吾妻連峰縦走 高湯→一切業山→東大巓→西吾妻山→早稲沢
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- GPS
- 11:30
- 距離
- 34.3km
- 登り
- 2,327m
- 下り
- 2,209m
コースタイム
- 山行
- 10:34
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 11:26
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
福島西口→高湯 路線バス 早稲沢→小川湖入り口まで。 https://www.vill.kitashiobara.fukushima.jp/docs/2020112500036/ 桧原・裏磐梯地区コミュニティバス(無料)中学生の通学用バスです。 参考にしたレコ「山人」さんの記録より見つけました。大変ありがとうございます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
やはりバリルートや西大巓から早稲沢口までは経験者向きです。 通行止めの案内があります。問い合わせのところ、自己責任でと注意を受けました。 西大巓から降りるには、通行不可の案内はないので事前には分からない。 |
その他周辺情報 | 早稲沢温泉、「民宿森川」さん、本日貸し切りで露天風呂最高です。 夏季は陸上部の合宿で忙しいそうです。有名どころの大学の練習写真や箱根駅伝の写真なんかも飾ってありました。大きなグランドを所有しています。 山菜料理が最高!なぜか日本酒の瓶もお供についてきましたので頂きました! |
写真
今回の第一目的はこちら。いままで何度来たかったことか?
数年前はせっかく来たのに一切経山の上は真っ白け。
それ以前は、浄土平に来てもなぜか来ること自体却下されつづけ。
もう一本の道は、グランデコスキー場側に降りる道です。距離が長ーいので今日は降りません。過去に降りているし。到着しても公共機関はありません。(事前に予約するとグランデコスキーリゾートから猪苗代駅まで最終が確か16時頃のバスはあります。冬に利用しました。)
このあと川沿いの道は崩れて通れないと案内があり、民家のある舗装道路を通ってきました。何度か民宿の女将さんより電話いただいていたようで、心配おかけしました。お迎えにも車で来ていて頂いたようです。
こんなに遅い到着は心配ですよね。到着は日没前位とお伝えしておりましたが。
装備
個人装備 |
ビバークセット(軽めの寝袋
ツエルト
シート
スットック
食料
調理器具)
ヘッドライト
充電器
雨具
一日分の着替え。救急セット。15リットルのアルティメイトディレクションザックに詰め込むスタイル。重さは7〜8キロくらい。スピードハイクするのに限界の重さ。何もないけど何かあった時に避難小屋などでビバークするための保険です。今回も使いませんでしたが。
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感想
かねてから計画中の「吾妻連峰縦走」。何度見てもお天気悪くて見られない「一切業山」を通って。絶対のお天気の時にと、取っておいた計画を達成しました。
途中で避難小屋に宿泊するのも考えましたが、この縦走路は避難小屋の近辺に水場がないんです。なら一気に行っちゃえ。到着ゴールは民宿に決定。
前日に東京→福島駅西口までの夜行高速バスも取れました。お山の入り口と所々は以前に登山済み。何となく土地勘もあるようなちょっと自信があったのですが。
福島西口からローカルバスにて高湯で下車。この場所は温泉地で何度も通っています。ここから一切業山までの道は、ハイカーさんが通っているようで整備されていて歩きやすいです。問題はこの先、家形山あたりから東大巓あたりまで。地図では一部バリルートになってますね。あまり整備はされてないようです。
それでも水芭蕉群生地を見つけたりで、発見はありました。この区間は登山道が全体的に藪が多くて道幅が狭いです。
◎一切業山へ登る途中で何人か、頂上でたくさんのハイカーさんに会いました。
◎烏帽子岳付近で、滑川温泉方面からいらしたハイカーさんに一人会いました。
◎明星湖で滑川温泉方面からいらしたハイカーさんに一人会いました。
やっぱり車でスタート地点まで来て戻るのが一般的。
◎弥兵衛平避難小屋の管理人さんが草刈りをしているとこでお会いしました。
※弥兵衛平分岐からは誰にも会いませんでした。
東大巓から弥兵衛平分岐〜明星湖〜西大巓までは、時折木道もあって、チングルマさんが一杯群生していて、景色も良いし、磐梯山、雪の残った飯豊連峰も見えて景色も抜群です。
さて、西大巓から「早稲沢」(わせざわ)(檜原早稲沢(福島県耶麻郡北塩原村)地区まで降ります。
事前に観光協会へ電話しておきましたが、道が昨年の8月に崩れてしまってお薦めできませんと。通行止めの案内もあります。と言われました。
こちらが地図上の「布滝」なかなかゴージャスな滝なのですが、それまでの下り道が荒れています。藪も時々ありますが、藪の下には以前通った登山道があるので分かるとは思いますが、時間がかかりました。足が勝手に回転しない道です。一度ぬめった川筋の斜めになった細い下り道ですってんころりん。転びましたが藪の中なので落ちはしないけど。小さな渡渉もありますが水はそれほど多くないので難しくはないけど。役場の方のお話、通ってみるとよく理解できました。
トータルで30キロを超えてしまっているので、宿泊予約した民宿さん「森川さん」には日没前位の到着を伝えていたのですが、やはり心配したらしく、何度も私の携帯に電話入れてくれていたようで、下山中はやはり藪のジャングル的な所は通じなく、布滝を通り過ぎてからやっとつながりました。車で登山道入り口まで迎えに来ていてくれたようです。ご心配おかけしました。普通は一日で通過する距離ではないですよね。同行者を誘わなくて良かったです。
参考にしたレコは、5月に縦走の「山人」さんの↓とても参考になりました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5536691.html
それにしてもお天気が味方してくれて大成功でした。
お宿の女将さんのお話では、昔は青年会で早稲沢地区から西大巓まで登山したとのこと。私も行ったのよ!とのことです。昨年東北の8月の豪雨の時にかなり荒れてしまったようで、役場の方のお話ではもう整備する予定はないとのこと。ここもいずれは藪ぼうぼうの橋が壊れてしまって廃道になってしまうかと思うと悲しいです。
いずれ、通っておいて良かったと懐かしく思うのかしら?
今回の縦走は今までの訪問していた経験と、厳密な調査によるものです。地域の役場、バス会社、民宿など電話をして情報を集めております。やはり縦走は山計画が大事だと痛感しました。
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