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Yamareco

記録ID: 527289
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

権現づるねから行く将棊頭-駒ヶ岳-宝剣

2014年10月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
y-urano その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:01
距離
15.1km
登り
2,140m
下り
589m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:00
休憩
1:56
合計
8:56
距離 15.1km 登り 2,140m 下り 592m
7:44
7:58
57
10:59
11:29
14
11:57
47
12:44
14
12:58
13:32
8
13:49
13:51
9
14:00
11
14:11
14:43
17
15:00
7
15:07
15:09
19
15:28
15:29
0
15:29
ゴール地点
駒ヶ根駅18:54分--下島19:09着------19:45駐車場
天候 高曇り-晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
行き 伊那スキーリゾート上の駐車場
帰り ロープウェイ-バス(駒ヶ根駅)JR飯田線 下島駅 計2370円 
コース状況/
危険箇所等
権現づるね 権現山-将棊頭まではほとんどが土道です。
      歩きやすく、2度ほど急登がありす。
      なだらかなところも多く、変化があって飽きません、
      思ったよりどんどん進めます。
宝剣岳-極楽平 北アルプスの大キレットの縮小版といった感じです。
       1カ所短いナイフリッジの鎖場があります、そこは注意です。 
その他周辺情報 ロープウェイは混雑していました 15時時点で約2時間待ち。
でも整理券でのOPのため、その間はレストランで快適でした。
ロープウェイ下車してからのバスの乗り継ぎもスムーズでバスは皆座れます。
スキーリゾート上のここが登山口、しばし薄暗い谷をトラバースして行きます。
2014年10月11日 06:32撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 6:32
スキーリゾート上のここが登山口、しばし薄暗い谷をトラバースして行きます。
1時間弱でお寺から登ってくるコースに合流です。
2014年10月11日 07:31撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 7:31
1時間弱でお寺から登ってくるコースに合流です。
1時間10分で権現岳山頂です。
直下の急登は冬場泣かされたところですが、雪がなければ早く登れます。
2014年10月11日 07:42撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 7:42
1時間10分で権現岳山頂です。
直下の急登は冬場泣かされたところですが、雪がなければ早く登れます。
東には八ヶ岳連峰
2014年10月11日 07:48撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 7:48
東には八ヶ岳連峰
八ヶ岳から南アルプス甲斐駒-仙丈
2014年10月11日 07:48撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
10/11 7:48
八ヶ岳から南アルプス甲斐駒-仙丈
さらに仙丈-昨日登った白峰三、正面は農鳥です。
微妙にかすんでいて残念。
2014年10月11日 07:46撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
10/11 7:46
さらに仙丈-昨日登った白峰三、正面は農鳥です。
微妙にかすんでいて残念。
実は権現岳本当の山頂はすぐ上です。
ここが伊那よく見える1749m
2014年10月11日 07:56撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 7:56
実は権現岳本当の山頂はすぐ上です。
ここが伊那よく見える1749m
権現岳からは尾根を登ったりしますが、平坦な歩きやすい道も多くなります。
2014年10月11日 08:43撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
10/11 8:43
権現岳からは尾根を登ったりしますが、平坦な歩きやすい道も多くなります。
高曇りの空から青空がでてきました。
標高2000m付近、このあたりは紅葉がちょうど良いかな。
2014年10月11日 08:43撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 8:43
高曇りの空から青空がでてきました。
標高2000m付近、このあたりは紅葉がちょうど良いかな。
権現岳から1時間弱で駒ヶ岳までの五合目です。
ここからの眺望もいいです。
2014年10月11日 08:47撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 8:47
権現岳から1時間弱で駒ヶ岳までの五合目です。
ここからの眺望もいいです。
東に視界が開けます。
登ってきた権現岳と伊那盆地、大きな川は三峰川
2014年10月11日 08:48撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 8:48
東に視界が開けます。
登ってきた権現岳と伊那盆地、大きな川は三峰川
五合目から1時間、きつい急登が終わりかけています。
登山道はピンクのテープが目印ですが、尾根沿いのため間違えることはありません。
2014年10月11日 09:47撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 9:47
五合目から1時間、きつい急登が終わりかけています。
登山道はピンクのテープが目印ですが、尾根沿いのため間違えることはありません。
テントの張れそうな小ピークの平らな場所で休憩、ここは標高2467m
2014年10月11日 10:00撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 10:00
テントの張れそうな小ピークの平らな場所で休憩、ここは標高2467m
2500n越えていますが、シラビソ林です。
ここのちょっとした登りを越えていくと・・・
2014年10月11日 10:18撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 10:18
2500n越えていますが、シラビソ林です。
ここのちょっとした登りを越えていくと・・・
やった!森林限界です。
出発して4時間です。ここまでくれば将棊頭もすぐそこ
2014年10月11日 10:38撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 10:38
やった!森林限界です。
出発して4時間です。ここまでくれば将棊頭もすぐそこ
南に伊那前岳、宝剣、中岳、駒ヶ岳が顔を出しました。
2014年10月11日 10:38撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 10:38
南に伊那前岳、宝剣、中岳、駒ヶ岳が顔を出しました。
西には噴煙の御嶽、ダケカンバの白い木々が冬のよう。
2014年10月11日 10:44撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
10/11 10:44
西には噴煙の御嶽、ダケカンバの白い木々が冬のよう。
平坦な稜線を赤い屋根の西駒山荘に向かいます。
2014年10月11日 10:44撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 10:44
平坦な稜線を赤い屋根の西駒山荘に向かいます。
左下に見える北側の尾根沿いは、桂小場からのルート
2014年10月11日 10:45撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 10:45
左下に見える北側の尾根沿いは、桂小場からのルート
休憩をいれて4時間半で西駒山荘到着です。
思ったよりも早かった。
さっそく名物のカレーを頂きましょう。
2014年10月11日 10:56撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 10:56
休憩をいれて4時間半で西駒山荘到着です。
思ったよりも早かった。
さっそく名物のカレーを頂きましょう。
今年新築の山荘の食堂、きれいです。
登山客は我々以外誰もいません。
2014年10月11日 11:19撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
3
10/11 11:19
今年新築の山荘の食堂、きれいです。
登山客は我々以外誰もいません。
木の香りがします。
清潔で明るい小屋です。
さすが我が町の小屋かな。
2014年10月11日 11:19撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 11:19
木の香りがします。
清潔で明るい小屋です。
さすが我が町の小屋かな。
窓からは槍ヶ岳が見えました。
こんなテーブルで食事ができるのは最高です。
2014年10月11日 11:19撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 11:19
窓からは槍ヶ岳が見えました。
こんなテーブルで食事ができるのは最高です。
休憩後、駒ヶ岳に向かって行きます。
西駒山荘から1時間半の行程です。
2014年10月11日 11:38撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
10/11 11:38
休憩後、駒ヶ岳に向かって行きます。
西駒山荘から1時間半の行程です。
馬の背と言われるところを登っていきます。
右は中岳
2014年10月11日 11:39撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 11:39
馬の背と言われるところを登っていきます。
右は中岳
紅葉がきれいなところがありますね。
2014年10月11日 11:40撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 11:40
紅葉がきれいなところがありますね。
遭難記念碑の横を通って行きます。
2014年10月11日 11:41撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 11:41
遭難記念碑の横を通って行きます。
濃ヶ池が下に見えます。
2014年10月11日 12:11撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 12:11
濃ヶ池が下に見えます。
良いですね・・
2014年10月11日 12:11撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 12:11
良いですね・・
西側は紅葉が終わった険しい谷、向こうにこの春登った麦草岳の荒々しい容姿、さたに奥には御嶽
2014年10月11日 12:19撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
10/11 12:19
西側は紅葉が終わった険しい谷、向こうにこの春登った麦草岳の荒々しい容姿、さたに奥には御嶽
西側木曽谷の向こうに乗鞍と穂高連峰がかすんで見えます。
2014年10月11日 12:19撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 12:19
西側木曽谷の向こうに乗鞍と穂高連峰がかすんで見えます。
最後の登りです。
なんとか山荘から1時間半で駒ヶ岳に着きそうです。
2014年10月11日 12:19撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 12:19
最後の登りです。
なんとか山荘から1時間半で駒ヶ岳に着きそうです。
山頂から見る茶臼山から将棋頭までの稜線
2014年10月11日 13:11撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 13:11
山頂から見る茶臼山から将棋頭までの稜線
頂上山荘、テン場 向こうに南アルプス、富士
2014年10月11日 13:13撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 13:13
頂上山荘、テン場 向こうに南アルプス、富士
伊那前岳の奥に富士山
2014年10月11日 13:14撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 13:14
伊那前岳の奥に富士山
木曽前岳と麦草に続く稜線、すぐ手前は木曽小屋
2014年10月11日 13:14撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 13:14
木曽前岳と麦草に続く稜線、すぐ手前は木曽小屋
南は宝剣、奥に空木岳、南駒
2014年10月11日 13:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 13:15
南は宝剣、奥に空木岳、南駒
休憩後は宝剣に向かいます。
2014年10月11日 13:59撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 13:59
休憩後は宝剣に向かいます。
大きな石を越えてすすみます。
2014年10月11日 14:07撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:07
大きな石を越えてすすみます。
岩肌を登っていきます。
2014年10月11日 14:07撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:07
岩肌を登っていきます。
途中、指導員の方がいて交通整理をしてくれました。
ここは山頂のすぐ手前、皆さん記念撮影をしていますのでしばしの待機です。
2014年10月11日 14:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 14:15
途中、指導員の方がいて交通整理をしてくれました。
ここは山頂のすぐ手前、皆さん記念撮影をしていますのでしばしの待機です。
こんなところで待機します。
2014年10月11日 14:15撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:15
こんなところで待機します。
山頂から覗く千畳敷
2014年10月11日 14:20撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:20
山頂から覗く千畳敷
サギダル尾根の向こうは極楽平
2014年10月11日 14:20撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:20
サギダル尾根の向こうは極楽平
後ろは駒ヶ岳
2014年10月11日 14:25撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 14:25
後ろは駒ヶ岳
かなり待って宝剣頂上の岩に登ります。
一人が立つのがやっとです。
やっぱり足下がすくみます。
2014年10月11日 14:29撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 14:29
かなり待って宝剣頂上の岩に登ります。
一人が立つのがやっとです。
やっぱり足下がすくみます。
N君もびびってポーズ!
2014年10月11日 14:30撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 14:30
N君もびびってポーズ!
サギダルの頭から極楽平に向けて下ります。
こちら側のほうが難度は高いです。
ほとんどの方は宝剣からピストンで戻りました。
でもこっちの方が断然おもしろいですよ!
2014年10月11日 14:39撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 14:39
サギダルの頭から極楽平に向けて下ります。
こちら側のほうが難度は高いです。
ほとんどの方は宝剣からピストンで戻りました。
でもこっちの方が断然おもしろいですよ!
山頂から一旦下って、しばし縦走後
サギダルの頭に向けて10mの垂直の壁は鎖で登ります。
2014年10月11日 14:44撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:44
山頂から一旦下って、しばし縦走後
サギダルの頭に向けて10mの垂直の壁は鎖で登ります。
振り返って宝剣岳、だいぶ下りました。
2014年10月11日 14:45撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 14:45
振り返って宝剣岳、だいぶ下りました。
岩間から覗く伊那前岳と千畳敷
2014年10月11日 14:46撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
10/11 14:46
岩間から覗く伊那前岳と千畳敷
垂直の壁を乗り越えたら一気に下ります。
キレットみたい。
2014年10月11日 14:48撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
2
10/11 14:48
垂直の壁を乗り越えたら一気に下ります。
キレットみたい。
全体はこんな感じ、奥は宝剣岳
2014年10月11日 14:49撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
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10/11 14:49
全体はこんな感じ、奥は宝剣岳
3時近くになり千畳敷に宝剣-サギダルの頭の稜線が陰をなします。
2014年10月11日 14:51撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:51
3時近くになり千畳敷に宝剣-サギダルの頭の稜線が陰をなします。
おっと・・このナイフリッジ、一部は手放しで進みます。
風が吹いたらおしまい、両側が100m以上切れ込んでいます。
ここが一番スリルがありました。
2014年10月11日 14:51撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
2
10/11 14:51
おっと・・このナイフリッジ、一部は手放しで進みます。
風が吹いたらおしまい、両側が100m以上切れ込んでいます。
ここが一番スリルがありました。
宝剣岳から30分やっと一息つけます。
しかしサギダルの頭はどこでしょう?
千畳敷からみれば宝剣と同じ高さに見えるのに?
2014年10月11日 14:56撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:56
宝剣岳から30分やっと一息つけます。
しかしサギダルの頭はどこでしょう?
千畳敷からみれば宝剣と同じ高さに見えるのに?
やっぱりわかりません。
安全な稜線を南へ行きます。
ここにも指導員の方がいらっしゃいました。
こちらから宝剣に向かう人は会いませんでした。
2014年10月11日 14:56撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:56
やっぱりわかりません。
安全な稜線を南へ行きます。
ここにも指導員の方がいらっしゃいました。
こちらから宝剣に向かう人は会いませんでした。
向こうに見えるのは6月に登った三ノ沢岳。
立派ですね。
2014年10月11日 14:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
10/11 14:57
向こうに見えるのは6月に登った三ノ沢岳。
立派ですね。
歩きやすい道を極楽平へ
2014年10月11日 14:57撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 14:57
歩きやすい道を極楽平へ
ここから下ります。
宝剣に登って正解でした。
変化のある山行でした。
2014年10月11日 15:05撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
10/11 15:05
ここから下ります。
宝剣に登って正解でした。
変化のある山行でした。
下りやすい道を降りてきて、目についたのははナナカマドの実です。
2014年10月11日 15:21撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
2
10/11 15:21
下りやすい道を降りてきて、目についたのははナナカマドの実です。
9時間の山行が終了です。
たくさんの人がロープウェーの順番待ちをしていました。
2014年10月11日 15:26撮影 by  PENTAX K-5, PENTAX
1
10/11 15:26
9時間の山行が終了です。
たくさんの人がロープウェーの順番待ちをしていました。
撮影機器:

感想

連休の中日に用事が入って、日帰り登山しかできなくなった。
いろいろ考えて、身近なルートだけれど行程が長いため日帰りでは遠慮していた
クラッシックルートの「権現づるね」を歩いてみたいと思った。
当日は早朝地区の行事があるので早朝出発はできないため、目的地は今年新装オープンになった西駒山荘としてそこまでのピストンの予定とした。

権現山までは何度も来てたが、そこから先が初めてだった。
権現山を過ぎて、登山道はさらに歩きやすく、急登もあるがそのあとはしばらく平坦な気持ちの良い道が続く。
急登と平坦な道のバランスが妙に良く飽きない。
また道はほとんどが土道で膝に優しい、これなら帰りは小走りで下れそうだ。

ただこの道は熊の出現多発地帯であり、最近地元でもたくさん熊の出没情報があるので鈴やラジオは欠かせないだろう。
しばらくはクマザサの道が続くが、標高2000m付近からは芝道になる。
木もカラマツから白樺、ダケカンバ・コメツガと変わっていく。
長い道だけれど、長さを感じさせない良い道だと思った。

西駒山荘では無理を言ってカレーを頂きありがたかった。
素晴らしい小屋で、食道の窓から穂高連峰が望めて最高だ。
そんなに混み合わない小屋だろうから、泊まったら満足度は高いだろう。

ここまで予定より早くこれたこともあって、当初のピストンはやめることにした。
せっかくだから歩みを進めて、稜線や岩場も楽しもうと言うことになった。
駒ヶ岳から宝剣-極楽平経由でロープウェーで下ることにした。

将棋頭から駒ヶ岳まで続く馬の背は、そこから見える景色は新鮮だった。
また宝剣岳も久しぶりで、此の行程の中では香辛料のように効いていた。
山頂の岩の上ではさすがにびびって足がすくんでしまった。

宝剣岳からサギダル尾根は、ちょっとした大キレットの縮小版だった。
30分そこそこの短い時間だったが非常に楽しかった。
宝剣山荘から宝剣岳の間は渋滞して待ち時間もあったのだが、反対側は誰もいなくて
山頂の喧噪が嘘のようだった。

そんな満腹感もあって、ロープウェーの2時間待ちも苦にならなかった。
登り主体の長い日帰り山行だったが、ほとんどが静かで快適だった。

今度は権現づるねから空木までの縦走も良いかもしれない。

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