記録ID: 5676430
全員に公開
ハイキング
中央アルプス
島田娘・三ノ沢岳;雷鳥と高山の花々との出合い
2023年07月03日(月) [日帰り]
![情報量の目安: B](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:40
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 456m
- 下り
- 458m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 5:35
高山植物が盛りとのことで雪の無い時期としては11年ぶりに木曾駒山系へ行きました。
前日の夕方に出発して車中泊。
アイサイト(スバルの衝突防止安全装置)が何度も機能停止になる程の
梅雨真っ盛りの豪雨の中を走行して土曜日22時前に到着。
降り続く雨の音と周りの明るさが気になって、なかなか眠れず。
寝ては起きてを繰り返して夜明けを迎えてしまった((+_+))
駐車場には沢山の車があって、車中泊していた人達が5時前から活動を始める。
今日はトレランの大会もあるらしく、ランナーも沢山見られる。
(ここから少し今後行かれる方のために)
始発バスは7:15発。チケット販売開始は始発30分前の6:45。
バス停のベンチには沢山のリュックが置いてあって。
始発乗車するため早くも場所取りが始まっていた。
チケットを買ってからバス待ちの行列に並んだのでは何時のバスに乗れるか全くわからない。
複数人いれば双方の行列に並んで対応できるが、そうもいかないのでリュックを置いた。
5時半にはチケット購入列もでき始めたので並んだが既に50人程前方に。
始発乗車はぎりぎりになりそう。
7/1以降は各種割引は非適用。一昨年の冬山には使えたモンベル割引も例外ではない。
但し名古屋鉄道株主優待券は例外でロープウェイ料金が20%割引になる。
7:15バスは駒ヶ根駅から来ていて幸いには満席。
と言うのも僕がチケットを購入できたのが7:18。
空いていたら乗れなかった。
7:20の臨時便に上手く乗車。ロープウェイしらびそ平駅へ急傾斜のくねくね道を登っていく。
が、頭がボーッとしてどうにも調子が悪い。
持病が治っていない(治らないだろうが)ので急な気圧の変化に弱い。
大きく息を吸って呼吸回数を増やして何とか回復させた。
しらびそ平の気温は16℃。ロープウェイには暫く待って乗車し千畳敷駅到着。
千畳敷テラスに出る。
11年ぶりの雪の無い時期での訪問。
こんなんだったんだなぁ。沢山の緑と青空と迫ってくるような岩場。
3年程前の冬景色とは様相が全く異なる。
体調を整える目的もあって暫し撮影に興じた。
山行開始。先ず極楽平を目指す。
きちんと整理された岩の登山道。時折急勾配もあるが登りやすい。
周りには高山植物のお花畑が広がる。
黄色が鮮やかな深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)、高山植物として名高い珍車(チングルマ)を始めとして数種類の花がが沢山咲いていた。
途中では雪解け水の流れもあり冷たくて実に美味しい(^^♪
タオルを濡らして頭を覆うと気持ちが良く目も覚める。
稜線直下には残雪があった。
真っすぐ雪の中へ進むのは傾斜もあり、滑りやすいので危ない。
残雪の右側に植物が生えていない箇所があるのでそちらを通って稜線へ出る。
目の前には少し前に登った御嶽山。
左手には2003年以来に見れた三ノ沢岳と素晴らしい景観。
島田娘方面に向かう。
少し登った処に今日のお目当ての一つの深山薄雪草(ミヤマウスユキソウ)を見つけた(^^♪
エーデルワイスの日本版と言われている。
花の名はドイツ語で「高貴な白」を意味するらしく、そんなようにも感じられる。
その後も白山一華(ハクサンイチゲ)深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)等数種類が見られた。
一部名前のわからないものもあったのでご存じであれば教えて下さい<m(__)m>
島田娘のピーク直下で雷鳥の親子と遭遇。
親鳥は1羽で雛が6羽。実に愛らしい(#^.^#)
親鳥は子供たちを見守りながら危険がないかキョロキョロしていた。
子供たちは親鳥の周りをトコトコ。
3年程前だったかNHKで木曽山脈の雷鳥についての放送があった。
それによるとこの地域の雷鳥は半世紀ほど前に絶滅したが乗鞍岳からの1羽の訪問により復活し始めているらしい。
https://www.yamanohi.net/report.php?id=2177
自然観察員の方に遭遇。
雷鳥の生育状況などを調査しているそうで一段レフで沢山撮影されていた。
猿はこちらの地域にも来ていたようだが昨年追っ払たそうだ。
2年前の夏に将棋頭山へ行った時にあちらのハイマツ地帯で
数匹の猿を見かけた。雷鳥を餌として高山迄登ってきている。
被害に合わず沢山育ってほしい。
宝剣岳方面へ向かう。
好天の下、周りの山々のみならず富士山もくっきり見える。
三ノ沢分岐からは木曽山脈に連なる山々が雄大に見える。
2013年の夏にはず〜っと南駒ケ岳まで縦走したんだなぁと
10年前の記憶を思い起こしながら眺めていた。
三ノ沢岳へ向かってみた。
急勾配の下りの後に同じ標高を登り返す。
アップダウンも沢山あり、ハイマツに行く手を阻まれることもある岩が中心のルート。
10年ぶり。
途中までは何ともなかったのだが鞍部手前まで来て急に頭がボーッとなった。
エネルギー不足もあったのか軽くお腹を満たし、暫く休息したが一向に好転せず。
ここまで来て残念だが山で無理すると不味いのは多くの遭難例で熟知しているので
迷うことなく引き返した。
何登り返しを何度も休憩しながら三ノ沢分岐に到着。
あそこでもっと進んでいたら戻れなかったのではなかったかもしれない状態。
日射は強かったが気温12℃の涼しい風が火照った身体を冷やしてくれて実に心地よい。
コーヒーブレイクで相当な時間を費やし、歩ける状態まで回復できた。
宝剣岳へも向かいたかったが途中で何かあると不味いので止めた。
極楽平へ向かう。
行けなかったが三ノ沢岳は実に恰好いい(^^♪
今後行ける機会があればいいが、そのためには日々のトレーニングと
持病の改善が必要だろう。
同じルートで千畳敷へ向かう。
朝よりも開花状況は良くなって、花が増えたような気がした。
テラスに到着。
宝剣岳方面は変わらず男らしい様相。
14:30発のロープウェイで下山した。
縁不足、急な気圧変化への対応不足など反省点は多すぎるくらいあり。
それでもお目当ての高山植物にも雷鳥にも出合え
懐かしい木曽山脈の姿も見ることができて満足(^^♪
ロープウェイなど使わなくて登山口から避難小屋利用して来ることもできるし。
もう少し鍛え直してから再度訪問してみたい。
今日も一日ありがとうございました<m(__)m>
前日の夕方に出発して車中泊。
アイサイト(スバルの衝突防止安全装置)が何度も機能停止になる程の
梅雨真っ盛りの豪雨の中を走行して土曜日22時前に到着。
降り続く雨の音と周りの明るさが気になって、なかなか眠れず。
寝ては起きてを繰り返して夜明けを迎えてしまった((+_+))
駐車場には沢山の車があって、車中泊していた人達が5時前から活動を始める。
今日はトレランの大会もあるらしく、ランナーも沢山見られる。
(ここから少し今後行かれる方のために)
始発バスは7:15発。チケット販売開始は始発30分前の6:45。
バス停のベンチには沢山のリュックが置いてあって。
始発乗車するため早くも場所取りが始まっていた。
チケットを買ってからバス待ちの行列に並んだのでは何時のバスに乗れるか全くわからない。
複数人いれば双方の行列に並んで対応できるが、そうもいかないのでリュックを置いた。
5時半にはチケット購入列もでき始めたので並んだが既に50人程前方に。
始発乗車はぎりぎりになりそう。
7/1以降は各種割引は非適用。一昨年の冬山には使えたモンベル割引も例外ではない。
但し名古屋鉄道株主優待券は例外でロープウェイ料金が20%割引になる。
7:15バスは駒ヶ根駅から来ていて幸いには満席。
と言うのも僕がチケットを購入できたのが7:18。
空いていたら乗れなかった。
7:20の臨時便に上手く乗車。ロープウェイしらびそ平駅へ急傾斜のくねくね道を登っていく。
が、頭がボーッとしてどうにも調子が悪い。
持病が治っていない(治らないだろうが)ので急な気圧の変化に弱い。
大きく息を吸って呼吸回数を増やして何とか回復させた。
しらびそ平の気温は16℃。ロープウェイには暫く待って乗車し千畳敷駅到着。
千畳敷テラスに出る。
11年ぶりの雪の無い時期での訪問。
こんなんだったんだなぁ。沢山の緑と青空と迫ってくるような岩場。
3年程前の冬景色とは様相が全く異なる。
体調を整える目的もあって暫し撮影に興じた。
山行開始。先ず極楽平を目指す。
きちんと整理された岩の登山道。時折急勾配もあるが登りやすい。
周りには高山植物のお花畑が広がる。
黄色が鮮やかな深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)、高山植物として名高い珍車(チングルマ)を始めとして数種類の花がが沢山咲いていた。
途中では雪解け水の流れもあり冷たくて実に美味しい(^^♪
タオルを濡らして頭を覆うと気持ちが良く目も覚める。
稜線直下には残雪があった。
真っすぐ雪の中へ進むのは傾斜もあり、滑りやすいので危ない。
残雪の右側に植物が生えていない箇所があるのでそちらを通って稜線へ出る。
目の前には少し前に登った御嶽山。
左手には2003年以来に見れた三ノ沢岳と素晴らしい景観。
島田娘方面に向かう。
少し登った処に今日のお目当ての一つの深山薄雪草(ミヤマウスユキソウ)を見つけた(^^♪
エーデルワイスの日本版と言われている。
花の名はドイツ語で「高貴な白」を意味するらしく、そんなようにも感じられる。
その後も白山一華(ハクサンイチゲ)深山金鳳花(ミヤマキンポウゲ)等数種類が見られた。
一部名前のわからないものもあったのでご存じであれば教えて下さい<m(__)m>
島田娘のピーク直下で雷鳥の親子と遭遇。
親鳥は1羽で雛が6羽。実に愛らしい(#^.^#)
親鳥は子供たちを見守りながら危険がないかキョロキョロしていた。
子供たちは親鳥の周りをトコトコ。
3年程前だったかNHKで木曽山脈の雷鳥についての放送があった。
それによるとこの地域の雷鳥は半世紀ほど前に絶滅したが乗鞍岳からの1羽の訪問により復活し始めているらしい。
https://www.yamanohi.net/report.php?id=2177
自然観察員の方に遭遇。
雷鳥の生育状況などを調査しているそうで一段レフで沢山撮影されていた。
猿はこちらの地域にも来ていたようだが昨年追っ払たそうだ。
2年前の夏に将棋頭山へ行った時にあちらのハイマツ地帯で
数匹の猿を見かけた。雷鳥を餌として高山迄登ってきている。
被害に合わず沢山育ってほしい。
宝剣岳方面へ向かう。
好天の下、周りの山々のみならず富士山もくっきり見える。
三ノ沢分岐からは木曽山脈に連なる山々が雄大に見える。
2013年の夏にはず〜っと南駒ケ岳まで縦走したんだなぁと
10年前の記憶を思い起こしながら眺めていた。
三ノ沢岳へ向かってみた。
急勾配の下りの後に同じ標高を登り返す。
アップダウンも沢山あり、ハイマツに行く手を阻まれることもある岩が中心のルート。
10年ぶり。
途中までは何ともなかったのだが鞍部手前まで来て急に頭がボーッとなった。
エネルギー不足もあったのか軽くお腹を満たし、暫く休息したが一向に好転せず。
ここまで来て残念だが山で無理すると不味いのは多くの遭難例で熟知しているので
迷うことなく引き返した。
何登り返しを何度も休憩しながら三ノ沢分岐に到着。
あそこでもっと進んでいたら戻れなかったのではなかったかもしれない状態。
日射は強かったが気温12℃の涼しい風が火照った身体を冷やしてくれて実に心地よい。
コーヒーブレイクで相当な時間を費やし、歩ける状態まで回復できた。
宝剣岳へも向かいたかったが途中で何かあると不味いので止めた。
極楽平へ向かう。
行けなかったが三ノ沢岳は実に恰好いい(^^♪
今後行ける機会があればいいが、そのためには日々のトレーニングと
持病の改善が必要だろう。
同じルートで千畳敷へ向かう。
朝よりも開花状況は良くなって、花が増えたような気がした。
テラスに到着。
宝剣岳方面は変わらず男らしい様相。
14:30発のロープウェイで下山した。
縁不足、急な気圧変化への対応不足など反省点は多すぎるくらいあり。
それでもお目当ての高山植物にも雷鳥にも出合え
懐かしい木曽山脈の姿も見ることができて満足(^^♪
ロープウェイなど使わなくて登山口から避難小屋利用して来ることもできるし。
もう少し鍛え直してから再度訪問してみたい。
今日も一日ありがとうございました<m(__)m>
天候 | [天候情報] 降雨量0 風速6m/s 気温10℃ 雲量1& 視界28 湿度19% |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一般;4時間15分・171 高速; ―嫺井-駒ヶ根;2時間23分・150(軽・普通料金;2000円・2460円) 中津川-駒ヶ根;2時間59分・150(軽・普通料金;1140円・1400円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
[登山道情報] \蘊敷〜極楽平;整備された岩の多い道で時々急勾配がある。 稜線直下で残雪。右に迂回すると問題なく進める。 極楽平〜島田娘 少し岩もあるが極普通の安全な登山道 三ノ沢岳分岐〜三ノ沢岳 急勾配の下りと登り。鞍部戦後からハイマツ帯の岩場が続きアップダウンが多い。 |
その他周辺情報 | [交通情報] https://www.chuo-alps.com/fare/ .蹇璽廛ΕД+バス料金4070円(往復) 名古屋鉄道株主優待のみロープウェイ20%割引あり (大曽根金券ショップで150円で販売) 7月以降繁忙期はモンベル会員割引等適用されない。 ∋枠7:15バスセンター-8:07千畳敷:最終17:00千畳敷-17:55バスセンター C鷦嵶繕800円/24時間(菅の台駐車場は24時間で800円・日をまたいでも800円 |
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