子連れで立山室堂山荘泊から立山三山周回

2023年08月20日(日) ～ 2023年08月21日(月)

• GPS: 09:31
• 距離: 14.8km
• 登り: 957m
• 下り: 972m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:33
• 休憩: 0:19
• 合計: 0:52

距離 1.7km 登り 53m 下り 31m

10:46 室堂
11:01 11:05 みくりが池
11:05 みくりが池温泉
11:10 11:24 みくりが池
11:25 11:26 みくりが池温泉
11:38 立山室堂山荘

2日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 2:31
• 合計: 8:21

距離 13.1km 登り 921m 下り 942m

5:09 立山室堂山荘
6:01 6:12 一の越山荘
7:24 8:16 雄山
8:30 8:35 立山
8:36 8:38 大汝休憩所
8:39 8:49 立山
8:51 8:58 大汝休憩所
9:08 9:21 富士ノ折立
9:56 9:59 真砂岳
11:56 12:00 浄土橋
12:02 12:03 雷鳥沢キャンプ場
12:12 12:17 雷鳥沢ヒュッテ
12:26 13:02 雷鳥荘
13:18 13:20 みくりが池温泉
13:23 みくりが池
13:30 ホテル立山

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山黒部アルペンルートを使いました。
扇沢駅から室堂往復で12300円小学生6150円。
扇沢駅まではマイカー、第1駐車場を利用（12時間につき1000円で今回は3000円）。帰ってきたときには寝てしまった子どもを抱っこしていたので、有料でも近くてよかったです。

コース状況／危険箇所等

（室堂～みくりが池）
遊歩道が整備され、公園レベルです。
（室堂～雄山）
一ノ越までは遊歩道、一ノ越からは岩場急登です。一見骨の折れる岩場ですが、岩一つ一つのレベルで印があり、ルーファイ一切不要で登りやすい適切なルートをとれるのは驚きました。年長の子は終始手を繋ぎながら、小3の子は一人で問題なく登れました。
（雄山～真砂岳分岐）
雄山までとは異なり、一般的な岩場の登山道です。難しくはありませんが経験が必要です。富士ノ折立のアプローチが一番大変な感じで、時間短縮のためにも自分一人で登りました。
（真砂岳分岐～大走り）
ザレとガレのミックスですが、ザレ寄りです。ザレ気味なだけでズルズルということはありません。一ノ越への下りよりもむしろ歩きやすいかもしれません。立山三山を普通に歩いてこれた方なら問題なく歩けると思います。
（雷鳥平～みくりが池）
遊歩道ですが、一部風向きにより有毒ガスが流れる危険があるそうです。警報が危険箇所の各分岐に設置されています。念のためハンカチを濡らして口に当てられる準備が必要です。

その他周辺情報

雷鳥荘に立ち寄ってみんなでかき氷を食べました。練乳ありで700円、かなり大型でした。

写真

8/20 7:21

扇沢駅、一番近い第一駐車場に駐車。

8/20 7:54

扇沢駅で室堂まで往復切符を買います。丁度8:00出発の便が出る直前だったので駅を探検する間もなくバスに飛び乗りました。

8/20 8:02

こちらのバスは以前はトロリーだったそうですが現在はBEVです。BEVですがパンタグラフがついていて、停止中に急速充電するのに使うそうです。バスはずっとトンネルを進みます。

8/20 8:21

黒部ダムに到着して220段の階段を登り展望台へ。

8/20 8:25

展望台から別山がよく見えました。

8/20 8:26

中央に赤牛岳、左後方に水晶岳

8/20 8:30

ダムは常時放水していました。

8/20 8:39

新展望広場特設会場も回りました。

8/20 8:57

8/20 9:03

放水は虹が見えます。

8/20 9:05

ダムの上を歩いてケーブルカー乗り場へ。

8/20 9:07

トンネル奥にケーブルカー乗り場はあります。

8/20 9:23

少し待ちました。ベンチが沢山あるので座って待てます。

8/20 9:32

8/20 9:35

黒部平駅到着。

8/20 9:36

ロープウェイが来るまで少し外に出て待ちました。

8/20 9:41

8/20 9:41

8/20 9:47

ロープウェイに乗ります。

8/20 9:47

支柱が一本もない珍しいロープウェイでした。

8/20 9:50

ロープウェイの車窓から

8/20 9:50

8/20 10:03

大観峰駅屋上テラスで小休止。

8/20 10:03

8/20 10:06

この鉄塔一本でロープを支えていると思うとすごいですね。

8/20 10:09

トロリーバスに乗ります。

8/20 10:23

トンネルを進んで室堂ターミナルへ着。

8/20 10:37

外に出ました。観光客多いです。立山はガスで見えず。

8/20 10:44

年少の子が「救急車！」と反応していました。

8/20 10:53

8/20 10:53

8/20 10:54

8/20 10:55

歩きやすい道で年少の子はどんどん先へ進んでいきます。

8/20 10:58

8/20 11:00

宿泊する立山室堂山荘が見えます。

8/20 11:00

みくりが池

8/20 11:00

8/20 11:23

8/20 11:23

8/20 11:28

8/20 11:32

ミドリガ池

8/20 11:34

8/20 11:38

8/20 11:42

山荘へ到着。温泉があり、個室も多く、石鹸や歯みがきもOK。それでいて早朝出発OKで朝食は弁当に変更OK等れっきとした山小屋です。子ども連れには本当にうれしいです。

8/20 11:49

部屋の窓から立山が見えました。

8/20 16:20

食堂。

8/20 16:22

8/20 16:23

保存されている日本最古の山小屋。

8/20 16:29

飲み物等を買いに室堂ターミナルへ行きました。売店は駅とホテル立山内にあり充実しています。

8/20 18:08

夕食は一般的な山小屋同様みそ汁とごはんがお替り自由です。美味しくいただきました。

8/20 18:41

夕暮れ時になると雲はとれていました。子どもたちに明日歩く場所を説明します。

8/20 18:48

夕焼けも見えました。

8/20 18:52

8/20 18:54

8/20 22:00

夜は雲がほとんどなく一面の星空でした。

8/20 22:05

天の川も肉眼で見えました。子どもたちにも未明に起こして見せましたが、「寒い」と数分で引っ込んでしまいました。

8/21 3:45

前日に受け取った弁当を食べてから出発します。

8/21 4:35

空が白み始めました。準備を急ぎます。

8/21 5:05

明るくなってきたところで出発します。

8/21 5:09

白み始める西の空のグラデーションは素敵です。

8/21 5:10

石畳の道を歩きます。一ノ越までずっと続きます。

8/21 5:17

チングルマが多数。

8/21 5:19

8/21 5:20

8/21 5:20

8/21 5:46

8/21 5:47

8/21 5:51

8/21 5:54

8/21 5:57

8/21 5:58

8/21 6:01

一ノ越山荘到着。

8/21 6:06

一ノ越から南を遠望。槍も見えます。

8/21 6:06

8/21 6:14

雄山へアタックします。結構な岩場ですが、岩の一つ一つに印があり、登りやすいルートが指示されるので見た目ほど大変ではないです。

8/21 6:35

8/21 6:35

室堂を見下ろします。

8/21 6:45

8/21 6:48

8/21 6:48

向かいの龍王岳、初日に登っておけばよかったなーと少し後悔。

8/21 6:49

8/21 6:55

8/21 6:56

8/21 6:58

8/21 6:59

8/21 7:00

剱岳が見えました。この後雲が上がって見えたのはこのときぐらい。

8/21 7:06

8/21 7:21

雄山神社目の前。

8/21 7:26

雄山神社まで来ました。

8/21 7:28

富山湾が見えます。

8/21 7:28

ピークは神社の境内になっています。

8/21 7:43

イワヒバリでしょうか。2羽がちょこちょこと歩いていて子どもたちが喜んでいました。追いかけて落ちないようにだけ要注意。

8/21 7:44

いざピークを踏もうとすると8時から祈祷が始まるので今から有料になるとのこと。大人700円、子ども300円。せっかくなので祈祷を受けました。

8/21 7:54

8/21 7:55

ピークハント。

8/21 7:57

祈祷を受けるのも貴重な体験でした。

8/21 8:07

御前沢氷河。

8/21 8:07

剱岳が雲で隠れてしまっていました。残念！

8/21 8:16

室堂、子どもたち頑張って登ってきました。

8/21 8:23

大汝山へ向かいます。これまでの親切が行き届いた登山道ではなく、ごく一般的な岩場の道になります。

8/21 8:36

大汝休憩所が見えたので山頂目前です。

8/21 8:41

8/21 8:41

8/21 8:43

今日の最高地点大汝山登頂！

8/21 8:45

ガスガスで展望はなし。

8/21 8:45

8/21 8:46

子どもがテントウムシを見つけました。カメノコテントウらしいです。

8/21 9:00

8/21 9:07

富士ノ折立分岐着。ここで一人でちゃちゃっと登りました。

8/21 9:09

登頂。

8/21 9:21

真砂岳方向へ。

8/21 9:25

8/21 9:35

真砂岳カールの雪渓が見えました。年長の子が「白いのがある、写真撮って」と反応していました。

8/21 9:48

ここはトウヤクリンドウの群生地。

8/21 9:48

真砂岳分岐で家族と別れて一人で真砂岳に登ってから合流することに。

8/21 9:54

真砂岳はすぐです。

8/21 9:57

真砂岳登頂。

8/21 9:58

8/21 9:59

8/21 10:01

8/21 10:03

ここで巻き道と合流。

8/21 10:07

大走りを下ります。そこまで歩きづらいわけではありません。

8/21 10:21

出発地である立山室堂山荘が見えます。

8/21 10:21

8/21 10:21

8/21 10:23

アサギマダラが人懐っこく纏わりついてきました。

8/21 11:05

沢筋が近づいてきます。

8/21 11:05

8/21 11:17

大走り終点。

8/21 11:20

雪渓があり、こどもたちとさわりに来ました。

8/21 11:22

踏み抜かいないか慎重に確認した場所でこどもたちに遊んでもらいます。

8/21 11:38

8/21 11:54

8/21 11:56

8/21 11:57

浄土橋を渡ります。

8/21 11:58

8/21 11:59

8/21 12:04

雷鳥沢のテン場を通過します。

8/21 12:06

8/21 12:07

8/21 12:09

8/21 12:17

8/21 12:19

有毒ガスの警報器が分岐ごとにあります。今回は幸い検知無し。

8/21 12:19

硫黄の臭いはすごいです。

8/21 12:21

8/21 12:27

雷鳥荘へ立ち寄り、かき氷を食べました。

8/21 12:37

8/21 12:39

700円です。大きいですが山行後でペロリといただきました。

8/21 13:04

8/21 13:05

リンドウ池

8/21 13:12

血の池

8/21 13:13

8/21 13:17

8/21 13:20

昨日ソフトクリームを食べたみくりが池温泉を通過。

8/21 13:31

室堂ターミナルへ戻ってきました。

8/21 14:10

ロープウェイで下ります。

8/21 14:40

黒部ダムでは展望台に行かずにバス乗り場へ。

8/21 15:19

扇沢駅に到着。年長は疲れて寝てしまいました。

撮影機器：

X-T20 FUJIFILM

DC-S5M2 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 笛 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

yokke1984

小3の長女、年長の長男がいますが、そろそろ高山に連れて行って平気そうな年齢になっていきて、来年下の子が小学校に上がり色々お金がかかるようになるので、交通費や宿泊費が多い室堂からの立山をチョイスしました。
宿泊はリーズナブルで登山ルート上にある立山室堂山荘を選択。未就学児は無料でごはん・みそ汁を提供いただけるのもポイントです。無料なのに海苔やふりかけをいただける等申し訳ないぐらいサービスいただけました。
一般的な山小屋に近いですが、しっかりしたお風呂があり、石鹸類を使っても平気なので山小屋になれない人や家族に打って付けでした。それでいて1泊2食付き個室で一般の山小屋より安いぐらいです。初めてのファミリー小屋泊登山にぜひおすすめできる小屋でした。
アクセスは富山側からというのも少し考えましたが、それだと首都圏からだとどうしても3泊になってしまうので、長野側からアルペンルートで入ることにしました。
初日は黒部ダム見学等をしながらアルペンルートをのんびりいき、室堂を少し散策して小屋で高度順応し、2日目の早朝から立山3山を回って大走りで降りる周回ルートとしました。天気や体調に不安がでたら大汝山でピストンすることを考えましたが、幸い周回することができました。