立山〜剱岳【カニのよこばいは怖かった】

2020年09月07日(月) ~ 2020年09月08日(火)

• GPS: 30:42
• 距離: 25.6km
• 登り: 2,558m
• 下り: 2,569m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:47
• 休憩: 1:03
• 合計: 5:50

距離 11.5km 登り 987m 下り 945m

9:25 室堂
10:06 10:11 一の越山荘
10:55 11:13 雄山
11:25 11:28 立山
11:28 大汝休憩所
11:29 11:35 立山
11:37 11:39 大汝休憩所
11:49 11:55 富士ノ折立
12:27 12:28 真砂岳
13:07 13:12 別山南峰
13:21 13:31 別山北峰
13:37 13:39 別山南峰
14:00 14:05 剱御前小舎
15:15 剣山荘

2日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 2:46
• 合計: 10:00

距離 14.1km 登り 1,576m 下り 1,620m

6:07 剣山荘
6:26 6:35 一服剱
7:06 7:27 前剱
7:35 7:47 前劔の門
7:57 8:13 平蔵の頭
8:15 8:25 カニの縦バイ
8:45 8:50 カニのハサミ
8:52 9:12 剱岳
9:14 9:17 カニのハサミ
9:22 9:37 カニのヨコバイ
10:11 10:19 前劔の門
10:27 10:32 前剱
11:07 11:23 一服剱
11:36 11:40 剣山荘
13:05 13:07 剱澤小屋
13:13 剱沢キャンプ場
14:03 14:12 剱御前小舎
15:02 15:08 浄土橋
15:09 雷鳥沢キャンプ場
15:18 15:20 雷鳥沢ヒュッテ
15:30 雷鳥荘
15:50 15:52 みくりが池温泉
15:54 みくりが池
16:06 16:07 ホテル立山
16:07 室堂

天候

1日目：曇り、2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅まで自家用車
立山駅〜美女平：立山ケーブルカー、美女平〜室堂：立山高原バス（往復7,380円）

コース状況／危険箇所等

室堂→立山：危険箇所はありません、一ノ越→雄山間は結構な急登
立山→別山：危険箇所はほぼありません、尾根を歩くルート大汝山ピークを登る場合は岩場に注意
別山→剣山荘：剱御前小舎から剣山荘までは剣沢小屋経由のルートをお勧めします。左側のルートを利用したのですが、岩が多く思いのほか歩きづらいです。
剣山荘〜剱岳〜剣山荘(別山尾根ルート)：ヘルメット必須、トレッキングポール不要(邪魔なだけ)です。言わずと知れた百名山の登山道でも屈指の危険ルートです。看板のある鎖場が13箇所、その他ハシゴや橋などもあり、ルートの多くは岩稜地帯、登山道の一部は登りと下りのルートが区別されてますが一部道が分かりづらいところもあり全体を通して気が抜けなく緊張を強いられます。登山者が多い場合は渋滞もおき時間もかかり待つ人に焦って急ぐあまり事故にならないように気を付けたいです。特に下りルートにあるカニのよこばいは最初に足を置く箇所がみえづらく怖いです。天候不順時はアタックしないで撤退することも勇気だと思います。
剣山荘→室堂：剣山荘からは剣沢小屋経由のルートがお勧めです。剱御前小舎〜雷鳥沢間は結構な下り、雷鳥沢〜室堂は観光用の道で整備が行き届いていますが、地獄谷付近は火山性ガスにより通行が制限される可能性もあり事前に調べておいた方が良いです。

写真

9/7 7:34

立山駅から室堂に向け出発です。

9/7 7:56

立山ケーブルカーで美女平まで、その先はバスで室堂まで行きます。

9/7 8:23

バスから称名滝、迫力がいまいち伝わらないですがスゴい落差です。

9/7 8:33

薬師岳も見えました。

9/7 9:15

室堂に到着、これから向かう立山はガスの中です。

9/7 9:18

大日岳、奥大日岳

9/7 9:55

室堂方面、花の季節なら一面のお花畑なのでしょう

9/7 9:58

道中剱岳神社の祠

9/7 10:10

一ノ越に到着

9/7 11:04

雄山頂上に到着、結構風が強かった。

9/7 10:57

立山の一等三角点

9/7 10:59

雄山神社の由緒

9/7 11:06

これから向かう別山方面、奥に剱岳も見えます。

9/7 11:07

剱岳をアップで

9/7 11:08

こちらは薬師岳

9/7 11:08

振り返れば室堂が一望できました。

9/7 11:11

神社奥の本宮、本来なら500円の入場料がいるらしいのですが、コロナ禍で人がいない入ってこれました。

9/7 11:11

本宮にあったモニュメント

9/7 11:32

黒部湖方面

9/7 11:35

大汝山ここが立山最高峰、富士ノ折立はピークが分からず。

9/7 12:07

これが内蔵助氷河らしいです。

9/7 12:07

内蔵助氷河をアップで

9/7 12:12

登山道の尾根

9/7 12:28

真砂岳に到着

9/7 13:04

振り返って立山

9/7 13:25

別山より剱岳、別山からの剱岳の眺めが一番と誰か書いてたような

9/7 13:26

剱岳をアップ

9/7 14:23

剱御前小舎を過ぎて段々と剱岳が近づいてきました〜

9/7 14:23

明日は晴れますように

9/7 15:17

剣山荘に到着、シャワーを浴びれました。山小屋でシャワーとは有り難いですね。

9/7 15:17

2日目、いよいよ剱岳へアタックです。

9/8 6:21

前剱

9/8 7:29

道中こんな橋が慎重に渡ります。

9/8 7:31

5番目鎖場、足を置くスペースが狭い

9/8 7:36

6番目鎖場

9/8 7:58

7番目鎖場：平蔵の頭、足場の鉄筋が…刺さってる

9/8 8:13

8番目鎖場：平蔵のコル

9/8 8:18

9番目鎖場：カニのたてばい、噂のたてばいです。慎重に鎖を掴みながら直登します、下を見なければ恐怖感はあんまりまりません。登りの鎖場はこれで最後です。

9/8 8:56

剱岳山頂に到着、360度の絶景でした〜

9/8 8:55

遠くに富山湾が見えます。

9/8 8:58

眼下に剣沢、奥に立山も超絶景です。

9/8 8:56

山頂祠とバックに剣沢及び立山

9/8 8:34

10番目鎖場：カニのよこばい、登頂して喜んでいてはいけません、帰りにこの登山道で一番怖い場所を通らなければいけません。写真を下った先に足を置くところが見えない箇所がありかなり怖かったです。

9/8 9:34

帰り道にはハシゴも

9/8 10:02

帰り道振り返って

9/8 10:29

なんとか危険箇所は終えたみたいです。
( ´ー｀)フゥー．．．
でも気を抜いてはダメですね

9/8 13:04

バッジを買いに剣沢小屋に寄りました。

9/8 13:04

剣沢小屋から剱岳

9/8 14:04

剱御前小舎の尾根に到着、剱岳ともサヨナラです。

9/8 15:23

地獄谷

9/8 15:45

雲行きが怪しくなってきたのでちょっと急ぎます。

9/8 15:47

雷鳥がいるって騒いでいる人がいたので見に行ったらホシガラスでした…

9/8 15:52

みくりが池

9/8 16:08

最後に立山の雄姿を

9/8 17:41

おまけ

撮影機器：

HW-01K HUAWEI

装備

個人装備

Tシャツ タイツ 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ヘルメット 携帯トイレ

感想

猫先生

ヤマレコを始める前の山行記録です。憧れの剱岳に登りたくて計画した山行です。どうせ行くなら立山も一緒にということで、1日目は室堂からゆっくりと立山を巡り、その後別山を経由して剣山荘まで行き、2日目に剱岳にアタックしました。この時はコロナ禍であまり登山者もいなく渋滞などは起きていませんでしたが、剱岳の混雑具合では2日目中に室堂発の最終バスに間に合うかもわからないので、2日目に余裕を持たせ2泊3日で計画するのが妥当かなと思います。実際登ってみて剱岳はもう素晴らしいの一言でした〜天候にも恵まれて1回の山行で達成することができたのも幸運です。道中一緒になった方々は広島や大阪から来られたそうで前回来られた時には天候不順で断念したそうです。道中緊張の連続を強いられて危険箇所の写真撮影をあまりできなかったので伝わってるかどうか分かりませんが、軽い気持ちで行ってはいけない山だと思います。また機会があれば是非とも訪れたい山です。次はテント泊したいですね。
危険箇所を詳しく知りたい方はこちらからどうぞ↓
https://thejapanalps.com/nakata-map/tsurugi/