記録ID: 5665750
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
甲武信ヶ岳(川又〜真の沢林道〜西沢渓谷)
2023年06月28日(水) ~
2023年06月29日(木)


- GPS
- 31:44
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,607m
- 下り
- 2,152m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:59
天候 | 初日:晴れ→曇り→雨 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6/26 飯能へ前泊 6/27 6:00 飯能 6:53 西武秩父 7:17 御花畑 7:37 三峰口 7:44 三峰口駅BS 8:24 川又BS ■帰り 6/28 16:25 西沢渓谷BS 17:23 山梨市駅BS 17:58 山梨市駅〜最寄り駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道は割愛 ■真の沢林道(VR) ・道形が消失多数。ピンクリボンはあるが、ロストしやすい ・ルーファイ、ルート復帰力が断続的に求められこの点の難易度が高い ・三宝沢源頭前後の崖トラバースと崩壊した梯子など危険箇所ある └概ねトラロープが設置され、木々も掴めるので進退極まる所は無しと感じた ・薮というほどのものは無く、シャクナゲは随所にあるが、比較的視界も良好。倒木のまたぎやくぐりが地味に多い ---------------- ・柳避難小屋〜尾根筋のコル状: └急登以外問題なし ・〜千丈ノ滝: └トラバース区間。道形消失のためロストしやすい ・〜滝上ビバーク地: └右岸に渡渉、深さ膝程度。靴履いたまま困難 └右岸から20m程度ですぐ右上の高巻き道へ(ピンクリボン) └高巻きから100-150m程度歩き沢沿いに下りビバーク適地 ・〜木賊沢出合付近 └トラバース区間。道形消失のためロストしやすい └出合付近で右直角に尾根筋の末端に出る(沢へは下りない) ・〜三宝沢源頭 └急な尾根を登り返したあと、高度を上げながらトラバース。 └沢方面には下りないように高巻きながらピンクリボン、踏み跡を辿る └昔の崩壊した梯子の残骸のある崖沿いは注意もトラロープ設置されている ・〜主脈合流 └三宝沢源頭以降、1箇所崩壊した梯子を超えたら危険箇所は終了 └次第に傾斜もなだらかになり、道形も明瞭になる ■水場 ・千丈の滝上部の木賊沢:実際採ってないので水質不明 ・木賊沢出合〜三宝沢源頭の間。沢地形で3箇所水採れる場所あり └手前2か所はチョロチョロで状況次第。 └最奥の三宝沢源頭は水量豊富。 |
写真
撮影機器:
感想
2度目の甲武信ヶ岳へ。
1度目の甲武信ヶ岳は、源流点を目標に股の沢歩道経由で毛木平、荒川源流点と千曲川源流点を拝みに行く旅でした。
元々沢沿い歩きからの深い谷あいや深山を歩くのがこの頃から自分の山歩きスタイルというか、嗜好として芽生えはじめました。
奥秩父については、実はその当時古道の存在も調べていて、明治に開通された最古とされる股の沢歩道の他にもう1つの、現在では消失しかけた道があることを知った。その名を「真の沢林道」という。
山行数も少ない上、不確定要素の多い渓谷道のため、その当時は自分で歩き通せる自信が無かったことがずっと心に残り続け今に至り、毎年新緑か紅葉の時期になると、この地をぼんやり思い出す年が続いていました。
最近は歩く体力もなくなってきつつはあるものの、ある程度の藪や道無し難路など多少の経験は積んだつもりなので、いざこの地へ向かった次第です。
旅の中身はこの長ったらしい写真の数々に現れているように(w)、とても濃厚で豊かな1泊2日の奥秩父を、ずっぽり満喫しました。
これまで歩いた難路の中でもシビアな部類ですので、かなり思い出深い山行となりそうです。小さなロスはあったものの、幸いにして想定の範囲内だったので、時間は予定よりもかかりましたが、奥秩父の原生の森を満喫できる素晴らしい2日間でした。またいつか秋に色づいたこの周辺もぜひ訪れたいと思います。
奥秩父は、まだまだ行けてない所多数ですが、
本当にサイコーです(^^)
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