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Yamareco

記録ID: 558854
全員に公開
ハイキング
奥秩父

石ノカラホト、玉取池探し 三回目(滝子山の北西付近)

2014年12月06日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.7km
登り
1,084m
下り
1,257m

コースタイム

JR甲斐大和6:15―景徳院6:43―下の平6:49―曲り沢分岐林道終点7:25―沢の中の分岐(迷い地点)8:10/8:20―曲り沢峠9:00/9:05―笹子からの登山道合流9:17―東/西長窪合流9:28―西長窪合流10:03?10/15―西長窪沢筋探索Vルート―破線登山道復合流(大谷ヶ丸滝子山間作業道)12:01―笹子からの登山道合流12:28―鎮西ケ池12:49―滝子山12:00/12:23―檜平13:59―北方川西尾根分岐(Vルート)―分岐(Vルート立河原尾根)―穴沢山―立河原(国道20号)16:05―JR初狩16:35
天候 晴れから曇り
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
コース状況/
危険箇所等
危険箇所:
歩いたコースでは特に危険箇所はありませんが、足場の悪いところは多数あります。
Vルートのコタカンス沢や西長窪沢筋は数えきれない程の渡渉をしなければなりませんが、注意して渡れば靴を濡らすところはありません。沢装備も不要です。
沢沿いには湿地帯が多数ありますが、今回は気温が低く凍結状態なので歩くのは楽でした。またアイゼンは不要でした。なお凍結しない時期は湿地帯がスブスブ潜る様な感じとなると思います。。
深い笹藪の中では、折れた笹の枝で目を刺す危険があるのでメガネやサングラスで目の保護をした方が良いです。

不明瞭箇所:
コタカンス沢沿いの旧道:
曲り沢右岸沿いの林道が終わる地点から曲り沢を離れコタカンス沢に進みますがコタカンス沢沿いは薄い踏み跡と色あせた赤テープが忘れたころにあります。コタカンス沢に入り約50分ほど進んだ地点付近で沢が三つに分かれますがこの辺が不明瞭箇所です。ここは一番右の沢へ進ます。その先は上に見える稜線の低い当たりを目指して登れば曲り沢峠です。
なおコタカンス沢は、曲り沢峠から下る場合は迷うことはないと思います。

西長窪沢筋:
Vルート内は道がありませんので全て不明瞭です。この付近は地形が複雑で枝沢が多数あるので事前に1/25000の地図などで確認しておく必要があります。

道の様子:
山と高原地図に書かれている一般登山道の説明は省略します
コタカンス沢、西長窪沢のVルート内は上記危険個所や不明瞭箇所のところで書いたような状況です。
特に西長窪沢内は複雑な地形なので足場は極めて悪いですが沢登りの装備は一切不要です。

北方川西尾根:(20170207追記)
この尾根の降り口には当時私製の立派な道標があったが現在は取り外されている。地元有力者に聞いたところあの道は、上部が非常に悪く道標に釣られて一般登山者が下りるような道でないと地元の寄り合いで話されたとのことで、道標設置者が自主的に取り外したようだとのこと。
その他周辺情報 駐車場:
景徳院前の市営駐車場に10台程。
下山地点付近は立河原集落近くの国道20号沿いに3台ほど。
昭和5年の石ノカラホト付近の古地図。
Yamaotoko7さん提供。
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昭和5年の石ノカラホト付近の古地図。
Yamaotoko7さん提供。
岩科小一郎著・大菩薩連嶺
昭和34年発行・朋文堂の186頁。Yamaotoko7さん提供。
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岩科小一郎著・大菩薩連嶺
昭和34年発行・朋文堂の186頁。Yamaotoko7さん提供。
1999年の山と高原地図の滝子山西部。
2014年12月03日 21:49撮影
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12/3 21:49
1999年の山と高原地図の滝子山西部。
1999年の山と高原地図の滝子山東部。
昭和34年の古地図とは峠や沢の名前がだいぶ違っています。
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1999年の山と高原地図の滝子山東部。
昭和34年の古地図とは峠や沢の名前がだいぶ違っています。
初狩駅に置いてあった大月市秀麗富嶽十二景ガイドマップの地図です。これには初鹿野(現在は甲斐大和)から廃道の曲り沢峠に至るコースが書かれています。古い地図が最近のガイドに書かれているので要注意ですね。
初狩駅に置いてあった大月市秀麗富嶽十二景ガイドマップの地図です。これには初鹿野(現在は甲斐大和)から廃道の曲り沢峠に至るコースが書かれています。古い地図が最近のガイドに書かれているので要注意ですね。
日の出前の甲斐大和駅。
2014年12月06日 06:13撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 6:13
日の出前の甲斐大和駅。
景徳院近くの古戦場の説明。
2014年12月06日 06:39撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 6:39
景徳院近くの古戦場の説明。
今は営業していない田野鉱泉の旅館。
2014年12月06日 06:48撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 6:48
今は営業していない田野鉱泉の旅館。
このバス停のところを右へ。
2014年12月06日 06:49撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 6:49
このバス停のところを右へ。
バス停のところは右上に登っている林道を進む。
2014年12月06日 06:49撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 6:49
バス停のところは右上に登っている林道を進む。
曲り沢右岸の林道。
2014年12月06日 07:08撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 7:08
曲り沢右岸の林道。
30分ほど進むと林道は終わりこの堰堤の左側を進みます。ここで曲り沢と分かれてコタカンス沢に進みます。
2014年12月06日 07:21撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 7:21
30分ほど進むと林道は終わりこの堰堤の左側を進みます。ここで曲り沢と分かれてコタカンス沢に進みます。
堰堤の上に這い上がると左側腐りかけた梯子があるのでそれを登ります。梯子の右側は切れ落ちたガレ場です。
2014年12月06日 07:22撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 7:22
堰堤の上に這い上がると左側腐りかけた梯子があるのでそれを登ります。梯子の右側は切れ落ちたガレ場です。
梯子から8分ほど進むと左に折り返す明瞭な道がありますがそちらへ進まず真っ直ぐに沢沿いに進みます。
2014年12月06日 07:32撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 7:32
梯子から8分ほど進むと左に折り返す明瞭な道がありますがそちらへ進まず真っ直ぐに沢沿いに進みます。
コタカンス沢は何度も渡渉しますがこんな橋もあります。
コタカンス沢の別名はコタカノス沢、小鷹ノ巣沢。
2014年12月06日 07:33撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 7:33
コタカンス沢は何度も渡渉しますがこんな橋もあります。
コタカンス沢の別名はコタカノス沢、小鷹ノ巣沢。
鉄パイプと丸太を組み合わせた橋。
2014年12月06日 07:35撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 7:35
鉄パイプと丸太を組み合わせた橋。
極たまにテープがあります。
2014年12月06日 07:54撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 7:54
極たまにテープがあります。
こんな石で出来た堰堤が数か所あります。
2014年12月06日 08:08撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:08
こんな石で出来た堰堤が数か所あります。
コタカンス沢に入って50分ほどでこの辺が迷いやすいところ。この写真と次とその次の写真のところの数十メートルの距離の間で三つの沢が分かれています。
この写真は左から一番目と二番目の沢の分岐ですが、ここは右へ進む。
2014年12月06日 08:13撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:13
コタカンス沢に入って50分ほどでこの辺が迷いやすいところ。この写真と次とその次の写真のところの数十メートルの距離の間で三つの沢が分かれています。
この写真は左から一番目と二番目の沢の分岐ですが、ここは右へ進む。
この写真は二番目の沢ですが、ここも右へ進む。
2014年12月06日 08:21撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:21
この写真は二番目の沢ですが、ここも右へ進む。
この写真は三番目の沢(一番右の沢)でこれを進む。
2014年12月06日 08:21撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:21
この写真は三番目の沢(一番右の沢)でこれを進む。
三番目の沢をを進むと8分ほどで丸太の橋。
2014年12月06日 08:30撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:30
三番目の沢をを進むと8分ほどで丸太の橋。
コタカンス沢の源頭付近。
2014年12月06日 08:31撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:31
コタカンス沢の源頭付近。
コタカンス沢の水がなくなった付近。
2014年12月06日 08:41撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:41
コタカンス沢の水がなくなった付近。
水がなくなったらやや左方向(沢の右岸側)へ進むと薄い踏み跡があります。
2014年12月06日 08:42撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:42
水がなくなったらやや左方向(沢の右岸側)へ進むと薄い踏み跡があります。
踏み跡はジグザグに登っていきます。
2014年12月06日 08:45撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:45
踏み跡はジグザグに登っていきます。
曲り沢峠まで10分ほどのところ。
2014年12月06日 08:52撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:52
曲り沢峠まで10分ほどのところ。
色あせたテープ。
2014年12月06日 08:57撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 8:57
色あせたテープ。
曲り沢峠でご来光。
2014年12月06日 08:59撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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曲り沢峠でご来光。
9:01曲り沢峠到着。
曲り沢峠の別名は平ッ沢峠、平沢峠。
2014年12月06日 09:01撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 9:01
9:01曲り沢峠到着。
曲り沢峠の別名は平ッ沢峠、平沢峠。
曲り沢峠。
2014年12月06日 09:01撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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曲り沢峠。
曲り沢峠。
2014年12月06日 09:01撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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曲り沢峠。
これも曲り沢峠の写真で、この分岐は笹子と書いてある方向へ進みます。
2014年12月06日 09:06撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 9:06
これも曲り沢峠の写真で、この分岐は笹子と書いてある方向へ進みます。
曲り沢峠からゆるい下りの巻き道を10分ほど進むと道証地蔵から滝子山へ向かう赤線一般登山道に合流しました。
2014年12月06日 09:17撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 9:17
曲り沢峠からゆるい下りの巻き道を10分ほど進むと道証地蔵から滝子山へ向かう赤線一般登山道に合流しました。
さらに10分ほど進んだ東長窪(沢)が分かれる地点。
2014年12月06日 09:28撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 9:28
さらに10分ほど進んだ東長窪(沢)が分かれる地点。
途中の作業場の様な所の屋根はつぶれていました。多分今年2月の大雪が原因でしょう。
2014年12月06日 09:30撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 9:30
途中の作業場の様な所の屋根はつぶれていました。多分今年2月の大雪が原因でしょう。
道証地蔵から滝子山へ向かう赤線一般登山道。
2014年12月06日 09:45撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 9:45
道証地蔵から滝子山へ向かう赤線一般登山道。
ここで一般登山道から西長窪(沢)へ踏み込むのですが、足場が悪そうなのでここから一般道を少し進んで下ることにしました。
2014年12月06日 10:04撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 10:04
ここで一般登山道から西長窪(沢)へ踏み込むのですが、足場が悪そうなのでここから一般道を少し進んで下ることにしました。
ところが、7分ほど進んだだけで笹藪が深く葉に積もった雪でびしょ濡れになりそうなのであきらめて一つ前の写真のところから沢へ入ることにしました。
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ところが、7分ほど進んだだけで笹藪が深く葉に積もった雪でびしょ濡れになりそうなのであきらめて一つ前の写真のところから沢へ入ることにしました。
西長窪は倒木だらけで歩きにくいです。
2014年12月06日 10:20撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 10:20
西長窪は倒木だらけで歩きにくいです。
こんな平坦地もあります。
2014年12月06日 10:24撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 10:24
こんな平坦地もあります。
小屋跡の様なところ。
2014年12月06日 10:28撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 10:28
小屋跡の様なところ。
真冬のオブジェ。
2014年12月06日 10:49撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 10:49
真冬のオブジェ。
2014年12月06日 10:52撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 10:52
倒木だらけのところ。
2014年12月06日 10:58撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 10:58
倒木だらけのところ。
けもの道を歩くYamaotoko7さん。
2014年12月06日 11:06撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 11:06
けもの道を歩くYamaotoko7さん。
2014年12月06日 11:17撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 11:17
今回の西長窪で最も石ノカラホトと思える岩屋らしきものを発見しました。
2014年12月06日 11:38撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 11:38
今回の西長窪で最も石ノカラホトと思える岩屋らしきものを発見しました。
岩屋らしきものとその左にある模様のある岩。
2014年12月06日 11:38撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 11:38
岩屋らしきものとその左にある模様のある岩。
岩屋らしきもの上。
2014年12月06日 11:41撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 11:41
岩屋らしきもの上。
石ノカラホトと思える岩屋らしきものアップ。
2014年12月06日 11:43撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 11:43
石ノカラホトと思える岩屋らしきものアップ。
岩屋らしきものの少し上の方にある窪み。ここは水が干上がったという玉取池の候補地。
まともな平たん地が付近にないのでここで昼食。
2014年12月06日 11:50撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 11:50
岩屋らしきものの少し上の方にある窪み。ここは水が干上がったという玉取池の候補地。
まともな平たん地が付近にないのでここで昼食。
昼食の後、西長窪から離れてやや尾根の様な所を進むと突然赤破線の作業道に合流。こちらは大谷ケ丸方向。
2014年12月06日 12:01撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 12:01
昼食の後、西長窪から離れてやや尾根の様な所を進むと突然赤破線の作業道に合流。こちらは大谷ケ丸方向。
一つ前の写真の反対方向で滝子山方向。
2014年12月06日 12:01撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 12:01
一つ前の写真の反対方向で滝子山方向。
合流した作業道を25分ほど滝子山方向に歩いて赤線一般登山道に合流(1999年の地図では藪下の地名のところ)。ここは朝方西長窪(沢)に降りたところから僅か400mほどの位置。
2014年12月06日 12:28撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 12:28
合流した作業道を25分ほど滝子山方向に歩いて赤線一般登山道に合流(1999年の地図では藪下の地名のところ)。ここは朝方西長窪(沢)に降りたところから僅か400mほどの位置。
滝子山への赤線一般登山道。
2014年12月06日 12:28撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 12:28
滝子山への赤線一般登山道。
滝子山への赤線一般登山道。
2014年12月06日 12:32撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 12:32
滝子山への赤線一般登山道。
鎮西ケ池。
2014年12月06日 12:49撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 12:49
鎮西ケ池。
鎮西ケ池横の白縫神社。
2014年12月06日 12:49撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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鎮西ケ池横の白縫神社。
滝子山到着。南大菩薩方面の眺望。
左手前は大谷ケ丸、右奥の窪みは大峠。
2014年12月06日 13:01撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 13:01
滝子山到着。南大菩薩方面の眺望。
左手前は大谷ケ丸、右奥の窪みは大峠。
滝子山から富士山方面。
2014年12月06日 13:02撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 13:02
滝子山から富士山方面。
滝子山の標識。
2014年12月06日 13:22撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 13:22
滝子山の標識。
ここは前の写真から4分ほどの東のところですが、ここが滝子山の三角点のある1590mのピーク。
2014年12月06日 13:28撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 13:28
ここは前の写真から4分ほどの東のところですが、ここが滝子山の三角点のある1590mのピーク。
檜平へ向かう途中から滝子山を振り返る。
2014年12月06日 13:41撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 13:41
檜平へ向かう途中から滝子山を振り返る。
檜平。檜平から40分ほどのところから一般登山道は尾根から左(北)へ外れます。そこに穴沢山方向(南東)へ向かう立河原尾根(仮称)があり立河原集落経由で初狩駅へ行くことが分かる手書きの道標がありました。尾根を見たところ地図には書かれいない立派な道があるのでここを下ることにしました。


2014年12月06日 13:59撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 13:59
檜平。檜平から40分ほどのところから一般登山道は尾根から左(北)へ外れます。そこに穴沢山方向(南東)へ向かう立河原尾根(仮称)があり立河原集落経由で初狩駅へ行くことが分かる手書きの道標がありました。尾根を見たところ地図には書かれいない立派な道があるのでここを下ることにしました。


立河原尾根(仮称)の途中には岩場がありますが要所にはロープもあります。
2014年12月06日 14:56撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 14:56
立河原尾根(仮称)の途中には岩場がありますが要所にはロープもあります。
立河原尾根(仮称)。
2014年12月06日 15:23撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 15:23
立河原尾根(仮称)。
立河原尾根(仮称)で落ち葉ザクサク。
2014年12月06日 15:27撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 15:27
立河原尾根(仮称)で落ち葉ザクサク。
立河原尾根(仮称)。
2014年12月06日 15:47撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 15:47
立河原尾根(仮称)。
林道に降り立ったところ。
2014年12月06日 15:55撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 15:55
林道に降り立ったところ。
前方は立河原集落。
2014年12月06日 16:03撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 16:03
前方は立河原集落。
立河原集落のところの国道20号。
2014年12月06日 16:06撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 16:06
立河原集落のところの国道20号。
初狩駅へは国道20号を外れてこの笹子沢沿いを歩いた方が良いです。
2014年12月06日 16:15撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 16:15
初狩駅へは国道20号を外れてこの笹子沢沿いを歩いた方が良いです。
16:35 初狩駅到着。
2014年12月06日 16:35撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 16:35
16:35 初狩駅到着。
帰りの中央線車内。
2014年12月06日 16:56撮影 by  DMC-FX35, Panasonic
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12/6 16:56
帰りの中央線車内。

装備

備考 水は1.75L持っていき1.0Lほど飲みました。

感想

またまた滝子山の北西にあるとされる”石ノカラホト”と”玉取池”探しの三回目をしてきました。これは昭和34年に発行された『岩科小一郎著・大菩薩連嶺』に載っている昭和5年の古地図に書かれております。
http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=13567


石ノカラホトや玉取池のある場所:
石ノカラホトや玉取池のある場所の情報は、昭和5年の古い地図のみである。
その場所の推定方法は以前の2回の記録に書いた(それらを取り囲む三つの山との位置関係から計算)が、今回は別の視点からの計算を試みました。
その方法とは、石ノカラホトや玉取池の古地図の場所の南北及び東西に位置する他の複数の目標となるようなポイントをいくつかサンプリングし、それらとの関係を国土地理院の1/2500地図上にプロットしてみました。その結果は以前の結果と同じ位置に石ノカラホトや玉取池の位置があることになったのです。
このことは古地図の山の位置関係は現在の国土地理院の1/2500地図とほとんど誤差が無く古地図と言えどもかなりの精度で描かれたものと評価できるわけです。
ここで一番の疑問は、石ノカラホトや玉取池の位置がどれだけの正確さで古地図に掛かれたかということです。仮にその位置が正確でなく、例えば沢が一つずれた位置にそれらの場所が書かれた可能性もあるわけです。
写真1の古地図からわかるように石ノカラホトや玉取池の書かれた場所は玉取沢の南側です。

今回の調査の方法:
写真の古地図を見るとアモウ沢乗越の西に石ノカラホトや玉取池があるようにも見えます。
即ち昭和5年の古地図の位置が正しくなく、それらが玉取沢(現在の東長窪)ではなく現在の西長窪の南側にあるのではないかということを考えたわけです。
そこで今回は西長窪沿いを歩いてみました。

今回もYamaotoko7さんと一緒に西長窪を歩きました。
発見した石ノカラホトや玉取池の確率はYamaotoko7さんと異なる見解ですが、岩科小一郎の本から55年も経過しているのでその答えは出ないでしょう。


2013年4月29日  第1回目の石ノカラホト、玉取池探しの記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-290675.html

2013年12月07日 第2回目の石ノカラホト、玉取池探しの記録
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-380865.html

今回の石ノカラホトと玉取池探しの記録(Yamaotoko7さん版)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-558928.html


大菩薩連嶺南部(滝子山と大谷ヶ丸の間の谷)に在る『石ノカラホト』は、私が数年前に入手した『岩科小一郎著 大菩薩連嶺 朋文堂 昭和34年発行』に載っておりまして長いこと興味をそそりながら頭の中で妄想登山をしておりまして、どのように行けば良いかを模索しておりましたが、私一人ではどうする事も出来ませんでした。そこで私の知人で関東の中級山岳のバリエーションルートを熟達しているhachi氏が古地図を見ながら現在の地図と照らし合わせて緯度経度や方角その他諸々を数学的に分析してくれました。そのかいがあって2013年4月に第1回目の石ノカラホト調査探検に行く事が出来き、そして2013年12月に二度目の調査探検で、今回が三回目の調査探検でした。岩科小一郎がこの本を書いてから既に55年の歳月が流れておりますので、当時の生活道や炭焼道や山村集落などは消失しておりまして、今回は3回目の調査探検と云う事で前回と違い少し別の視点で石ノカラホトを調査しました。そして石ノカラホトだと断定出来る場所は1箇所ありましたが、今回は8割以上の確率でその場所が石ノカラホトだと断定できると思いました。その根拠は岩屋が崩壊したような形態で、その脇に文様が入った岩がありました。その文様が線刻文字もしくは仏像か何かが乗っかっていた台座の残骸のようにも見えました。ちなみに今回は前回と違い古地図(写真)の玉取沢を現在の地図に明確に置き換えて、現在の地図のアモウ沢乗越の西側の沢である西長窪沢を玉取沢と仮定して登りました。ちなみに石ノカラホトは過去に先人が残した写真も無く、もちろん絵や毛筆画すらありませんので、実態が無いものを2人で探すのは前回や前々回同様に大変困難なことでした。そのうち山梨県立図書館や国会図書館などで集落史の古文書などを探して、石ノカラホトがどの辺にあったかと云う事を必ずつきとめたいと思っております。必ずどこかにあるような気がします。

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