十勝岳
- GPS
- 09:20
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 2,092m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:05
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 5:11
天候 | 8/27 13時頃まで晴れ 14時頃から曇り時々雨 遠くの方で雷 8/28 晴れ〜曇 断続的にガス |
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過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
8/26(土) 成田空港 14:25 -(Jetstar GK115 20,680円)- 16:15 新千歳空港 16:10 機内から出る、16:18 荷物受取る、16:20 新千歳空港駅 新千歳 16:30 -(JR 千歳線 快速エアポート165号 小樽行き)- 17:08 札幌 17:30 -(JR 函館本線 特急オホーツク3号 網走行き)- 19:05 旭川/旭川駅前 19:15 -(旭川電気軌道バス 5系統 春光BC行き)- 19:20 5条9丁目 … アサヒカワライド … 6条昭和通 19:54 -(道北バス 103系統 末広循環線 旭川駅前行き)- 20:03 旭川駅前/旭川 20:36 -(JR 富良野線 普通 富良野行き) 21:10 美瑛 プチホテル ピエ 泊 7,500円 近くにコンビニあり 綺麗 8/27(日) 美瑛 10:14 -(JR 富良野線 普通 富良野行き)- 10:37 上富良野 … 食事(第一食堂)、買い出し(スーパーチェーンふじ) … (上富良野)駅前 12:49 -(上富良野町営バス 十勝岳線 十勝岳温泉凌雲閣行き)- 13:34 十勝岳温泉凌雲閣 帰り 8/28(月) 白金温泉 13:05 -(道北バス 白金線 旭川駅前行き)- 13:38 美瑛駅前/美瑛 13:59 -(JR 富良野線 普通 旭川行き)- 14:33 旭川/旭川駅前 14:40 -(旭川電気軌道バス 41系統 旭山公園入口行き 180円)- 14:44 4条9丁目 … アサヒカワライド … 6条昭和通 15:04(+6) -(道北バス 116系統 旭川駅前行き)- 15:13 旭川駅前/旭川 16:00 -(JR 函館本線 特急カムイ 札幌行き)- 17:25 札幌 17:36 -(JR 千歳線 快速エアポート 新千歳空港行き)- 20:13 新千歳空港 新千歳空港 21:20 -(AIR DO 044)- 23:00 羽田空港 22:55 到着。この時間で沖止め。23:16発モノレールに乗る ・北海道は思ったより交通系ICカード使えません。新千歳空港駅など× ・クマスプレーレンタルのため、旭川を経由。旭川市内、8/26はバスの日でバス無料でした ・札幌〜旭川は、Sきっぷがお得。ただし、往復とも使う必要。富良野線は大混雑 ・たまたま8/27のみ、ヒルクライム開催のため、上富良野町営バスの午前便2本が運休。午後初便を利用 ・旭川空港便は安くありません…新千歳経由にしました。ただ、新千歳〜旭川、片道4000円くらいします ・北海道のホテルも全体的に高いです…。 望岳台は公共交通機関ありません。富良野〜旭川は都市間バスもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道 ・よく整備されている、十勝岳はレベル1活火山であることだけ留意 登山届 ・十勝岳温泉凌雲閣の登山口、吹上温泉白銀荘の登山口、望岳台のシェルターの中。簡易的な入山記録を書く形 トイレ ・凌雲閣(外のトイレが壊れており、中のを借りた)、吹上温泉白銀荘前キャンプ場、望岳台(きれい)、白金温泉 水場 吹上温泉白銀荘前キャンプ場 その他 十勝岳避難小屋、虫がいる。寝るときにうざったい。テントを中で出したほうが良いのかも |
その他周辺情報 | 温泉 湯元白金温泉ホテル 日帰り温泉1,000円 バスタオル・ハンドタオルレンタル 330円。高級そうな温泉ホテル 露天、サウナあり http://www.biei-shiroganeonsen.com/higaeri.html 食事処 上富良野駅前 第一食堂 豚玉丼 900万円 白金温泉 林道食堂 カツ丼 1000円 買い出し スーパーチェーンふじ 上富良野店(上富良野駅から徒歩数分 上下移動なし) 観光 白ひげの滝、美瑛白金青い池など おみやげ 北の大地入場券 旭川駅前イオンモール キタマルシェ、新千歳空港等 |
写真
装備
備考 | 熊スプレー アサヒカワライドさんでレンタル(12,750円くらいのもの)。https://www.asahikawaride.com/bearspray-rentals/。ただ、実際は望岳台往復なら要らなさそう。スプレー自体暴発したら大変で、取り扱いに苦労する。 |
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感想
最近百名山を登るかという気になり、そうなると避けて通れないのが北海道の山(そうでなかったら大雪連峰以外行こうと思わない)。しかし勝手がよくわからない中、休みが取れ3連休にできたたので、物は試しと、一番簡単そうな十勝岳に行くことにしました。北
ただ、大雪からの縦走路は前から行きたいと思っていた場所で、しかし5日の休みは当分降ってこなさそうなので、せめて十勝の周りだけでもと思い、富良野岳〜美瑛岳まで少し縦走することにしました。(できなかったのですが…)
本当はオプタテシケ山まで(山部分だけで)2泊3日で行ければ良いと思っていましたが、上ホロも水場が不安定そうで水に不安があり、やめました。
ネックはやはり飛行機の制約とヒグマ対策で、まず前者によってガスが持ち込み不可。山中1泊2日なので、パンなどの買えるご飯で我慢する(その場を凌ぐ)ことに。後者は、熊鈴をより高音でうるさいやつに新調。あと、試しにクマスプレーをレンタルすることにしました。
ただまあ…転ぶ、バスが運休する、小屋で虫に攻撃される、等々、色々とふんだりけったりな山行になりました。そもそも北海道の山、行くのめっちゃ大変ですね。
縦走もできず、ただ麓と頂上を往復するだけになってしまったので、達成感もあまりないです。花が先、天気が比較的いい6月下旬とかに、富良野岳にまた行ってみたいです。
8/26(土)
10時頃家を出て、駅のすぐ手前で雨が降り始めたため、急いで駅舎に入ろうとしたところ、登山靴の靴紐(下界では足首部分は止めずに紐を束ねるだけにしていて、プランプランしていました)がもう片方の足の金具に引っかかり、転んで顔面からアスファルトに突撃してしまいました。ここで山行終わりか…?という考えが頭をよぎる程度には痛かったです。とりあえず駅でペットボトルの水で冷やし、骨折や多量の出血はしていなさそうだったので、成田まで行くことにしましたが。殴られたボクサーのような傷になってしまいました。
前から引っかかって、転ぶか転びそうになるというヒヤリハットは何度もあったので、対策を怠った私が悪いですが………。
かなり幸先の悪いスタートになりました。
成田は3タミに1時間前につき、jetstarに乗りました。1時間前でもあまり余裕はなかったです。でも沖止めじゃなくてよかった。あと、チェックインと手荷物預けが機械化されていてよかった。
(お客様の座席が割り当てられませんでした…と出て、グラウンドスタッフに聞くことになったが……)
jetstarは非常口座席。少しだけ変に寝て、偏頭痛を引き起こす。
遅延もなく、新千歳では思った以上にスムーズに荷物が出てきて、予定よりかなり早いエアポートに乗る。jetstarだとお金かかるから、なるべく預けないのだろうか?札幌で一度出て、Sきっぷ買って特急オホーツク。カムイより自由席が少なく厳しい。旭川でクマスプレーを借りて美瑛へ。美瑛は、近くにセイコーマートがなく仕方なくセブン−イレブンでご飯を買う。美瑛泊。
8/27(日)
朝6時頃起床。念のためバスを確認する。なんと、今日はヒルクライムとやらでバスの午前便が休み…!1ヶ月前はそんなこと書いてなかった気がするが…。休めという天啓だろうか。仕方なく二度寝。10時に出て10時の列車で上富良野に移動。このころはまだ天気が持っていた。上富良野でも午後1番の便まで2時間あるため、スーパーに買い出しをし、駅前の第一食堂でお昼ごはんを食べる。まだ時間があまり、駅の観光案内所の人としばらく話した。
バスで十勝岳温泉へ。3日の旅程の中で半分が過ぎたというのに、ようやくこれである。グダグダ。
十勝岳温泉凌雲閣から登り始めるも、遠くの方で雷がなっており不穏。Yahooの雨雲・雷レーダーとにらめっこしながら暫く歩いたが、雷の音が近づいてきた気がして、戻ることにした。結果的には杞憂だったが、万が一稜線で雷に遭ったら大変なのと、灌木帯から登って上ホロまで2時間あるが雷レーダーでは1時間先までしかわからないため。
引き返すにしても、明日登るためにはせめて白銀荘か、十勝岳避難小屋まで行かないといけない。にわか雨に遭いつつ1時間の車道歩きで白銀荘。この時点で16:30。熊を考えると夕暮れ時の行動は良くない気もするが、開けた道だし、雷は予報的にはもう雨も上がるのでないだろうということで、水を補給して十勝岳避難小屋まで行く。
ようやく山らしいアクティビティとなる。ただし霧で何も見えない。
十勝岳避難小屋にはなんとか日の入り前に到着。土間が大半で、その周り、壁際に腰掛け椅子が作られており、寝れるのは麓側の広くなっている部分のみである。あと、飯豊などの東北のきれいな避難小屋に飼いならされた身には、ややほこりっぽく感じた。
といっても避難小屋があるだけマシで、買ってきた夕食の弁当を食べ、しばらく本を読んだりネットを見たりしていた。
そこから寝ようとしたのだが…予想外なことに、2cmくらいの細長い虫が時たま出てきて、なんと噛んでくる。その瞬間だけ痛く、寝れない。
見つけたら潰したりしていたが、どうにもならず、23時頃起きて、午前2時くらいまで寝れなかった。
最終的に、アブよけのネットを頭から被り、寝袋の顔の部分を極限まで絞って、3時前に再度寝た。
8/28(月)
アラームを掛け忘れ、 6時前に、朝から登る人の鈴の音が遠くから聞こえ飛び起きる。これはやばいと急ぎ支度する。大半の荷物はデポし、サブザで登り始める。荷物が軽い分ペースはCTx0.6程度になった。
十勝岳は火山なのは知っていたが、火口が幾つもあり、その一つ一つが大きいため、全体としてとても巨大な山に感じる。また、前十勝近くの62-3火口は盛んに噴煙を上げており、硫黄臭が遠くまで漂っている。これでもレベル1火山なのか…と思うほど。
8時頃登頂。しかしガスに飲まれてしまい展望0。すこし行動食を食べ、すぐ下りだす。本当は十勝連邦の雄大な景色を楽しみたかったが…。致し方無し。頂上付近は草が無く、巨大な賽の河原である。
ここからは帰宅チャレンジである。まず、バスの問題がある。飛行機に間に合うようにしつつ、一旦旭川に出てクマスプレーを返却するためには、可能なら10時白銀荘発の上富良野町営バスに乗りたい。歩く距離も短くなり楽だ。しかし、小屋で荷物をまとめると既に09:20頃。いささか無理があった。
結局、当初の予定通り、望岳台へと下る。登りで時間を短縮したのでCTどおりでも余裕そうだ。傾斜も緩い道で、割と無心で歩き続けた。
望岳台からは白金コースで下る。入り口がやや分かりにくいが、一度入ってしまえば後は明瞭。元スキーコースとのことだが、今も埋設管や電話線などのインフラは、道路脇ではなくここを通っている模様。車が入れない分大変だと思うのだが…。
平日だけあり、色々工事の人が入っていた。電話線も無線にすれば楽であろうに。でも有線の信頼性には勝てないか。工事の人と、散策であろう若者に、この道上まで普通に登れました?と聞かれた。
白金温泉では、最初目の前に雪で押しつぶされた建物が出てきてびっくりしたが、白金青い池の近くで、滝の観光名所もあるからか、ひっきりなしに観光バスが入っていた。
食堂でお昼を食べ、少し奮発してよさそうなホテルの日帰り温泉に入った。その分設備も充実していて、登山後には助かる。
ここから、バスで美瑛、美瑛から富良野線(外国人観光客でとても混んでいた)、旭川でクマスプレーを返し、余裕を持って新千歳へ。帰りもエアポートは混んでいた。
新千歳では3時間の余裕があったので、食事を摂り(久々に魚を食べることができた。何かと、内陸は豚丼とかばかりだったので…)、お土産を買い、展望デッキを見てからカードラウンジでしばらく過ごした。
帰りの飛行機もほぼ満席であった。コロナ禍が懐かしい。
ほぼ終電で自宅に帰った。
こんにちは!!初めてコメントさせていただきます。
社会人で勤め人だと、北海道の山は休みが取れずになかなか敷居が高いですよね。inhumanusさんのアイコンに使われているイレイナくらいヒマがあれば登り放題なんですけどねえ。
実は私、『魔女の旅々』が大好きで、inhumanusさんのアイコンを拝見して、「おおっ!!」と思ってフォローしちゃいました。早く2期の情報が出てきてほしいですね〜。
こちらこそ、コメントありがとうございます。
魔女の旅々ファンでしたか!確かにヤマレコだとアニメアイコンの方は少ないですよね、、
そうなんですよね。イレイナみたいに、放浪しながら色々登れたら、言うことなしですね。
2期やってくれるといいですよね。原作は結構進んだし…。
これからもよろしくお願いします。
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