テン泊⛺️奥大日岳＊立山(別山.大走)

2023年04月28日(金) ~ 2023年04月29日(土)

• GPS: 12:19
• 距離: 19.7km
• 登り: 1,761m
• 下り: 1,820m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:39

9:25 スタート地点
9:35 9:36 みくりが池
9:37 9:38 みくりが池温泉
10:02 10:03 雷鳥沢キャンプ場
11:00 11:00 浄土橋
11:19 11:20 新室堂乗越
11:34 11:34 室堂乗越
12:06 12:06 ２５１１ｍピーク
12:10 12:10 カガミ谷乗越
12:28 12:28 奥大日岳
12:37 13:09 奥大日岳三角点
13:17 13:17 奥大日岳
13:29 13:30 カガミ谷乗越
13:35 13:35 ２５１１ｍピーク
13:52 13:52 室堂乗越
15:04 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 7:13
• 休憩: 1:34
• 合計: 8:47

5:05 雷鳥沢キャンプ場
5:07 5:07 浄土橋
6:26 6:37 剱御前小舎
7:04 7:06 別山南峰
7:17 8:26 別山北峰
8:37 8:37 別山南峰
9:33 9:36 真砂岳
10:51 10:51 雷鳥沢キャンプ場
12:01 12:02 雷鳥荘
12:17 12:17 みくりが池温泉
12:32 12:33 立山室堂山荘
13:18 13:25 一の越山荘
13:52 室堂

天候

両日晴れ☀️
29日の方が、稜線の風が強かった

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

🚌新宿バスタ→扇沢:6600円
　扇沢→新宿バスタ:4600円
🚠立山黒部アルペンルート:12300円

コース状況／危険箇所等

室堂で登山届けを提出する義務があります。その際登山指導員の方よりアドバイスをもらいました。
�￣�大日は雪庇にクラックが入っているので、端に寄らぬよう注意
�⇔�山周回の半時計回りの場合は、富士の折立の下りか難しい

雪は程よく柔らかいのでホールドがよく、かつ踏み抜きもなく歩きやすかったです。しかし早朝は雪が硬い箇所もあり、要注意でした。
[奥大日岳]
トレースがあり、新室堂乗越、P2430、P2511、P2611直下はなかなかの急登ですが、ステップが出来ていました
[雷鳥沢〜別山乗越]
剱御前小舎直前の細い尾根は慎重に
[別山南峰〜大走り分岐]
トレースはありますが、トラバースは慎重に

アイゼンとストック、場所によってはピッケルとチェーンスパイクを使用しました

雪の状況により、難易度は全く変わります。最新の情報をご確認ください

写真

4/28 2:50

高速夜行バスで扇沢へ

4/28 7:10

5:30到着の為、電気バス始発7:30まで時間待ち

4/28 7:24

ようやく、電気バスに乗り込む

4/28 7:54

黒部ダム上流には

4/28 7:55

赤牛岳。今年こそ😊

4/28 7:49

下流方面には大タテガピン。脇を抜けて内蔵助谷から剱岳に近づくルートも気になります

4/28 8:20

ケーブルカー。沢山の観光、登山、スキー客と共に乗り継いでいきます

4/28 8:54

室堂到着。8.5℃

4/28 9:21

お天気最高！トンネルから出てくると、室堂をグルリと囲む山達に圧倒されます😳。北西方向には大日岳と奥大日岳

4/28 9:22

奥大日岳。今日はあそこまで行ってみよう。雪がたっぷりでワクワク❤️

4/28 9:21

→北方面には毛勝の山

4/28 9:22

アップ。人を寄せ付けない感じ、カッコいい！

4/28 9:21

→別山乗越から→別山→真砂岳までの稜線

4/28 9:22

別山乗越アップ。あすはココを登ります。左肩に剱岳がちらり

4/28 9:22

アップして別山。昔、娘をおんぶして歩いた思い出が。。

4/28 9:21

真砂岳→ぐっと登って富士ノ折立→大汝山→雄山

4/28 9:22

アップ、真砂岳と大走り尾根。翌日エスケープで使うことになる

4/28 9:22

アップして富士ノ折立から雄山まで。明日はどこまで歩けるかな

4/28 9:21

左、雄山と右、龍王岳のコルが一ノ越

4/28 9:23

アップして竜王岳

4/28 9:21

南方向には竜王岳と浄土山

4/28 9:21

室堂山→国見岳とバスターミナルとホテル立山

4/28 9:21

西方向に天狗山→大日岳。
ぐるりチェックしたら雷鳥平に向かいます

4/28 9:32

途中、みくりが池で雷鳥に会えました🥰

4/28 9:34

つがいのようです🥰

4/28 9:57

雷鳥荘から、足下に雷鳥平が見えます。せっかくなので、ここは新雪を直にくだりまーす⤵️。楽し〜。

4/28 10:56

クールなフェイスのアライテント＊Eライズ、初使用！。やっと手に入れたシングルウォール二代目。これからは、ソロテン泊⛺️ではお世話になります

4/28 10:58

軽身になって、奥大日岳に出発

4/28 10:59

新室堂乗越に向けてトレースがついているので、素直に従います。トレースありがとうございます

4/28 11:04

称名川を渡り

4/28 11:07

稜線に向かって登る

4/28 11:16

イイね〜

4/28 11:18

稜線歩き。言葉は要りません❤️

4/28 11:18

向かうP2430。登山者が、見えるので心強いです

4/28 11:20

足下の雷鳥平には、テントがテン

4/28 11:22

P2430から。右端が奥大日

4/28 11:28

レースみたいな雪庇

4/28 11:31

一度下ります

4/28 11:38

左手には天狗平と立山黒部アルペンルート

4/28 11:45

標高2424mからの目指すp2511

4/28 12:06

P2511まできたら、いよいよ奥大日岳は目の前です😊

4/28 12:10

ハイマツの縁に沿って登っていきます。
アレが室堂の登山指導で注意を受けた雪庇のクラックかな

4/28 12:29

登り切ったら、平行移動。左は中大日岳→大日岳。右が奥大日岳。風も弱めで、快適、楽しいしかありません♪

4/28 12:37

奥大日岳2606到着！

4/28 12:45

剱岳をバックに撮っていただきました☺️

4/28 12:39

ハンサム剱岳。奥にチラリしているのは、左肩には白馬岳〜朝日岳。右肩には唐松岳あたり。
360°の絶景ですが、写真に指が写ってる。。😅お見苦しくてスミマセン

4/28 12:39

→剱御前と右奥に別山

4/28 12:39

→歩いてきた稜線

4/28 12:39

→室堂を取り囲む真砂岳〜雄山→龍王岳(右肩に鬼岳→獅子岳ちらり)

4/28 12:38

→奥に見えるは北アルプスの山々

4/28 12:42

アップすると、左の獅子岳の更に奥には裏銀座の烏帽子岳と三ツ岳(多分)

4/28 12:43

中央白いのは真砂岳と水晶岳。右奥の黒いのは鷲羽岳。手前の黒いのは赤牛岳🐂

4/28 12:43

奥のトンガリは笠ヶ岳。手前の黒い平らは雲の平。🏔色々見えて感激🥹

4/28 12:38

→阿弥陀ケ原の奥には、薬師岳

4/28 12:43

アップして薬師岳の左に黒部五郎岳

4/28 12:44

薬師岳の右に白い北ノ俣岳

4/28 12:39

→左に中大日岳、右に大日岳

4/28 12:39

→早月川と富山湾

4/28 12:39

→毛勝の山

4/28 12:40

→グルリ戻って剱岳

4/28 13:01

剱岳の左肩には朝日岳とか

4/28 13:02

清水岳〜旭岳まで望めて大満足😋

4/28 12:41

歩いてきた雪庇

4/28 12:42

どこかよその星に居るみたい

4/28 13:18

ピークに立てた安堵感と

4/28 13:23

興奮を味わいながら

4/28 13:36

下山を楽しむ♪

4/28 14:11

途中、お話交わした方が撮ってくださいました📸

4/28 15:31

ただいまー

4/28 15:40

管理棟には綺麗なトイレ(夜中も電気がついている！)と水場があり快適

4/28 17:13

軽量で美味しいカレーメシとゆで卵でディナー🍴

4/28 17:17

絶景のおかず付き😋

4/28 17:22

テントに居ながらにしての贅沢。重荷に耐えた苦労が報われる瞬間

4/28 18:05

18時でも明るい季節になりました

4/28 18:06

おやすみなさい

4/29 4:52

翌朝、奥大日岳がチョッピリ焼ける

4/29 5:08

今日は、歩けそうならば雄山まで縦走して周回の計画。状況次第、と弱気な条件付き。まずは雷鳥坂を登ります

4/29 5:38

プロのカメラマンがいらっしゃり、撮ってくださいました

4/29 5:38

雷鳥平のテントがテンになり、登って来た感

4/29 5:38

今朝は高曇りで、風があり、空気がクリアです

4/29 6:05

目指す雄山も目の高さになってきた

4/29 6:05

一ノ越の向こうにバッチリ槍ヶ岳😳！

4/29 6:07

左側が落ちていて高度感あるところ

4/29 6:13

左右切れている⚠️ポイント

4/29 6:26

剱御前小舎にとうちゃく

4/29 6:28

剱岳と剱沢。正面奥には北アルプス、白馬〜唐松岳

4/29 6:28

剱沢を囲むように、右手には別山

4/29 6:38

ここでチェーンスパイクが活躍

4/29 6:41

まずは左端の別山北峰まで

4/29 6:48

振り向いて、左に大日岳、右に剱御前

4/29 7:02

別山南峰に到着。近づいてみると、懸念していた富士の折立の山頂直下かなり難しそうに見える😨(メンタルの問題か⁉︎)。この時点で7割エスケープを考える

4/29 7:02

雄山の右肩に笠ヶ岳が見えてます。昨日よりクリアに見えてテンション上がります

4/29 7:45

北峰まで進むと、

4/29 7:45

360度！豪華峰々さまお揃いにため息止まらず、山座同定に熱中🥰。風も強いので🌬🌬、周回は中止してエスケープに決定。ゆっくりと絶景を楽しむことにする😊

4/29 7:46

さて、剱岳の右肩にはまあるい朝日岳。右端清水岳と手前に続く清水尾根

4/29 7:46

旭岳→白馬岳→杓子岳→鑓ヶ岳→天狗ノ頭

4/29 7:46

アップして旭岳、右に白馬岳

4/29 7:47

→不帰嶮と唐松岳。その奥には焼山、火打山、妙高山

4/29 7:47

→五竜岳、八峰キレット、鹿島槍ヶ岳

4/29 7:47

五竜岳

4/29 7:47

鹿島槍
北アルプスを西側から眺めることはなかなかないので、その上くっきりクオリティーに大興奮です。

4/29 7:48

鹿島槍ヶ岳、爺ガ岳

4/29 7:48

爺ガ岳と重なって奥には四阿山

4/29 7:48

爺ヶ岳〜岩小屋沢岳と奥に四阿山〜浅間山

4/29 7:49

その奥は不明

4/29 7:49

アップ岩小屋沢岳あたりと浅間山

4/29 7:49

鳴沢岳→赤沢岳→ズバリ岳→針の木岳。赤沢岳とズバリ岳の間奥は蓮華岳

4/29 7:51

左に針ノ木岳。中央に餓鬼岳と唐沢岳。右に燕岳。

4/29 7:50

アップして蓮華岳と針ノ木岳の間奥は八ヶ岳

4/29 7:50

針ノ木と餓鬼岳の間に富士山

4/29 7:51

唐沢岳の手前に船窪岳。奥は南アルプス

4/29 7:52

燕岳〜表銀座〜大天井岳。燕岳の手前は不動岳→南沢岳

4/29 8:32

雄山で遮られ、見えない山が気になるなあ

4/29 7:52

雄山の右肩に笠ヶ岳→龍ヶ岳→薬師岳

4/29 7:52

笠ヶ岳アップ

4/29 8:08

プロカメラマンの方に撮っていただく。贅沢すぎます

4/29 8:09

ありがとうございました

4/29 8:26

白山ら

4/29 8:37

大走りエスケープ予定で先へ進みます

4/29 8:46

4/29 8:46

西からの風を受けながら

4/29 9:01

稜線歩き

4/29 9:11

目の前に真砂岳

4/29 9:23

内蔵沢山荘方面に行かないと真砂岳ピークは踏めないばかりか

4/29 9:26

雷鳥沢まで一直線の滑り台かと思うような斜面をトラバースが待っていました

4/29 9:30

通過後振り向いて(こう見ると、全然大したことない😅)

4/29 9:36

せっかくなのでピークゲット

4/29 9:37

やってきた別山方面

4/29 9:39

真砂岳直下の大走りルート分岐はトレース見当たらず、ウロウロ

4/29 10:01

富士ノ折立とのコルまで降りたところの分岐が残雪期使用ルートでした

4/29 10:05

今日の富士ノ折立越えは私にはスキル不足と判断

4/29 10:05

さよなら富士ノ折立👋

4/29 10:14

大走りを豪快に下る‼️

4/29 10:44

尻セードも併用して楽チン

4/29 11:42

雷鳥平でテント撤収したら

4/29 12:43

一ノ越に向かうことにする

4/29 13:17

到着

4/29 13:19

別山からは見えなかったり、遠かった北アルプス南部の山が

4/29 13:19

近い！

4/29 13:20

餓鬼岳、唐沢岳

4/29 13:20

不動岳→手間に向けて南沢尾根→南沢岳→烏帽子岳。奥は燕岳〜大天井岳

4/29 13:21

三ツ岳→野口五郎岳→槍ヶ岳

4/29 13:21

アップして野口五郎、槍ヶ岳

4/29 13:21

中央に水晶岳と読売新道。右端に雲の平と笠ヶ岳

4/29 13:21

アップして雲の平と笠ヶ岳
見たい景色が見れて満足！

4/29 13:23

帰りのバスに間に合うように室堂に戻りましょう

4/29 13:44

今日歩いた別山乘越から真砂岳

4/29 13:50

無事下山しました。
お疲れ様でした😊

撮影機器：

iPhone 7 Plus Apple

装備

個人装備

エクスペド60ℓザック スコップ ⛺️Eライズ初使用 雪用ペグ グランドシート 薄手銀マット スリーシーズンシュラフ エスケープライトヴィヴィ エアマット(エクスペド) ハードシェル 薄手ダウン フリース ウール長袖 半袖Tシャツ 半袖インナー 冬パンツ 厚手タイツ ダウンパンツ テントシューズ ニット帽子 冬用山靴 冬用ソックス スリーシーズンソックス ポット ペットボトル1.5ℓ分 プラティパス750ml<br />＊カイロ4枚使用<br />＊ワカン不要<br />＊風がなければ 半袖になりたい位<br />＊ザック重量16.5kg

感想

taromii

立山周回は眺望素晴らしく、愉快なルート、というのが遥か32年前の無雪期に歩いた時の記憶。。残雪期にも歩いてみたいと、挑戦しました。レコで調べたり、写真で見ると富士の折立直下の残雪が難度高そう。無理なら引き返すつもりで出かけてみました。

扇沢からのアルペンルートは観光や登山、スキーのグループがワイワイと楽しそう。ここのところソロでの遠征がご無沙汰だったので、強いぼっち感でテンション上がらず。それでもテントを立て終わった頃には、快晴の雷鳥沢からの絶景にも背中を押されて、ヤル気むらむら⤴️⤴️。

奥大日岳まではトレースもばっちりで、快適に山頂に到着。北アルプスの東側からの景色に慣れている頭には、西からの山座同定は脳みそをひっくり返すところからスタート😅。この時期に、自分のトレース付けながら、自由に下る贅沢を満喫できたのも、立山ならではでした。

立山周回は、目の前に立ち塞がる富士ノ折立にビビって結局断念したけれど、無事に家に帰り着いてこその登山だと思っているので、技量不足だったとわかっただけで収穫でした。大回りは残念だったけれど、未知の大走り尾根を歩いて、周回のカタチにできたので、大いに納得の山行となりました😊。