"日暮小屋"だったのがいつからか"日暮沢小屋"と呼ばれるようになったと藤島玄氏が書いている。
駐車場で偶然にもぶぅさんと再会、途中まで行動を共にすることに。
お互い朝日大好き人間なので楽しい時間でした。
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7/22 5:04
"日暮小屋"だったのがいつからか"日暮沢小屋"と呼ばれるようになったと藤島玄氏が書いている。
駐車場で偶然にもぶぅさんと再会、途中まで行動を共にすることに。
お互い朝日大好き人間なので楽しい時間でした。
この道が拓かれたのは大正14年〜昭和2年頃らしい。
この時期は朝日における営林署の伐開ブーム。
3
7/22 6:21
この道が拓かれたのは大正14年〜昭和2年頃らしい。
この時期は朝日における営林署の伐開ブーム。
清太岩山を射程に。
雲海を抜けると素晴らしい青空。
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7/22 7:00
清太岩山を射程に。
雲海を抜けると素晴らしい青空。
清太岩山で小休止。
熊狩り猟師からつけられた名だそうだ。
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7/22 7:08
清太岩山で小休止。
熊狩り猟師からつけられた名だそうだ。
左手側。
小朝日〜大朝日。
かつてはアメリカ橋〜熊鷹山〜ハナヌキ峰の道が使われていたようだが古寺鉱泉からの道が拓かれ廃道になったらしい(利用者激減により)。
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7/22 7:09
左手側。
小朝日〜大朝日。
かつてはアメリカ橋〜熊鷹山〜ハナヌキ峰の道が使われていたようだが古寺鉱泉からの道が拓かれ廃道になったらしい(利用者激減により)。
ユーフン山へ歩を進める。
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7/22 7:25
ユーフン山へ歩を進める。
ユーフン(熊糞)山到着。
これは安斎教授の命名か?
藤島玄氏はこの山を指して「三面側に比べ山形側の名付けは俗的だ」と。
また、登山家の沼井鉄太郎氏は「これから朝日に色々と新しい地名がつくと思うが、誰もが納得するような名前を地元の人にはつけてもらいたい」と書いている。
要するに変な名前をつけるなと?
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7/22 7:48
ユーフン(熊糞)山到着。
これは安斎教授の命名か?
藤島玄氏はこの山を指して「三面側に比べ山形側の名付けは俗的だ」と。
また、登山家の沼井鉄太郎氏は「これから朝日に色々と新しい地名がつくと思うが、誰もが納得するような名前を地元の人にはつけてもらいたい」と書いている。
要するに変な名前をつけるなと?
右手側。
高松尾根と奥には以東岳。
真夏に高松尾根は敬遠したい。←三面はさらに敬遠すべきだった汗
5
7/22 7:59
右手側。
高松尾根と奥には以東岳。
真夏に高松尾根は敬遠したい。←三面はさらに敬遠すべきだった汗
稜線が近い。
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7/22 8:04
稜線が近い。
振り返る。
ガソリン代が報われた日。
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7/22 8:25
振り返る。
ガソリン代が報われた日。
稜線に到達し竜門小屋を眼下に。
5
7/22 8:35
稜線に到達し竜門小屋を眼下に。
ありがたい。
4
7/22 8:39
ありがたい。
竜門側から眺める寒江山は素敵。
皆さん高山植物の観察に熱心だ。
4
7/22 9:20
竜門側から眺める寒江山は素敵。
皆さん高山植物の観察に熱心だ。
寒江山到着。
古い文献に寒江山(サガエ山)とルビがふってあった。
2
7/22 9:59
寒江山到着。
古い文献に寒江山(サガエ山)とルビがふってあった。
これから向かう相模山。
新潟の奥三面へと延々と尾根が下る。
5
7/22 9:59
これから向かう相模山。
新潟の奥三面へと延々と尾根が下る。
3
7/22 10:08
北寒江山でぶぅさんとお別れ。
ここから一人旅。
3
7/22 10:52
北寒江山でぶぅさんとお別れ。
ここから一人旅。
三面コースへ踏み出そう。
新潟側唯一のこの道は昭和33年開通。
5
7/22 10:53
三面コースへ踏み出そう。
新潟側唯一のこの道は昭和33年開通。
三方池。
このピークは裏相模山と呼ばれるようだ。
4
7/22 10:54
三方池。
このピークは裏相模山と呼ばれるようだ。
相模大権現が祀られる(祠はない)相模山は三面マタギにとって禁忌のエリアであり、とくに相模沢へ立ち入るのはタブーとされていたらしい。
5
7/22 10:58
相模大権現が祀られる(祠はない)相模山は三面マタギにとって禁忌のエリアであり、とくに相模沢へ立ち入るのはタブーとされていたらしい。
善六池にはまだ雪が残る。
三面の名案内人である高橋善六氏を記念してつけられた名称。
もともとは相模池と呼称されていた。
4
7/22 11:05
善六池にはまだ雪が残る。
三面の名案内人である高橋善六氏を記念してつけられた名称。
もともとは相模池と呼称されていた。
相模山の三角点。
高橋善六氏によるとこの三角点があるのは”小相模山”であり相模山ではないのだと。
これは沼井鉄太郎氏が善六氏から直接聞いた話らしい。
”三角点設置にことごとく失敗し・・・”などとちょっと眉唾な話だが。
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7/22 11:32
相模山の三角点。
高橋善六氏によるとこの三角点があるのは”小相模山”であり相模山ではないのだと。
これは沼井鉄太郎氏が善六氏から直接聞いた話らしい。
”三角点設置にことごとく失敗し・・・”などとちょっと眉唾な話だが。
大上戸山が遠い。
2
7/22 11:48
大上戸山が遠い。
振り返る。
やっばりこちらから眺める相模山もいい。
3
7/22 12:05
振り返る。
やっばりこちらから眺める相模山もいい。
大上戸山が近づく。
朝日連峰は主稜線以外の山々にも魅力たっぷり。
3
7/22 12:17
大上戸山が近づく。
朝日連峰は主稜線以外の山々にも魅力たっぷり。
大上戸山到着。
相模山から1時間近くを要する。
3
7/22 12:29
大上戸山到着。
相模山から1時間近くを要する。
これから下る尾根。
3
7/22 12:37
これから下る尾根。
大上戸の泊り場。
20メートルくらい下ったが水を汲むのはきびしい。
水溜まりはあるのでろ過すればいけるのか?
※あくまで昔の泊り場
3
7/22 12:51
大上戸の泊り場。
20メートルくらい下ったが水を汲むのはきびしい。
水溜まりはあるのでろ過すればいけるのか?
※あくまで昔の泊り場
沼倉山。
1
7/22 13:05
沼倉山。
ここら辺から暑すぎてやばかった。
3
7/22 13:27
ここら辺から暑すぎてやばかった。
この辺りから竹ノ沢へ下る熊狩りの道があったそうだ。
ただ大正時代にはもう使われてなく道跡を見つけるのも困難だったとか。
この道のことを"ヒトデ峰"と複数の文献に記載してある。
3
7/22 13:50
この辺りから竹ノ沢へ下る熊狩りの道があったそうだ。
ただ大正時代にはもう使われてなく道跡を見つけるのも困難だったとか。
この道のことを"ヒトデ峰"と複数の文献に記載してある。
道陸神峰。
その名が示す通りここは三面の人にとって村の境的な山だったらしい。
※これより先はサガミ様の領域とか。
4
7/22 14:09
道陸神峰。
その名が示す通りここは三面の人にとって村の境的な山だったらしい。
※これより先はサガミ様の領域とか。
道陸神峰直下の避難小屋。
小屋と言うよりシェルターだ。
2
7/22 14:11
道陸神峰直下の避難小屋。
小屋と言うよりシェルターだ。
水はたっぷり流れていた。
ペットボトルを満たすのに10秒ほど。
ここが使えたので安心した。
5
7/22 14:15
水はたっぷり流れていた。
ペットボトルを満たすのに10秒ほど。
ここが使えたので安心した。
雨量観測計。
ここの点検の方に2回お会いしたことがある(三面小屋で)。
3
7/22 14:23
雨量観測計。
ここの点検の方に2回お会いしたことがある(三面小屋で)。
フトデ峰。
ここより下の標高700メートル付近に長七の熊小屋なる小屋があったらしい。
2
7/22 14:25
フトデ峰。
ここより下の標高700メートル付近に長七の熊小屋なる小屋があったらしい。
三面川まで下りてきた。
暑過ぎる。
小屋の標高は300メートル無い。
3
7/22 15:14
三面川まで下りてきた。
暑過ぎる。
小屋の標高は300メートル無い。
三面小屋到着。
ここで1時間ちょい休憩。
7
7/22 15:21
三面小屋到着。
ここで1時間ちょい休憩。
小屋の中はちょっと汚い。
おそらく利用者の大半が釣り人だからだろう。
釣り人の7割は悪い人間だというデータがある。
7
7/22 15:43
小屋の中はちょっと汚い。
おそらく利用者の大半が釣り人だからだろう。
釣り人の7割は悪い人間だというデータがある。
重い腰を上げ道陸神峰まで約700メートル登り返す。
この登りで果てた・・・
5
7/22 17:04
重い腰を上げ道陸神峰まで約700メートル登り返す。
この登りで果てた・・・
避難シェルターに夢を結ぶ。
11
7/22 19:33
避難シェルターに夢を結ぶ。
2日目スタート。
道陸神峰から。
相模山〜大上戸山。
3
7/23 4:45
2日目スタート。
道陸神峰から。
相模山〜大上戸山。
中山峰。
暑すぎて牛歩状態。
2,5ℓ携行でスタートしたのは完全に失敗。
3
7/23 5:52
中山峰。
暑すぎて牛歩状態。
2,5ℓ携行でスタートしたのは完全に失敗。
沼倉山から大上戸山を望む。
水の心配もあり魔の山に見えた。
2
7/23 6:09
沼倉山から大上戸山を望む。
水の心配もあり魔の山に見えた。
4
7/23 6:42
大上戸の岩場。
4
7/23 6:51
大上戸の岩場。
大上戸山到着。
この時点で水の残りは1ℓちょいとハードモード。
3
7/23 7:02
大上戸山到着。
この時点で水の残りは1ℓちょいとハードモード。
南に目を転ずると上泉山。
新潟側からの登山道計画が上がったのは国立公園指定後。
当初は上泉山を経由するルートも候補のひとつだったが、道陸神峰の辺りまで既に地元の人の道があったため現在のルートになったそうだ。
5
7/23 7:02
南に目を転ずると上泉山。
新潟側からの登山道計画が上がったのは国立公園指定後。
当初は上泉山を経由するルートも候補のひとつだったが、道陸神峰の辺りまで既に地元の人の道があったため現在のルートになったそうだ。
主稜線のスカイラインまでは距離がある。
手前は遠山峰、中央が相模山。
2
7/23 7:12
主稜線のスカイラインまでは距離がある。
手前は遠山峰、中央が相模山。
相模山へ。
登ってはいけない山に見えてくる。
5
7/23 7:35
相模山へ。
登ってはいけない山に見えてくる。
ヘロヘロで相模山を越えた。
この頃から稜線の天候が回復。
4
7/23 8:55
ヘロヘロで相模山を越えた。
この頃から稜線の天候が回復。
善六池。
高橋善六氏は三面登山道伐開のための調査登山の際にはじめて相模山に登頂。
当初は道陸神峰までの約束で案内役を引き受けたが調査隊の説得に渋々応じて登ったらしい。
6
7/23 9:13
善六池。
高橋善六氏は三面登山道伐開のための調査登山の際にはじめて相模山に登頂。
当初は道陸神峰までの約束で案内役を引き受けたが調査隊の説得に渋々応じて登ったらしい。
すっきり晴れ以東岳から狐穴までの稜線が。
三面と大井沢の猟師達は積雪期に以東沢と出谷川を利用し狐穴で情報交換していたと藤島玄氏が書いている。
6
7/23 9:32
すっきり晴れ以東岳から狐穴までの稜線が。
三面と大井沢の猟師達は積雪期に以東沢と出谷川を利用し狐穴で情報交換していたと藤島玄氏が書いている。
北寒江山を射程に。
なんとぶぅさんが頂上で待ってくれていた。
友達のいない俺は思わず泣いた。
5
7/23 9:32
北寒江山を射程に。
なんとぶぅさんが頂上で待ってくれていた。
友達のいない俺は思わず泣いた。
寒江山にて。
大朝日岳もすっきり。
4
7/23 10:22
寒江山にて。
大朝日岳もすっきり。
寒江山を振り返る。
5
7/23 10:51
寒江山を振り返る。
竜門から下山の途へ。
ユーフン〜清太岩と登り返しが地味に切ない。
4
7/23 11:52
竜門から下山の途へ。
ユーフン〜清太岩と登り返しが地味に切ない。
自分は肖像権にうるさいので撮影の際はいちいち声をかけてます。
4
7/23 12:50
自分は肖像権にうるさいので撮影の際はいちいち声をかけてます。
竜門小屋で調達した水1,5ℓはギリギリだった。
6
7/23 14:24
竜門小屋で調達した水1,5ℓはギリギリだった。
無事ゴール。
ぶぅさんありがとうございました。
未来の自分へ・・・夏場はもうやめとけ!!!
5
7/23 14:45
無事ゴール。
ぶぅさんありがとうございました。
未来の自分へ・・・夏場はもうやめとけ!!!
おまけ。
前の週末は飯豊トンネル(ブドウ沢)〜五段山間の僅かな未踏区間を繋いでました。
6
7/17 6:19
おまけ。
前の週末は飯豊トンネル(ブドウ沢)〜五段山間の僅かな未踏区間を繋いでました。
ぶぅさんレポでtoujimaさんが歩いたのを知って、道陸神シェルター泊ピストンかなぁと想像していましたが、三面小屋まで行ったんですね。さすがの健脚です。道陸神でも凄い健脚ですがw
いつも感心するのは、登山道の歴史みたいな知識の豊富さです。藤島玄氏がこういったとか、昔はこういうルートがあったけど廃道になったとか、市販の本でわかるんですか?
やっぱり尾根末端まで行かないと自分で納得できませんでした
古い山の本をちょいちょい集めるのが好きなんですよ。
ヤマレコの無料会員は容量制限があるので、最近はウンチクをだらだら書いてポイント稼いでました
貧しい生活なのでプレミアム会員になるには一食減らさないとです(笑)
両日ともにまさかの奇遇に…とても楽しいかったです♪朝日の神様に感謝です‼︎
私のレポでも貴重なtoujimaさんの後ろ姿が盛りだくさんで反響が大きいです😁
朝日について熱く語れる友達がいないので嬉しかったです
頼まれてもないのに毎年歩いてきましたが、ぶぅさんが後継者となってくれたお陰でようやく肩の荷がおりました(笑)
陰ながら応援しています(笑)
只々すげぇです。
このプランは考えてはいましたが、家庭の事情で今年は恐らく実行不可能のため、指をくわえてレコ拝見させていただきました。
まぁ、実行したとしても恐らくtoujimaさんの様には行かないですけどね(^^;
今年はちょっと難しそうですか・・・
道陸神峰の小屋はぜったいばっけさんの好きなやつですよ
あのシェルターは逃げないので大丈夫です(笑)
去年も歩かれていましたね。新潟県民のかつtoujimaさんのプライドを感じられるレポですね
ぶぅさんのレポとtoujimaさんのレコで二度楽しめた感じがしました
歴史の知識とたまに笑いを効かせるコメントも。釣りひとの7割が〜の下りは本当なんですか!?
前回の黒鴨〜大朝日も今回の日暮沢〜三面小屋も朝日連峰愛が溢れていますね
私も大好きなんですがなぜか今年はまだ一度も歩けていないのです…
資格取得で山はお休みだったんですね。
三面はやっぱり新潟県民が歩かねば示しがつかないなと
ただ今後の後継役をぶぅさんが快く引き受けてくださったんでちょっとほっとしてます(笑)
黒鴨〜大朝日は変化があってすごく楽しかったですよ。
ao_hachiさんの朝日レコに期待!!
いつもすごいなーと感心して記録を読んでいた方とお話ししていたとは!
またどこかでお会いしたらお話させてください。
お話しながら「この人、俺と同じでテーマカラーが青なんだな〜」と思ってました笑
明日もおそらく朝日なんで職場で体力温存してましたよ
あの尻尾の長さは狐でしょうね🦊
道なき道を三面まで案内するのが房吉氏のお家芸だったのでしょうかね?
昭和2年発行の文献の中に相模尾根初踏破の記録が発表されてるのを突き止め根性で手に入れました(笑)
ただの自己満足でしたがbluebluさんのお役にたてたようで嬉しいです。
ちなみに大朝日〜祝瓶山への初踏破も房吉氏が案内役だったのでまさにレジェンド案内人!!!
それとやっぱり熱いのが"朝日岳表登山口"の石碑ですね。
あれのキーホルダーが出たら欲しいですもん(笑)
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