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Yamareco

記録ID: 5440330
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

花と展望絶景の魚沼アルプス

2023年05月01日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.1km
登り
1,187m
下り
1,174m

コースタイム

日帰り
山行
9:45
休憩
1:35
合計
11:20
5:30
100
7:10
7:25
5
7:30
7:30
20
7:50
7:50
120
9:50
9:50
40
10:30
11:10
40
11:50
11:50
70
13:00
13:10
40
13:50
14:00
40
14:40
15:00
110
16:50
連休4日目は雨、連休5日目、5/1は越後方面お天気が一番よさそう。
4/30夜出発、現地仮眠取り、早朝に登山口出発、夕方雷雨予報なので、なるべく早く下る計画でかねて狙っていた、魚沼アルプスを縦走してきた。
天候 快晴のち雨
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大力山登山口に車を停めて、宝泉寺より半時計回りで周回、黒禿の頭より笠倉山ピストン。登山口の駐車スペースは、小出ICからR291に出て六日町方面へ。川を渡ってすぐに宝泉寺へ佐折し、100m位行った左手。ゴミステーションがあり、ここの道幅が広く、白い斜線マークでスペース確保されており、皆さんここに停めているようです。特に駐車場の標識はありません。水、トイレ無し。土日は混むようで、斜線の向きでなく、道に直角に停めないと台数が停められないので、直角に停めるようにしましょう。そういう自分も、初めてで様子がわからず、斜めに停めたら、後からいらした地元のトレランの方に、御指南を戴きましたので。
トイレは手前の大和PAか、小出IC出口正面にある7-11などが便利かと。
コース状況/
危険箇所等
よく整備されており、積雪があっても赤テープが高い位置に随所に施されており、道迷いの心配はこれを目印にすれば問題ないかと。道自体は整備され明瞭です。
残雪は黒禿の頭の頂上付近に数か所ありました。どこも短いので問題なし。
笠倉山への残雪はほぼ消えていました。黒禿の頭から林道に降りて、少し進むと、大きな雪田にぶちあたり、ここの左手を注意深く見ると、ピンクテープが見えます。このテープの先に登山道が見えるので、ここを辿れば笠倉山です。雪田を林道方向へまっすぐ進むと登山道を見失うので、このピンクテープを逃さないこと。
トヤの頭から鏡池に降り立ち、道が二股に分かれます。左手に赤テープが見えるが、
ここは右の尾根伝いの道が正解。急坂を直登するとグングン高度をあげ、鳴倉山へと導かれます。
コース中に水場、トイレはありません。
上下の激しい縦走路で、直射日光がくる稜線は、汗をかいて水の消耗が激しいです。この日はすずしかったですが、それでも2Lは消耗しました。暑い日は3Lは準備した方が良いかもしれません。
ここが駐車スペース。
小出ICよりR291de六日町方面、宝泉寺へ左折してすぐ左側
これは宝泉寺側からR291方面を振り返った図
2023年05月01日 05:33撮影 by  X30, FUJIFILM
5/1 5:33
ここが駐車スペース。
小出ICよりR291de六日町方面、宝泉寺へ左折してすぐ左側
これは宝泉寺側からR291方面を振り返った図
まっすぐ進み、この道標で宝泉寺へ右折。宝泉寺に入らず、お寺手前で、この標識から登山道へ入ります。杉林の中にポツリ。なんだろう?線香花火のようだが・・シオデかしら?
2023年05月01日 05:41撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 5:41
まっすぐ進み、この道標で宝泉寺へ右折。宝泉寺に入らず、お寺手前で、この標識から登山道へ入ります。杉林の中にポツリ。なんだろう?線香花火のようだが・・シオデかしら?
マキノスミレ
残念なことに陽が当たってないので、パッとしませんが・・・
2023年05月01日 06:10撮影 by  X30, FUJIFILM
2
5/1 6:10
マキノスミレ
残念なことに陽が当たってないので、パッとしませんが・・・
雪国ミツバツツジ
色が濃いです。
この先、最も旬なお花で、登山道脇、いっぱい咲いています。
2023年05月01日 06:19撮影 by  X30, FUJIFILM
2
5/1 6:19
雪国ミツバツツジ
色が濃いです。
この先、最も旬なお花で、登山道脇、いっぱい咲いています。
タカノツメがいっぱいです。秋には黄葉がきれいだろうな!
2023年05月01日 06:33撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 6:33
タカノツメがいっぱいです。秋には黄葉がきれいだろうな!
ユキツバキ
いっぱいありました。
出も花が痛んでるものが多かった。
2023年05月01日 06:49撮影 by  X30, FUJIFILM
2
5/1 6:49
ユキツバキ
いっぱいありました。
出も花が痛んでるものが多かった。
八海山がドーン❕
2023年05月01日 07:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 7:17
八海山がドーン❕
振り返ると小出市街
2023年05月01日 07:24撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 7:24
振り返ると小出市街
クロモジが逆光に輝きます。
2023年05月01日 07:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 7:36
クロモジが逆光に輝きます。
タムシバもいっぱい。でも下の方は落花してるものも多い。
標高上げるに従い、きれいなお花に変わってきた。
八海山とタムシバのコラボ
2023年05月01日 07:41撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 7:41
タムシバもいっぱい。でも下の方は落花してるものも多い。
標高上げるに従い、きれいなお花に変わってきた。
八海山とタムシバのコラボ
浅草岳が見えてきた!カッコイイ
2023年05月01日 08:44撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 8:44
浅草岳が見えてきた!カッコイイ
守門岳も負けじと。雪の量は守門の勝ち!
2023年05月01日 08:52撮影 by  X30, FUJIFILM
5/1 8:52
守門岳も負けじと。雪の量は守門の勝ち!
ここらで咲くのはたぶんアズマの方だと思う。
2023年05月01日 09:25撮影 by  X30, FUJIFILM
2
5/1 9:25
ここらで咲くのはたぶんアズマの方だと思う。
雪国ミツバツツジと黒禿の頭
2023年05月01日 09:45撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 9:45
雪国ミツバツツジと黒禿の頭
一旦林道に降り立つ。林道には雪がいっぱい。
この先の広い雪田に出たら、左手に注意!ピンクリボンが見えます。そちらに向かうと、笠倉山への登山道が見えます。
2023年05月01日 10:00撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 10:00
一旦林道に降り立つ。林道には雪がいっぱい。
この先の広い雪田に出たら、左手に注意!ピンクリボンが見えます。そちらに向かうと、笠倉山への登山道が見えます。
八海山とゼブラ模様
2023年05月01日 10:12撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 10:12
八海山とゼブラ模様
マンサクもまだ咲き立て。標高差で季節がずいぶんずれますね。
2023年05月01日 10:23撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 10:23
マンサクもまだ咲き立て。標高差で季節がずいぶんずれますね。
ギフチョウ乱舞してました。でもなかなか止まらない。
この個体は、歩いてたら、たまたま自分の足元で止まってくれた。ラッキーな瞬間でした。
2023年05月01日 10:29撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 10:29
ギフチョウ乱舞してました。でもなかなか止まらない。
この個体は、歩いてたら、たまたま自分の足元で止まってくれた。ラッキーな瞬間でした。
笠倉山頂上。ずっと見えなかった越後三山の絶景が、頂上に立った瞬間に広がるドラマチックなお膳立て付きです。
2023年05月01日 10:42撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 10:42
笠倉山頂上。ずっと見えなかった越後三山の絶景が、頂上に立った瞬間に広がるドラマチックなお膳立て付きです。
登ってきた縦走路が見て取れます。長いなあ!
一番手前が黒禿の頭、遠くが大力山
2023年05月01日 10:41撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 10:41
登ってきた縦走路が見て取れます。長いなあ!
一番手前が黒禿の頭、遠くが大力山
笠倉山からのゼブラ模様
スラブの浸食が半端ない!
2023年05月01日 10:43撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 10:43
笠倉山からのゼブラ模様
スラブの浸食が半端ない!
頂上でセルフタイマ撮影
2023年05月01日 10:45撮影 by  X30, FUJIFILM
4
5/1 10:45
頂上でセルフタイマ撮影
少し早いい昼とします。
朝早かったのでお腹すいた。
2023年05月01日 10:51撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 10:51
少し早いい昼とします。
朝早かったのでお腹すいた。
八海山の絶景、見納め!
名残惜しいが後半戦の縦走へ戻ります。
2023年05月01日 11:08撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 11:08
八海山の絶景、見納め!
名残惜しいが後半戦の縦走へ戻ります。
黒禿の頭に戻ってきました。
ぶなの新緑が美しい!
2023年05月01日 11:46撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 11:46
黒禿の頭に戻ってきました。
ぶなの新緑が美しい!
駒の頭に向かいます。
いきなりショウジョウバカマの群生
2023年05月01日 11:48撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 11:48
駒の頭に向かいます。
いきなりショウジョウバカマの群生
黒禿の頭からの下りは登山道に沿って200m位の雪の回廊があったので、登山道を見失わないように注意しながら、雪渓を下りました。途中1か所雪が今にも切れそうな場所あり。つながっていたので、右から回ってなんとか雪上を下れた。
2023年05月01日 11:55撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 11:55
黒禿の頭からの下りは登山道に沿って200m位の雪の回廊があったので、登山道を見失わないように注意しながら、雪渓を下りました。途中1か所雪が今にも切れそうな場所あり。つながっていたので、右から回ってなんとか雪上を下れた。
登山道に復帰してコシノカンアオイ
2023年05月01日 12:09撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 12:09
登山道に復帰してコシノカンアオイ
雪解け直後の領域が続いて、フレッシュなスミレサイシン
2023年05月01日 12:11撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 12:11
雪解け直後の領域が続いて、フレッシュなスミレサイシン
アオイスミレもありました。
2023年05月01日 12:12撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 12:12
アオイスミレもありました。
ウリハダカエデのお花
2023年05月01日 12:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 12:17
ウリハダカエデのお花
ナガハシスミレ
2023年05月01日 12:22撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 12:22
ナガハシスミレ
アブラチャン?
2023年05月01日 12:30撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 12:30
アブラチャン?
ミネカエデのお花
2023年05月01日 12:39撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 12:39
ミネカエデのお花
駒の頭への道はほぼほぼぶな林の中を行きます。
すごく雰囲気良いけど、下が落ち葉に隠れて、粘土質の滑り台のようになってるところがあり、油断すると思いっきりコケそうになります。
2023年05月01日 12:51撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 12:51
駒の頭への道はほぼほぼぶな林の中を行きます。
すごく雰囲気良いけど、下が落ち葉に隠れて、粘土質の滑り台のようになってるところがあり、油断すると思いっきりコケそうになります。
駒の頭もぶな林ぬけると、頂上展望が一気に広がり、眺め良し。荒沢岳(左)と越後駒ケ岳(右)
2023年05月01日 12:58撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 12:58
駒の頭もぶな林ぬけると、頂上展望が一気に広がり、眺め良し。荒沢岳(左)と越後駒ケ岳(右)
八海山も稜線から頭を出します。
2023年05月01日 12:58撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 12:58
八海山も稜線から頭を出します。
トヤの頭に向かう途中、駒の頭を振り返る
2023年05月01日 13:30撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 13:30
トヤの頭に向かう途中、駒の頭を振り返る
トヤの頭の登りもイワカガミロード
たわわにお花をつけたオオイワカガミ
いろいろな色があります。白〜淡いピンク〜濃いピンク
2023年05月01日 13:40撮影 by  X30, FUJIFILM
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5/1 13:40
トヤの頭の登りもイワカガミロード
たわわにお花をつけたオオイワカガミ
いろいろな色があります。白〜淡いピンク〜濃いピンク
フレッシュなタムシバ
2023年05月01日 13:46撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 13:46
フレッシュなタムシバ
トヤの頭に到着。
ここも眺めが良い。
ここで湯之谷のほうへ下るコースと別れる。
今度はこっちのコースも周回してみたい。振り返って越後駒ケ岳
少し雲が増えてきた。15時過ぎると、予報では雷雨が降ってもおかしくない。警戒しなければ!鳴倉山へ向かいます。
2023年05月01日 13:50撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 13:50
トヤの頭に到着。
ここも眺めが良い。
ここで湯之谷のほうへ下るコースと別れる。
今度はこっちのコースも周回してみたい。振り返って越後駒ケ岳
少し雲が増えてきた。15時過ぎると、予報では雷雨が降ってもおかしくない。警戒しなければ!鳴倉山へ向かいます。
イワウチワはコース全体咲き乱れているけど、標高が低いところは終盤。トヤの頭はすごい群生だけど、すこし落花してるものもあった。まだ見れる状態でしたが。
2023年05月01日 14:00撮影 by  X30, FUJIFILM
2
5/1 14:00
イワウチワはコース全体咲き乱れているけど、標高が低いところは終盤。トヤの頭はすごい群生だけど、すこし落花してるものもあった。まだ見れる状態でしたが。
色の濃いオオイワカガミ
2023年05月01日 14:09撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 14:09
色の濃いオオイワカガミ
オオカメノキ
2023年05月01日 14:21撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 14:21
オオカメノキ
鏡池は雪が完全になくなっていました。池の淵はカタクリの花畑。この池の先で道が二股に分かれてる。左に赤リボンが見えるが、まっすぐ直登する直進の方を選んだ。これが正解。
2023年05月01日 14:31撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 14:31
鏡池は雪が完全になくなっていました。池の淵はカタクリの花畑。この池の先で道が二股に分かれてる。左に赤リボンが見えるが、まっすぐ直登する直進の方を選んだ。これが正解。
ここで初めてフレッシュなカタクリ群落に出会えた。
2023年05月01日 14:32撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 14:32
ここで初めてフレッシュなカタクリ群落に出会えた。
鏡池から直進の急登を越えれば鳴倉山頂上。一気に展望が開ける。この辺りからヤマツツジがお目見え。
2023年05月01日 14:43撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 14:43
鏡池から直進の急登を越えれば鳴倉山頂上。一気に展望が開ける。この辺りからヤマツツジがお目見え。
鳴倉山はパラグライダの基地になってるようで、すこぶる眺めがよい。小出市街と蛇行する魚野川
2023年05月01日 14:45撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 14:45
鳴倉山はパラグライダの基地になってるようで、すこぶる眺めがよい。小出市街と蛇行する魚野川
ヤマツツジだいぶん咲き始めて、3分咲きぐらい。
まだ蕾の木もあり。
2023年05月01日 15:00撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 15:00
ヤマツツジだいぶん咲き始めて、3分咲きぐらい。
まだ蕾の木もあり。
田んぼに水張ってるので、キラキラ!
2023年05月01日 15:00撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 15:00
田んぼに水張ってるので、キラキラ!
アズキナシとエチコマ
2023年05月01日 15:04撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 15:04
アズキナシとエチコマ
八海山とアズキナシ
アズキナシ満開、少し落花気味の木もあり。
2023年05月01日 15:11撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 15:11
八海山とアズキナシ
アズキナシ満開、少し落花気味の木もあり。
雪国ミツバツツジと巻機山
2023年05月01日 15:31撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 15:31
雪国ミツバツツジと巻機山
デジタルズームで駐車したあたりをアップ。
あとで拡大したら、自分の車写ってました。
2023年05月01日 15:37撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 15:37
デジタルズームで駐車したあたりをアップ。
あとで拡大したら、自分の車写ってました。
イワナシ
終盤でほとんど落花。
この個体だけ生き残ってた。
2023年05月01日 15:46撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 15:46
イワナシ
終盤でほとんど落花。
この個体だけ生き残ってた。
チゴユリ
2023年05月01日 16:08撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 16:08
チゴユリ
ツクバキンモンソウ
2023年05月01日 16:09撮影 by  X30, FUJIFILM
2
5/1 16:09
ツクバキンモンソウ
スミレ
下ってきて農道にでると、たんぼの畦に群生
これほどたくさんのスミレ群生はみたことない。
2023年05月01日 16:14撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 16:14
スミレ
下ってきて農道にでると、たんぼの畦に群生
これほどたくさんのスミレ群生はみたことない。
ヒメスミレも群生
2023年05月01日 16:25撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 16:25
ヒメスミレも群生
ニョイスミレも群生
里山の農道おそるべし。
2023年05月01日 16:31撮影 by  X30, FUJIFILM
1
5/1 16:31
ニョイスミレも群生
里山の農道おそるべし。

感想

 まずは、感想の第一は魚沼アルプスの素晴らしさに感銘をうけた事。お花に絶景、そして道の整備の良さと歩き易さ、どれをとっても素晴らしかった。なんどでも歩きたいコースの一つになりました。季節、コースを変えて、今後もいっぱい登ってみたいお山です。
 距離や標高差は数字だけ見ると大変なコースですが、歩いてみた感想は、お花がいっぱい、絶景の中の展望コース、静かなぶな林のコース、ピークの展望の良さ、意識しないうちに歩き切ってしまった感じ。変化に富み、疲れを吹き飛ばすものがありますね。それに道がよく整備されて歩き易く、特に最後の鳴倉山からの下りは、足に来るころなのだけれど、足に優しい道でした。
 例年雪の具合などでjコース状況が変わってくると道が途切れたりして、不安になるけれど、コース全体赤リボンがたくさんあって、道迷いの心配も払拭させる整備の良さでした。ただコース中水場は無く、暑くなって体力の消耗が激しくなった場合の、水の量だけはよく注意した方がよいです。今回2L持って行ったけどギリでした。もう少し気温が上がれば、水は3Lはあった方が安心でしょう。
 とにかく、花と展望の魚沼アルプス、すっかり虜になってしまいそうです。簡単にコースの状況備忘録として残します。
<宝泉寺ー大力山>
 はじめは杉林の中の道、しかしマキノスミレがことのほかたくさん見られた。そのほか、咲き終わったカタクリやショウジョウバカマもたくさん。植林帯を登りきると、御堂があって灌木帯の尾根に変わる。この先は明るい尾根道で高い木々がないため、すこぶる気分の良い道だ。ここからは雪国ミツバツツジが、この時期のコースの主役のひとつだった。タムシバや、ユキツバキ、咲き終わりのマンサクも。途中からはオオイワカガミの道になる。雪解けの遅かった場所にはフレッシュなショウジョウバカマも残っていた。7合目で一旦二股に分かれるが、すぐ合流、この急登を登りきると、大力山東屋が見えてくる。振り返ると小出市街が広がり、前方には雪をかぶった越後三山がドーンと姿を現した。360度の大展望で素晴らしい。
<大力山ー黒禿の頭>
 ここからは、魚沼アルプスの真骨頂の縦走路の始まり。すこぶる景色が良く、尾根上を縫うように道はつけられ、豪快な縦走路が栗禿の頭まで続く。とにかく眺めがよく、八海山を見ながらの道になる。
 大力山からしばらくすすむと本当の大力山頂。ここからゆるく下っていくと、分岐点に出る。左に道をとる。少しコルまで急降下して、ここからは緩やかな登り基調の道になるが、細かいピークをいくつも越えていく。どこもピークは展望良く、すばらしい景色を見ながら進む。カタクリやイワウチワはいっぱいあったが、すでに落花。かわってアズマシャクナゲが1か所たくさん咲いていた。すみれ類はほとんど見なかった。標高があがると、雪国ミツバツツジやタムシバも、フレッシュになってくる。上がるにつれて、浅草岳や守門岳が見えてきた。どんどん展望が広がります。
 黒禿の頭の斜面は残雪がまだまだ残っていた。途中1か所、雪が登山道を埋めていたが短くて問題なし。八海山方向に、林道が見えてくると頂上も近い。やがて標識が見えて、黒禿の頭に到着。振り返って大力山からの縦走路がうねうねと連なり、登ってきた感がある。
<黒禿の頭ー笠倉山>
 ぶな林の中をすこしいくと、林道への急降下で、すぐに林道に降り立つ。林道はまだまだ残雪が残っており、降りた左は1m以上の残雪があった。笠倉山へは右の方へ進んでいく。すぐに広大な雪田に出くわし、左手をよく見るとピンクリボンがみえるので、それを目標に雪の上を進む。良く締まっており、平坦なので歩き易い。リボン近くまで行くと登山道が見えます。あとは尾根沿いに笠倉山へ。笠倉山一帯は少し別世界で、雪の量がだいぶん違う感じ。春山に来た感満載です。残雪とぶなの新緑のコントラストがめっちゃいい。また頂上までイワウチワロード。カタクリ、ショウジョウバカマもフレッシュでした。まだ雪解け直後なのでしょうね。最後の急登を登りきると笠倉山頂上。
<笠倉山>
 頂上に着くまで前方眺望が全く見えないので、頂上に着いて、前方に開ける絶景を目の当たりにし、感動ものでした。全く見えなかった越後駒ケ岳、中の岳、が目の前にドーンと現れ、残雪のゼブラ模様がすんごいです。すばらしいこの景色は春山限定ですね。黒禿の頭まで来たら、絶対笠倉山へは、立ち寄る事を、お薦めします。この絶景は、ここまで来て、見ないで帰るのは、もったいないです。ここから湯之谷方面に下る下山道もあって、笠倉山、トヤの頭を周回できるコースが昨年開拓されたので、今度はそのコースで周回してみたいです。
<黒禿の頭ー駒の頭>
 頂上から一気に下る道は直ぐ残雪が現れ、左に夏道をたどれますが、まっすぐ残雪の上を、下り降りることが出来ます。途中1か所、雪が切れそうだったので、右に迂回して雪の上を辿れました。距離は200mぐらいですが、久々の春山感触を味わえました。ただ急坂なので、慣れない方は夏道を! 夏道に復帰すると雪解け直後のコル付近にはスミレサイシン、ナガハシスミレ、アオイスミレが、たくさん咲いていた。このあと根曲竹の道が続き、ぶな林に突入して、今度はブナの森の道にかわる。最後の急登で青空の向こうに駒の頭の道標がくっきり。ぶな林から飛び出すと、そこは、駒の頭頂上でした。山頂からは振り返ると登ってきた笠倉山の向こうに、越後三山、荒沢岳、行く手のトヤの頭〜鳴倉山の稜線と360度の素晴らしい眺望。ここからみる守門、浅草、未丈ケ岳もちょうど順光になってきてきれいです。
<駒の頭−トヤの頭>
 トヤの頭へもぶなの樹林帯の道が続く。下りきって、コルから登り返しの道は灌木帯の眺望のきく尾根に変わります。ここはオオイワカガミロードでした。乾いた急坂を登ってトヤの頭。ここで 湯之谷方面と宝泉寺方面へ道が分かれる。道標しっかりしており、心配ない。トヤの頭も眺望が良く360度展望が開けます。越後三山をみるなら、駒の頭〜トヤの頭〜鳴倉山側からの眺めが、大力山〜黒禿の頭側と比べると、圧倒的によい。
<トヤの頭ー鳴倉山>
 出だしは灌木帯の道、イワウチワの群生がすごい。どこまでもイワウチワ。そしてぶな林のみち、杉林の道と変化に富む。しばらく樹林帯の中を行き、こまかく上下して鏡池へ到着。すでに残雪は消えていたが、ここの周りも遅くまで雪が残るようで、今回のコース中、唯一フレッシュ咲き立てのカタクリ群生が見られた。池の道標の上で道が二股に分かれ、左に赤テープが見えたが、まっすぐ直上する急登のざれた道が本道で、こちらを辿る。マキノスミレの群生があったが、まだ雪解け直後で、咲いてるお花は少なかった。この急登を登ったところが鳴倉山。最後の急坂にはオオイワカガミがいっぱい。また初めて開花したヤマツツジを発見。早いですね。
 鳴倉山は平坦な広い頂上を持ち、山頂まで林道が上がってきている。ここはパラグライダーの離陸地点のようだ。さえぎるものはなく360度の眺望。
<鳴倉山ー宝泉寺>
 頂上から林道を進むがすぐ分かれて、尾根をまっすぐ降りる踏み跡をたどる。
再び林道を併せ、またすぐ尾根を直進する踏み跡に入れば、あとは道なりに進めば、明瞭な登山道になる。ここは適度な傾斜で、明るく見晴らしも良く、ルンルンで眺め見ながら下っていける。前方に小出市街を俯瞰しながら、すこぶる気持ちの良い道だ。最後1本杉と書かれた道標があるところで、二股に分かれるので、左の道をとると、宝泉寺への近道だ。ここから急降下して里へと下っていく。最後水路に出るので、水路沿いに右へ下っていくと1本橋があって、対岸の農道に出られる。あとはこの農道をまっすぐに進めば、舗装道に出て、そこはもう宝泉寺のすぐ脇である。
農道にはスミレ、ヒメスミレ、ニョイスミレの群生があちこちあって、すみれ街道のようだっだ。

 

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