしている。峠より南側は舗装路。

・井戸沢ノ頭
富岡の金山神社の30mほど手前から民家の前を通る小道へ入る。道なりに進むと獣害防止のフェンスがあり、橋を渡った先が取り付きになる。
作業道のような踏み跡を追い登っていくと小屋があり、その背後から足元の安定しない斜面を這い上がる。
以降は尾根沿いを歩き、アップダウンを経て頂上に登り上げる。途中の490m地点に祠跡があり、廃道であることが解る。また赤や黄色のテープが適切に案内している。落ち葉が多いのでトラバースは使わず、尾根上かやや西側を進むと歩きやすい。

・安寺沢金剛山
井戸沢ノ頭からはザレた急斜面を3度下り、岩場を登り返した先に祠のある頂上に出る。下山は富岡へ下りるルートを外れ、頂上から南東に50m下った先から南の尾根へ入る。
地図には記載されてないものの尾根上部は広く、ほぼ一般道と呼んでも良い道が続く。標高530mの手前から南西の支尾根へ乗り換える。テープなどはなく、ザレた急斜面が続くが道は比較的明瞭。転倒に注意しながらジグザグに下りていくとやがて西へ短くトラバースし、谷を見下ろしながら下降していくと熊野神社の屋根が見えてくる。

※安寺沢金剛山は地図上の標記は単に「金剛山」である。近隣に古峯神社を擁する金剛山が複数あるため便宜的に至近の地区名を頭に付けているが、頂上の祠は安寺沢・富岡・一古沢の三地区で祀っているようだ。
その他周辺情報 秋山温泉にて入浴(市外820円)
上野原駅までの帰りは温泉の無料送迎バスを利用
http://www.akiyamaonsen.com/
<JR中央本線 上野原駅>
駅からスタート。バスがないので秋山トンネルまで徒歩で4kmほど歩く。
2023年03月04日 12:41撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 12:41
<JR中央本線 上野原駅>
駅からスタート。バスがないので秋山トンネルまで徒歩で4kmほど歩く。
<鶴島神明社>
今日は帰りのバスの時間があるので寄り道せずに歩く。20度近くまで気温が上がったが木々はまだ葉を付けておらず絵面はやや寂しい。
2023年03月04日 12:53撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 12:53
<鶴島神明社>
今日は帰りのバスの時間があるので寄り道せずに歩く。20度近くまで気温が上がったが木々はまだ葉を付けておらず絵面はやや寂しい。
秋山地区へ向けひた歩き。こう見えて結構傾斜がある。
2023年03月04日 12:56撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 12:56
秋山地区へ向けひた歩き。こう見えて結構傾斜がある。
ゴルフ場の近くには解け残った雪が。
2023年03月04日 13:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:03
ゴルフ場の近くには解け残った雪が。
<天神隧道>
ログが飛ぶので短い旧トンネルで。
2023年03月04日 13:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:04
<天神隧道>
ログが飛ぶので短い旧トンネルで。
<犬嶋神社>
このお宮も立ち寄らず通過。背後にある旧矢ノ根峠に用があるので参拝はまたその時に。
2023年03月04日 13:13撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:13
<犬嶋神社>
このお宮も立ち寄らず通過。背後にある旧矢ノ根峠に用があるので参拝はまたその時に。
<田野入トンネル>
こちらは迂回できるが短縮のため通過する。
2023年03月04日 13:15撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:15
<田野入トンネル>
こちらは迂回できるが短縮のため通過する。
<秋山トンネル>
やっと今回の目標地点その一に着いた。メモを取っているとロードの集団がトンネルへ吸い込まれていった。今日くらいの暖かさだと気持ちいいのだろうか。こっちは既に汗だく。
2023年03月04日 13:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:19
<秋山トンネル>
やっと今回の目標地点その一に着いた。メモを取っているとロードの集団がトンネルへ吸い込まれていった。今日くらいの暖かさだと気持ちいいのだろうか。こっちは既に汗だく。
トンネルには入らず金山地区に通じる右手の車道へ入る。
2023年03月04日 13:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:19
トンネルには入らず金山地区に通じる右手の車道へ入る。
秋山トンネル前から西進し桜井隧道分岐の先を見ると南西に山道が始まっている。
2023年03月04日 13:21撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:21
秋山トンネル前から西進し桜井隧道分岐の先を見ると南西に山道が始まっている。
<入山口>
ここから入山。
2023年03月04日 13:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:22
<入山口>
ここから入山。
ちょっと頼りないが道標も設置されている。
2023年03月04日 13:22撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:22
ちょっと頼りないが道標も設置されている。
西側の谷に開発の跡を見ながら高度を上げていく。道幅は広いがスギの枯れ枝が多く少々歩きにくい。
2023年03月04日 13:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:23
西側の谷に開発の跡を見ながら高度を上げていく。道幅は広いがスギの枯れ枝が多く少々歩きにくい。
谷が迫る箇所ではやや道が怪しくなるので足早に通過。峠越えの道は尾根へ出ないのでこのような所が2,3あった。
2023年03月04日 13:26撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:26
谷が迫る箇所ではやや道が怪しくなるので足早に通過。峠越えの道は尾根へ出ないのでこのような所が2,3あった。
<桜井峠>
笹が出始めるとじき峠に出た。獣除けのフェンスは開閉式でなく左右の支柱に立て掛けられているだけだった。
2023年03月04日 13:28撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:28
<桜井峠>
笹が出始めるとじき峠に出た。獣除けのフェンスは開閉式でなく左右の支柱に立て掛けられているだけだった。
ここから一古沢〜金山峠〜大地峠を繋ぐルートに乗ることができる。以前は雰囲気の良い山道だったが金山峠以北は開発ですっかり様変わりしてしまった。
2023年03月04日 13:29撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:29
ここから一古沢〜金山峠〜大地峠を繋ぐルートに乗ることができる。以前は雰囲気の良い山道だったが金山峠以北は開発ですっかり様変わりしてしまった。
桜井側は舗装路となる。こちらにはしっかりとしたゲートが設置されていた。感電しないだろうが操作する時はいつも緊張する。
2023年03月04日 13:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:30
桜井側は舗装路となる。こちらにはしっかりとしたゲートが設置されていた。感電しないだろうが操作する時はいつも緊張する。
南向きの農地に植えられている梅は満開。
2023年03月04日 13:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:30
南向きの農地に植えられている梅は満開。
ホトケノザの絨毯
2023年03月04日 13:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:30
ホトケノザの絨毯
南には阿夫利山をはじめ前道志の山が屏風のように並んでいる。奥には大室山の頂上も覗く。
2023年03月04日 13:31撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:31
南には阿夫利山をはじめ前道志の山が屏風のように並んでいる。奥には大室山の頂上も覗く。
近傍の367.0m三角点を探したが荒れ放題で早々に退散した。
2023年03月04日 13:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:33
近傍の367.0m三角点を探したが荒れ放題で早々に退散した。
県道35号線へ地図にない坂道を一気に下る。
2023年03月04日 13:33撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:33
県道35号線へ地図にない坂道を一気に下る。
県道に下り立ち桜井峠を振り返ると山肌を梅が彩っていた。春はすぐそこ。
2023年03月04日 13:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:36
県道に下り立ち桜井峠を振り返ると山肌を梅が彩っていた。春はすぐそこ。
<秋山大橋>
東へ移動し富岡地区へ。
2023年03月04日 13:42撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:42
<秋山大橋>
東へ移動し富岡地区へ。
地区入口の東側にひっそりと集められた石仏他。
2023年03月04日 13:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:43
地区入口の東側にひっそりと集められた石仏他。
<金山神社>
今回歩く井戸沢ノ頭北尾根はここまで進むと行き過ぎ。
2023年03月04日 13:45撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:45
<金山神社>
今回歩く井戸沢ノ頭北尾根はここまで進むと行き過ぎ。
30mほど引き返し民家の間を縫う地道に入る。
2023年03月04日 13:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:46
30mほど引き返し民家の間を縫う地道に入る。
個人宅の庭に出てしまわないかと冷や冷やしたが崖沿いに道は続いている。途中笹が倒れて道が塞がっていたが強引に抜けた。
2023年03月04日 13:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:46
個人宅の庭に出てしまわないかと冷や冷やしたが崖沿いに道は続いている。途中笹が倒れて道が塞がっていたが強引に抜けた。
斜面にちょっとした穴が開いていた。防空壕だろうか、中は薄っすらと土煙が舞っていてただならぬ雰囲気に身震いする。
2023年03月04日 13:47撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:47
斜面にちょっとした穴が開いていた。防空壕だろうか、中は薄っすらと土煙が舞っていてただならぬ雰囲気に身震いする。
ゲートを通過して対岸へ渡る。
2023年03月04日 13:47撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:47
ゲートを通過して対岸へ渡る。
少しの間構造物が続く。奥を覗いてみたが東側の林道そばを流れている川の堰堤を作るための道のようだった。
2023年03月04日 13:48撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:48
少しの間構造物が続く。奥を覗いてみたが東側の林道そばを流れている川の堰堤を作るための道のようだった。
作業道らしい踏み跡を追って南西へ。しばらくは尾根筋がはっきりせずある程度勘に頼って歩く事になる。
2023年03月04日 13:49撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:49
作業道らしい踏み跡を追って南西へ。しばらくは尾根筋がはっきりせずある程度勘に頼って歩く事になる。
赤テープを発見。
2023年03月04日 13:50撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:50
赤テープを発見。
スギ林を登っていくとトタン屋根の作業小屋前に出た。テープはこの裏手から上がるよう案内している。
2023年03月04日 13:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:52
スギ林を登っていくとトタン屋根の作業小屋前に出た。テープはこの裏手から上がるよう案内している。
そこからは足元がぐずぐずの急坂がしばらく続き大変だった。藪がなくて助かった。
2023年03月04日 13:52撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:52
そこからは足元がぐずぐずの急坂がしばらく続き大変だった。藪がなくて助かった。
傾斜が緩むと今度は落ち葉に足を取られる。
2023年03月04日 13:55撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:55
傾斜が緩むと今度は落ち葉に足を取られる。
標高400mを超す辺りで木の根が張り出し歩きやすい道に変わった。
2023年03月04日 13:56撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:56
標高400mを超す辺りで木の根が張り出し歩きやすい道に変わった。
踏み跡は短絡しようと東側を行くが往々にして落ち葉で滑りやすいためあまり追従する必要を感じなかった。安全地帯に復帰するために何度も木に掴まるシーンがあったので思い切って尾根通しに歩くのもありだと思う。
2023年03月04日 13:59撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 13:59
踏み跡は短絡しようと東側を行くが往々にして落ち葉で滑りやすいためあまり追従する必要を感じなかった。安全地帯に復帰するために何度も木に掴まるシーンがあったので思い切って尾根通しに歩くのもありだと思う。
北に先程歩いてきた桜井の扇状の耕作地が見える。中央やや上が桜井峠。
2023年03月04日 14:00撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:00
北に先程歩いてきた桜井の扇状の耕作地が見える。中央やや上が桜井峠。
主尾根に乗り470m付近の平場に祠の一部が残っていた。ここでようやくこのルートが廃道だったことに気付く。ここも周囲に点在する火伏の金剛山の一つだったのだろうか。
2023年03月04日 14:03撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:03
主尾根に乗り470m付近の平場に祠の一部が残っていた。ここでようやくこのルートが廃道だったことに気付く。ここも周囲に点在する火伏の金剛山の一つだったのだろうか。
道は地図に出ないような規模の登り下りを繰り返しじりじりと山頂へ詰めていく。尾根に乗ってしまえさえすれば道は良いといってもいいくらい。
2023年03月04日 14:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:08
道は地図に出ないような規模の登り下りを繰り返しじりじりと山頂へ詰めていく。尾根に乗ってしまえさえすれば道は良いといってもいいくらい。
573m点圏峰、井戸沢ノ頭が立ち塞がる。
2023年03月04日 14:08撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:08
573m点圏峰、井戸沢ノ頭が立ち塞がる。
南東、林道側から登ってくる明瞭な作業道もあった。
2023年03月04日 14:09撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:09
南東、林道側から登ってくる明瞭な作業道もあった。
<573m点圏峰>
登ってきた方を振り向くと適切にテープが誘導していた。このルートを下りに取った場合、間違った尾根に入ると危険なので非常にありがたい。
2023年03月04日 14:17撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:17
<573m点圏峰>
登ってきた方を振り向くと適切にテープが誘導していた。このルートを下りに取った場合、間違った尾根に入ると危険なので非常にありがたい。
P573から南はずり落ちるような急傾斜が続く。左右に逃げるのが手間で直登したが途中テープを殆ど見なかったので有効な道があるものと思われる。
2023年03月04日 14:19撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:19
P573から南はずり落ちるような急傾斜が続く。左右に逃げるのが手間で直登したが途中テープを殆ど見なかったので有効な道があるものと思われる。
標高600mを過ぎると傾斜は緩みほっとする。ここから先は点々と境界見出標が立てられていた。
2023年03月04日 14:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:23
標高600mを過ぎると傾斜は緩みほっとする。ここから先は点々と境界見出標が立てられていた。
ちなみに、見辛いが郡内三山や大菩薩嶺は梢越しに覗いていたので苦しい登りの癒しになった。このルートを歩くなら紅葉か冬枯れの時期だと思う。
2023年03月04日 14:24撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:24
ちなみに、見辛いが郡内三山や大菩薩嶺は梢越しに覗いていたので苦しい登りの癒しになった。このルートを歩くなら紅葉か冬枯れの時期だと思う。
標高650mまで登れば傾斜はほぼなくなるが、この辺りは偽のピーク。踏み跡も曖昧になるので適当に歩きやすい所を進む。
2023年03月04日 14:26撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:26
標高650mまで登れば傾斜はほぼなくなるが、この辺りは偽のピーク。踏み跡も曖昧になるので適当に歩きやすい所を進む。
<分岐>
しばらく進むと林道からの登山道と合流。道標には来た道が「祠〜左周り富岡」とある。
2023年03月04日 14:27撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:27
<分岐>
しばらく進むと林道からの登山道と合流。道標には来た道が「祠〜左周り富岡」とある。
<井戸沢ノ頭>
分岐からピークは目と鼻の先である。ここには市が設置した道標もある。この冬に3度歩いたが誰一人として出会わなかったが……
2023年03月04日 14:28撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:28
<井戸沢ノ頭>
分岐からピークは目と鼻の先である。ここには市が設置した道標もある。この冬に3度歩いたが誰一人として出会わなかったが……
山頂標
2023年03月04日 14:28撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:28
山頂標
この調子だと阿夫利山ピストンはまた落ち葉で怖いトラバースを強いられるので、それは止めて東に向けて下降を開始する。
2023年03月04日 14:29撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:29
この調子だと阿夫利山ピストンはまた落ち葉で怖いトラバースを強いられるので、それは止めて東に向けて下降を開始する。
東尾根には急下降が3ヵ所。ザレと落ち葉で容赦なく滑るので設置されたトラロープをお守りに握らせてもらう。
2023年03月04日 14:30撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:30
東尾根には急下降が3ヵ所。ザレと落ち葉で容赦なく滑るので設置されたトラロープをお守りに握らせてもらう。
南にちらっと見えたのは袖平山辺りだろうか。
2023年03月04日 14:32撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:32
南にちらっと見えたのは袖平山辺りだろうか。
3本目のトラロープ区間。簡単そうに見えてかなり滑る。
2023年03月04日 14:32撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:32
3本目のトラロープ区間。簡単そうに見えてかなり滑る。
井戸沢ノ頭を見上げて。
2023年03月04日 14:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:35
井戸沢ノ頭を見上げて。
下り切ると少しの間広い尾根道になる。正面には金剛山。
2023年03月04日 14:35撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:35
下り切ると少しの間広い尾根道になる。正面には金剛山。
取り付くとやや険しい岩場に。岩場だけならいいがずるずると滑る砂がセットなので厄介である。
2023年03月04日 14:36撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:36
取り付くとやや険しい岩場に。岩場だけならいいがずるずると滑る砂がセットなので厄介である。
岩場を越しても山頂とはならず、もう一登りある。
2023年03月04日 14:39撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:39
岩場を越しても山頂とはならず、もう一登りある。
<安寺沢金剛山山頂>
登り上げると石祠のある平場に立つ。火伏の御札は見当たらなかったが古峯神社の文字ははっきりと読めた。近隣の金剛山にある祠と比べてもここのものは状態が良い。
2023年03月04日 14:40撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:40
<安寺沢金剛山山頂>
登り上げると石祠のある平場に立つ。火伏の御札は見当たらなかったが古峯神社の文字ははっきりと読めた。近隣の金剛山にある祠と比べてもここのものは状態が良い。
山頂標
2023年03月04日 14:40撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:40
山頂標
井戸沢ノ頭同様に切り株の椅子が並んでいるので利用させてもらった。
2023年03月04日 14:41撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:41
井戸沢ノ頭同様に切り株の椅子が並んでいるので利用させてもらった。
下山はまず南東へ。
2023年03月04日 14:42撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:42
下山はまず南東へ。
100mほど進んだ所で尾根が左右に分かれるので今回は南尾根へ入る。
2023年03月04日 14:43撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:43
100mほど進んだ所で尾根が左右に分かれるので今回は南尾根へ入る。
ルートにないがこちらも明瞭。一般道と呼んで差し支えない。地元の方が金剛山に参拝するルートなのだろう。
2023年03月04日 14:44撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:44
ルートにないがこちらも明瞭。一般道と呼んで差し支えない。地元の方が金剛山に参拝するルートなのだろう。
530m付近からやや西寄りに流れて麓の熊野神社へ向かうルートを取り始める。一応主尾根を覗いてみたが道は不明瞭だった。
2023年03月04日 14:46撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:46
530m付近からやや西寄りに流れて麓の熊野神社へ向かうルートを取り始める。一応主尾根を覗いてみたが道は不明瞭だった。
下部は細かくジグが切られているのだがとにかく滑りやすい。
2023年03月04日 14:47撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:47
下部は細かくジグが切られているのだがとにかく滑りやすい。
しばらく人が歩いていないのか落ち葉が脛近くまで積もっていた。ここも尾根通しからの復帰の方が安全である。
2023年03月04日 14:49撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 14:49
しばらく人が歩いていないのか落ち葉が脛近くまで積もっていた。ここも尾根通しからの復帰の方が安全である。
道は西へ向かい始める。
2023年03月04日 14:51撮影 by  X100T, FUJIFILM
2
3/4 14:51
道は西へ向かい始める。
道はは谷にぶつかると南に下降していき、そのまま付いていくとモダンな造りの熊野神社脇に出た。
2023年03月04日 14:53撮影 by  X100T, FUJIFILM
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道はは谷にぶつかると南に下降していき、そのまま付いていくとモダンな造りの熊野神社脇に出た。
<熊野神社>
唐突に現れた社殿にほっとする。どなたかの別荘かと思うような外観だが。
2023年03月04日 14:54撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<熊野神社>
唐突に現れた社殿にほっとする。どなたかの別荘かと思うような外観だが。
中も覗かせていただいた。覆屋同様再建したのか綺麗な祠と小さな神輿が納められている。由緒は不明。
2023年03月04日 14:55撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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中も覗かせていただいた。覆屋同様再建したのか綺麗な祠と小さな神輿が納められている。由緒は不明。
参道の石段が今回の核心部だった。不揃いな石に枯れ枝が良く滑る。
2023年03月04日 14:55撮影 by  X100T, FUJIFILM
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参道の石段が今回の核心部だった。不揃いな石に枯れ枝が良く滑る。
社殿を振り返る。シンボルだった朱色の鳥居は失われている。
2023年03月04日 14:56撮影 by  Pixel 6a, Google
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社殿を振り返る。シンボルだった朱色の鳥居は失われている。
農道を下り車道に出れば今回の山道は終了。以降は車道を歩いて秋山温泉に向かう。
2023年03月04日 14:58撮影 by  X100T, FUJIFILM
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農道を下り車道に出れば今回の山道は終了。以降は車道を歩いて秋山温泉に向かう。
こちらの集落も梅が盛りを迎えていた。
2023年03月04日 14:58撮影 by  X100T, FUJIFILM
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こちらの集落も梅が盛りを迎えていた。
<安寺沢郷倉>
江戸時代に集落に備えられた共同(官製)の穀倉で凶作の際に利用されたそうな。
2023年03月04日 15:02撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<安寺沢郷倉>
江戸時代に集落に備えられた共同(官製)の穀倉で凶作の際に利用されたそうな。
藁葺屋根に梅が映える。
2023年03月04日 15:03撮影 by  Pixel 7 Pro, Google
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藁葺屋根に梅が映える。
安寺沢川に沿って道は続く。沢床まで高度差があり結構見応えがある。
2023年03月04日 15:04撮影 by  X100T, FUJIFILM
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安寺沢川に沿って道は続く。沢床まで高度差があり結構見応えがある。
人里が見えてくると人心地つく。安寺沢の集落からしばらくは携帯の電波も通じなかった。
2023年03月04日 15:20撮影 by  X100T, FUJIFILM
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3/4 15:20
人里が見えてくると人心地つく。安寺沢の集落からしばらくは携帯の電波も通じなかった。
秋山温泉直上から遊歩道が通じている。入口そばに下りられるのでおすすめ。
2023年03月04日 15:21撮影 by  X100T, FUJIFILM
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秋山温泉直上から遊歩道が通じている。入口そばに下りられるのでおすすめ。
今回の趣旨はログの取り直しなので忠実に車道を辿る。
2023年03月04日 15:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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今回の趣旨はログの取り直しなので忠実に車道を辿る。
<秋山温泉>
ゴールはここで。奥多摩や大菩薩に劣らぬ強アルカリ性源泉かけ流しのお湯が堪能できる。海パンと帽子を持って来れば温水プールにも入れるという隠れ名泉である。
2023年03月04日 15:26撮影 by  X100T, FUJIFILM
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<秋山温泉>
ゴールはここで。奥多摩や大菩薩に劣らぬ強アルカリ性源泉かけ流しのお湯が堪能できる。海パンと帽子を持って来れば温水プールにも入れるという隠れ名泉である。
帰りは無料の送迎バスを利用した。10分程前からほぼ満席だった。
2023年03月04日 16:23撮影 by  X100T, FUJIFILM
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帰りは無料の送迎バスを利用した。10分程前からほぼ満席だった。

装備

MYアイテム
へるにゃん
重量:3.82kg

感想

天気がいいのにどうにも遠出する気が起きず、近場のログの取り直しと温泉が目的のショートハイクをする事にした。

ログが欲しいのは以下三つ

A. 桜井峠越えのルート北側
B. 井戸沢ノ頭北尾根ルート
C. 安寺沢金剛山南尾根ルート

Aは昭文社や登山詳細図にも線の引かれた道である。
B・Cはいずれにも記載のないバリエーションで、ウェブにも情報があまりない。

一応は以前歩いたことがあるルートなので歩いていればそのうち思い出すだろうと上野原駅を出た。

それよりも恐れていたのは熊の存在だ。ここ数日で気温が急に上がり山も目覚め始めた頃だろう。そういった事もあって山深い地域のロングハイクが怖くなった次第である。秋山山稜というか前道志と呼ばれるこの辺りもよく出ると聞く。実際、富岡の麓に近い所ではやや乾いたフンがいくつか見られた。当然ながら山中では誰とも出会わなかった。


井戸沢ノ頭北尾根ルートの序盤は斜面を這い上がるのに精いっぱいだったが、それもしばらくの事で以降はバリルートにしては歩きやすい尾根通しの道が続く。地味なアップダウンが連続し汗びっしょり。短いながら登りごたえがある。
すぐ西隣の阿夫利山直登コースも一般ルート扱いだが荒廃が進んでいて登りやすさという意味ではそう大差ないように感じた。

それにしてもルート上は落ち葉が多く滑りやすい。冬枯れでそこそこの眺めがあるから文句は言えないのだけど。阿夫利山にも足を運ぶつもりでいたが井戸沢ノ頭の先に足場が非常に狭いトラバースがある。秋に怖い思いをしたためピストンは止めておいた。

安寺沢金剛山からの下りは道がはっきりとしている。下りは滑って怖いけど登り利用にすればほぼ一般ルートである。麓の熊野神社の鳥居が無くなっていた事と、金剛山の祠に新旧の御札が置かれていなかったのを気に掛けながら秋山温泉へと向かった。


斯くして無事ログ取りにも成功し、温泉(と帰りのバス)にもありつけた。この辺りの山域にしてはバリルートもあっさりとしていて、午後のショートハイクには丁度良い。もう少しザレが大人しければ言う事なしである。

麓では梅が香りを放ち、足元には春先の花が咲き始めていた。山では春の足音が聞こえ始めていたが、露天風呂はちょっと寒かった。

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