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Yamareco

記録ID: 5786405
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

99座目の幌尻岳(幌尻山荘)

2023年08月01日(火) ~ 2023年08月03日(木)
 - 拍手
torauma その他11人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
19:47
距離
29.3km
登り
1,897m
下り
1,894m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:53
休憩
0:35
合計
5:28
8:43
40
9:23
9:28
95
11:03
11:33
158
14:11
2日目
山行
8:33
休憩
0:23
合計
8:56
5:34
107
7:21
7:27
119
9:26
9:27
2
9:56
10:02
13
10:15
10:16
150
12:46
12:54
96
14:30
3日目
山行
4:34
休憩
0:14
合計
4:48
4:25
143
6:48
7:02
94
8:36
8:36
37
9:13
9:13
0
9:13
ゴール地点
お花の名前は、ネット情報等によるもので間違っているかもしれません。
天候 山行1日目:晴れ
山行2日目:曇りでガス多し
山行3日目:曇り
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 飛行機
今回は、福岡空港発の幌尻岳ツアーに申し込みました。
7/31
福岡の住居から福岡空港まで電車・地下鉄
福岡空港から新千歳空港まで飛行機(10:10→12:30)
新千歳空港からひだか高原荘までツアーバス
8/1
ひだか高原荘からとよぬか山荘を経由し第2ゲートまでツアーバス
8/3
第2ゲートからとよぬか山荘・びらとり温泉ゆからを経由し新千歳空港までツアーバス
新千歳空港から羽田空港を経由し福岡空港まで飛行機(17:30→19:10乗換19:45→21:40)
福岡空港から福岡の住居までタクシー
コース状況/
危険箇所等
この山行ルートの核心部分は、想定どおり渡渉でした。
第2ゲート〜取水施設:林道歩きで危険な箇所はありませんが、あぶが多く、虫除け道具が必要です。
取水施設〜幌尻山荘:15回程度の渡渉があります。初見の単独行はリスクが高く相当な技術度を要するかと思います。渡渉用シューズ類が必須ですし単独行ならガイドがいた方がいいでしょう。ヘルメットを被りましたが必須ではないかも。水量や水流次第では相当危険です。
幌尻山荘〜幌尻岳:標高差1000メートル超えで急登もありますが、さほど危険な箇所はありません。あとはこの区間に限りませんが、北カールはヒグマが好む場所らしく注意が必要でしょう。
幌尻山荘:予約が必要ですが、早い時期から手続開始となり予約争奪戦に挑む必要があります。ツアーなどであれば山荘予約やバス・飛行機も手配してくれます。トイレは消灯時間までバイオトイレが使用出来ましたが、その後や早朝は携帯トイレとなります。
携帯電波:山頂域の稜線のみ入ります。なので、とよぬか山荘を過ぎれば、第2ゲートから幌尻山荘まで電波は入りません。
その他周辺情報 山行前日は、ツアー会社手配により、ひだか高原荘に泊まりました。
ひだか高原荘は、温泉付きの宿で夕食は豪華でした。下山後にビール飲みながら打上げで食べたいくらいです。
新千歳空港からの移動は、全てツアー会社手配によるマイクロバス(振内交通のシャトルバス)でしたので、通常運行のシャトルバスには乗りませんでした。また、下山後の着替えなどもバスに預けられました。
下山後の温泉は、びらとり温泉ゆからへとツアー会社によりご案内していただきました。500円(ツアー代金とは別に支払い)。ここでは入湯と昼食をいただきました。今回のルートですと下山後の温泉はここ一択らしいです。
とよぬか山荘でトイレタイム。
2023年08月01日 07:32撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 7:32
とよぬか山荘でトイレタイム。
内見。元は学校だが内装は綺麗。
2023年08月01日 07:34撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 7:34
内見。元は学校だが内装は綺麗。
寝床。いいね。
2023年08月01日 07:35撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/1 7:35
寝床。いいね。
さて、第2ゲートから1日目出発。簡易トイレあり。
ここだけの話し三脚でいつものように自撮りしようかと思っていたが、その余裕が無かった。
2023年08月01日 08:47撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 8:47
さて、第2ゲートから1日目出発。簡易トイレあり。
ここだけの話し三脚でいつものように自撮りしようかと思っていたが、その余裕が無かった。
晴天の中、林道歩き。
林道が少し分かりにくいかな(^_^;)
2023年08月01日 09:42撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 9:42
晴天の中、林道歩き。
林道が少し分かりにくいかな(^_^;)
国定公園
2023年08月01日 10:06撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 10:06
国定公園
ここまで7キロ歩き、残り1キロ。
2023年08月01日 11:00撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 11:00
ここまで7キロ歩き、残り1キロ。
取水施設に到着。携帯トイレ用のブースあり。
この手前の木陰で昼食食べながら、サワーシューズに履き替え渡渉の準備。
2023年08月01日 11:08撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/1 11:08
取水施設に到着。携帯トイレ用のブースあり。
この手前の木陰で昼食食べながら、サワーシューズに履き替え渡渉の準備。
渡渉ルートの開始地点。
なお、ガイドさんの指示を受け、ストックはザックに格納。
あ、足への負担が…(°▽°)
2023年08月01日 11:08撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 11:08
渡渉ルートの開始地点。
なお、ガイドさんの指示を受け、ストックはザックに格納。
あ、足への負担が…(°▽°)
渡渉の格好は悩んだ結果、ズボンは足切り部分を外し登山用タイツのままサワーシューズを履いた。
結果、これが正解だった。
2023年08月01日 11:20撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/1 11:20
渡渉の格好は悩んだ結果、ズボンは足切り部分を外し登山用タイツのままサワーシューズを履いた。
結果、これが正解だった。
まずは、へつり一箇所目。
2023年08月01日 11:46撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/1 11:46
まずは、へつり一箇所目。
その先の水溜まりに、サンショウウオ?
答えは2日後の下山時に判明する。
2023年08月01日 11:48撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 11:48
その先の水溜まりに、サンショウウオ?
答えは2日後の下山時に判明する。
へつり二箇所目。通過後に撮影。
2023年08月01日 11:50撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 11:50
へつり二箇所目。通過後に撮影。
少し川沿いを歩き、いよいよ渡渉開始。
汗をかき暑かったので川の水が気持ち良さげ(^_^)
2023年08月01日 12:03撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 12:03
少し川沿いを歩き、いよいよ渡渉開始。
汗をかき暑かったので川の水が気持ち良さげ(^_^)
最初の渡渉なので、前の登山者がどこを歩いたのかをしっかり肉眼で確認。まだ出だしなので不安の方が大きい。
2023年08月01日 12:03撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/1 12:03
最初の渡渉なので、前の登山者がどこを歩いたのかをしっかり肉眼で確認。まだ出だしなので不安の方が大きい。
こんな感じで渡渉は進んで行く。
2023年08月01日 12:13撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
8/1 12:13
こんな感じで渡渉は進んで行く。
水量が深い、水流が強いポイントでは、ガイドさんや添乗員さんが渡渉棒で補助してくれる。
2023年08月01日 12:20撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
8/1 12:20
水量が深い、水流が強いポイントでは、ガイドさんや添乗員さんが渡渉棒で補助してくれる。
川沿いの岩場なども進みつつ、
2023年08月01日 12:24撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/1 12:24
川沿いの岩場なども進みつつ、
渡渉。
このくらいの水量なら渡渉中でも撮影出来る。
2023年08月01日 12:33撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/1 12:33
渡渉。
このくらいの水量なら渡渉中でも撮影出来る。
ダイモンジソウ
2023年08月01日 12:44撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 12:44
ダイモンジソウ
おっ、出てきた一人づつの橋。
2023年08月01日 12:46撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/1 12:46
おっ、出てきた一人づつの橋。
ここまでで、最高でも膝上くらいの着水。
2023年08月01日 13:03撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/1 13:03
ここまでで、最高でも膝上くらいの着水。
ここの渡渉ポイントは一見分かりづらかった。対岸のピンテはも少し右にあったのだが、水流が弱いここを渡渉した方が良いとの判断だろう。
2023年08月01日 13:13撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/1 13:13
ここの渡渉ポイントは一見分かりづらかった。対岸のピンテはも少し右にあったのだが、水流が弱いここを渡渉した方が良いとの判断だろう。
振り返って見てみると、下山時は、右側の頭上付近の木を目印にし、対岸のピンテを目指せばルートファインディング出来そう。
2023年08月01日 13:14撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/1 13:14
振り返って見てみると、下山時は、右側の頭上付近の木を目印にし、対岸のピンテを目指せばルートファインディング出来そう。
写真では分かりにくいが、水流はさほどではない。
まぁ渡渉ポイントだから当然かな。
2023年08月01日 13:21撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/1 13:21
写真では分かりにくいが、水流はさほどではない。
まぁ渡渉ポイントだから当然かな。
ここら辺はへつりはしないが、川岸を岩場や川の中を進んでいく。渡渉ほどではないが油断すると真ん中の川底がえぐれ水流が強い部分に流される。
2023年08月01日 13:24撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/1 13:24
ここら辺はへつりはしないが、川岸を岩場や川の中を進んでいく。渡渉ほどではないが油断すると真ん中の川底がえぐれ水流が強い部分に流される。
いい夏空だなぁ〜
2023年08月01日 13:26撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 13:26
いい夏空だなぁ〜
この辺りは川辺歩き。
2023年08月01日 13:35撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/1 13:35
この辺りは川辺歩き。
遠くに山が見える。
山頂ではないだろうが幌尻岳の一部に間違いないだろう。
2023年08月01日 13:52撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/1 13:52
遠くに山が見える。
山頂ではないだろうが幌尻岳の一部に間違いないだろう。
この渡渉ポイントは結構深かった。
2023年08月01日 13:52撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/1 13:52
この渡渉ポイントは結構深かった。
この日の最高水位かな。太ももまで着水。
結果、ズボンが濡れるまでの深さは無かった。
2023年08月01日 13:53撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/1 13:53
この日の最高水位かな。太ももまで着水。
結果、ズボンが濡れるまでの深さは無かった。
幌尻山荘が見えてきたところで、最後の渡渉。ここも深く水流が強かった。
2023年08月01日 14:07撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/1 14:07
幌尻山荘が見えてきたところで、最後の渡渉。ここも深く水流が強かった。
かの有名な幌尻山荘に到着。
幌尻岳登頂においては名所の一つ。と思っている。
2023年08月01日 14:11撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/1 14:11
かの有名な幌尻山荘に到着。
幌尻岳登頂においては名所の一つ。と思っている。
トイレ事情。
左側は携帯トイレ用のブース。右側がバイオトイレ。
バイオトイレは消灯時間の19:30まで利用可能。
2023年08月01日 15:05撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/1 15:05
トイレ事情。
左側は携帯トイレ用のブース。右側がバイオトイレ。
バイオトイレは消灯時間の19:30まで利用可能。
ガイドさんと添乗員さんがお湯を沸かしてくれていて、まずは食前にお汁粉でエネルギー補給。
2023年08月01日 15:33撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/1 15:33
ガイドさんと添乗員さんがお湯を沸かしてくれていて、まずは食前にお汁粉でエネルギー補給。
持参のジェットボイルで湯を沸かし、チラシ寿司とミニラーメンの夕食。ご飯は大盛りなので半分残し明日の朝食用に回す。この大盛りチラシ寿司は遠征時の一つのパターンになってきた。
この後、ブルシートの上で皆と歓談しながら、1日目終了。
2023年08月01日 16:22撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/1 16:22
持参のジェットボイルで湯を沸かし、チラシ寿司とミニラーメンの夕食。ご飯は大盛りなので半分残し明日の朝食用に回す。この大盛りチラシ寿司は遠征時の一つのパターンになってきた。
この後、ブルシートの上で皆と歓談しながら、1日目終了。
2日目。
食べ物などは山荘へ持ち込むが、ザックはここに格納するルール。
この日はアタックザックで山頂に向かうので、必要な物を取り出し使用しないザックは格納しておく。
2023年08月02日 05:19撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 5:19
2日目。
食べ物などは山荘へ持ち込むが、ザックはここに格納するルール。
この日はアタックザックで山頂に向かうので、必要な物を取り出し使用しないザックは格納しておく。
では、山頂に向け出発。
序盤急登が続く。
2023年08月02日 05:32撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/2 5:32
では、山頂に向け出発。
序盤急登が続く。
ハイオトギリ
2023年08月02日 07:18撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 7:18
ハイオトギリ
アキノキリンソウ
2023年08月02日 07:19撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 7:19
アキノキリンソウ
命の水への分岐。
皆、水は十分持っているので行かないが、ガイドさんによれば、水場までトラバース気味の険しい登山道とのこと。命の水は緊急用かな。
2023年08月02日 07:26撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/2 7:26
命の水への分岐。
皆、水は十分持っているので行かないが、ガイドさんによれば、水場までトラバース気味の険しい登山道とのこと。命の水は緊急用かな。
標高を上げれば、稜線はガスだった(T-T)
2023年08月02日 07:59撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/2 7:59
標高を上げれば、稜線はガスだった(T-T)
こんな天気は足元のお花に目がいく。ここからしばらくはお花畑が続き美しい( ´ ▽ ` )
チシマフウロウ。
2023年08月02日 08:14撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 8:14
こんな天気は足元のお花に目がいく。ここからしばらくはお花畑が続き美しい( ´ ▽ ` )
チシマフウロウ。
エゾツツジ
2023年08月02日 08:15撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 8:15
エゾツツジ
エゾヒメクワガタ
2023年08月02日 08:16撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 8:16
エゾヒメクワガタ
沢山咲いていたエゾウサギギク。
ガスで水滴が付いて、この日の天気ならではの感じがいいかも(^_^)
2023年08月02日 08:24撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 8:24
沢山咲いていたエゾウサギギク。
ガスで水滴が付いて、この日の天気ならではの感じがいいかも(^_^)
ウメバチソウ。
ピンボケしてた。
2023年08月02日 08:26撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 8:26
ウメバチソウ。
ピンボケしてた。
ムカゴトラノオ。
これもピンボケ。サイズは小さい。
2023年08月02日 08:37撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 8:37
ムカゴトラノオ。
これもピンボケ。サイズは小さい。
エゾイチヤクソウ
2023年08月02日 08:38撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 8:38
エゾイチヤクソウ
イワブクロ
2023年08月02日 08:44撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/2 8:44
イワブクロ
GWの屋久島で実践済みの行動食兼昼食用の柿ピー。
そこそこ腹持ちするし食べ応えはある。もちろんこれ以外にも行動食はある。
2023年08月02日 09:06撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 9:06
GWの屋久島で実践済みの行動食兼昼食用の柿ピー。
そこそこ腹持ちするし食べ応えはある。もちろんこれ以外にも行動食はある。
リンネソウ。
サイズは相当小さい。
2023年08月02日 09:14撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 9:14
リンネソウ。
サイズは相当小さい。
向かうべき山頂はおろか進む尾根はガスで見えず、登りの稜線歩きではずっとこんな感じだった。
晴れていれば素晴らしい景観なんだろうが…
雨が降らないだけマシかな。
2023年08月02日 09:19撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/2 9:19
向かうべき山頂はおろか進む尾根はガスで見えず、登りの稜線歩きではずっとこんな感じだった。
晴れていれば素晴らしい景観なんだろうが…
雨が降らないだけマシかな。
新冠コースとの合流地点。
ガスで見えていないが、ここまでくれば山頂は間近。
2023年08月02日 09:33撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/2 9:33
新冠コースとの合流地点。
ガスで見えていないが、ここまでくれば山頂は間近。
そして幌尻岳に登頂。
99座目クリア( ^ω^ )
残り1座❗️
2023年08月02日 09:45撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9
8/2 9:45
そして幌尻岳に登頂。
99座目クリア( ^ω^ )
残り1座❗️
山頂はガスで真っ白。展望はおろか周辺もわずかしか見えていない。さらには強風で防寒しないと体温が奪われる。
2023年08月02日 09:48撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/2 9:48
山頂はガスで真っ白。展望はおろか周辺もわずかしか見えていない。さらには強風で防寒しないと体温が奪われる。
山頂標識の横のケルン。
2023年08月02日 10:00撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 10:00
山頂標識の横のケルン。
戸蔦別岳へと続く稜線も見えやしない(T-T)
2023年08月02日 10:00撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/2 10:00
戸蔦別岳へと続く稜線も見えやしない(T-T)
山頂標識の裏には、こんな説明文も。
そういや七つ沼カール見たかったなぁ。
2023年08月02日 10:01撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 10:01
山頂標識の裏には、こんな説明文も。
そういや七つ沼カール見たかったなぁ。
オオイワツメクサ。
固有種らしい。ややピンボケ。
2023年08月02日 10:17撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:17
オオイワツメクサ。
固有種らしい。ややピンボケ。
強風だしガスだしで、山頂は長居せず新冠コースの分岐まで戻ってきた。
ここは風が抜ける場所では無いので、山頂に比べ寒くない。
2023年08月02日 10:20撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 10:20
強風だしガスだしで、山頂は長居せず新冠コースの分岐まで戻ってきた。
ここは風が抜ける場所では無いので、山頂に比べ寒くない。
固有種らしい。
2023年08月02日 10:22撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:22
固有種らしい。
ゴゼンタチバナ
2023年08月02日 10:24撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:24
ゴゼンタチバナ
チシマギキョウとミヤマリンドウのコラボ。
2023年08月02日 10:33撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:33
チシマギキョウとミヤマリンドウのコラボ。
イワブクロ
2023年08月02日 10:51撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 10:51
イワブクロ
何とかアザミ。
固有種らしい。
2023年08月02日 11:02撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 11:02
何とかアザミ。
固有種らしい。
ヨツバシオガマ
2023年08月02日 11:07撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 11:07
ヨツバシオガマ
ハクサンチドリ
2023年08月02日 11:10撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 11:10
ハクサンチドリ
エゾウサギギクが沢山咲く北カール方面。
ガスが少し薄れてきた。
2023年08月02日 11:28撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 11:28
エゾウサギギクが沢山咲く北カール方面。
ガスが少し薄れてきた。
チシマフウロウ
2023年08月02日 11:44撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 11:44
チシマフウロウ
ミヤマダイコンソウ
2023年08月02日 11:47撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/2 11:47
ミヤマダイコンソウ
お花畑で戯れている間に、ガスが時折抜け出す。
2023年08月02日 11:48撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 11:48
お花畑で戯れている間に、ガスが時折抜け出す。
北カールが見え始めた( ^ω^ )
2023年08月02日 11:49撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 11:49
北カールが見え始めた( ^ω^ )
下の方も見える。
2023年08月02日 11:54撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 11:54
下の方も見える。
山頂方面の尾根道が見え始めるが、どうも山頂や稜線はガスが抜けない。
2023年08月02日 12:08撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 12:08
山頂方面の尾根道が見え始めるが、どうも山頂や稜線はガスが抜けない。
それでも幌尻岳の肩付近が見える瞬間もある。
2023年08月02日 12:10撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 12:10
それでも幌尻岳の肩付近が見える瞬間もある。
北カールと幌尻岳❗️も、残念ながら山頂はガスの中だが、今日の天候でこれだけ見えれば十分か。
2023年08月02日 12:10撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 12:10
北カールと幌尻岳❗️も、残念ながら山頂はガスの中だが、今日の天候でこれだけ見えれば十分か。
戸蔦別岳方面。
2023年08月02日 12:11撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 12:11
戸蔦別岳方面。
朝歩いてきた稜線も下山時にはだいぶ見えるようになった。
2023年08月02日 12:12撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 12:12
朝歩いてきた稜線も下山時にはだいぶ見えるようになった。
幌尻山荘がある谷間。
これから急登を下って行く。
2023年08月02日 12:17撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 12:17
幌尻山荘がある谷間。
これから急登を下って行く。
命の水の分岐まで下ってきた。
2023年08月02日 12:57撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 12:57
命の水の分岐まで下ってきた。
8月になったばかりというのに、早くも紅葉が始まった模様。
2023年08月02日 13:55撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 13:55
8月になったばかりというのに、早くも紅葉が始まった模様。
ヒグマの爪痕。
2023年08月02日 14:13撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 14:13
ヒグマの爪痕。
幌尻山荘に戻ってきた。
この日の行動は終了。
2023年08月02日 14:39撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 14:39
幌尻山荘に戻ってきた。
この日の行動は終了。
こんな奥深い渡渉が必要な山小屋で、こんなにも色々な物を売ってて珍しい。ってか荷上げ大変だろうに凄い。
2023年08月02日 15:04撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 15:04
こんな奥深い渡渉が必要な山小屋で、こんなにも色々な物を売ってて珍しい。ってか荷上げ大変だろうに凄い。
では、登頂を成し遂げたということで、この旅始まってのビール🍺
共に山頂を踏んだツアーメンバーと乾杯( ^ω^ )
2023年08月02日 15:07撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 15:07
では、登頂を成し遂げたということで、この旅始まってのビール🍺
共に山頂を踏んだツアーメンバーと乾杯( ^ω^ )
2日目の夕食。湯を沸かし、山菜おこわとミニラーメン。
この後、ガイドさんが作ったプリンもいただきました( ^ω^ )美味🍮
この日もしばしここで歓談し、2日目終了。
2023年08月02日 16:24撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/2 16:24
2日目の夕食。湯を沸かし、山菜おこわとミニラーメン。
この後、ガイドさんが作ったプリンもいただきました( ^ω^ )美味🍮
この日もしばしここで歓談し、2日目終了。
3日目。
天気予報を考慮し予定より早く出発することになった。
幸いにして雨降らずパッキングや出発準備がやり易かった。
二日間お世話になった幌尻山荘、ありがとう(^人^)
2023年08月03日 04:15撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 4:15
3日目。
天気予報を考慮し予定より早く出発することになった。
幸いにして雨降らずパッキングや出発準備がやり易かった。
二日間お世話になった幌尻山荘、ありがとう(^人^)
早朝いきなり渡渉。
序盤から難易度が高い。
2023年08月03日 04:26撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 4:26
早朝いきなり渡渉。
序盤から難易度が高い。
川沿いの川の中を渡渉していく。
油断すると川底の段差で踏み外し落水してしまう。
2023年08月03日 04:43撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 4:43
川沿いの川の中を渡渉していく。
油断すると川底の段差で踏み外し落水してしまう。
ここは水流が強いポイント。
疲労も溜まっているし、早朝で頭と体が覚醒していないので慎重に進まないと危険だ。
2023年08月03日 04:59撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 4:59
ここは水流が強いポイント。
疲労も溜まっているし、早朝で頭と体が覚醒していないので慎重に進まないと危険だ。
ここら辺の渡渉は問題無い。
2023年08月03日 05:02撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 5:02
ここら辺の渡渉は問題無い。
そういや下山時も、登りと同じ格好。
タイツは通常の山用だが、渡渉して濡れても渇きが早い。
2023年08月03日 05:28撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 5:28
そういや下山時も、登りと同じ格好。
タイツは通常の山用だが、渡渉して濡れても渇きが早い。
んで、下山時も太もも付近までしか着水しない。
2023年08月03日 05:30撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 5:30
んで、下山時も太もも付近までしか着水しない。
登りはピンテ通りに岩場をへつったが、下山時は万一滑って川に落ちれば水流激しく危険とガイドさんが判断したのか、岩場の奥で右から左の大岩へ渡渉し、その大岩を乗り越えてきた。
水量が少ないといえども、ガイドさんならではの的確な判断で素晴らしい❗️
単独行なら同じ判断は出来ずピンテ通りに進み難義しただろう。
2023年08月03日 05:46撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 5:46
登りはピンテ通りに岩場をへつったが、下山時は万一滑って川に落ちれば水流激しく危険とガイドさんが判断したのか、岩場の奥で右から左の大岩へ渡渉し、その大岩を乗り越えてきた。
水量が少ないといえども、ガイドさんならではの的確な判断で素晴らしい❗️
単独行なら同じ判断は出来ずピンテ通りに進み難義しただろう。
そして最後の渡渉。油断しなければ問題無い。
皆もここを渡れば一安心。
2023年08月03日 06:18撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 6:18
そして最後の渡渉。油断しなければ問題無い。
皆もここを渡れば一安心。
登る登山者には、このように注意喚起してある。
2023年08月03日 06:21撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 6:21
登る登山者には、このように注意喚起してある。
さて二日前にも水溜まりにいた生き物。
2023年08月03日 06:36撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 6:36
さて二日前にも水溜まりにいた生き物。
エゾサンショウウオの幼生。
別パーティのガイドさんが教えてくれました。
2023年08月03日 06:36撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 6:36
エゾサンショウウオの幼生。
別パーティのガイドさんが教えてくれました。
取水施設が見えてきた。
ここで登山靴に履き替える。
2023年08月03日 06:42撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 6:42
取水施設が見えてきた。
ここで登山靴に履き替える。
後は8キロの林道歩き。ここまでくれば歩いていれば着くから楽勝だろう。
2023年08月03日 07:12撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 7:12
後は8キロの林道歩き。ここまでくれば歩いていれば着くから楽勝だろう。
国定公園の看板を越え、
2023年08月03日 07:57撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/3 7:57
国定公園の看板を越え、
第2ゲートまで残り1キロ。
三日間の疲れもあり終盤はバテ気味だった(*_*)
この後、無事に下山し三日間の行程は終了。
2023年08月03日 09:00撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 9:00
第2ゲートまで残り1キロ。
三日間の疲れもあり終盤はバテ気味だった(*_*)
この後、無事に下山し三日間の行程は終了。
第2ゲートからはバスに乗り、とよぬか山荘にトイレ休憩で寄る。
バッジやシャツなどここでしか買えない記念品も売ってる。運転手さんが着ているポロシャツが格好良くて、同じ物を買った( ^ω^ )
2023年08月03日 10:18撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 10:18
第2ゲートからはバスに乗り、とよぬか山荘にトイレ休憩で寄る。
バッジやシャツなどここでしか買えない記念品も売ってる。運転手さんが着ているポロシャツが格好良くて、同じ物を買った( ^ω^ )
びらとり温泉ゆからで三日間の疲れと汚れを落とす。
そして、メンバーとビールで乾杯🍺超美味い( ´ ▽ ` )
この後、昼食に平取牛を食べた。こちらも美味( ^ω^ )
2023年08月03日 11:52撮影 by  RICOH WG-80, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/3 11:52
びらとり温泉ゆからで三日間の疲れと汚れを落とす。
そして、メンバーとビールで乾杯🍺超美味い( ´ ▽ ` )
この後、昼食に平取牛を食べた。こちらも美味( ^ω^ )

装備

個人装備
長袖シャツ 半袖シャツ アンダーシャツ アームカバー ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 川用靴下 夏用グローブ ダウンジャケット(使用せず枕に利用) 雨具 日よけ帽子 着替え(小屋着用) サワーシューズ テント用ザック ザックカバー アタックザック 昼ご飯(白米大 チラシ寿司具 山菜おこわ 赤飯 リゾット ミニラーメン2) 行動食(柿ピー4 栗羊羹2 ソイジョイ4 アミノゼリー お汁粉2 レーズン アンパン) 飲料(ペチャポリ1ℓ ペット2本) ジェットボイル ガス(北海道で購入) 地図 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 三脚 シェラフ ヘルメット 携帯トイレ(大1 小1) 充電器
共同装備
ガスコンロ

感想

百名山の中でも最難関と言われる幌尻岳。
一番王道ルートだと考えていた渡渉して幌尻山荘から登るルートを選択。
しかし、単独行での渡渉はリスクが高いと判断し、トラベルギャラリーのツアーに申し込んだ。

実は、1年目はコロナでツアー中止、2年目は大雨で登山口までの道路が寸断され出発前日にツアー中止、3年目でようやく挑戦する事が出来た。

結果から言うと、今回無事に登頂し百名山99座目となり、残りあと1座となった。
ただ残念ながら山頂はガスで展望無く、強風で寒くのんびりすることは叶わなかった。
むしろ、山頂の気象条件の中、山頂目前で撤退とならずに良かったぐらいだろう。
幸いにして、山頂から下山中の稜線沿いで、ガスが抜け出し北カールの展望を望む事が出来て、何となく幌尻岳の山域を味わえた。

一方、このルートの本題である渡渉だ。
場所によっては太もも付近まで川に入り、油断すれば水流に足が取られそうになる。
それでも、渡渉した二日間は雨も降らず、ガイドさんによれば渇水状態で水量は少ないそう。
ルートファインディングは、ピンテを辿れば出来そうだが、日々変化する水流のどこが一番リスクが少ないか見分けがつかない。
となるとこのルートでは、やはりガイドが必須だろう。
渡渉の危険ポイントでは、ガイドさんや添乗員さんが川で補助してくれた。ありがたい(^人^)
ちなみに、7月前半ともなれば、雪溶け水で冷たく水量は腰まで達することもあるようだ。

あと行程の最終日は、早朝に幌尻山荘を出発し、その日中に福岡まで戻ってくるというのが、凄いなというか頑張れば奥深い山中から一日で帰って来れるんだなと。
まぁ、二週間前も、北アルプスの薬師沢小屋から一日で帰ってきたが(^_^;)
今回は、車の運転が無く楽できたけど。

今回、幌尻岳全体の山容や山頂からの絶景を見ることは叶わなかったが、無事99座目をクリア出来たし、渡渉リスクや幌尻山荘手配など諸々の点の困難さなどを考えると、登り終えたばかりの今は再度チャレンジする気はないかな。
ただ、ガイドさんから、別ルートのチロロから登頂するコースだとハードらしいが稜線沿いで展望が良いと勧められたので、百名山制覇が終われば、いつの日かそれをチャレンジし幌尻岳の展望リベンジをしてみよう。

ところで今回百名山の最難関と言われる幌尻岳を登り終えたが、全てを自分で企画し手配していないので達成感を普段ほど感じていない。
他方、ツアー登山者全員の切望や不安が混じった渡渉と登頂を一緒に成し遂げたので、いつもに無い一体感を感じられた。
初めてのツアー登山経験であったが、中々良かったので登る山によっては利用してみたい。
ただ今回のツアー代金も相応に高かったので、同様のケースでの利用は厳選して考えねば。あとは年老いて単独で遠征する場合に利用するとか。
余談だが、今回のツアー登山者10名の中では最若年者であったと思われる。中には定年を迎え引退後に参加された方もいた。

99座を終え、残り1座となったが今のところその実感はあまり無い。
最後の立山に向け、登山の先輩方に一緒に登ってもらべく日程調整や行程・山行プランなどを進めていくと、おそらく最後の百名山制覇に向けて気持ちが高ぶって来るのだろう。
これまでの多くの単独行遠征とは異なり、複数人遠征ともなれば企画と手配、そして調整時間も要するので、制覇は2024年の予定である。
それに達成記念の垂れ幕的なものも作らないといけないしね。

最後に、今回最難関の渡渉ルートによる幌尻岳登頂を、一度の実践でクリア出来たことは、ガイドのタカダさん、添乗員のヤマゾエさん、一緒に登った登山者の方々のお陰である。そして幌尻山荘の管理人の方々など、多くの方にお世話になり、この場を借りて皆様にお礼を申し上げたい。
ありがとうございましたm(_ _)m

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無雪期ピークハント/縦走 日高山脈 [日帰り]
幌尻岳(額平川)
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技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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