初冬の南八ヶ岳(阿弥陀岳・赤岳・横岳・硫黄岳)
- GPS
- 31:07
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 2,637m
- 下り
- 2,619m
コースタイム
- 山行
- 6:13
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 7:57
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 9:54
天候 | 22日・23日とも快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> ●八ヶ岳山荘〜赤岳鉱泉〜行者小屋 ・特になし。 ●行者小屋〜阿弥陀岳 ・阿弥陀岳直下は急な鎖場。積雪期は要注意。 ●行者小屋〜文三郎尾根〜赤岳 ・文三郎尾根は階段が整備され展望もよく歩きやすい。 積雪期も問題ないと想定。 ・中岳のコルから赤岳直下は急登。鎖場も連続。積雪期は滑落には要注意。 ●赤岳〜横岳〜硫黄岳 ・横岳周辺の積雪期のトラバースは自分にはハードルが高そう。 ●行者小屋〜八ヶ岳山荘 ・特に問題なし。ただし、南沢の標高2,100付近で明瞭な踏み跡が 2手に分かれる部分がありテープを見落とすと誤った方向に進みそう。 <テント場> ・行者小屋はすでに閉鎖中ですが、テン場とトイレ・水場は使えます。 ・テントは1000円/人・日。赤岳鉱泉からスタッフが徴収に来られます。 <気温> 11/22(土) 17:30 テント場 △2℃、テント内 0.5℃ 19:00 テント場 △5℃、テント内 2℃(飲食中) 11/23(日) 3:30 テント場 △8℃、テント内 △5℃ 7:30 横岳周辺 日向 5℃、日蔭 △4℃ |
その他周辺情報 | 下山後の入浴 八ヶ岳山荘 500円 |
写真
感想
昨年末に初めて雪山の天狗岳を登り、
そこから見た赤岳と阿弥陀岳の恰好の良い山容に惹かれました。
今シーズンは是非厳冬期の赤岳に挑戦したいと思っていますが、
まだ一度も足を踏み入れたことがない山域なので、
偵察を兼ねて登ってきました。
今回はアイゼン・ピッケルなど含め、
自分の持っている冬山装備はすべて詰め込んでぼちぼち歩き始めます。
(実はまだ冬のテン泊もしたことがないので夜の雰囲気も確認したい)
先週降ったらしい雪もほとんど姿を消して、
結局アイゼンもピッケルも使用せずでしたが、
積雪期を想像しながら歩くことでいろいろと参考になりました。
夜明けの阿弥陀岳から赤岳、横岳、硫黄岳への稜線と、
富士山から南北アルプスの展望は最高でした。
もう少し鍛錬していずれ厳冬期の縦走に挑戦したい。
あせらず、気負わず、
身の丈に合った山行で少しづつステップアップしていこうと思います。
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以下、備忘録。
<阿弥陀岳>
・山頂直下の急登は赤岳よりも難しそう。
自分のスキルで対応できるのか・・
<赤岳>
・中岳からの登りは急登ではあるが、様子はつかめたのでしばらく研究。
<横岳>
・赤岳からの縦走は今の自分の経験では大いに不安あり。
<行動時>
・いまだにハードシェルはレインウェアの上下しかなく、
昨年末の天狗岳では中にフリースを2枚着込んで風をしのぎました。
・今回は暖かくてアンダーとフリースで概ね問題なし。
(稜線は少し風が強い時のみレインウェアを着た)
・赤岳の稜線を歩いてみて、厳冬期には滑落の危険を感じられたので
やはり冬用のアウターを購入することにします。
<睡眠時>
以下の装備で睡眠8時間(テント内最低気温〜△5度程度)
●シュラフ:montbellの#2
●アンダー:montbellのジオライン、ヒートテック
●ダウン:ユニクロ&marmotのダウンを2枚重ね
●ズボン:化繊タイツとユニクロ暖パン
目が覚めてからさらにMILLETのフリースを着こむと
十分暖かいと感じた。
厳冬期にはシュラフ(montbell#3)をさらに重ねる予定。
シュラフカバーがないのでテント内の霜が溶けてシュラフを濡らすのを
避けるために、ツエルトをシュラフにかぶせてみましたが、
体温のせいかツエルトの中が蒸れてシュラフが濡れた。
シュラフカバーの購入やはり必要そう。
<その他>
長野地震は帰宅途中にスマホのニュースで知った次第。
地震の起きた時間帯は当の本人はぐっすりテントの中で
寝ていましたが、家族は相当心配していた様子。
登山届の提出はもちろんですが、家族にも歩くコースを伝えていたので
妻はネットで行者小屋を調べたが、状況は分からなかったらしい。
翌朝、赤岳山頂でスマホの電波が入ったので妻にメールした
ため、のんきに山に登っていることが分かって、
安心するやら、腹が立つやらとのこと。
何かあった時の家族との連絡手段について考えさせられました。。
八ヶ岳は年間を通して何度もお邪魔していますがここ7,8年ほど御無沙汰です、このレコを見て懐かしくなりコメントしました。素晴らしい写真を見せてもらい有難うございます。
つたないレコにコメントありがとうございます。
八ヶ岳は独特の存在感のある山が連なって素晴らしいですね。
まだ2度目ですがこれから足しげく通いそうです。
またお会いした際にはよろしくお願いします。
素晴らしい写真の数々ですが、特に富士山がバッチリ写ってる写真はカッコイイですね。自分も八ヶ岳方面は秋口に一度縦走しただけで、冬季は行った事がまだ無いので、赤岳くらいは1回登っておかんとなぁ・・・とぼんやり考えています。その前に年越しテント泊で阿弥陀岳南稜に行く予定なので、レポート出来そうなら何枚か現場の写真撮ってきますね
ありがとうございます。
富士山は雲がかかっている時間帯が多かったのですが
丁度ご来光の時に雲がとれてきれいに見えました。
阿弥陀南稜ですか、すごいですね。
今回登った感じでは積雪期は赤岳よりも阿弥陀のほうが難しそうに思いました。
レポート楽しみにしています〜
tubataroさん、こんばんは
八ヶ岳山行お疲れ様です。
2日とも快晴で、赤岳、硫黄、阿弥陀など絶景だったのでは。
赤岳鉱泉のアイスキャンディーもだいぶ出来てきてますね。もう冬なので、山頂付近は雪まみれと思いましたが、意外と少なそうですね。
また楽しいレコお待ちしております。
こんにちは。奥駈以来ですね!
うまく快晴の日にあたり幸運でした。
また雪の季節に登りたいと思っています。
kuboyanさんも先日北八に行かれていたのですね。
またどこかでお会いできるかもしれませんね。
楽しみにしています。
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