記録ID: 5426961
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無雪期ピークハント/縦走
石鎚山
石鎚縦走 (笹ヶ峰→石鎚山)
2023年04月30日(日) ~
2023年05月02日(火)


- GPS
- 24:05
- 距離
- 45.5km
- 登り
- 3,709m
- 下り
- 4,016m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 4:30
距離 8.0km
登り 1,054m
下り 516m
2日目
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 8:53
距離 15.0km
登り 1,647m
下り 1,449m
3日目
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 10:31
距離 22.5km
登り 1,017m
下り 2,096m
天候 | 4/30(日) ☁️曇りどんより。 ・稜線は5℃(13時, 笹ヶ峰)&北風強く激寒。 ※ 小屋に着いた後15時頃から晴れた 5/1(月) 🌞晴れ。弱風。 ・午前は雲が全く無い快晴。 ・13時過ぎから急に石鎚山、瓶ヶ森の直上に雲が沸く(一応晴れ) 5/2(火) 🌞快晴。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
🚌夜行バス せとうちバス パイレーツ号 東京/渋谷 4/29 20:21→新居浜西BT6:18 🚌別子山地域バス 警察前9:01→大永山トンネル出口9:45 ※ バス停にはないけど自由乗降区間なので降ろしてもらえます 《新居浜市 別子山地域バス》 https://www.city.niihama.lg.jp/soshiki/besshi/3871.html ・新居浜西BT付近なら ”住友病院前” から乗れます。(新居浜西BTと新居浜駅は離れてます。3.5km) ただ、近くにローソンしかなく、駅方面に少し歩いてコメダで2時間程時間つぶしました。 ・運行が少々アバウトで、定刻の数分前でも容赦なく通過/発車してました。早めにバス停に行った方がよさそう。 ・予約者優先なので、予約入れといた方が無難かも。(この日は客7人) ■復路 🚌伊予鉄南予バス 面河16:00→久万営業所16:55 ※ 平日は土小屋からのバスはありません。すべて面河始発。 🚌JR四国バス 久万高原線 久万中学校前17:02→立花橋18:16 |
コース状況/ 危険箇所等 |
カッコ内の数字(1〜5)は個人主観の、疲労度です。 ◆大永山トンネル↗七番越→笹ヶ峰 (3) ・道明瞭。危険感じる所も無し。 ・獅子舞ノ鼻までは眺望あまり無し (せいぜい木々越し) ・獅子舞ノ鼻の西斜面でツツジが大量に咲いてた。 ・ちち山わかれ へ登り返し始めたら、ツツジが消え、以後、笹原の稜線になった。 ◆笹ヶ峰→寒風山↘桑瀬峠 (4) ・笹ヶ峰から見た寒風山は、標高低く近そうに見えたが、実際は、岩の峰を巻いたり細かなアップダウンあったりで意外と大変だった。 ・桑瀬峠までの下りも、岩の多い急な下りが多く疲れました。 ◆桑瀬峠↗伊予富士 (3) ・ひたすら急登登るのみ!危険個所はなし。 ◆伊予富士→東黒森↘(車道)↗自念子ノ頭 (2) ・アップダウン少なく、のんびり笹の稜線歩き。 ・すぐ下に並行して観光道路・UFOラインが走っており、東黒森は行楽客や風景撮影の人たちも混じってにぎやか。途中10分ほど車道歩きもある。 ・自念子ノ頭は広くはないが、人少なく展望良くて休憩適地。(そばに駐車場が無く行楽客が登ってこないせい?) ◆自念子ノ頭→西黒森 周辺 (4) ・引き続き笹道だが、少し荒れ気味。笹が道を軽く覆ってる。丈はヒザ下だし進路を見失うほどでもないが、慣れてないと戸惑うかも。 ・西黒森は先端部は大変急な登り。なお、下りは道を見失って、道ではない笹斜面を強引に下ってます (参考にしないで) ◆瓶ヶ森周辺 (3) ・道明瞭。よく整備されて苦労なし。 ◆瓶ヶ森→土小屋 (1) ・基本、車道と並行に走る山道を歩く。(車道でも行ける) ・前半、特に岩子権現山付近は、車道が蛇行してるので、山道を下った方が早そう。 ・後半・名野川越から西は、車道を高巻きする道 (車道が脇に見えてる)。大して面白くないし、細かいアップダウンが多いし、沢を越えたりもするので、素直に車道を歩いた方が楽だし早そう。 ・伊吹山は笹原、瓶ヶ森、瀬戸内海が見えて、唯一の休憩適地(ベンチあり) ◆土小屋→二の鎖小屋 (1) ・石鎚の主要登山道の1つなので、大変歩きやすく整備されている。たくさんの人が往来。 ◆二の鎖・三の鎖 (5) ・大変な鎖場だけど、石鎚登山の最大の名所なので、できるなら(無理ない範囲で)チャレンジをお勧め。(四国外で石鎚登山の話になると、大抵この鎖場の話になる) ただし危ないことは間違いないし、腕力は必須なので自己判断で。 ・前回よりかなり手こずりました。齢のせいか?寝食装備が重たいせい? ◆弥山↔天狗岳↔南尖峰 (2) ・一見怖そうだが、見かけほど標高差がなくアップダウンもあまりない。普段から山登るような人なら楽に往復できると思う。大変なのは、最初の弥山から下の稜線に鎖使って下りる所くらい。 ◆石鎚山頂↘面河 (3) ・山頂から谷の内面を左へ大きくJターンしながら下っていくため、前半は、左側に石鎚山頂を見上げながら下れる。進むにつれ見え方が変っていき面白かった。 ・斜度変化はずっと緩やかだが、至れり尽くせりの他ルートより面倒。 ・下り始めは笹原のトラバース。笹が道にかぶさり気味。進路明瞭だし丈は低いので手で払う程ではないが、笹の下に岩が多いのが厄介。 ・その後、笹は減るが木道が落ちたり道が崩れた所が多数ある。ただしロープなどが設置されてて、最小限の整備はなされている。 ・誰とも遇わなかった。標高差が大きくて人気薄? |
その他周辺情報 | ●丸山荘 ・老朽化による破損で(床が抜けたらしい) 今年は有人小屋として営業しないとのこと。(来年以降の再開未定) ・建屋左端の避難小屋エリア、および小屋前のテント泊は利用可 (500円/泊) ・避難小屋エリアは、床上は4,5人が限界かな?(この日は小屋1人, テント2張3人) ・水は、建屋右の水場で蛇口から出る。この日は水量十分。 ・問合せ先: 0897-57-7855 ・裏に2,3分で上がれる”丸山”という高台があります。眺望がよく日没も見えます。 ●瓶ヶ森避難小屋 ・まだ木の香りがする新しくきれいな小屋。2F建。 ・1Fは土間部分が広いので、床上は実質4人が限度。2Fは未確認。(この日は1Fに3人、2Fに2人) ・毛布が4,5枚あり。 ・建屋横に水がホースで引かれた水場。この日は水量たっぷり。 ・横にバイオトイレ。紙付き。 |
写真
撮影機器:
感想
・愛媛出身者としては、やっぱり石鎚山地はピンポイントだけでなく、縦走しときたい。ということで帰省ついでに一気に歩いてみました。
車があれば、寒風山トンネルやUFOラインを使って、各峰に楽に日帰りできそうですが、それがなければバス停を結ぶ形で一気に歩くしかない、というのもあります。
・GWの事前予報では、雨が〜みたいなこと言うてましたが、近づくにつれ、そんな予報は何もなかったかのように雨は後ろ倒しされていき、結果的には3日間雨に降られず踏破できました。
・中/四国の山を登るといつも感じますが、やっぱり中四国は笹原の稜線が美しく、歩いてても爽快でした。
・瓶ヶ森以西はこれまでも来たことありましたが、瓶ヶ森は前回、天気悪くてあまりいい感じでなかった時のリベンジもでき、また、石鎚山はこれまで踏んだことなかった南尖峰まで行けて、なおかつ面河ルートで下山して見慣れぬ角度からの山頂部の鑑賞もでき、充実した縦走が楽しめました。
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