白山釈迦岳

2023年06月18日(日) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,392m
• 下り: 1,377m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:27

距離 16.8km 登り 1,392m 下り 1,394m

4:40 市ノ瀬ビジターセンター
5:37 5:44 釈迦岳登山口
6:24 6:26 水飲場（釈迦新道）
7:59 釈迦岳前峰
8:07 8:24 白山釈迦岳
8:29 8:41 釈迦岳前峰
9:38 9:39 水飲場（釈迦新道）
10:05 10:12 釈迦岳登山口
11:04 市ノ瀬
11:07 ゴール地点

6/18、白山近傍の白山釈迦岳に行ってきました。釈迦新道が林道の崩壊で6年間通行止めになっており、今年開通したばかりとの事です。ピストンでもコースタイム9時間ほどと長いため、前日に市ノ瀬の永井旅館さんに宿泊して、翌朝、早朝から歩くことにしました。
永井旅館さんはインフォメーションセンターの真ん前という好立地。駐車場の心配が無く、宿泊者は、翌日下山後の入浴も優先的に入らせてもらえるため便利です。お風呂もリニューアルされたようで杉の香りのする気持ちの良い温泉。夕食は山の恵み尽くしで美味。ご主人も気さくで親切でした。
翌朝、4時半過ぎに出発。驚いた事に、こんな時間でも車が続々と登ってきていました。コロナ禍の反動か大人気のようで、市ノ瀬も別当出合もすぐに満車になってしまうようです。永井旅館さんに泊まることにしておいて良かった。。
しばらく別当出合に向かう舗装道を進み、途中で少し登山道を挟みつつ、また砂利の林道へ。登山口までがなかなか遠い。。。途中、崩壊した場所を通りますが、崩れた斜面がむき出しになっていて、迫力がありました。
やっとの事で登山口に辿り着き、草藪を抜けて登山道へ。所々、自然に戻りつつある場所はありましたが、6年間放置された割に踏み跡がしっかりしていました。写真を見返すと、道中、花の写真が多いですが、花がそこら中に咲いているというよりは、地味な登山道が続くので、他に撮るものが少ないという感じ。。淡々とした登山が続きました。
基本的に地味な登山ですが、釈迦岳手前の前峰あたりまで来ると、まずは別山が姿を現し、続いて白山が目の前に！逆光で写真としてはぼんやりしてしまったものの、高山らしい迫力ある姿を楽しめました。
下山は来た道のピストン。マイナーな山だと思っていましたが、6年ぶりという事もあってか、沢山の人とすれ違いました。下山後は永井旅館で最後の温泉を堪能。いい山旅でした。


日本の山1000 : 334/1000
日本の山岳標高1003山 : 324/1059
石川の山 : 16/133
石川県の山(分県登山ガイド) : 11/60

天候

晴れ

写真

6/18 4:38

夜明けとともに、永井旅館出発

6/18 4:39

まだ4時半過ぎにも関わらず、続々と車が登ってきていました。市ノ瀬はまだ駐車場に空きがありましたが、別当出合に向かう車が多かったです。

6/18 4:46

釈迦岳登山道への入り口までしばらく舗装道を歩きます。ダムが格好いい。

6/18 4:52

釈迦新道登山口。この手前に数台車を置けますが、すでに満車でした。釈迦岳の登山口はまだ先ですが、しばらく森の中を進みます。

6/18 4:55

狭い範囲ながら、立派なスギ林

6/18 5:08

15分ほどで、林道に出ました。ここからしばらく林道歩き。

6/18 5:23

ミズキ(水木)？

6/18 5:23

ミズキ(水木)？

6/18 5:30

タニウツギ(谷空木)

6/18 5:31

ハルジオン(春紫苑)

6/18 5:34

通行止めの原因となっていた崩壊地。

6/18 5:34

トンネルの天井に穴が。。。危険は少ないという判断で開通していると思いますが、なかなか怖いです。

6/18 5:35

新しい橋がつけられています。写真を撮っていなかったけど、右側の岩壁ががっつり削れていました。

6/18 5:36

古い橋も残っています。

6/18 5:40

やっと釈迦岳登山口に到着。入り口部分は草藪で、看板が無ければ、ケモノ道にしか見えない。。

6/18 5:45

最初の草藪を抜ければ、割としっかりした登山道になります。

6/18 5:51

ヤグルマソウ(矢車草)

6/18 5:51

ヤグルマソウ(矢車草)

6/18 6:17

マイヅルソウ(舞鶴草)

6/18 6:25

水飲場。左に少し降りた所に沢があるみたいですが、まだ持参した飲み物がほとんど減っていないので、スルー。

6/18 6:37

ゴゼンタチバナ(御前橘)

6/18 6:43

ミズバショウじゃ無いかと思いますが、花は咲いておらず。

6/18 6:48

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)

6/18 6:51

地味な登山道が続きます。。。

6/18 6:55

少し空が開けました。今日も天気が良いけど、早朝のためか薄曇り。

6/18 6:55

アカモノ(赤物)

6/18 6:56

ゴゼンタチバナ(御前橘)

6/18 6:58

ズダヤクシュ(喘息薬種)

6/18 7:07

長い樹林帯を抜けて、別山が見えてきました。樹林帯を越えると、アブの攻撃が激化。虫コナーズ玄関用をザックに括り付けて行きましたが、効果があったような無いような。。

6/18 7:16

ミツバオウレン(三葉黄蓮)

6/18 7:24

ちょっとだけ残雪

6/18 7:25

ショウジョウバカマ(猩々袴)

6/18 7:27

別山

6/18 7:27

途中までずっとこれが釈迦岳だと思っていましたが、違っていました。。いかにも山頂っぽい雰囲気なのに。

6/18 7:28

今日は霞がかっているけど、良い景色

6/18 7:31

九十九折り気味の道なので、何度も別山

6/18 7:32

ツマトリソウ(褄取草)

6/18 7:33

コイワカガミ(小岩鏡)

6/18 7:42

エンレイソウ(延齢草)

6/18 7:48

やっと奥に白山釈迦岳が見えてきました。

6/18 7:52

さっき山頂だと思っていたピーク。雪渓が残っています。

6/18 7:56

高度感はないけど、前峰手前は切れたっています。

6/18 7:56

何度も別山

6/18 7:59

釈迦岳前峰　到着！

6/18 8:00

目の前に白山！ちょうど太陽が白山の方にあり、逆光なのが残念。

6/18 8:00

日本アルプスのように、岩ゴツゴツといった山容ではありませんが迫力があります。

6/18 8:00

端がピンクに色付いたツマトリソウ

6/18 8:02

白山の眺めを楽しみながら、白山釈迦岳へ。

6/18 8:04

ハクサンチドリ(白山千鳥)？

6/18 8:07

少しだけ雪の上歩き

6/18 8:08

山頂のすぐ下に池があります。雪が溶けかけで綺麗。

6/18 8:08

6/18 8:13

池まで行ってしまうと、釈迦岳山頂に回り込めないようなので、雪のある場所まで戻って、笹藪を登って行きます。ピンクテープが無いと、ケモノ道みたい。。

6/18 8:16

キスミレ(黄菫)

6/18 8:16

笹薮の深さはそこまででは無いけど、登りは笹に囲まれます。下りは下りで滑りやすかった。。

6/18 8:18

山頂付近から白山。

6/18 8:18

七倉山を介して、白山の方に回って大きく周回出来ますが、日帰りはかなり過酷なので、今日はここまで。

6/18 8:19

白山釈迦岳　登頂！前峰より看板が小さい。。

6/18 8:19

釈迦岳山頂は狭いので、前峰まで戻って休みます。

6/18 8:19

別山は逆光があまり掛からず、きれいに見えてました。

6/18 8:27

ミツバオウレンとコイワカガミ

6/18 8:28

何度も白山

6/18 8:39

下山前にカメラを交換して、アップで白山。

6/18 8:39

別山アップ

6/18 8:42

コイワカガミ(小岩鏡) 帰り道は来た道ピストンなので、マクロレンズのカメラで花撮影中心。

6/18 8:43

コイワカガミ(小岩鏡)

6/18 8:44

見納め別山

6/18 8:45

ツマトリソウ(褄取草)

6/18 8:46

ミツバオウレン(三葉黄蓮)

6/18 8:51

コイワカガミは下からは見たほうが可愛らしい。

6/18 8:55

ユキザサの実？

6/18 9:00

ニッコウキスゲ(日光黄菅) 一輪だけ咲いていました。

6/18 9:13

ツクバネソウ(衝羽根草)

6/18 9:19

マイヅルソウ(舞鶴草)

6/18 9:20

エンレイソウ(延齢草)

6/18 9:20

ズダヤクシュ(喘息薬種)

6/18 9:22

ゴゼンタチバナ(御前橘)

6/18 9:22

アカモノ(赤物)

6/18 9:26

ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)

6/18 9:35

ニワトコ(庭常)

6/18 9:35

ニワトコ(庭常)

6/18 9:41

ユキザサ(雪笹)？

6/18 10:10

釈迦岳登山口まで降りてきました。

6/18 10:28

ミズキ(水木)？

6/18 10:38

下りは特に長く感じる林道

6/18 10:41

フタリシズカ(二人静)

6/18 10:53

釈迦新道入り口

6/18 11:06

無事下山。永井旅館さんで温泉に入ってサッパリ。外来入浴者は入れる時間に制限があるようですが(混む時間×)、宿泊者は時間に関係なく入れるようです。

撮影機器：

NIKON 1 J5 NIKON CORPORATION

Canon EOS M200 Canon

感想

suzuroad

6/18、白山近傍の白山釈迦岳に行ってきました。釈迦新道が林道の崩壊で6年間通行止めになっており、今年開通したばかりとの事です。ピストンでもコースタイム9時間ほどと長いため、前日に市ノ瀬の永井旅館さんに宿泊して、翌朝、早朝から歩くことにしました。
永井旅館さんはインフォメーションセンターの真ん前という好立地。駐車場の心配が無く、宿泊者は、翌日下山後の入浴も優先的に入らせてもらえるため便利です。お風呂もリニューアルされたようで杉の香りのする気持ちの良い温泉。夕食は山の恵み尽くしで美味。ご主人も気さくで親切でした。
翌朝、4時半過ぎに出発。驚いた事に、こんな時間でも車が続々と登ってきていました。コロナ禍の反動か大人気のようで、市ノ瀬も別当出合もすぐに満車になってしまうようです。永井旅館さんに泊まることにしておいて良かった。。
しばらく別当出合に向かう舗装道を進み、途中で少し登山道を挟みつつ、また砂利の林道へ。登山口までがなかなか遠い。。。途中、崩壊した場所を通りますが、崩れた斜面がむき出しになっていて、迫力がありました。
やっとの事で登山口に辿り着き、草藪を抜けて登山道へ。所々、自然に戻りつつある場所はありましたが、6年間放置された割に踏み跡がしっかりしていました。写真を見返すと、道中、花の写真が多いですが、花がそこら中に咲いているというよりは、地味な登山道が続くので、他に撮るものが少ないという感じ。。淡々とした登山が続きました。
基本的に地味な登山ですが、釈迦岳手前の前峰あたりまで来ると、まずは別山が姿を現し、続いて白山が目の前に！逆光で写真としてはぼんやりしてしまったものの、高山らしい迫力ある姿を楽しめました。
下山は来た道のピストン。マイナーな山だと思っていましたが、6年ぶりという事もあってか、沢山の人とすれ違いました。下山後は永井旅館で最後の温泉を堪能。いい山旅でした。


日本の山1000 : 334/1000
日本の山岳標高1003山 : 324/1059
石川の山 : 16/133
石川県の山(分県登山ガイド) : 11/60