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Yamareco

記録ID: 5602744
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

檜尾岳〜熊沢岳〜東川岳〜空木岳(↑檜尾尾根 ↓池山尾根)

2023年06月13日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
11:05
距離
24.8km
登り
2,639m
下り
2,637m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:43
休憩
0:21
合計
11:04
2:33
2:35
3
2:38
2:40
73
3:53
3:55
54
4:49
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5:36
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12:28
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天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駒ヶ根高原スキー場駐車場
コース状況/
危険箇所等
【駒ヶ根高原スキー場 → 檜尾登山口】
アスファルトのロードです。私はナイトハイクでしたがバスやタクシー運行時には注意。

【檜尾登山口 → 檜尾岳(檜尾尾根)】
前半は歩きやすい登山道、中間の「赤沢の頭」を過ぎると徐々に傾斜が急に、岩も現れてきます。全体に空木岳・池山尾根によく似ていると思いました。小檜尾岳へ出る手前にわずかな残雪がありますが、ツボ足で問題ありません(距離もわずかです)。

【檜尾岳 → 空木岳】
夏道がすべて出ておりマークも明瞭、迷うような箇所はありません。足元はひざ丈くらいのハイマツだったり、大きな岩だったり、ガレ気味の地面だったりと目まぐるしく変わります。岩場で難しそうな(足や手が届きにくい)場所には足場金具が付けられ、危険箇所にはクサリが付けられています。

【空木岳 → 駒ヶ根高原スキー場】
コースは明瞭で迷いそうな箇所はありません。途中の崩落箇所や滑落注意エリアについては現地看板で呼びかけられています。
午前2時前に駒ヶ根高原スキー場をスタート。歩いたり走ったりして、約1時間で檜尾登山口に。
2023年06月13日 02:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/13 2:48
午前2時前に駒ヶ根高原スキー場をスタート。歩いたり走ったりして、約1時間で檜尾登山口に。
「赤沢の頭」を過ぎると登る傾斜が急になってきます。ハシゴなどの補修・整備はまちまちで野性味あふれる登山道といった感じ。
2023年06月13日 04:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 4:43
「赤沢の頭」を過ぎると登る傾斜が急になってきます。ハシゴなどの補修・整備はまちまちで野性味あふれる登山道といった感じ。
この辺りは雪道でもトラバースに苦労した記憶。
2023年06月13日 05:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 5:18
この辺りは雪道でもトラバースに苦労した記憶。
林を抜ける直前で、ほんの一瞬残雪が現れました。スパイクなど履かなくても通過できます。
2023年06月13日 05:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 5:34
林を抜ける直前で、ほんの一瞬残雪が現れました。スパイクなど履かなくても通過できます。
林を抜けるとハイマツ帯、正面に小檜尾岳。
2023年06月13日 05:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/13 5:38
林を抜けるとハイマツ帯、正面に小檜尾岳。
北の方角には宝剣岳や千畳敷カール。
2023年06月13日 05:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 5:38
北の方角には宝剣岳や千畳敷カール。
朝陽が八ヶ岳の上に、一面の雲海です。
2023年06月13日 05:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 5:39
朝陽が八ヶ岳の上に、一面の雲海です。
南アルプスも勢揃い。
2023年06月13日 05:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 5:39
南アルプスも勢揃い。
これから歩く稜線。今日は空木まで行くからね〜!
2023年06月13日 05:46撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 5:46
これから歩く稜線。今日は空木まで行くからね〜!
檜尾小屋
2023年06月13日 05:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 5:55
檜尾小屋
今年1月以来の登頂。
2023年06月13日 06:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 6:05
今年1月以来の登頂。
さあ、この稜線を進みます。
2023年06月13日 06:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 6:06
さあ、この稜線を進みます。
歩き出したらいきなり足元にハクサンイチゲ、好きな花です。
2023年06月13日 06:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 6:07
歩き出したらいきなり足元にハクサンイチゲ、好きな花です。
熊沢岳はこうして見るとなかなかにイカツイ。1月は途中の雪壁が越えられず、敗退となりました。
2023年06月13日 06:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 6:32
熊沢岳はこうして見るとなかなかにイカツイ。1月は途中の雪壁が越えられず、敗退となりました。
三ノ沢岳はガスがかかり気味でしたが、一瞬すっきり顔を出してくれました。
2023年06月13日 06:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 6:49
三ノ沢岳はガスがかかり気味でしたが、一瞬すっきり顔を出してくれました。
熊沢岳山頂に近付くと花崗岩の奇岩や巨岩が目立ちます。
2023年06月13日 06:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/13 6:51
熊沢岳山頂に近付くと花崗岩の奇岩や巨岩が目立ちます。
昨年以来、2度目の登頂。
2023年06月13日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 7:05
昨年以来、2度目の登頂。
雲の合間に御嶽山。
2023年06月13日 07:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 7:05
雲の合間に御嶽山。
進んでいくと岩の上に風見鶏のようなシルエット。近付いてみたら・・・
2023年06月13日 07:20撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 7:20
進んでいくと岩の上に風見鶏のようなシルエット。近付いてみたら・・・
ライチョウ(♂)でした。
2023年06月13日 07:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 7:21
ライチョウ(♂)でした。
熊沢岳から東川岳まではなかなか長いです。途中「ピークらしき」を3〜4つ越えていきます。
2023年06月13日 07:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 7:23
熊沢岳から東川岳まではなかなか長いです。途中「ピークらしき」を3〜4つ越えていきます。
膝から腰くらいのハイマツ帯。降雨の翌日や朝露があるとズボンはぐっしょり濡れてしまいそうです。
2023年06月13日 07:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/13 7:35
膝から腰くらいのハイマツ帯。降雨の翌日や朝露があるとズボンはぐっしょり濡れてしまいそうです。
東川岳が近付きます。ピークは右の尖りでなく、左奥のなだらかな方。
2023年06月13日 08:03撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 8:03
東川岳が近付きます。ピークは右の尖りでなく、左奥のなだらかな方。
ピーク手前ではなかなか登り甲斐のある岩場も。
2023年06月13日 08:07撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 8:07
ピーク手前ではなかなか登り甲斐のある岩場も。
こちらも1年ぶり、2度目の登頂。
2023年06月13日 08:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 8:16
こちらも1年ぶり、2度目の登頂。
木曽殿へ一旦標高を落としていきます。正面・空木の存在感よ!
2023年06月13日 08:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 8:25
木曽殿へ一旦標高を落としていきます。正面・空木の存在感よ!
木曽殿山荘
2023年06月13日 08:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 8:31
木曽殿山荘
空木岳に登るのは6回目ですが、こちら(木曽殿)からは初めてです。駒石ルートとはまったく違った登山道の表情、大きな岩をグングン登っていきます。
2023年06月13日 09:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 9:02
空木岳に登るのは6回目ですが、こちら(木曽殿)からは初めてです。駒石ルートとはまったく違った登山道の表情、大きな岩をグングン登っていきます。
そして見えてきた空木岳、この険しい姿を目にするのも初めてです。
2023年06月13日 09:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 9:17
そして見えてきた空木岳、この険しい姿を目にするのも初めてです。
南駒ヶ岳へと連なる稜線。
2023年06月13日 09:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/13 9:22
南駒ヶ岳へと連なる稜線。
6回目の登頂。ここまでは誰にも会いませんでした(下山途中では何組かの方々とスライドしました)。
2023年06月13日 09:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 9:27
6回目の登頂。ここまでは誰にも会いませんでした(下山途中では何組かの方々とスライドしました)。
駒峰ヒュッテ、まだ営業していませんでした。
2023年06月13日 09:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 9:38
駒峰ヒュッテ、まだ営業していませんでした。
駒石方面へ、白砂のところどころに巨岩や奇岩が点在する風景の中を進みます。
2023年06月13日 09:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 9:42
駒石方面へ、白砂のところどころに巨岩や奇岩が点在する風景の中を進みます。
キバナシャクナゲがたくさん咲いています。
2023年06月13日 09:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 9:47
キバナシャクナゲがたくさん咲いています。
振り返って。木曽殿側から見た険しい山とはまったく違った穏やかな表情です。
2023年06月13日 09:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 9:50
振り返って。木曽殿側から見た険しい山とはまったく違った穏やかな表情です。
イワカガミ
2023年06月13日 10:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 10:31
イワカガミ
キバナノコマノツメ
2023年06月13日 10:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/13 10:45
キバナノコマノツメ
マイズルソウ
2023年06月13日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/13 11:33
マイズルソウ
ヤマツツジ
2023年06月13日 12:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/13 12:14
ヤマツツジ
今回は無事に周回ができました。
2023年06月13日 13:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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6/13 13:02
今回は無事に周回ができました。

感想

百高山2巡目「熊沢岳」「東川岳」

【回想】
一度目は昨年6月に登った。池山尾根から空木岳へ登り、そこから東川岳〜熊沢岳〜檜尾岳と縦走してきた。この日は三ノ沢岳まで欲張っていたので、かなり駆け足で進んだ印象。
山頂で話した男性ソロさんが「檜尾尾根を登ってきた」と話されて、これまで登ったことのない檜尾尾根、いつか登ってみたいと思った。今年1月にチャレンジするものの、檜尾岳から進んだ熊沢岳北斜面で行き詰まり、敗退となった。


梅雨の合間でこの日の中央アルプスは何とか天気が持ちそう。1月に敗退となった「↑檜尾尾根 ↓池山尾根」周回に再度チャレンジです。
檜尾尾根は1月に歩いたときも歩きやすくいいコースだと思いましたが、無雪の今日はさらにその印象を強くしました。特に前半はカラマツのクッションが効いた登山道、斜度も程よく快適に登って行かれます。「赤沢の頭」を過ぎると道は徐々に険しく、傾斜も増します。空木岳の池山尾根によく似ていると思いました。林を抜けるとハイマツ帯、小檜尾岳、小屋を経て檜尾岳に登頂。
ここから熊沢岳〜東川岳〜空木岳と稜線を繋ぎます。1月のリベンジであり、昨年とは逆方向の進行です。
熊沢岳は昨年歩いたときはとにかく「東川岳から遠かった」ことを覚えています。いくつかのピークを越えた先、見下ろす形で登頂したので山容は印象にありませんでしたが、今回檜尾側から進んでいくとその山容がよくわかります。そして山頂に近付くと花崗岩の奇岩や巨岩が目立ち始めます。空木岳に通ずるものを感じました。
熊沢岳から長い稜線を進み、いくつかのピークを越えて進んだ先が東川岳。こちらはなだらかに開けた山頂です。
木曽殿まで標高を落とすと空木岳へ取り付きます。空木にはこれまで5回登りましたがこちらから(木曽殿から)登るのは初めて、新鮮な気分です。ガレ気味の岩場や大きな岩稜帯をひたすら登っていきます。駒石ルートののどかな山頂直下とはまったく違った登山道、そして現れた空木岳もこれまでの印象と異なる山容でした。
山行の目的は「熊沢岳」と「東川岳」(百高山2巡目)だったのですが、印象に残ったのは木曽殿から登り上げる空木岳、そこで目にした険しい姿でした。

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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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