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Yamareco

記録ID: 5541259
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

西黒尾根〜爼堯覆泙覆い燭阿蕁法租型脆根〜田尻尾根

2023年05月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:03
距離
17.1km
登り
1,889m
下り
1,948m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:16
休憩
0:42
合計
8:58
距離 17.1km 登り 1,891m 下り 1,948m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
〇谷川岳インフォメーションセンター
ロープウェイまで徒歩5分、トイレあり。
2021年にできた施設。無料なのでロープウェイを使わない登山者にとってはメインの駐車場になりそう。トイレ内の水道しかないのが残念。外に水場が欲しい。
施設内の展示は登山者にとっては興味深いと思う。
コース状況/
危険箇所等
☆西黒尾根
蛇紋岩が濡れているときには要注意。

☆残雪の状況
肩の小屋の手前に雪田が残っています。
雪上をまっすぐ登って行けば山頂への直登ルート。左へトラバースすれば肩の小屋へ。肩の小屋へはフィックスロープが設置されているので安心して歩けます。

天神尾根も肩の小屋直下に雪田。こちらはトラバースではなく登り降り。ロープが張られているし、雪が緩いのでキックステップできますが、下りはチェーンスパイク付けた方が安心かも。

☆俎山稜
元々藪漕ぎルートで残雪期を中心に歩かれていたようですが、私の知るところでは2021年秋に大規模な刈払いが行われ、オジカ沢の頭避難小屋の分岐点には新しい道標も立ちました。直後に歩いた人の話では、一般登山道並みに整備されていたということでした。
しかしその後はあまり整備されていないのか、また荒れつつあります。道標は取り除かれたようです。ただ、トレースはまだ残っており、笹が覆っていて見にくい程度。笹は膝から腰丈。何よりも真新しいピンクテープが随所に付けられているので迷うことはありません。道は基本ずっと尾根伝い、少しだけ北側についていることが多いです。南側は冬には雪庇の張り出す急斜面です。
憧れの俎堯整備してくださっている方には感謝です。
俎瑤ら先は本格的な藪漕ぎ。それなりの装備、経験が必要だと思われます。

☆田尻尾根
あまり歩かれておらず荒れてる?というイメージがあるかもしれませんが、よく整備され歩きやすい尾根です。ロープウェイの値上げが気になる方には、そうでない方にもオススメのルートです。1時間足らずでスキー場の下山コースに出るので、そこからは沢の流れを見ながらのんびり作業道歩き、15〜20分程度です。
未確認ですが、天神平からずっとこの下山コースを歩くこともできると思います。
その他周辺情報 ☆谷川温泉「湯テルメ谷川」
みなかみ温泉郷にも日帰り入浴施設がありますが、ここのほうがいいです。新緑に覆われたとても気持ちの良い露天風呂。
サウナはありませんが、冷鉱泉と温浴の繰り返しで整います。

☆そば処「くぼ田」
水上駅前です。特急停車駅とは思えないのどかな駅なので、駅前(=店前)に無料で車を停めれます。二八蕎麦ですが、繋ぎが小麦粉ではなく米粉なのが特徴。
西黒尾根はいきなり急登で始まる。
最初に目指すのがこの鉄塔。
2023年05月27日 04:41撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 4:41
西黒尾根はいきなり急登で始まる。
最初に目指すのがこの鉄塔。
新清水トンネル真上の傾斜が緩むポイント。
2023年05月27日 05:08撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 5:08
新清水トンネル真上の傾斜が緩むポイント。
天神平スキー場。
登るにつれてスキー場が低くなっていきます。
2023年05月27日 05:49撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 5:49
天神平スキー場。
登るにつれてスキー場が低くなっていきます。
キスミレ。
2023年05月27日 05:50撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 5:50
キスミレ。
マチガ沢。
2023年05月27日 05:53撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 5:53
マチガ沢。
最初の鎖場。
2023年05月27日 05:54撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 5:54
最初の鎖場。
次の鎖場へ。
2023年05月27日 06:01撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:01
次の鎖場へ。
2番目の鎖場。ここは手がかり、足掛かり少なめ。
2023年05月27日 06:03撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:03
2番目の鎖場。ここは手がかり、足掛かり少なめ。
2023年05月27日 06:08撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:08
ラクダの背。展望抜群。
2023年05月27日 06:11撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:11
ラクダの背。展望抜群。
迫力のマチガ沢。
2023年05月27日 06:09撮影 by  SO-41A, Sony
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迫力のマチガ沢。
ショウジョウバカマもあちこちにありましたが、そろそろ終わりかけ?
2023年05月27日 06:15撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:15
ショウジョウバカマもあちこちにありましたが、そろそろ終わりかけ?
ここが「ラクダのコル」です。
2023年05月27日 06:16撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:16
ここが「ラクダのコル」です。
タチツボスミレよりもさらに淡い感じのブルー。
2023年05月27日 06:19撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:19
タチツボスミレよりもさらに淡い感じのブルー。
スキー場。
2023年05月27日 06:20撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:20
スキー場。
3番目の鎖。途中まで登って見下ろしたところ。
2023年05月27日 06:27撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:27
3番目の鎖。途中まで登って見下ろしたところ。
半分から上。
2023年05月27日 06:27撮影 by  SO-41A, Sony
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半分から上。
2023年05月27日 06:34撮影 by  SO-41A, Sony
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4番目の鎖の下半分。
2023年05月27日 06:54撮影 by  SO-41A, Sony
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4番目の鎖の下半分。
上半分。
主な鎖場はこの4つ。
他に錆びた鎖やロープのかかっているところが数か所。
2023年05月27日 06:54撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 6:54
上半分。
主な鎖場はこの4つ。
他に錆びた鎖やロープのかかっているところが数か所。
ザンゲ岩。
天神尾根にもあります。
2023年05月27日 07:02撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 7:02
ザンゲ岩。
天神尾根にもあります。
もう少し。
ですが、今回は山頂はパス。
2023年05月27日 07:09撮影 by  SO-41A, Sony
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もう少し。
ですが、今回は山頂はパス。
2023年05月27日 07:10撮影 by  SO-41A, Sony
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トラバースして肩の小屋へ。
直進方向に直登ルートっぽいトレースもあります。
2023年05月27日 07:12撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 7:12
トラバースして肩の小屋へ。
直進方向に直登ルートっぽいトレースもあります。
肩の小屋のTwitterは積雪情報など役に立ちます。
2023年05月27日 07:18撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 7:18
肩の小屋のTwitterは積雪情報など役に立ちます。
上越国境を進むとハクサンイチゲ。
2023年05月27日 07:27撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 7:27
上越国境を進むとハクサンイチゲ。
可愛いつぼみ。
2023年05月27日 07:27撮影 by  SO-41A, Sony
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可愛いつぼみ。
パッとしないけどサクラソウ。
2023年05月27日 07:27撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 7:27
パッとしないけどサクラソウ。
シャクナゲの小山。
2023年05月27日 07:31撮影 by  SO-41A, Sony
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シャクナゲの小山。
この日一番の群生。
2023年05月27日 07:32撮影 by  SO-41A, Sony
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この日一番の群生。
オジカ沢の頭。
2023年05月27日 08:21撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 8:21
オジカ沢の頭。
下ってすぐの避難小屋。
俎瑤悗諒岐点。
2023年05月27日 08:24撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 8:24
下ってすぐの避難小屋。
俎瑤悗諒岐点。
2023年05月27日 08:24撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 8:24
俎山稜。きれいな稜線。真ん中の双耳峰が俎堯1Δ諒に山頂標があります。
2023年05月27日 08:24撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 8:24
俎山稜。きれいな稜線。真ん中の双耳峰が俎堯1Δ諒に山頂標があります。
こんな感じの踏み跡を進みます。ピンクテープあり。
2023年05月27日 08:30撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 8:30
こんな感じの踏み跡を進みます。ピンクテープあり。
すぐに表れる雪田でトレースを見失いますが、左に回っていくと見つかります。
2023年05月27日 08:32撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 8:32
すぐに表れる雪田でトレースを見失いますが、左に回っていくと見つかります。
2023年05月27日 08:34撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 8:34
シラネアオイ。
2023年05月27日 08:41撮影 by  SO-41A, Sony
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シラネアオイ。
2023年05月27日 08:50撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 8:50
狭い山頂ですが、シャクナゲが刈られているので何とか腰を下ろせます。
2023年05月27日 09:20撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 9:20
狭い山頂ですが、シャクナゲが刈られているので何とか腰を下ろせます。
こちらが上越国境でもいいくらいの立派な稜線。
2023年05月27日 09:36撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 9:36
こちらが上越国境でもいいくらいの立派な稜線。
肩の小屋への戻り。行きに見たハクサンイチゲをもう1度。
2023年05月27日 11:05撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 11:05
肩の小屋への戻り。行きに見たハクサンイチゲをもう1度。
肩の小屋から俎山稜を振り返る。この景色を見てずっと行きたかったわけです。
2023年05月27日 11:17撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 11:17
肩の小屋から俎山稜を振り返る。この景色を見てずっと行きたかったわけです。
2023年05月27日 11:18撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 11:18
天神尾根の下り始めの雪田。
2023年05月27日 11:20撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 11:20
天神尾根の下り始めの雪田。
コブシのようでコブシじゃないやつ。タムシバ。
2023年05月27日 12:17撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 12:17
コブシのようでコブシじゃないやつ。タムシバ。
ここから田尻尾根へ。
2023年05月27日 12:23撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 12:23
ここから田尻尾根へ。
2023年05月27日 12:26撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 12:26
イワウチワ。
2023年05月27日 12:26撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 12:26
イワウチワ。
イワカガミ。
2023年05月27日 12:48撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 12:48
イワカガミ。
そんなに滑りやすいコースではありません。
2023年05月27日 13:00撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 13:00
そんなに滑りやすいコースではありません。
スキー場の下山ルートに合流。
2023年05月27日 13:01撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 13:01
スキー場の下山ルートに合流。
フニテル下をのんびり歩いて、、
2023年05月27日 13:04撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 13:04
フニテル下をのんびり歩いて、、
フィニッシュ。
2023年05月27日 13:20撮影 by  SO-41A, Sony
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フィニッシュ。
水上駅前の蕎麦屋。
電車で帰る人にはオススメ。車も停められます。
2023年05月27日 14:29撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 14:29
水上駅前の蕎麦屋。
電車で帰る人にはオススメ。車も停められます。
マイタケの天ぷら、すごいボリュームでした。
2023年05月27日 14:41撮影 by  SO-41A, Sony
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5/27 14:41
マイタケの天ぷら、すごいボリュームでした。
撮影機器:

感想

谷川岳から西に上越国境を臨むと万太郎への主稜線よりもずっと目立つのが俎山稜。嫌でも目に入る俎瑤猟此その山稜の格好よさ。谷川岳かと見間違える立派な双耳峰。ずっと行きたいと思っていましたが、ようやく実現しました。

参考タイムとして西黒尾根3時間の私で肩の小屋から俎往復4時間です。

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