ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5896185
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

富士山初登頂 感動の夜景とご来光、深夜の寒さも貴重な経験

2023年09月02日(土) ~ 2023年09月03日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:45
距離
16.5km
登り
1,884m
下り
1,884m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:42
休憩
4:16
合計
6:58
17:01
24
17:25
17:44
4
17:48
17:54
0
17:54
17:59
79
19:18
19:41
51
20:32
23:55
4
2日目
山行
6:32
休憩
2:57
合計
9:29
0:25
20
0:45
0:51
15
1:06
1:08
22
1:30
1:30
2
1:32
1:33
5
1:38
1:39
5
1:44
1:44
6
1:50
1:50
7
1:57
1:58
2
2:06
2:06
5
2:11
2:12
6
2:18
2:18
20
2:38
2:39
8
2:47
3:16
7
3:23
3:24
4
3:28
3:30
4
3:34
3:35
7
3:42
3:43
9
3:52
3:52
5
3:57
5:21
7
5:28
5:28
6
5:34
5:34
3
5:37
5:39
6
5:45
5:50
1
5:51
5:57
14
6:11
6:11
12
6:23
6:24
15
6:39
6:40
16
6:56
6:56
18
7:14
7:18
23
7:41
7:41
9
7:50
7:51
5
7:56
7:57
40
8:37
8:39
7
8:46
8:47
16
9:03
9:23
7
9:30
9:30
10
9:40
9:40
13
9:53
9:54
0
9:54
ゴール地点
天候 1日目:曇り 2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
1泊2日のバスツアー。
富士宮登山口5号目到着:午後5時
富士宮登山口5号目出発:午前11時
コース状況/
危険箇所等
特に問題なし
予約できる山小屋
八合目池田館
ここからスタート。
気になるのは高山病。
しっかりと高度順応をしないといけない。
2023年09月02日 16:32撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/2 16:32
ここからスタート。
気になるのは高山病。
しっかりと高度順応をしないといけない。
いきなり2400メートル。
すでに歴代最高地点。
2023年09月02日 16:59撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/2 16:59
いきなり2400メートル。
すでに歴代最高地点。
夕方からの登山は初めて。
曇っていて心地よい。
2023年09月02日 17:10撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/2 17:10
夕方からの登山は初めて。
曇っていて心地よい。
高木が生えないので、視界良好。
道迷いもなし。
2023年09月02日 17:36撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/2 17:36
高木が生えないので、視界良好。
道迷いもなし。
ダイナミックな雲海。
曇っているのもいいもの。
2023年09月02日 17:46撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/2 17:46
ダイナミックな雲海。
曇っているのもいいもの。
普通に登れば3.8キロ、240分。
1キロ60分ってどれだけ大変なの。
2023年09月02日 17:50撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/2 17:50
普通に登れば3.8キロ、240分。
1キロ60分ってどれだけ大変なの。
ツアーは30人弱。
これを仕切るガイドは大変。
ただ、ゆっくりとしたペースで疲れは最小限。
これで高度順応も万全。
2023年09月02日 17:50撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/2 17:50
ツアーは30人弱。
これを仕切るガイドは大変。
ただ、ゆっくりとしたペースで疲れは最小限。
これで高度順応も万全。
暗くなってきたので、
この辺りからヘッドライトを点灯。
2023年09月02日 18:32撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/2 18:32
暗くなってきたので、
この辺りからヘッドライトを点灯。
2023年09月02日 19:14撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/2 19:14
仮眠して出発。寝れなかったので、結局徹夜となる。少し不安。
ただ、景色は最高。
雲がすっかりなくなり夜景が美しい。
2023年09月02日 23:54撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/2 23:54
仮眠して出発。寝れなかったので、結局徹夜となる。少し不安。
ただ、景色は最高。
雲がすっかりなくなり夜景が美しい。
海沿いに灯りが集まる。
2023年09月02日 23:54撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/2 23:54
海沿いに灯りが集まる。
2023年09月02日 23:54撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/2 23:54
2023年09月03日 00:26撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 0:26
9号目に到着。
夜の登山は初めてだが、汗もかかないので、最高。
ペースが安定。
2023年09月03日 00:45撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 0:45
9号目に到着。
夜の登山は初めてだが、汗もかかないので、最高。
ペースが安定。
頂上に到着してお鉢巡り。
この時間はどこも閉まっていて寂しい状況。
2023年09月03日 01:33撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 1:33
頂上に到着してお鉢巡り。
この時間はどこも閉まっていて寂しい状況。
富士山の中でも最高地点「剣ヶ峰」
2023年09月03日 02:51撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 2:51
富士山の中でも最高地点「剣ヶ峰」
二等三角点とは一等ではないのが不思議。
2023年09月03日 02:51撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 2:51
二等三角点とは一等ではないのが不思議。
最高地点の標識。
夜景も見えて最高。
2023年09月03日 02:51撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 2:51
最高地点の標識。
夜景も見えて最高。
ここが本当の最高地点とのこと。
赤い星?なのか
ただ、寒い。ここで日の出までは耐えられない。
2023年09月03日 02:58撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 2:58
ここが本当の最高地点とのこと。
赤い星?なのか
ただ、寒い。ここで日の出までは耐えられない。
山頂からも美しい夜景が見える。
お鉢巡りも最高。
2023年09月03日 03:28撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 3:28
山頂からも美しい夜景が見える。
お鉢巡りも最高。
2023年09月03日 03:28撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 3:28
富士五湖のあたりは、雲が出ている
2023年09月03日 04:32撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 4:32
富士五湖のあたりは、雲が出ている
2023年09月03日 04:33撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 4:33
空が赤みを帯びてきた。
間も無く夜明け。
2023年09月03日 04:42撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 4:42
空が赤みを帯びてきた。
間も無く夜明け。
幻想的な雲が面白い。
2023年09月03日 04:43撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 4:43
幻想的な雲が面白い。
雲海と日の出のコントラストが見事。
この段階まで本当に寒かった。
2023年09月03日 04:50撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 4:50
雲海と日の出のコントラストが見事。
この段階まで本当に寒かった。
みんな楽しにしているご来光。
すごい数の登山客。
2023年09月03日 04:53撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 4:53
みんな楽しにしているご来光。
すごい数の登山客。
日の出前でこの明るさ。
富士山が火山であることがよくわかる。
2023年09月03日 05:09撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 5:09
日の出前でこの明るさ。
富士山が火山であることがよくわかる。
間も無くご来光。
2023年09月03日 05:10撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 5:10
間も無くご来光。
5、4、3、2・・・
2023年09月03日 05:16撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 5:16
5、4、3、2・・・
ご来光。
ありがたい。
2023年09月03日 05:17撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 5:17
ご来光。
ありがたい。
日が差して火口の縁が影となる。
剣ヶ峰が見事な赤色に。
2023年09月03日 05:20撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 5:20
日が差して火口の縁が影となる。
剣ヶ峰が見事な赤色に。
立派な富士山の火口。
落ちたら上がれないなあ。
2023年09月03日 05:20撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 5:20
立派な富士山の火口。
落ちたら上がれないなあ。
こんなに多くの登山客がご来光を待っていた。
2023年09月03日 05:25撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 5:25
こんなに多くの登山客がご来光を待っていた。
素晴らしい富士山の裾野。
緑が美しい。
2023年09月03日 05:31撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 5:31
素晴らしい富士山の裾野。
緑が美しい。
宝永山。
稜線が美しい。
2023年09月03日 05:33撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 5:33
宝永山。
稜線が美しい。
昨晩、あんな火口の淵を月明かりで
歩いたと思うと、結構すごいなと感動。
2023年09月03日 05:38撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 5:38
昨晩、あんな火口の淵を月明かりで
歩いたと思うと、結構すごいなと感動。
2023年09月03日 05:48撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 5:48
2023年09月03日 05:49撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 5:49
空の青さに映える剣ヶ峰。
ここも暗いうちに行ったが、
明るい今は大渋滞中。
2023年09月03日 05:50撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 5:50
空の青さに映える剣ヶ峰。
ここも暗いうちに行ったが、
明るい今は大渋滞中。
結構な傾斜で怖い。
2023年09月03日 05:51撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 5:51
結構な傾斜で怖い。
売店も大賑わい。
2023年09月03日 05:52撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 5:52
売店も大賑わい。
浅間大社の奥宮。
御朱印を購入。
2023年09月03日 05:52撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 5:52
浅間大社の奥宮。
御朱印を購入。
登山時に撮影したが、ブレブレだったので、
下山時に再撮影。こんな場所だったと再確認。
2023年09月03日 05:52撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 5:52
登山時に撮影したが、ブレブレだったので、
下山時に再撮影。こんな場所だったと再確認。
すでに多くの方が下山。
本日も快晴で登山日和。
2023年09月03日 05:53撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 5:53
すでに多くの方が下山。
本日も快晴で登山日和。
2023年09月03日 05:53撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 5:53
深夜に登ってきたので、
全容把握は下山時。
結構、驚きの光景。
2023年09月03日 06:12撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 6:12
深夜に登ってきたので、
全容把握は下山時。
結構、驚きの光景。
溶岩が流れた後に緑が生えた感じがわかる。
やっぱり富士山から見る景色は別格。
2023年09月03日 06:21撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 6:21
溶岩が流れた後に緑が生えた感じがわかる。
やっぱり富士山から見る景色は別格。
富士山頂にサヨナラ。
2023年09月03日 06:21撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 6:21
富士山頂にサヨナラ。
空と海が溶け込んで美しい。
3千メートルを超える高さからだと、
普段の山からの景色よりもスケールが大きい
2023年09月03日 06:26撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 6:26
空と海が溶け込んで美しい。
3千メートルを超える高さからだと、
普段の山からの景色よりもスケールが大きい
本当に遠くまでよく見える。
今日はいい日。
2023年09月03日 06:28撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 6:28
本当に遠くまでよく見える。
今日はいい日。
緑が凸凹。
2023年09月03日 06:28撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 6:28
緑が凸凹。
2023年09月03日 06:29撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 6:29
富士山が単純な円錐形でないことがよくわかる
2023年09月03日 06:38撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 6:38
富士山が単純な円錐形でないことがよくわかる
2023年09月03日 06:38撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 6:38
ゴツゴツとした登山路。
結構歩きやすかった。
2023年09月03日 06:47撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 6:47
ゴツゴツとした登山路。
結構歩きやすかった。
荷物などを運ぶブルドーザー道。
立ち入り禁止。
2023年09月03日 06:58撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 6:58
荷物などを運ぶブルドーザー道。
立ち入り禁止。
振り返ると、適切な位置に山小屋があることが
わかる。
2023年09月03日 07:30撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 7:30
振り返ると、適切な位置に山小屋があることが
わかる。
この辺りから植物が生えている。
やっぱり山には緑も必要。
2023年09月03日 07:43撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 7:43
この辺りから植物が生えている。
やっぱり山には緑も必要。
時間が相当あるので、宝永山に向かう。
景色もいいし、傾斜もないので歩きやすい。
2023年09月03日 07:43撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 7:43
時間が相当あるので、宝永山に向かう。
景色もいいし、傾斜もないので歩きやすい。
いい感じの道。
ここに来てよかった。
2023年09月03日 07:43撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 7:43
いい感じの道。
ここに来てよかった。
宝永山までの道がくっきり。
絵になる素晴らしい登山路。
2023年09月03日 07:52撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 7:52
宝永山までの道がくっきり。
絵になる素晴らしい登山路。
宝永第一火口縁。
自然が作り出す美しい景観。
ちょっと感動。
2023年09月03日 07:52撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 7:52
宝永第一火口縁。
自然が作り出す美しい景観。
ちょっと感動。
見事な火口の縁。
2023年09月03日 07:56撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 7:56
見事な火口の縁。
この道を登って宝永山の山頂を目指す。
2023年09月03日 08:02撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 8:02
この道を登って宝永山の山頂を目指す。
2023年09月03日 08:18撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 8:18
絵になる登山客。
歩くと土煙が上がる。
2023年09月03日 08:25撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 8:25
絵になる登山客。
歩くと土煙が上がる。
傾斜が厳しい。
2023年09月03日 08:25撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 8:25
傾斜が厳しい。
滑りやすいし、沈み込むので、
なかなか進まない。
上りで使うのは結構な地獄。
2023年09月03日 08:25撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 8:25
滑りやすいし、沈み込むので、
なかなか進まない。
上りで使うのは結構な地獄。
2023年09月03日 08:35撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 8:35
2023年09月03日 08:35撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 8:35
2023年09月03日 08:35撮影 by  Canon EOS R10, Canon
3
9/3 8:35
火口の縁に到達。
雲海が見事。
2023年09月03日 08:36撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 8:36
火口の縁に到達。
雲海が見事。
他の火口らしきものも見える。
2023年09月03日 08:36撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 8:36
他の火口らしきものも見える。
宝永山の山頂の碑。
風が結構吹いているので、
帽子が飛びそう。
2023年09月03日 08:37撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 8:37
宝永山の山頂の碑。
風が結構吹いているので、
帽子が飛びそう。
宝永山から見た富士山。
高い山に感じない。
2023年09月03日 08:38撮影 by  Canon EOS R10, Canon
2
9/3 8:38
宝永山から見た富士山。
高い山に感じない。
あの稜線で降りてみたい。
2023年09月03日 08:38撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 8:38
あの稜線で降りてみたい。
2023年09月03日 08:39撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 8:39
宝永山の馬の背。
味気ないが味がある火山灰の道。
2023年09月03日 08:41撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 8:41
宝永山の馬の背。
味気ないが味がある火山灰の道。
2023年09月03日 08:47撮影 by  Canon EOS R10, Canon
9/3 8:47
この火口で緊急休憩。
エネルギー切れで体が動かなくなったので、
朝食タイム。
パンとお茶で栄養補給。
2023年09月03日 09:22撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 9:22
この火口で緊急休憩。
エネルギー切れで体が動かなくなったので、
朝食タイム。
パンとお茶で栄養補給。
この美しい景色を記憶に留める。
2023年09月03日 09:28撮影 by  Canon EOS R10, Canon
1
9/3 9:28
この美しい景色を記憶に留める。
撮影機器:

感想

初めての富士山は、距離の短い富士宮コースを選択してバスツアーを利用。高山病が怖かったので、山小屋箔の1箔2日の行程。天気は1日目が曇りで2日目が晴れ予想なので期待。
当初は8月14日に予約していたツアーだったが、台風の接近に伴い、ツアーそのものがキャンセル。富士山に行く気になっていた気持ちを抑えられず、最短で押さえられる日程として、閉山1週間前の9月2日出発となった。

バスでは隣の席になった方との話が尽きず、仮眠を取れずに出発地点の富士宮登山口五合目に到着。上は見えるが、下は雲に覆われて見えない状況だった。
本ツアー、ガイドなしを申し込んだのは数名。ガイドなしのソロは自分一人だけだったので、ガイドに宿泊予定地の7合目の山小屋までツアーについていく旨をお願いすると、快く承諾いただけたので、ガイド付きで申し込めなかった初心者の女性2人組と一緒に同行した。
高山病が気になるが、自分のペースだとどうしても速くなってしまうのでこれはありがたかった。また、山小屋まで3時間をかけるゆっくりとしたペース、こまめな休憩でまったく疲れなかった。

歩行中は、高度にならすために、こまめな水分補給と鼻から吸って口から吐き出す呼吸を意識。山小屋到着から1時間程度は起きていた方がとのアドバイスもあり、弁当を食べるなどして、しばらく起きていた。山小屋の狭さと緊張、体の疲労もないことから、全く眠気はやってこない。しばらくは寝ようとリラックスしたが無理だったので、山小屋から出て、山小屋のスタッフと話をしていた。
屋外は、すっかり晴れ、静岡周辺の街の夜景や星がきれいに見える。「小田原の方まできれいに見えるのは、台風による影響で空気が澄んできているのではないか」とはスタッフの方。「この調子なら明日のご来光は大丈夫でしょう」との言葉に期待も膨らんだ。「仮眠後に高山病の症状がなければそれ以降は大丈夫か」とお尋ねすると、大丈夫ではないかとのことだったので、仮眠後はマイペースで上ることとした。

結局、一睡も寝ることなく、ガイド付きのツアーよりも少し早めの12時前に出発。ガイドなしで一緒だった女性2人組にも声をかけて、自分のペースで登り始めた。
夜間登山は初めての経験だったが、星がきれいで、夜景も美しくて感動。また、12時頃の登山者は少なく、見上げてもヘッドライトの灯はぽつりぽつり。登山路は迷う箇所がなく、矢印やロープがヘッドライトで確認できるので楽しみながら、呼吸と無理のない変動しないペースを意識して、休憩することなく山頂に到着した。

途中、山小屋付近のくぼ地で仮眠をとる方や、登山路のロープの外で寝袋や銀シートに包まれている方など多くの登山者を横目に、山頂の寒さは気になったが、まあ何とかなると気楽に登った。
結局、7合目から山頂まで1時間半。想定よりもはるかに短時間で山頂に到達。汗もかかず、息があがることもなく、本当に安定したペースを維持できた。

山頂では、ちらほら、外国人を中心に登山者が思い思いの方法で休息。中には、トイレで寒さをしのいでいる外国人登山者もいた。ただ、ご来光まで長すぎる待ち時間をどう過ごすかは課題。まずは、深夜の御鉢巡り(反時計回り)を行う。
ヘッドライトを頼りにのんびり散策。噴火口が見えるポジションでは、月明かりかすかに見える。大きさに感動してしまった。
同じような深夜の御鉢巡りをしている登山者もおられ、そこで出会った地元の方によると、「これだけ穏やかな富士山は初めて。今日は最高のコンディション」。また、ヘッドライドを消しても、月の明るさで視界が効くので、一部の区間では、その方と月明かりのみでの御鉢巡りを行った。これは本当に感動体験だった。

その方と、富士山の最高峰「剣ヶ峰」(3776メートル)に到着。その中でも最高地点の岩に印があると教えていただき、そのポイントにタッチ。日本最高度ポイントに到達できた。
「最高峰からご来光は」と薦められたが、立ち止まっていると、微風でも寒さで体がブルブルガタガタ。フリースに防寒具と着込んだものの温かくならず、このまま3時間もじっとしている状況では待てそうにないので、動きながら時間をつぶすためその方とはお別れした。

立ち止まっていると、気温1度で微風の寒さに耐えられない。歩いている状態と停止状態とでこれほど体感が異なるのは新たな気づきだった。今後、寒い場所で過ごすには、暖かい服装の用意に加えて、温かい飲み物や食べ物で体の内側から温めることも効果があるのではと思った。実際、寒さを感じてから羊羹を食べたが少しマシになった。

軽い運動と時間潰しで、御鉢巡りも2週目に突入。午前4時、伊豆岳・成就ヶ岳付近で多くの登山客がご来光待ちをしていたので、このポイントでのご来光待ちを決意した。
ご来光の予定は午前5時20分頃。風はないのでコンディションは最高のはずだが、着込んでも寒い。立ったりしゃがんだり、その場で足踏みしたり。ただ、このくらいの時間になると東の空も赤みが差してくる。また、夜景だけでなく緑や湖も何となくわかるようになり、写真をとりながらご来光を待った。

ご来光は感動の瞬間。太陽の全体が見えるまでのわずかな瞬間を満喫した。本当に晴れていてよかった。
その後、浅間大社奥宮でご朱印をいただき、富士宮下山口から出発。午前6時前で少し早い気もしたが、ガイドから午前5時半頃には下山しないと、午前11時のバスに間に合わないこともあると脅されたこともあり、焦りながら下り始める。

下山する方もそれほど多くなく、登ってくる方もそれほどではないので、離合も以外とスムーズ。下山で初めて自分が登ってきたルートが確認できたが、この傾斜をよく1時間半で登れたと改めて感じた。
火山灰で覆われた山の本格登山も初めてなので、見える景色が斬新。木々のない荒涼とした火山灰地を踏みしめながら、3千メートル下の雄大な景色、海と山林、街を眺めながらの下山は寝不足、足腰の負担を忘れさせるものであった。
快調すぎて、このままだと、午前8時には5合目につく状況だったので、山頂でお会いしたから、「時間があれば30分程度で宝永山に行けるので、景色が最高なので立ち寄ってみれば」と言われていたので、6合目の山小屋から宝永山に向かう。

最初は平坦で絶景が堪能できる楽なコースだったが、山頂まで60分の看板を見て往復2時間的に厳しいので、すれ違う登山者にどのくらいの時間がかかるかを聞くと、「砂地で傾斜も厳しいので、片道60分以上はかかる」とのこと。せっかくここまで来たので行けるところまでは行ってみることとした。
宝永山火口までは10分程度。なかなかの景色でこれは一見の価値あり。また、宝永山の稜線までの登山路は一本道で、趣がある。とりあえず歩き出すものの、傾斜も厳しく、足も沈み込む砂地なので、山の稜線から先には素晴らしい展望があるとの強い思いで、トレッキングポールで踏ん張りながら頂上を目指した。
ここは本当に疲れた。目の前に見えているのに全然進まない脱力感。何度も引き返そうと考えていた。同じように登っていたご夫婦に「ここは地獄ですね」と声をかけると、笑いながらうなずいておられた。

下山判断のリミットとして午前8時半を目標に、登れるところと思っていたが、あとわずかで稜線だったので、もうひと踏ん張り。確かに感動の雄大な景色が待っていた。
緑から街、海へとつながるダイナミックな景観。独立峰ならではの裾野の広さに苦労も吹き飛んだ。今回の富士山登山の機会に宝永山まで登れたのは貴重な経験となった。また、登りの大変さが、下りでは逆に進みやすく、土埃を上げながら、踵を踏みしめて滑るように下った。砂走とはこういったものだろうか。あらためて経験してみたいと思った。
ただ、この時点でガス切れのように、急に体が重くなったので、宝永山第一火口にある休憩場所で朝食タイム。山頂でおやつを食べて以来の6時間半ぶりの食事で、山登りと栄養補給の関係と大切さを身をもって感じた。

食事と合わせて、服装も軽装に着替えて出発。午前10時前には5合目に到着し、無事、楽しい富士登山は終了した。
初めて尽くしの今回は、気候にも人にも恵まれ、楽しい経験となった。次は砂走や緑や森と森林限界を体感できる別のコースで挑戦したい。

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