意外と大変畦ヶ丸 西丹沢VC-加入道山-畦ヶ丸 周回 + 本棚・下棚 滝巡り

2023年08月03日(木) [日帰り]

• GPS: 10:16
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,491m
• 下り: 1,484m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 1:41
• 合計: 10:13

距離 17.5km 登り 1,491m 下り 1,496m

6:44 西丹沢ビジターセンター
6:50 ツツジ新道入口
7:09 用木沢出合
7:13 手沢
7:23 水元沢
7:31 7:37 トリキ沢
7:43 7:45 大石沢
7:56 7:58 ヌタ小屋沢
8:07 ザレノ沢
8:48 8:50 白石滝（大理石の滝）
9:07 篠大慈沢
9:36 9:54 白石峠
10:04 1345m分岐
10:19 10:20 加入道避難小屋
10:25 10:34 加入道山
10:43 1345m分岐
10:50 10:53 白石峠
11:11 水晶沢ノ頭
11:21 ナメクラ沢ノ頭
11:43 11:54 シャガクチ丸
12:09 12:17 バン木ノ頭
12:43 12:49 モロクボ沢ノ頭
13:14 13:30 畦ヶ丸避難小屋
13:33 畦ヶ丸
14:29 14:30 善六ノタワ
15:26 15:36 本棚
15:54 16:00 下棚
16:57 西丹沢ビジターセンター

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢VCに駐車（無料）
平日なので7時前到着でも1台のみ

コース状況／危険箇所等

ヒルの季節はヒルよけを。
ヒル下がりのジョニー（ヒル避け）で襲われないまま無事下山。
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全域でアブ、ブヨ等が飛び回っているので、虫よけも必須。
休憩時にも飛んでくるのでゆっくりできない。虫が嫌いな人は夏季は厳しい。
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全域が東海自然歩道につきよく整備されており、看板も多数。
一部難易度の高い場所はあるが、初心者でなければ問題なし。

コース全域で眺望はほとんど無し。

■西丹沢VC〜用木沢出合〜林道終点
ほぼ舗装路歩き。危険箇所なし。

■林道終点〜白石の滝〜白石峠
渡渉を繰り返すものの橋があるので難易度は低い。白石峠直下のエリアは最も傾斜がきつくこのコースの核心部。看板、階段等よく整備されているので歩きやすい。

■白石峠〜加入道山
危険箇所なし。

■白石峠〜モロクボ沢の頭〜畦ヶ丸
アップダウンの多い稜線歩き。地味に堪えるので健脚向き。
畦ヶ丸周辺は痩せ尾根、崩落地があるものの整備されている。

■畦ヶ丸〜善六のタワ〜本棚沢出合
善六のタワまでは歩きやすい尾根。善六のタワを越えると傾斜がきつくなる。

■本棚沢出合〜西丹沢VC
渡渉が続くエリア。ほとんど橋があるが、何箇所が橋がなく渡渉点を決める必要がある。また、ピンクテープが誘導されるが迷いやすいところがあるので注意。

写真

8/3 6:29

駐車場はガラガラ！昼下がりのジョニー（ヒルよけ）を噴射して登山開始。
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8/3 6:47

まずは用木沢出合に向けて林道歩き。夏の空！ここから見えるのは大室山。

8/3 6:50

ツツジ新道への分岐。通過。

8/3 7:08

用木沢出合分岐。今日は白石峠なのでこのまま林道（左）へ。右は犬越路に行きます。

8/3 7:21

左のいい感じの橋は渡らずに右の林道へ。

8/3 7:23

舗装はされていますが、ほぼ廃林道。

8/3 7:31

堰堤を登り切ると林道終点。ここからは完全な山道。ここで休憩しました。

8/3 7:31

トリキ沢を渡って先に見える橋へ。

8/3 7:38

コダックも山登り。

8/3 7:40

このあたりからは渡渉が連続します。白石峠までの道ではすべての渡渉点に橋が架かっています。

8/3 7:41

渡る！

8/3 7:41

なんだか人工的な並木道。堰堤を右岸から巻いて上へ。

8/3 7:44

橋で渡渉からの堰堤を左岸から巻きます。

8/3 7:48

ピンクテープによる目印が多いのでRFの参考に。

8/3 7:51

橋だらけ！楽しいです。揺れますが。苦笑

8/3 7:52

新しい橋が古い橋の上に。よく整備された道です。

8/3 7:58

カエルさん出現！この後もたくさん出てきてくれました。

8/3 8:01

渡渉を繰り返して高度を上げます。このあたりで約840m。

8/3 8:07

次の堰堤は左岸から巻くルート。

8/3 8:09

シカ！シカでしたー！

8/3 8:12

最後の堰堤。

8/3 8:21

ここから沢を離れ山腹へ。隣の沢に向かって尾根を越える感じです。

8/3 8:34

白石の滝。音はしますがほぼ見えませんw
登山道に全く人がいないので、ここで堂々と休憩。

8/3 8:52

篠大慈沢へ下りてきました。

8/3 8:54

すぐにテーブルが！ここで休憩した方が良かったw

8/3 8:59

道がわかりにくいのですが、これでもかというくらいピンクテープがああるところへ。

8/3 9:05

木道エリア。この辺に水場があったと思いますが、見逃しました。

8/3 9:08

沢の源流に近づき、ほぼ水はありません。渡渉して左岸へ。

8/3 9:16

このあたりから沢の源流を登り詰め、白石峠へ最後の登り。

8/3 9:20

階段階段で高度を上げます。最も急登のエリア。

8/3 9:42

白石峠に到着！眺望はありませんが、ここで休憩しました。

8/3 9:58

白石峠上からの眺望。このコースでも数少ない眺望の良いポイントです。奥は蛭ヶ岳、手前が檜洞丸。

8/3 9:58

ゆるめの登りで加入道山へ。

8/3 9:59

トカゲ！今回は色々ないきものがいました。

8/3 10:16

加入道山の山頂。眺望はありません。また、アブ等がすごいのでなかなか大変です。

8/3 10:18

加入道山避難小屋。とてもキレイな小屋。

8/3 10:53

加入道山を後にして縦走へ。白石峠先は稜線歩き。

8/3 11:00

白石峠先の1,307mピークからの下りにて。夏の山ですね〜。

8/3 11:03

鹿柵沿いを行きます。

8/3 11:09

水晶沢の頭。ベンチあります。さすが東海自然歩道。

8/3 11:30

鹿柵沿い。白石峠〜モロクボ沢の頭の間はやや単調で同じようなエリアが続きます。

8/3 11:32

なんかの実。

8/3 11:41

痩せ尾根もありますが、危険なほどではないです。

8/3 11:44

シャガクチ丸。何もありませんがタヌキがいたらしいです。苦笑

8/3 12:05

地味なアップダウンが多く、けっこう足に来ます。結構下って結構登る。

8/3 12:08

バン木の頭。右に進むと見せかけて左なので要注意。

8/3 12:09

ここから道志の方にも下れるようです（VR）。

8/3 12:45

モロクボ沢の頭。アップダウンが多くて疲れるのでちょいちょい休憩。

8/3 12:50

モロクボ沢の頭からもアップダウン。

8/3 12:51

富士山方面！残念ながら雲の中。

8/3 12:54

痩せ尾根。

8/3 12:55

唯一？の鎖場。なくても登れますが、あると楽、という感じです。

8/3 13:08

崩壊地。モロクボ沢の頭から畦ヶ丸間はやや険しい様相。

8/3 13:13

畦ヶ丸へ到着！と思ったら、山頂はここからまだ100mほど先で、ここは避難小屋。

8/3 13:14

避難小屋の中は気温27℃。

8/3 13:15

これはかなりキレイな小屋の部類に入るのでは？
風を求めて外で休憩しましたが、窓を開ければ涼しいかも。

8/3 13:29

頂上は意外と遠いです。見えません。

8/3 13:32

畦ヶ丸山頂に到着！眺望はありません。

8/3 13:33

やっと登れました。

8/3 13:35

避難小屋で散々休憩したので山頂はすぐに後にしました。ここから善六のタワまでは比較的緩やかな下りです。

8/3 13:40

あるきやすく快適なエリア。

8/3 13:59

おそらく隣の権現山。

8/3 14:12

腕立て伏せの木。

8/3 14:23

ここから右に下るのでここが善六のタワかーと思ったらここではありませんでしたw

8/3 14:30

こちらが善六のタワ。眼の前の山にちょっと登りますが、すぐ右手山腹にルートが逸れ、下山ルートに入っていきます。

8/3 14:33

下山はひたすら杉林の中を下ります。

8/3 14:39

根っこ尾根で歩きやすいのですが、そこそこの下り。

8/3 14:43

なかなかの下り。

8/3 14:46

沢に降りてきましたがまだ水はありません。

8/3 14:49

沢から尾根を越えて沢へ。こういうルートは定番の高巻きなので細い道が続きます。

8/3 14:53

沢を越えて次の尾根へ。このあたりからザレザレ帯が多いので、油断すると危ないです。あと、雨の日は大変かなと。

8/3 14:56

木のトンネル。鍋割山からの下りに似ているなと思いました。

8/3 14:59

沢に下りる手前にベンチ。登りなら休憩適地かなと。

8/3 15:09

沢に下りてきました。ここからは沢の中を自由に下ります。

8/3 15:11

なかなか自由な道なので、初心者には難しいかも。

8/3 15:17

本棚沢？出合。休憩適地です。ここで看板を見て本棚はルート上にないことを知りました。そんなに遠くないので行ってみることに。

8/3 15:23

本棚に向かう道にある湧水。

8/3 15:24

本棚へは沢を遡行します。整備された登山道ではないのでやや慣れと技術が必要。

8/3 15:25

本棚に向かうにはここが難所。右岸からは行けそうでいけません。左岸に渡って左岸から詰めていきます。

8/3 15:28

やっと見えました！かなり近くまで来ないと正面の滝しか見えません。本棚は左に隠れてます。

8/3 15:37

滝壺に向かうにはこの岩を越えて右の方へ登ります、。

8/3 15:33

落差60m。圧巻！

8/3 15:44

さて戻って下山を続けます。

8/3 15:47

小さな滝がちらほら。

8/3 15:47

渡渉を繰り返しながら高度を下げます。

8/3 15:50

下棚沢出合。なんと下棚もルート上にはないので、またしてもザックをデポして滝見学に。

8/3 15:53

本棚にいくルートよりは難易度低いです。

8/3 15:54

こちらは美しい感じの滝！

8/3 15:56

下棚。こちらもなかなかの落差です。

8/3 15:56

滝壺！

8/3 15:59

どう撮影しても実際のすごさが伝わらないのです(^o^;)

8/3 16:10

だいぶ下りてきました。定期的にベンチ。

8/3 16:18

また橋。しかしよく見ると、、、

8/3 16:18

橋が動いちゃって対岸に繋がってません。橋の途中から岩に乗り換えて渡渉しました。

8/3 16:20

したから見るとこんな感じです。

8/3 16:24

堰堤を越えて階段で堰堤の下へ。

8/3 16:27

まだまだ渡渉を繰り返します。

8/3 16:30

ここは橋がありませんが、中洲にピンクテープがあります。渡りやすいところで渡ります。

8/3 16:36

水がないので楽勝ですが、水があると大変かも。

8/3 16:37

堰堤を越えると林道が！と思ったらすご終わりましたw

8/3 16:39

何やら広い場所に。

8/3 16:41

ここも橋が無い場所があったのですが、せっかくなので水に入って渡ってみました。冷たい！

8/3 16:42

透明度がすごいです。あと、オタマジャクシがすごいですww

8/3 16:53

憧れの西丹沢VCの橋が見えてきました。38人までOK！

8/3 16:55

橋の上から大室山。

いいアプリを見つけたのでテスト使用中。

角度がつけば傾斜がわかりやすいかも？

下に45度傾いて撮影。という情報がないと平地の写真。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

iPhone 13 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 カメラ ゲイター 予備靴ひも

感想

koitan

我が家にある実家から受け継いだ古い絵地図「丹沢・大山絵図」。その中央部に描かれているのが畦ヶ丸。やたらと地図で目立つので登ろうと言い続けて早何年、やっと登れました。

夏なので暑さを心配したものの、ほぼ全域が木陰なのでさほど暑くなく、また、1,000mを超えればそこそこ涼しいので暑さには悩まずにすみました。ただし水分消費量は一人あたり1.5Lです(^o^;)

稜線上はアップダウンが多くやや堪えたものの、登り・下りセクションは水と戯れることができる楽しいルートでした。特に畦ヶ丸からの下りで立ち寄った本棚、下棚は圧巻。一見の価値ありです。逆回りで午前中の早い時間に見るよりも、疲れて下ってきてから見たほうが感動が大きいような気がしました。

アブ、ブヨが多く眺望がほぼ無し。実に丹沢らしい良い山でした。