表銀座縦走(中房温泉〜新穂高)

2023年08月20日(日) ~ 2023年08月23日(水)

• GPS: 28:46
• 距離: 38.0km
• 登り: 3,154m
• 下り: 3,552m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 1:59
• 合計: 5:19

5:55 中房温泉登山口
6:33 6:43 第１ベンチ
7:03 7:20 第２ベンチ
7:51 8:13 第３ベンチ
8:38 9:12 富士見ベンチ
9:39 10:05 合戦小屋
10:18 10:28 合戦山
11:14 燕山荘

2日目

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:03
• 合計: 8:23

4:14 燕山荘
4:54 蛙岩
5:19 5:21 大下りの頭
6:54 7:07 小林喜作レリーフ
7:12 7:22 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
7:49 7:55 大天荘
8:04 8:07 大天井岳
8:16 8:22 大天荘
9:08 9:24 大天井ヒュッテ
9:54 9:56 貧乏沢下降点
11:43 11:48 赤岩岳
12:37 ヒュッテ西岳

3日目

• 山行: 8:07
• 休憩: 1:56
• 合計: 10:03

4:56 ヒュッテ西岳
6:06 6:22 水俣乗越
8:26 8:37 ヒュッテ大槍
9:31 9:47 槍ヶ岳山荘
10:00 10:38 槍ヶ岳
10:47 11:15 槍ヶ岳山荘
11:27 11:30 飛騨乗越
12:46 12:50 飛騨沢千丈乗越分岐
14:59 槍平小屋

4日目

• 山行: 4:15
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:33

5:38 槍平小屋
6:30 6:39 藤木レリーフ
6:41 6:48 滝谷避難小屋
8:34 白出沢出合
9:08 9:09 穂高平小屋
9:41 小鍋谷ゲート
9:55 新穂高温泉駅
10:00 10:01 新穂高温泉バス停
10:09 新穂高温泉無料駐車場
10:11 ゴール地点

天候

8/20　晴のち曇り、雨(夜半まで雷雨)
8/21　晴のち曇り
8/22　晴のち曇り
8/23　晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

南安タクシーさんの回送サービスを利用
南安タクシー安曇野本社〜新穂高深山荘 回送費用　23,000円
　　　　　〃　　　　　〜中房温泉 タクシー代　　10,560円

コース状況／危険箇所等

中房温泉〜燕山荘
いわゆる北ア三大急登(合戦尾根)、ですが登り易い好ルートです
私の北アデビューはこの場所でしたが、登り詰めて見た風景に感激した記憶です
燕山荘〜大天井〜西岳
大天井までは難しい事もなく歩く好ルート、大天井〜大天井ヒュッテと、ヒュッテ西岳まではトラバース道での転倒滑落に注意(難しくはないです)
西岳〜東鎌尾根〜槍ヶ岳
水俣乗越までの下りが要注意、そこからの登り返しは難易度左程でもないです(当然ですが登りとするか下りとするかで難易度が変わります)
槍ヶ岳〜槍平
上部は飛騨沢の氷河地形を眺めながらくだる好ルート(足元ガレていて結構草臥れます)千丈乗越分岐を過ぎるとあとは沢沿いの樹林帯を歩く
槍平〜新穂高
新穂高との標高差約1,000mですが、距離をかけてくだるので左程足には来ないです
滝谷出合には2014年の渡渉事故を受けてスマホライブカメラが設置されていました

写真

8/20 5:48

安曇野からタクシーに揺られて1時間で中房に到着

8/20 6:37

第一ベンチ、次は第二ベンチ、富士見ベンチと区切り良い感じで休憩ポイントが続きます

8/20 9:38

合戦小屋までもう少し

8/20 9:43

合戦小屋に到着
皆さん名物のスイカを楽しんでおられました

8/20 11:20

燕山荘に到着〜
間にコロナ禍もありましたが5年ぶりです

8/20 12:37

幕営手形

8/20 12:44

ソーセージセットを購入してグダろうと思ったらふいの降雨・・・あわててかき込んでテントに逃げ帰りました

8/20 12:52

垣間見えた燕岳、今回天気悪いのであっさりオミットです(マテ)

8/20 16:32

お昼寝後に夕食

8/20 16:47

本日は明太パスタとチキンバー

8/20 17:09

テン場の様子(見えてる向こう側にも張れます)

8/21 4:18

2日目、日の出前に出発(午後からの天候悪化対策で早出早着です)

8/21 4:30

左側燕岳と右側燕山荘のピーク

8/21 4:47

蛙岩

8/21 5:03

日の出前、雲が赤らんできました

8/21 5:04

裏銀座の山々

8/21 5:17

本日の日出、手前は有明山

8/21 5:18

ミヤマコゴメグサ

8/21 5:19

ハクサンフウロ

8/21 5:23

大下りの頭

8/21 5:51

ハクサンボウフ？

8/21 6:05

ウメバチソウ

8/21 6:09

鞍部を通過し終わりました

8/21 6:22

何かいる？

8/21 6:23

こちらにも

8/21 6:24

雷鳥ファミリーでした

8/21 6:25

母鳥と子供たち

8/21 6:25

可愛いですね

8/21 6:38

雷鳥に癒されたのち旅再開

8/21 6:56

喜作レリーフ付近

8/21 6:58

表銀座コース開通の功労者、小林喜作のレリーフ(1922年には殺生小屋を開業、その2年後に雪崩遭難で没する)

8/21 7:14

大天井岳に向かう

8/21 7:38

イワヒバリ

8/21 7:38

チングルマの果穂

8/21 7:53

大天荘、荷物をデポして山頂に向かう

8/21 8:07

10分程歩いて大天井岳山頂に到着

8/21 8:08

これから向かう表銀座コース

8/21 8:26

オヤマソバ

8/21 8:27

大天井ヒュッテへ向かう

8/21 8:28

再び雷鳥に遭遇(今年生まれの♂ですね)

8/21 8:28

夢中でシロツメクサを啄んでいました

8/21 8:29

こちらは親鳥(クークー鳴いて子供に注意を促していました)

8/21 8:32

大天井岳南側のトラバース道

8/21 9:07

大天井ヒュッテ

8/21 9:37

喜作新道を歩く

8/21 9:52

10時前ですが、雲が湧いてきています

8/21 10:10

ビックリ平より見る北鎌尾根

8/21 10:24

槍の穂先

8/21 10:34

雲量が多いのが少々残念ですが、良い縦走路です

8/21 11:32

前方は赤岩岳(山頂巻きます)

8/21 11:37

赤岩岳→の標識(矢印はこの先の意)、赤岩岳へ登る場合は、この先少しの所の踏み跡をたどる感じです

8/21 12:11

西岳の脇にテン場が見えて来ました

8/21 12:40

本日の目的地、ヒュッテ西岳に無事到着

8/21 13:27

テン場(常念側サイト)の様子

8/21 16:47

大天井〜東天井岳〜横通岳〜常念岳

8/21 16:47

明日向かう東鎌尾根

8/21 17:17

カレーライスで夕ご飯

8/22 4:24

3日目、日出を待つ常念山脈

8/22 4:58

明るくなってきました、後方は西岳(今回は登らなかったです)

8/22 4:58

分かりづらいですが、蝶槍の右手に富士山が見えました

8/22 5:01

行動開始です

8/22 5:06

先ずは水俣乗越まで高度を下げる

8/22 5:13

朝焼けの槍ヶ岳

8/22 5:15

梯子(木製)

8/22 5:20

梯子(金属製)

8/22 5:27

こちらは鎖場

8/22 5:44

急な下りが終わりホッとする

8/22 6:02

槍沢を下方に見る

8/22 6:09

もう少しで水俣乗越

8/22 6:18

水俣乗越に到着

8/22 6:32

不動岳〜針ノ木岳〜蓮華岳〜鹿島槍と爺ヶ岳

8/22 6:32

槍へ向かって東鎌尾根を登り返す

8/22 6:46

ナナカマド

8/22 6:47

ガッツリ登りです

8/22 6:49

槍の穂先と北鎌尾根

8/22 7:02

三段梯子(上段)

8/22 7:03

同じく三段梯子(中段と下段)

8/22 7:11

穂先を眺めながらひたすら登る

8/22 7:29

ババ平を下方に見る

8/22 7:33

富士山と南ア北部の山々

8/22 8:10

燕岳と唐沢岳

8/22 8:20

ヒュッテ大槍までもう少し

8/22 8:22

蓮華岳の後方に白馬三山

8/22 8:33

ヒュッテ大槍に到着、後ろには殺生小屋も見えます

8/22 8:44

景色を楽しむ登山者たち

8/22 8:52

あと少しで到着です

8/22 9:22

山頂直下までたどり着きました

8/22 9:32

歩いてきたルートを振り返る

8/22 9:35

槍の肩に無事到着です

8/22 9:52

休憩後、槍の穂先に寄り道です

8/22 10:15

槍ヶ岳山頂

8/22 10:17

小槍

8/22 10:18

穂先より見る槍ヶ岳山荘

8/22 10:23

岐阜県警のらいちょう�狭罎�飛来しました

8/22 10:24

ヘリポートでタッチアンドゴー(訓練？)

8/22 10:25

お仕事お疲れ様です

8/22 10:48

無事に降りて来ました

8/22 10:51

小屋前ベンチで昼食です

8/22 11:21

行動開始、前方は大喰岳

8/22 11:30

飛騨乗越

8/22 11:30

下山開始です

8/22 11:35

トウヤクリンドウ

8/22 11:37

飛騨沢の氷河地形を下る

8/22 11:42

西鎌尾根と双六岳,三俣蓮華岳

8/22 12:07

ウラジロタデ

8/22 12:15

ガレ道を歩く

8/22 12:21

笠ヶ岳

8/22 12:26

お花畑

8/22 12:50

千丈乗越との分岐にある救急箱、お世話にならない様に気をつけて歩きます

8/22 13:09

ここからは樹林帯歩き

8/22 14:08

サラシナショウマ

8/22 14:40

風通しが無いと結構しんどいです

8/22 15:00

槍平のテン場に到着

8/22 15:12

槍平小屋

8/22 15:39

3泊目、設営が終わりホッとする

8/23 5:41

最終日、5時半過ぎに出発

8/23 5:42

渡渉点についての注意(2014年8月に3名が亡くなる事故有)

8/23 5:45

新穂高を目指す

8/23 5:55

早い時間なので涼しいです

8/23 6:00

南沢を通過

8/23 6:14

岩積みの道を歩く

8/23 6:35

藤木レリーフ

8/23 6:40

滝谷出合

8/23 6:41

木橋を渡る

8/23 7:16

チビ谷

8/23 7:44

2023年7月13日の短時間集中豪雨で出来た新しい地形との事(注意表示がありました)

8/23 8:19

白出沢出合の砂防ダム、登山道はここで終了です

8/23 8:35

あとは林道歩き

8/23 8:37

現在地

8/23 9:11

穂高平小屋

8/23 9:22

一旦ショートカット道に入る

8/23 9:32

再び林道に合流

8/23 9:57

新穂高に到着です

8/23 10:04

新穂高登山指導センター

8/23 10:11

新穂高駐車場に到着、平日のこの時間でも空きが全く無いです

8/23 10:20

マイカー回送先の深山荘、ここで車のカギを回収です

撮影機器：

X-T2 FUJIFILM

SO-02K Sony

感想

nando

夏休みを利用して、相方と連れだって2名で北ア登山を楽しんできました。

山行中は毎日早い時間帯に雲が湧き立ち、午後から雷雨となった日もありましたが、行動中は降られることなくすみ幸いでした。
さて日中は稜線上でも気温20℃超え、風当りのない樹林帯を歩くと湿度もあって汗が止まらない感じで、熱中症対策で水分・塩分を良く取りながら歩く感じでした。(早立ちして涼しい時間帯に歩くのも有効ですね)
また久しぶりの縦走で運動不足が影響したか、相方が右ひざに不調を訴えたため、当初計画の南岳小屋泊、南岳新道下山を変更して、飛騨乗越から直接槍平に下りました。掛かった時間を考えると結果正解だったと思います。

なお今回幕営したテン場の内二か所(燕山荘、ヒュッテ西岳)は予約制となっておりました。
気ままなテント泊とは行かないのが少し残念ですが、アフターコロナということで、次回以降の山行でも事前確認を忘れずにを励行したいと思います。

コメント

miiichi

雷鳥ファミリーとっても可愛いですね。
お疲れ様でした！

nando

今晩は、miiichiさん
コメント有難うございます、雷鳥可愛いですよね〜
遭遇すると予想外に癒される感じです