富士山 田子の浦-村山古道-剣ヶ峰

2023年08月20日(日) ~ 2023年08月22日(火)

• GPS: 37:10
• 距離: 62.5km
• 登り: 4,196m
• 下り: 2,694m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 1:53
• 合計: 9:43

距離 23.5km 登り 492m 下り 9m

9:05 スタート地点
9:43 9:59 鈴川の富士塚
11:23 11:24 吉原宿 左富士
11:35 11:36 平家越
11:46 11:52 吉原本町駅
12:17 13:06 日吉浅間神社
13:15 東海道14宿吉原宿道標
13:20 木の元公園
13:24 西木戸跡
13:42 富知六所浅間神社
14:35 15:05 広見公園トイレ
15:27 15:28 村山古道 道標１ 左むら山道
15:50 16:02 釈迦堂
16:11 村山古道 道標２ 左むら山道
16:15 村山古道 ラストコンビニ(閉店)
16:19 16:20 村山古道 道標３ 左むら山道
16:40 みゆき食堂
16:49 16:50 村山古道 道標４ 左村山道
17:18 村山古道 道標５ 左村山道
18:06 村山古道 道標(新設) 右村山道
18:32 18:33 村山古道 道標６ 左村山道
18:36 18:37 村山古道 道標７ 左むら山道
18:47 歴代上人供養塔
18:52 村山浅間神社

2日目

• 山行: 10:29
• 休憩: 3:54
• 合計: 14:23

距離 23.7km 登り 2,221m 下り 220m

18:52 村山浅間神社
4:49 4:50 山本商店
5:03 5:04 石畳入口
5:18 四辻
5:27 馬頭観世音
5:57 6:00 五辻
6:22 6:32 村山道−林道富士裾野線交点
7:06 7:08 北井久保林道交点
7:15 7:30 札打場跡の大ケヤキ
8:28 9:30 村山道−天照教林道交点
10:34 10:35 馬頭観世音
11:03 11:17 大淵林道・村山古道交差
11:41 11:47 中宮八幡堂
11:50 12:00 井戸跡
12:01 12:08 中宮八幡堂
12:09 12:10 井戸跡
12:14 中宮八幡堂
12:35 12:38 西河原跡
12:41 12:47 富士山スカイライン（周遊）・村山古道交差
14:18 14:38 富士山スカイライン（登山）・村山古道交差
14:54 14:55 ガラン沢・高鉢遊歩道
15:00 15:07 矢立・大樅
15:24 15:30 岩屋不動入口
15:31 15:32 瀧本・笹垢離
15:44 15:54 岩屋不動
16:07 16:10 瀧本・笹垢離
16:11 岩屋不動入口
16:21 16:22 瀧本・笹垢離
16:38 小禅定
16:42 16:52 横渡
16:59 17:02 等覚入
17:12 17:29 一ノ木戸
17:46 普浄
17:47 17:55 第一層・等覚門・砂振
18:03 18:05 第二層・石室跡
18:06 18:14 宝永山遊歩道
18:15 第三層・石室跡
18:45 五合目宝永入口
18:52 18:53 富士宮口五合目
19:13 富士宮口新六合目

3日目

• 山行: 7:57
• 休憩: 4:36
• 合計: 12:33

距離 15.3km 登り 1,509m 下り 2,479m

19:13 富士宮口新六合目
4:33 4:36 六合目雲海荘
4:39 宝永山荘
5:54 6:04 新七合目御来光山荘
6:52 7:13 元祖七合目山口山荘
7:58 8:15 八合目池田館
8:48 9:09 九合目万年雪山荘
9:57 10:09 九合五勺胸突山荘
10:38 頂上富士館
10:42 10:55 富士宮口頂上
10:56 12:18 頂上富士館
12:19 12:20 三島岳
12:32 12:44 富士山
12:49 12:50 西安河原
12:57 雷岩
13:03 13:04 金明水
13:11 久須志岳
13:19 13:31 富士山頂上 山口屋
13:31 扇屋
13:36 成就岳
13:45 朝日岳
13:48 13:54 御殿場口頂上
14:33 14:37 御殿場口八合目
14:43 15:43 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
15:54 15:56 御殿場口七合五勺・砂走館
15:59 御殿場口七合四勺・わらじ館
16:19 御殿場口下り六合（走り六合）
16:47 次郎坊
17:08 大石茶屋

天候

基本的に晴天

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

in JR吉原
out 御殿場口バス停

コース状況／危険箇所等

村山古道は枝道や林道、前回の台風で流されて、などが多く一人で歩くのは大変。また登り前提で案内板が設置されていて、下りは更に難しそう。
道自体は土道で気持ちのいい森歩き。下の方は登ってるのもわからないくらいの緩い傾斜。ラスト500mくらいの高低差を登るのが登山！って感じの坂道になる。

写真

8/20 6:51

前泊した宿で出発を待つ地下足袋。山伏と歩くことを実感する。
ソールは厚めのゴム製で雨が降らなければ結構快適らしい。グリップもある。しかも登山靴よりもうんと安いんだとか。中には靴下を履く。

8/20 8:43

田子の浦で水垢離。腰まで浸かるから、“ゼロ富士”ではなく“マイナス1富士“(^^)いよいよスタート

8/20 8:52

一応私も。

8/20 9:10

馬！この馬は吉原宿通り抜けるまで師を乗せて歩いた

8/20 9:48

富士塚。天気によっては富士山が重なって見えるけどこの日は見えず。

8/20 15:27

最初に見た村山道の道標。ここからいくつもある

8/20 16:23

お接待でいただいたスイカ。甘くて美味しかった。暑い日の舗装路を歩くので水分もしっかり摂った

8/20 17:18

村山道の道標

8/20 18:06

8/21 4:30

2日目は日の出前に村山浅間神社を出発

8/21 4:54

朝焼け。実は1日目は富士山見えなかったと気づく。

8/21 5:20

またしばらく見えなくなるとのこと。次は近すぎるだろうな

8/21 5:39

彼岸花の仲間　キツネノカミソリ

8/21 6:23

紫陽花の原種だそう。

8/21 7:23

札打場跡。ここでもお勤め

8/21 7:23

真新しいお札。お勤めごとに置いていく

8/21 7:26

休憩中の山伏

8/21 7:34

裾野の深い森

8/21 10:04

苔がきれい

8/21 11:05

ずっと緑の道を歩く

8/21 11:34

新聞社の取材もあった

8/21 13:16

これも苔
種類が多くて、面白い

8/21 15:49

岩場でもお勤め

8/21 16:18

笹垢離場。昔は笹がたくさん生えてたらしい。
富士山域では廃仏毀釈の影響を強く受け、金属製のものは溶かされ、石仏は壊して捨てられたのだとか。これも割られたのを修復してある。首のない仏像も多い中、珍しく顔がある

8/21 16:27

この花畑は夏の間、アサギマダラが飛び交う。この日も何匹か見れた

8/21 18:45

日没を見ながら小屋へ急ぐ

8/22 4:43

アタックも夜明け前から歩き出す。海までしっかり見える晴天！

8/22 5:12

影富士。道の角度が悪い〜

8/22 5:23

宝永山からの日の出

8/22 5:25

朝日に向かって法螺貝を吹く。山伏は登山者、特に外国人に大人気。そりゃそうだよね。

8/22 6:25

確実に登ってる

8/22 6:48

絵になる人たち

8/22 7:37

富士山には珍しく水が出ている所。そんなところでもお勤め。駿河湾まで見渡せる。

8/22 10:42

本宮。もちろん中でもお勤め

8/22 11:18

最終目的地。本宮大社の脇仏像の前で護摩を焚く。風が強く気温が下がる。ガスで見えないけどこの奥が剣ヶ峰

8/22 12:31

3776やりました！

8/22 12:31

お釜も巡れた

8/22 12:58

8/22 16:17

虹を見ながら走る走る💨

8/22 16:57

アザミでか！

8/22 16:57

富士山のアザミはデカい。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

mikamiyama

富士山、初登頂。
村山古道を歩きたかった。せっかくなら海からスタート。富士山に登るのはハッキリ言ってどっちでもよかったけれど、機会があったので一気に登った。
信仰の道に興味があるので、まさに修験道の人たちと歩けたのはすごい。要所でお勤めしながら富士山頂では護摩焚きもしてきた。

ただ修験者の歩くスピードはどんなもんかと戦々恐々としてたら、一般参加者も多く最高齢は80代。遅すぎて疲れた。とくに村山の麓の方は傾斜が緩くウトウトしながら歩いた(^^)

最終日はゆっくり登ったせいか高山病もなく、息苦しさもそこまで感じず快適な登山だった。
富士山は「二度登るバカ」とも言われるし見る山とも言うけど、富士山に何度も登ってる人ばかりと登ったせいか、また登りたいと思った。

村山古道を発掘した人、道を整備する人、道を歩く人、地元の人、いろんな人の顔が見れたことがとても嬉しいし、一緒に歩けたことが素敵だった。ありがとうございました。