檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳〜空木岳(↑檜尾尾根 ↓池山尾根)
- GPS
- 11:05
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,639m
- 下り
- 2,637m
コースタイム
- 山行
- 10:43
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 11:04
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【駒ヶ根高原スキー場 → 檜尾登山口】 アスファルトのロードです。私はナイトハイクでしたがバスやタクシー運行時には注意。 【檜尾登山口 → 檜尾岳(檜尾尾根)】 前半は歩きやすい登山道、中間の「赤沢の頭」を過ぎると徐々に傾斜が急に、岩も現れてきます。全体に空木岳・池山尾根によく似ていると思いました。小檜尾岳へ出る手前にわずかな残雪がありますが、ツボ足で問題ありません(距離もわずかです)。 【檜尾岳 → 空木岳】 夏道がすべて出ておりマークも明瞭、迷うような箇所はありません。足元はひざ丈くらいのハイマツだったり、大きな岩だったり、ガレ気味の地面だったりと目まぐるしく変わります。岩場で難しそうな(足や手が届きにくい)場所には足場金具が付けられ、危険箇所にはクサリが付けられています。 【空木岳 → 駒ヶ根高原スキー場】 コースは明瞭で迷いそうな箇所はありません。途中の崩落箇所や滑落注意エリアについては現地看板で呼びかけられています。 |
写真
感想
百高山2巡目「熊沢岳」「東川岳」
【回想】
一度目は昨年6月に登った。池山尾根から空木岳へ登り、そこから東川岳〜熊沢岳〜檜尾岳と縦走してきた。この日は三ノ沢岳まで欲張っていたので、かなり駆け足で進んだ印象。
山頂で話した男性ソロさんが「檜尾尾根を登ってきた」と話されて、これまで登ったことのない檜尾尾根、いつか登ってみたいと思った。今年1月にチャレンジするものの、檜尾岳から進んだ熊沢岳北斜面で行き詰まり、敗退となった。
梅雨の合間でこの日の中央アルプスは何とか天気が持ちそう。1月に敗退となった「↑檜尾尾根 ↓池山尾根」周回に再度チャレンジです。
檜尾尾根は1月に歩いたときも歩きやすくいいコースだと思いましたが、無雪の今日はさらにその印象を強くしました。特に前半はカラマツのクッションが効いた登山道、斜度も程よく快適に登って行かれます。「赤沢の頭」を過ぎると道は徐々に険しく、傾斜も増します。空木岳の池山尾根によく似ていると思いました。林を抜けるとハイマツ帯、小檜尾岳、小屋を経て檜尾岳に登頂。
ここから熊沢岳〜東川岳〜空木岳と稜線を繋ぎます。1月のリベンジであり、昨年とは逆方向の進行です。
熊沢岳は昨年歩いたときはとにかく「東川岳から遠かった」ことを覚えています。いくつかのピークを越えた先、見下ろす形で登頂したので山容は印象にありませんでしたが、今回檜尾側から進んでいくとその山容がよくわかります。そして山頂に近付くと花崗岩の奇岩や巨岩が目立ち始めます。空木岳に通ずるものを感じました。
熊沢岳から長い稜線を進み、いくつかのピークを越えて進んだ先が東川岳。こちらはなだらかに開けた山頂です。
木曽殿まで標高を落とすと空木岳へ取り付きます。空木にはこれまで5回登りましたがこちらから(木曽殿から)登るのは初めて、新鮮な気分です。ガレ気味の岩場や大きな岩稜帯をひたすら登っていきます。駒石ルートののどかな山頂直下とはまったく違った登山道、そして現れた空木岳もこれまでの印象と異なる山容でした。
山行の目的は「熊沢岳」と「東川岳」(百高山2巡目)だったのですが、印象に残ったのは木曽殿から登り上げる空木岳、そこで目にした険しい姿でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する