広河原->肩ノ小屋(泊)->北岳->間ノ岳->農鳥岳->大門沢小屋(泊)->奈良田

2023年08月10日(木) ~ 2023年08月12日(土)

• GPS: 24:42
• 距離: 29.0km
• 登り: 2,884m
• 下り: 3,563m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 3:26
• 合計: 8:46

距離 7.0km 登り 1,749m 下り 267m

9:44 広河原インフォメーションセンター
9:45 9:46 広河原・吊り橋分岐
9:49 9:50 旧広河原山荘
10:07 白根御池分岐
10:36 10:42 第一ベンチ(1880ｍ)
11:02 11:08 第二ベンチ(2059ｍ)
11:43 12:08 白根御池小屋
13:36 13:42 草すべり分岐
13:54 14:04 小太郎尾根分岐
14:33 16:08 北岳肩ノ小屋
16:37 16:44 両俣分岐
17:17 17:59 北岳
18:16 18:23 両俣分岐
18:30 北岳肩ノ小屋

2日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 1:32
• 合計: 10:53

距離 12.8km 登り 943m 下り 2,247m

5:22 北岳肩ノ小屋
5:37 5:38 両俣分岐
5:57 6:02 北岳
6:20 6:21 吊尾根分岐
6:36 6:37 トラバースルート分岐
7:00 7:25 北岳山荘
8:08 8:10 中白根山
9:18 9:24 間ノ岳
10:31 10:56 農鳥小屋
12:07 12:08 西農鳥岳
12:39 12:45 農鳥岳
13:19 13:38 大門沢下降点
16:15 大門沢小屋

3日目

• 山行: 3:27
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:40

距離 9.2km 登り 191m 下り 1,088m

6:27 大門沢小屋
7:52 8:02 大古森沢出合
8:30 8:32 早川水系発電所取水口
8:53 森山橋
9:27 大門沢ゲート
9:47 9:48 奈良田駐車場
9:58 奈良田バス停
10:04 奈良田湖バス停
10:07 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

行き：奈良田湖バス停->広河原
帰り：奈良田湖駐車場

写真

8/10 8:14

奈良田湖バス停横の駐車場に停めました。結構空きがありました

8/10 8:18

8:40のバスに乗ります。平日のせいか席に少し空きがありました

8/10 9:38

広河原インフォメーションセンターに到着。とても綺麗な案内所でした

8/10 9:45

吊り橋を渡って出発です。テント泊装備でザックは総重量15kgとなっています

8/10 10:59

なかなかの急登を進んでいきます。とはいえとても整備されており気持ちよく登れました

8/10 11:31

後方には鳳凰三山が見える状態で登っていきます

8/10 11:48

白根御池小屋に到着です。ホテルのように綺麗な山小屋でした

8/10 11:52

ここでコンビニ飯昼ご飯いただきます

8/10 12:20

白根御池のバックに鳳凰三山

8/10 13:28

北岳がラスボスっぽくそびえたっているのが見えます

8/10 13:30

雲が晴れて薬師岳、観音ヶ岳、地蔵ヶ岳の鳳凰三山すべてが見えました

8/10 13:58

小太郎尾根分岐で甲斐駒ヶ岳が見えました！雪が積もってなくても白い山肌でとても目立ってます

8/10 13:59

稜線まで出ると、仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳が目の前に現れます。ここまでの登りの苦しさが吹き飛びます

8/10 14:04

絶景の稜線をどんどん登っていきます。結構疲れていると思うのですが、景色を楽しみながら自然と足が進んでいきます

8/10 14:29

肩ノ小屋のテント場に到着です。絶景が楽しめそうなサイトがたくさんあります！テンション上がってきます

8/10 14:37

小屋で受付を済ませます。平日はテント泊1500円のみでしたが、土日はテント泊代2000円のほかに1名1500円がかかるとのこと・・・あと水も1リットル200円します

8/10 15:16

テントの出口から仙丈ケ岳が見えるエリアを確保できました。

8/10 15:35

風が吹くとちょっとヤバそうなのですが・・・他にもテント張っている人がいるので大丈夫かな

8/10 15:35

ガイロープを持ってくるのを忘れてしまった！ペグの上に多めに石を乗せましたが・・・一抹の不安を抱えることになりました

8/10 16:20

時間に余裕があったのでちょっと北岳まで行ってみよう！ということで、ご近所のテントの方とビールを買い込んで出発です。

8/10 16:51

偽の頂上に2回ほど騙されました・・・

8/10 17:03

この先が本当の北岳頂上！その先には北岳山荘と気持ちの良さそうな稜線が見えます。明日が楽しみです

8/10 17:20

北岳の山頂に到着！

8/10 17:33

頂上で乾杯です。とはいえ結構寒くて凍えました

8/10 17:30

富士山もだいぶ顔を出してくれました

8/10 17:56

白峰三山の稜線が見えます。遠くから見ると楽そうに見えますが・・・

8/10 18:34

有名？な北岳にきただけ写真

8/10 18:38

幻想的な日没の風景を楽しみます

8/10 19:25

結構風が吹いており、テント内で夕食をとりました

8/11 4:37

夜中じゅう、かなり風が吹き荒れてテントがひしゃげる状態が続いてました。いつ飛ばされてしまうかとヒヤヒヤしてあまり眠れませんでした。深夜ペグの上の石をかなり増強しました。ということで、なんとか無事朝を迎えることができました。

8/11 4:46

朝ごはんは梅がゆとチョコバーにしました

8/11 5:02

甲斐駒ヶ岳の向こう雲海の上に八ヶ岳も見えます

8/11 5:02

鳳凰三山の向こうから日の出です

8/11 5:02

朝焼けの北岳

8/11 5:02

朝焼けの仙丈ケ岳

8/11 5:36

朝日が昇る中、北岳に向けて出発です

8/11 6:00

北岳頂上に到着です

8/11 6:00

富士山ドーン！

8/11 6:02

鳳凰三山、その向こうは金峰山でしょうか

8/11 6:08

北岳を後にして先に進みます。結構険しい下りです

8/11 6:39

北岳山荘が近づいてきました。その向こうには間ノ岳がそびえてます

8/11 6:56

北岳山荘に到着です。富士山が綺麗です

8/11 7:20

北岳山荘は機能性重視の質実剛健な山小屋です。トイレもなにか冷凍庫のような感じ

8/11 7:53

雷鳥の親子がいて人だかりになってました。人気者ですねー

8/11 7:53

振り返ると北岳ドーン！

8/11 8:04

中白根山に到着です

8/11 9:20

間ノ岳に到着です

8/11 9:53

間ノ岳からどんどん下って次は農鳥岳です

8/11 10:29

農鳥小屋は閉鎖されてました。あとで聞いたのですが大門沢小屋でテント泊の受付しているそうです

8/11 10:29

振り返ると間ノ岳がそびえたってます

8/11 11:56

西農鳥岳に到着です。ここまででかなり足が疲れてきました。本日中に下山は難しそう・・・とこぼしてたら、トレラン風の方が余裕で奈良田まで行けますよ！とのお言葉をいただき気力を振り絞ります

8/11 11:56

農鳥岳に向けて稜線を進みます

8/11 12:41

農鳥岳に到着。ところどころのピークで休みを入れながら進んでいるのですが、だんだん足の裏が痛くなってきました・・・これはヤバいサインです

8/11 13:22

大門沢下降点に到着です。この時点でまだ奈良田までの下山をあきらめてなかったのですが・・・

8/11 14:24

景色もなくひたすら続く危険な下りで2度大きく転んでしまい、心が挫けてしまいました。大門沢小屋でのテント泊に気持ちを切り替えて、セーフモードでゆっくり降りていくことにしました

8/11 15:06

沢が見えるところまできて若干緩やかになったような・・・でもちょこちょこ難所が続くので気を引き締めながら進みます

8/11 16:43

なんとか無事大門沢小屋に到着しました。ここから3時間で奈良田湖に着けるとのことですが、テント泊1000円ということで無理せず明日下山にします

8/11 17:18

夕飯は売店のおでんと残り食材すべてを投入です。下山でお会いしたハイカーさんたちと晩酌を楽しみました。大門沢小屋は大勢のハイカーさんで大賑わいでした。山の経験豊富な方が多いような印象でした（手ぬぐいやTシャツが有名どころの山小屋グッズ）

8/12 6:20

ぐっすり眠れてすがすがしい朝を迎えました。やはり一晩休んで正解でした。食料は非常食のみとなってしまったのですが、シャリバテしないようにペース配分しながら食べるようにします

8/12 6:23

小屋から出たとたんにロープで降りるような急斜面の下りが始まります。まったく気が抜けないです。昨夕は本当に無理しないでよかった・・・

8/12 6:31

かなりこわい橋がいくつかありました。ロープの意味がよくわかりませんw

8/12 6:41

このパイプの回廊もギシギシ音を立てて怖かった・・・

8/12 6:46

この木の橋もロープは意味がありません。平衡感覚が重要です

8/12 6:57

途中、浅い川の中をずっと進むところがあります。とても気持ちが良かったです

8/12 7:00

川の中を進んでいきます

8/12 8:29

この橋は本当に怖かったです。橋げたがバコバコ凹むのでとにかく足早に進みます。結構揺れるのでスリル満点でした。

8/12 8:31

8/12 8:46

途中、工事現場の箇所を進むようになっています。ここまで来るとあとは林道をずっと進むのでハイキング気分です

8/12 8:53

8/12 9:29

大門沢ゲートに到着です。ここからは車道を進みます

8/12 10:04

奈良田湖に到着です

8/12 10:06

駐車場に到着。ところどころ空きがありました

撮影機器：

iPhone 11 Pro Max Apple

感想

なべ

南アルプス白峰三山を無事縦走できて一安心しております。3日間天気に恵まれて絶景を堪能できました。初日、広河原ー＞肩ノ小屋までは余裕を残せたのですが、二日目はテント泊装備の重みが祟ったのか、農鳥岳の付近まででかなり足を消耗し、大門沢下降点からの下りで本当に足が棒になってしまいました。それでも意地でも奈良田までの下山をするか大門沢小屋での追加テント泊かずっと考えながら進んでたのですが、大門沢小屋の賑やかな雰囲気でテント泊を選択しました。小屋の雰囲気は客層が山のベテラン風の方が多くてとても濃い感じでしたw　またこの時期に来てみたいです。ということで追加で1泊して足も回復し気持ちよく下山できました。余裕をもって登山することの重要さを学んだ山行でした。