荒天めげずに槍ヶ岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 1,843m
- 下り
- 1,844m
コースタイム
- 山行
- 4:41
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:28
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 9:50
天候 | 10/4曇時々晴、10/5 曇のち雨、10/6雨時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
上高地バスターミナルへは往復タクシー利用(片道4200円) バスは通常この時期5:30始発だが、紅葉のハイシーズンのため4時台後半から臨時バス運行あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースの状況は、槍沢ルートの一の俣と二の俣のあいだに崩壊地が注意。 帰り台風による沢の増水が心配されたが、さほどではなかった。 |
その他周辺情報 | 上高地はバスターミナルから横尾まで各拠点に売店等あり。 |
写真
感想
以前から計画していた、北アルプス槍ヶ岳登山。
あいにくと台風18号が接近し荒れ模様の天候が予想されたが、とにかく現地に行って決行するかどうかを決めようということで、上高地へ向かった。
10月4日
初日は曇り時々晴れとまあ、許せる範範囲。
台風接近にも関わらず、上高地バスターミナルは登山者でごった返し。
その多さに日本位置の登山基地だなと改めて認識させらた。
台風の接近具合で初日に槍ヶ岳山荘まで行くかどうか、槍沢ロッヂに着いてからの判断とする。
河童橋から梓川を右岸へ渡り、散策路を行く。
静かな道は木道も整備され、風景でお腹いっぱいな気分。
途中猿の群れに遭遇するも無視。
明神橋を渡り左岸へ移ると、多くの登山者がいた。
横尾までは隊列をくむかのごとく大移動といった感じ。これでは熊も恐れて出て来れない。
徳沢を過ぎ、横尾へ到着。登山者の8割がたは涸沢へ向かうようだ。
我々は、槍沢へ。急に静かな山歩きとなる。
槍沢ロッヂに昼近くにつくも、初日はこれ以上の行程はムリと判断し、槍沢ロッヂにお世話になることにした。
槍ヶ岳へは明日早朝よりピストンで目指すことに決定。
昼寝後、早々に食事をし就寝。ここは風呂があるのでとてもありがたい。
10月5日
朝4時出発。まだ暗いがルートははっきりしているので分かりやすい。
なんとか9時ごろにはついて穂先へ登らないと風雨が強くなる予報。
がんばって歩を進める。
なんとか9時前に槍ヶ岳山荘へ到着するも、すでに雨。そして穂先は多少霧。おまけに眺望なし。
でも、穂先へ登り頂上を目指す。
谷からの吹き上げの風がすこし怖かったが、なんとか登頂をはたし、無事山荘へ生還。休憩後、ひどくならないうちに槍沢ロッヂへ下る。
午後1時50分頃に到着。9時間50分の行程。
10月6日
朝8時出発とゆっくりめの出発。
雨はけっこうまだ降っているが、風はほとんどなく、また沢の増水も心配されたが、そうでもなかった。
今日はゆっくり下り、午後1時前には上高地バスターミナルに到着。
途中徳沢から先で、また猿の群れと遭遇。無視、無視。
今回は台風接近という中の決行だった。行く前中止にするかかなり悩んだが、行動して現場での判断というカタチでなんとか行ってこれたが、北アルプスという山小屋がたくさんある場所だから可能だった。これがバリエーションルートを含む行程なら中止だった。
登山形態、パーティーの技量、天候の具合によるスケジュールの変更などなど、かなりいろいろなことを考えた山行だった。
ただ、眺望もない槍ヶ岳の山頂で久しぶりにいい達成感を感じた。
あと、富士山、北岳、間ノ岳、槍ヶ岳と登ったので、高さベスト5はあと奥穂高岳だなっと。
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