記録ID: 5506385
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
将棊頭山 ↑クラシックルート ↓信大ルート 桂小場から
2023年05月18日(木) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 08:55
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,573m
- 下り
- 1,561m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:53
距離 13.8km
登り 1,573m
下り 1,573m
14:55
ゴール地点
歩行速度、1.5とかなってますが、多分、おかしいです。そこまで遅くないと思います。
天候 | 晴れ 気温16〜18℃ 山頂付近で風速7m/s |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路のクラシックルートは、標高2200mから稜線まで雪。稜線は雪無し。ぶどうの水は豊富。野田場の水、西駒山荘の水はちょろちょろ。西駒山荘からの東斜面のトラバースは残雪が結構滑るし滑落リスク高く危険と判断して、途中から尾根沿いに立木やハイマツ藪漕ぎして50m稜線へ向かって登り、尾根道へ復帰した。12本爪アイゼンとピッケルあればトラバースしても良いかもしれないが、すぐに加速するような斜面で立木の間隔が広い箇所もあり、滑落したら結構な距離、落ちていく可能性がある。試しに、下に立木がある安全な場所で、少し尻セードで滑ってみたらすぐに加速した。立木につかまって回転気味に止めたが、木がない場所で滑落したら止まらないと思う。こういった区間が500m以上ある。胸突八丁からの信大ルートはかなり快適だった。緊急時に利用できそうな小屋も2つある(信大管理なので基本的に利用不可だろう)。ただし、徒渉部は、普通の人は濡れないと渡れないと思う。増水時は危険だろう。渡渉した後は、ちょっと道が分かりにくかったり、道がなくなり、あらたなテープで巻道に誘導してあったりするが、バリエーションをやったことがない人は苦労したり怖いかもしれない。バリルートを普通にやっている人は問題ない。巨大スリット堰堤は、右岸に立派な巻道が建設されている。その下の小さな堰堤2つは右岸に巻道あり。 |
写真
すると朝一からなんと!!お嫁様がハルゼミを見つけてきた!!こんなにじっくり見るの初めてだ!羽化したて。素晴らしく美しい!2人で舐めまわすように見てから、そっと傷つけないように放してきました。
お嫁様がチェーンアイゼン履くというので、試しに持ってきたBRSの14本アルミアイゼンをトレランシューズで試してみる。
・・・が、やっぱりトレランシューズでは駄目ですね。家で寝かしておくのも無駄なので使ってみたのですが・・・。今度はもう少し柔軟なモンベルのスノースパイク10を試してみよう!泥のトラバースで使用したいのだが・・・。
・・・が、やっぱりトレランシューズでは駄目ですね。家で寝かしておくのも無駄なので使ってみたのですが・・・。今度はもう少し柔軟なモンベルのスノースパイク10を試してみよう!泥のトラバースで使用したいのだが・・・。
やっぱりね・・・。試しに下に立木がある安全な場所でちょこっと尻セードしてみるとすぐに加速した。立木に取りついて回転しながら止まったが、これ立木ないとかなり落ちていくやつだ。この進行方向のルートはやばいね。
お嫁様に、「このハイマツ尾根を50m位登って尾根道に復帰した方が安全だ」と説得するが、急斜面が怖いので、雪渓トラバースの方が良いという・・・。再度検討するが、それでもトラバースはリスクが高すぎる。「トラバースは滑るし、転んだら加速して止まらなくなり、結構な距離、落ちていくから・・・」と再度説得。不機嫌になるお嫁様に、ルートと登り方を説明しながら、先に進む。写真に見えるのは、最初のとりつき部分でお嫁様のザック。
すぐにハイマツの藪漕ぎ。お嫁様は初体験なので、「こうやって、両手でハイマツを分けて、掴んで、広げて、その間に体ねじ込んで、足で踏んづけて進んで!」と説明すると、すぐにコツを覚えたようだ。意外と上手に進んでくれた。
ここも危ない。かなり嫌そうだったけど、説得して良かった。納得はしてなかったようだけど、ここでやっと自分の言っていたことが正しかったとわかってくれた。実は説得してもダメそうな感じだったから、トラバースするしかないかなあ・・・とか思っていた。あの場で喧嘩するくらいなら・・・・。その位、もめたくないのだ。でも、山ではもうちょっと自分の話を聞いて欲しいなあ・・・。無駄に危ない目に合わせたくないから。本当に頼みますm(__)m。
うむうむ。これは行政指導(お願い)だな。伊那市にしては、マイルドなお願いだ。地形図を見ると、危険箇所は渡渉と川沿いのトラバース、堰堤の巻道、そして1700m以降の急斜面だろう。あとは登山道自体の整備率次第。藪や道の痕跡がどの程度だろうか。
お疲れさまでした。
今日は、お嫁様には良い勉強になったのだろうか?
雪渓トラバース、藪漕ぎ、信大ルート。
いつもの将棊頭山クラシックルートと思っていたが、結構楽しめた1日でした。
おしまい!!
今日は、お嫁様には良い勉強になったのだろうか?
雪渓トラバース、藪漕ぎ、信大ルート。
いつもの将棊頭山クラシックルートと思っていたが、結構楽しめた1日でした。
おしまい!!
撮影機器:
装備
個人装備 |
モンベルウィックロンクールライト半袖
モンベルクロスランナーパンツ長ズボン
予備コンタクト1式
温度計
115デジベルホイッスル
大門沢手ぬぐい
モンベルウィックロンジオサーマルロング(使用せず)
サロモンスピードクロス5
レインウェア上下
ザック(OMMクラシック32)
おにぎり小5個(2人分持参で3個消費)
パン1個(消費600kcal)
非常食(柿の種3袋)
ヘッドライト(レッドレンザーMH5を2個と予備電池2個)
GPS(ガーミンmap66sを1個と予備電池3セット)
スマホ(ドコモ)
ココヘリ
JROカード
お金クレジットカードなど
地図
ツェルト(juzaのEMシェルター)
お茶1.1L(消費)
エマージェンシーグッズ1式
塩飴
ダウン上
熊鈴大
トレッキングポール
薄手のスーパーグリップ手袋
BRS14本爪アルミアイゼン(装着したがトレランシューズに合わずにすぐに外す)
総重量約7.5kg
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コメント
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信大ルート下山、”お嫁様”すごいです!!
あそこはヤマレコを始める前に情報を持ち合わせないでカミさんを連れて下ったことがありますが、
カミさんと下ったことを後悔し、下山した時にはほっとしたのを覚えています。
”お嫁様”に拍手!拍手!です
このパターン(自分が連れて行って、お嫁様(そう呼べと命令されている)が頑張った)、多いですね(笑)。
いつもお嫁様には頭が下がりますm(__)m。
ただ、今回の信大ルートは、本当に渡渉部まではかなり道良かったです。正直言いうと、クラシックルートより楽で良かったくらいです。実は管理所の中のノートみたら、結構人も入っているようでしたし。
渡渉部以降は、ちょっと道がなかったりですが、テープがあり特別危険箇所もなくお嫁様も普通に歩いてました(とはいえ、バリルートやってない人は、ルーファイできなくて危険箇所に迷い込んだりして怖いかもです)。
下山後も、2人して、「信大ルート行ってよかったね」って話してましたよ(笑)。
恐らくですが、sumiさんが行かれた当時と比べて、かなり整備が進んでいるのではないでしょうか。
今度、機会があったら、信大ルートの将棊頭への直登ルートも行ってみたい位でした。
あの当時は信大ルート分岐からの下りは踏み跡があったものの覆いかぶさった笹をかき分けて進んだり、河原は全く踏み跡もなくルーファイに苦労しました。
当時はGPSも使わず地図とコンパスだけでしたので手こずったのかもしれませんね。
私自身、登山アプリには初めは懐疑的だったのですが今は全く手放すことができない登山アイテムになってしまいました(笑)
また機会を見つけてチャレンジしてみます
そういえば、河原歩きは対岸にテープもありました。
登山アプリは、自分は去年から使ってますが凄いですね。特にヤマレコアプリは、みんなの足跡がボタン一つでクライミングや冬季まで表示されるので感動ものです。オレンジの点線の濃度や太さで、どの程度あるかれているのかも、なんとなくわかりますからね。今回の信大ルートもヤマレコアプリなければ行ってませんから。
このルート、新たな発見と以前からの変化を確認しに、是非いかれてください!!レコ、楽しみにしています!
もし、信大ルートのみで将棊頭行かれる予定でしたら、お声かけ下さると嬉しいです。
了解しました。
でも私はほぼ毎日が日曜なので、グリーンさんが行かれる日に私が合わせて方がいいのでないでしょうか。
ただ私は鈍足ですのでその点はお許しくださいね。
ご返答ありがとうございますm(_ _)m。恐縮です(^-^)。メッセージに返信送りましたので、ご確認下さい。sumiさんは速いと思いますが、歩く速度は人それぞれなので、お互い声掛けして調整しましょう。むしろご迷惑をおかけしないように注意します。宜しくお願い致します。
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