丹沢主脈縦走 焼山登山口〜蛭ヶ岳〜塔ノ岳〜大倉
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- GPS
- 08:34
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,129m
- 下り
- 2,132m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:34
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
MYアイテム |
重量:-kg
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感想
丹沢山塊にはよく来るんだけど、
ヤビツ峠からの表尾根か大倉からの大倉尾根で塔ノ岳に行くことが多く、
後はたまに大山に登るくらいだったので、
他の山には余り縁が有りませんでした。
山塊の最高峰蛭ヶ岳を目指して一年半前に焼山登山口から蛭ヶ岳〜檜洞丸と主稜を
歩きました。
その結果、蛭ヶ岳から塔ノ岳までの気持ちよさそうな稜線を未踏で残していたので、
ここを歩くべく計画しました。
日帰りはキツイと思ったんだけど、
2日間空く日がなかなか無いので無理を承知で行って来ました。
下山がヘッデンにならなければ御の字だと思っていたけど、念の為に予備のヘッデンと予備の電池まで準備して行きます。
アプローチは一年半前と同じ、
JR相模湖駅からバス乗車、
三ヶ木バスターミナルで月夜野行に乗り継いで
焼山登山口バス停で下車します。
お手洗い済ませて出発、
ハイカーさん10人以上はいたと思います。
明日は天候荒れる予報なので、
ここから焼山方面に登る人は恐らく皆さん日帰りでしょう。
蛭ヶ岳ピストンにしても大倉に降りるにしても
どちらも長丁場です、
そんな背景もあって皆さん健脚揃いのようです。
僕も通常ペースですがどんどん抜かれて行きます。
焼山付近はヤマビルが心配だったので、
ジョニーを足元に念入りに噴霧して行きました。
心配した割にはヤマビルは見ませんでした、
まあ出ないにこしたことはないのでオッケーです。
周りのペースに引っ張ってもらって割りと早いペースで進んで行きます。
焼山と黍殼山は縦走路に巻き道も有るんだけど、
全部ピーク踏んで行きます。
最近は巻き道を選ばなくなってきた、
まあ鍛錬が目的なら巻く選択は無いでしょう。
黍殼避難小屋を通過、
ここまで2時間だから前回よりも1時間早い。
まあ前回は避難小屋泊まり装備でゆっくり歩いたので比較はあんまり意味ないか。
焼山の山頂で小休止して、
次の休憩は姫次です。
ここからは富士山がよく見えるのですが、
今日はギリギリセーフでしたね。
今にも雲に隠れてしまいそうな富士山でした。
緩いアップダウンを繰り返して蛭ヶ岳に近付きます。
蛭ヶ岳への登りは大倉尾根のように階段の連続で、
そんなに急傾斜ではないですがそれでも体力を削られる登りです。
幸い、山頂に近付くと風が強くなってきたので涼しく感じます、
危険なほど強い風ではないので助かりますね。
登り切った山頂からは大展望です。
西側の遠くは雲が出ていましたが、
それでも檜洞丸をはじめ西丹沢の山々は綺麗に見えました。
やはり見事だったのは丹沢山から塔ノ岳への稜線です、
これからあそこを歩くのかと心躍るような眺望でした。
蛭ヶ岳に12時半ころに到着できれば上出来だと思っていましたが、
11時半ころに着いたのでここまではかなりいいペースです。
ちょっと飛ばしすぎたかな?少し膝が痛みますが丹沢山へと進みます。
丹沢山へは割とアップダウンがきつい縦走路、
クサリ場がありますが、手すり代わりにクサリを通しているだけで、
クサリをつかむ必要はない感じでした。
丹沢山までやってきましたが膝の痛みが酷くなってきました、
やっぱりここまで飛ばし過ぎたかな。
そもそもこの行程で日帰りはちょっと厳しかったかも。
丹沢山の山頂はマメザクラが見頃でした、
富士山はかろうじて山頂だけ見えましたがもうすぐ雲に隠れそう。
ネットでよく見る大きな山頂標識は結構くたびれている印象です。
この先はペースが上がらなそうなので小休止したら先を急ぐことにします。
塔ノ岳までは険しいところもなくて少しだけアップダウンがあって、
まあ歩きやすいトレイルでした。
塔ノ岳から丹沢山まで足を延ばすハイカーさんが多かったです、
結構な人数のすれ違いがありました。
塔ノ岳は相変わらず多くのハイカーさんで賑わっていました、
ヤビツ峠から三ノ塔で敗退が続いていたので随分久しぶりな感じです。
ここも小休止だけで下山開始です。
この時点で13時40分、膝が痛むのでペースはゆっくりですが、
16時までに大倉に着けば上出来でしょう。
ダブルストックを駆使して痛む膝をかばいながら我慢の下山になってしまいました。
前半のペースが速かったのもあるのでしょうが、
やっぱりこの行程を歩くには脚力不足だと思いました。
そして大倉には16時ちょうどに到着、
長かった主脈縦走ですが、何とか暗くなる前に下山することができたので良しとします。
ここから備忘録
クロージングはいつも通り無雪期スタイル
長袖ハーフジップシャツ
薄手トレッキングパンツ
ヘッドウェアはキャップ
蛭ヶ岳までは風もなく標高の低い樹林帯歩きだったので結構汗をかいた。
蛭ヶ岳以降の稜線では適度に涼しい風が吹いたので快適だった。
飲み物はお茶のペットボトル500mlとアクエリアス500mlを飲み切った、
予備でもう1本ミネラルウォーター500mlを持って行ったがそちらは飲まなかった。
左足は膝の前側、右足は膝の後ろ側が痛くなった、
脚力不足を露呈したが未踏の稜線を歩けて満足。
まだまだ丹沢山塊は未踏の山が多くあるが、
最高峰蛭ヶ岳、丹沢山塊では別格な存在感だと思います。
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