谷川岳：梅雨入り直前の平日花撮影山行は最高

2023年06月07日(水) [日帰り]

• GPS: 07:42
• 距離: 7.3km
• 登り: 890m
• 下り: 839m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:56
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:49

8:27 天神平
8:42 8:43 天神尾根・田尻尾根分岐点
9:08 9:09 天神平・天神峠分岐点
9:47 9:57 熊穴沢避難小屋
10:42 10:47 天狗の留まり場
11:24 11:26 天神ザンゲ岩
11:44 11:44 谷川岳・肩の小屋
11:54 12:00 トマノ耳
12:33 12:42 谷川岳
12:59 13:00 トマノ耳
13:22 13:35 谷川岳・肩の小屋
14:24 14:26 谷川岳・肩の小屋
14:41 14:42 天神ザンゲ岩
15:10 15:11 天狗の留まり場
15:39 15:41 熊穴沢避難小屋
16:02 16:03 天神平・天神峠分岐点
16:12 16:13 天神尾根・田尻尾根分岐点
16:22 天神平

天候

晴れ風弱し、初め山頂付近は雲で覆われていたが徐々に晴れ間が広がる。肩ノ小屋付近は少し風がある。下界の気温は29℃ほど、林間ルートは涼しかった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

立体駐車場(500円)はガラガラ

コース状況／危険箇所等

・前日までの雨で熊沢沢避難小屋までの木道は少し濡れていたが、下山時は乾いていた。
・岩場急斜面には鎖・ロープが数ヶ所設置、浮石注意

その他周辺情報

天神平ロープウェイ：往復3000円、星野リゾート経営に替わったせいか大幅値上げ、シニア割引などない
運転開始:平日8:00、土日祝:7:00

写真

6/7 8:45

梅雨入り前日の平日、週末の混雑が嘘のよう。春ゼミの鳴く中、天神平から熊穴沢避難小屋🛖に向かう。谷川山頂付近はまだ雲が掛かっている。

6/7 8:46

早々とツクバネソウに会いましたが、この株だけでした

6/7 8:46

イワカガミは徐々に多くなる

6/7 8:48

ツバメオモトはこの一輪のみ

6/7 8:51

シラネアオイは下部では終盤、沢地形の近くで少し残っていた

6/7 8:51

鮮やかなアカヤシオ、山頂は厚い雲の中

6/7 8:53

ショウジョウバカマは枯れた花が多かったが、新鮮なものもちらほら

6/7 8:53

登山道の沢地形に初めて残雪

6/7 8:55

イワウチワも少し残っていた

6/7 9:00

サンカヨウ発見、この株のみ

6/7 9:01

エンレイソウ

6/7 9:04

熊沢沢避難小屋まではブナ林の日陰登山道で涼しい

6/7 9:07

新鮮なイワカガミ

6/7 9:09

小さな可愛いツボスミレ(ニョイスミレ)がポツポツ見られる

6/7 9:19

(ベニ)サラサドウダン

6/7 9:27

タムシバ

6/7 9:46

小屋の直前にミヤマシキミが少しあり

6/7 9:48

小屋て休憩は少ない

6/7 9:57

マイズルソウは登山道脇に沢山咲い始めてきた

6/7 10:08

(ベニ)サラサドウダン

6/7 10:13

タチツボスミレ

6/7 10:14

岩場、ロープ・鎖場が数ヶ所。昨年10月の紅葉時期の終末は大渋滞で長時間を要したが、この日は嘘のよう

6/7 10:16

岩場に白いイワカガミ、ラッキー‼️

6/7 10:24

アズマシャクナゲが現れた

6/7 10:28

スミレロードのように登山道脇に沢山咲いている

6/7 10:31

キジムシロも群生

6/7 10:33

スミレとキジムシロが混生

6/7 10:43

天狗の踊り場の大岩の手前にタカツメグサ

6/7 10:43

キジムシロとコラボ

6/7 10:45

天狗の踊り場からオオカメノキの向こうに山頂方面、なかなか晴れてこない

6/7 10:51

ミツバオウレンが咲いているエリア

6/7 10:58

万太郎山・俎ぐら

6/7 10:59

ナエバキスミレが出現、けっこう咲いている

6/7 11:02

イワナシ

6/7 11:06

ナエバキスミレ

6/7 11:07

可愛いミツバオウレン

6/7 11:08

ミツバオウレン群生

6/7 11:09

ショウジョウバカマのトリオ

6/7 11:12

イワナシ

6/7 11:18

山頂が近づいてきた。残雪エリアが残っている

6/7 11:34

残雪は約50m、アイゼンは無くても大丈夫であるが、下りは慣れてないとスリップが気になる斜度。ロープか張ってある。

6/7 11:42

肩ノ小屋にトウチャコ、休憩しているハイカーは僅か

6/7 11:51

な、なんと、こんな鮮やかな紫色?のシラネアオイのご褒美です‼️誰にも教えたくない、いや教えてあげたいとっておきのシラネアオイポイントで、数組のPに伝え、喜んでいただきました。西黒尾根から登る方は目に留まるかも知れませんが、肩の小屋からトマノ耳にそのまま向かう場合には見つけられないでしょう。

6/7 11:51

とりあえずトマノ耳に向かいます。西黒尾根からの登山道との合流点に残雪があり、手前右側の笹の向こうにシラネアオイがあります。シラネアオイを近くで撮影しようと右側に回り寄り道してみると・・・

6/7 11:55

トマの耳で記念撮影していただきました

6/7 12:04

さあオキの耳に向かいます。2021年の芝倉沢山スキー以来です。徐々に雲がなくなってきた主稜方面も見通せます。

6/7 12:15

6/7 12:12

6/7 12:15

登山道の右側(岩壁側)にはミツバオウレンが沢山咲いています

6/7 12:19

オオカメノキを前景に

6/7 12:24

トマの耳まであと僅か、待望のハクサンイチゲが現れました。いきなり7弁の変わり種

6/7 12:25

ハクサンイチゲのブーケの向こうにトマの耳

6/7 12:29

さあ肩ノ小屋に戻りましょう

6/7 12:30

ピンク色のユキワリソウが混ざります

6/7 12:30

アップで

6/7 12:30

ユキワリソウのアップ

6/7 12:31

岩場にけっこう沢山咲いています

6/7 12:34

少し先の岩場のアズマシャクナゲ

6/7 12:35

アズマシャクナゲを前景に主稜側

6/7 12:36

一ノ倉沢

6/7 12:40

オキの耳で記念撮影、まだ死ぬ訳にはいかず年寄りは安全第一でヘルメット装着

6/7 12:46

晴れ間が広がり大分クリアーになってきた

6/7 13:00

肩ノ小屋でドリップコーヒータイム、その後、お花畑を期待して主稜線に少し向かってみます

6/7 13:30

すぐにハクサンイチゲのお花畑が始まりました

6/7 13:33

まさに旬のイチゲちゃん

6/7 13:33

花付きが良い

6/7 13:33

ミヤマキンポウゲがちらほら

6/7 13:34

素晴らしい咲っぷり

6/7 13:37

お花畑

6/7 13:42

とんがり型の花弁

6/7 13:43

とんがってない一般的な花弁

6/7 13:59

ユキワリソウが混在

6/7 14:00

鮮やかなユキワリソウ

6/7 14:00

主稜線にもアズマシャクナゲは沢山ある。ここから引き返します

6/7 14:02

万太郎谷

6/7 14:04

小さなフデリンド

6/7 14:09

もう一度ハクサンイチゲのブーケ

6/7 14:10

一ノ倉岳から茂倉岳を望む

6/7 14:13

肩ノ小屋に戻ります。アズマシャクナゲは旬ですね

6/7 14:15

アズマシャクナゲと一ノ倉岳・茂倉岳

6/7 14:23

肩ノ小屋のトイレ周辺はセイヨウタンポポがいっぱい

6/7 14:31

お花撮影を満喫してさあ下山、軽アイゼンを持参したが、しっかりカカトを踏み込んで下りツボ足で大丈夫であった

6/7 15:00

肩ノ小屋方面を振り返る。ここから下部は急な岩場、焦らず慎重に

6/7 16:07

ロープウェイ乗り場まであと僅か、谷川岳の双耳峰を振り返る

6/7 16:17

フィナーレ、変わった葉っぱを撮影

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

teledaisuki

・今年の雪解け早く、谷川連峰の花ハイクのヤマレコが早々と報告され、ハクサンイチゲやシラネアオイなど魅力的な花写真が掲載されておりワクワクしていた。
・例年この時期は山スキー滑り納めの時期で花ハイクへのテンションはイマイチであったが、今年は先週末の立山滑り納めが無事終了し、花ハイク・夏山モード気分転した。
・天神平から谷川岳ルートは山スキーや無雪期ハイクに何回も通っていたが、休日山行での混雑は凄まじく、昨年10月の会の集中山行の時には、紅葉🍁の旬の時期でもあり天神尾根の渋滞には辟易した。
・今回は入梅直前の平日(奇数週の水曜日は仕事のやりくりをして何とか時には休暇をゲットできる)で静かな花撮影ハイクを堪能できた。平標山〜仙ノ倉方面の方が花ハイクには人気があり、平日でも好天の日にはけっこうな台数の車が駐車場を利用しており、休日の駐車場確保には苦労する。また平標ルートは標高差もけっこうあり、老体にはハードルが高くなってきている。
・費用は掛かるがロープウェイを利用し標高差800m強の天神尾根ー谷川岳ルートは、特に好天の平日あれば静かにゆったりと写真撮影ハイクが楽しめ、オキの耳からトマの耳へのアルペンムードの稜線や肩の小屋から主稜線方面はハクサンイチゲやアズマシャクナゲなどの素晴らしいお花群生エリア・お花畑であると再認識させられた。特に主稜線方面に少し足を踏み入れると素晴らしいお花畑がすぐに現れます。30分〜1時間もあればゆっくりお花💐の撮影を楽しめますよ‼️
・今後も手軽にアルペンムードを楽しめる谷川岳に通うことであろう。