南八ヶ岳縦走

2023年09月02日(土) ~ 2023年09月03日(日)

• GPS: 12:09
• 距離: 24.2km
• 登り: 1,960m
• 下り: 1,936m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:11
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:11

10:18 美濃戸口
10:57 10:57 やまのこ村
11:01 11:02 赤岳山荘
11:06 11:07 美濃戸
11:44 11:44 堰堤広場
12:30 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 8:04
• 休憩: 2:24
• 合計: 10:28

12:30 赤岳鉱泉
3:13 3:13 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
3:18 3:18 ジョウゴ沢
4:06 4:08 赤岩の頭
4:28 4:37 硫黄岳
4:54 4:54 硫黄岳山荘
5:11 5:11 台座ノ頭
5:33 5:43 横岳
5:46 5:46 横岳（無名峰）
5:55 5:55 三叉峰
6:00 6:01 石尊峰
6:03 6:08 鉾岳
6:13 6:14 日ノ岳
6:21 6:27 二十三夜峰
6:32 6:33 地蔵の頭
6:38 6:41 赤岳天望荘
7:01 7:01 赤岳頂上山荘
7:06 7:06 赤岳
7:18 7:27 赤岳頂上山荘
7:31 7:34 赤岳
7:36 7:37 竜頭峰分岐
7:43 7:44 キレット分岐
7:49 7:50 文三郎尾根分岐
8:05 8:05 中岳
8:15 8:16 中岳のコル
8:32 8:53 阿弥陀岳
9:12 9:14 中岳のコル
9:22 9:23 阿弥陀岳北稜
9:27 9:29 中岳のコル登山道水場
9:40 9:40 阿弥陀岳分岐
9:47 9:51 行者小屋
9:57 9:57 中山乗越
10:13 11:13 赤岳鉱泉
11:46 11:47 堰堤広場
12:14 12:18 美濃戸山荘
12:21 12:21 赤岳山荘
12:45 河原奥の氷柱
12:55 12:56 美濃戸口
13:29 yatsugatake J&N
13:38 ゴール地点

天候

1日目　晴れのち曇り
2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

・行き
茅野駅9:20発　
アルピコ交通　美濃戸口線　美濃戸口行き　
1500円

・帰り
美濃戸口14:45発　
アルピコ交通　美濃戸口線　茅野駅行き　
1500円

※現金or窓口で購入した乗車券のみ利用可能

コース状況／危険箇所等

1日目
○美濃戸口～赤岳鉱泉
美濃戸山荘あたりまでは砂利道が続く。赤岳山荘とやまのこ村までは車も入れるため、追い抜きに注意。次第に登山道らしくなるが、緩やかで歩きやすい。

2日目
○赤岳鉱泉～硫黄岳
稜線に出るまでは樹林帯の急登。特に危険箇所はなし。

○硫黄岳～横岳
横岳直前のトラバースはやや危険。鎖はあるが断崖絶壁なので、注意が必要。

○横岳～赤岳
鎖場、梯子は時々あるが危険度は高くない。
赤岳直下の急登では下りる人とのすれ違いに注意。

○赤岳～阿弥陀岳
梯子、鎖場は時々あるがここも危険度は高くない。阿弥陀岳の下りは急かつ浮石が多いので注意。

○中岳のコル～行者小屋～赤岳鉱泉
特に危険箇所はなし。緩やかで歩きやすい。

その他周辺情報

・下山風呂
八ヶ岳山荘
日帰り入浴500円
バス停の目の前なので便利

写真

9/2 8:53

茅野駅でバス待ち。「チノ」って駅名いいよね。。

9/2 8:54

9時20分のバス

9/2 10:17

行くわよ！

9/2 10:18

しばらくこんな道。歩きやすいけど長い、、

9/2 11:07

美濃戸山荘

9/2 11:14

お苔様

9/2 11:27

いいねぇ

9/2 11:49

9/2 12:04

岩が赤い

9/2 12:21

9/2 13:17

9/2 13:17

赤岳鉱泉着

9/2 13:18

今日のお家

9/2 14:29

温泉最高でした！
めちゃくちゃ熱いので調整必須です。

9/2 15:09

風呂上がりはこれ

9/2 18:09

9/2 18:11

日が短くなってきたなあ

9/3 4:27

硫黄岳からおはようございます

9/3 4:28

9/3 4:53

9/3 5:07

まん丸で可愛らしい形してる

9/3 5:22

9/3 5:23

9/3 5:26

ちょっと危険。慎重に歩くべし

9/3 5:30

たまんねえな

9/3 5:32

横岳！

9/3 5:32

9/3 6:11

かっこええ、、

9/3 6:24

富士山もおはようございます

9/3 6:36

9/3 6:36

歩いてきたなぁ

9/3 7:04

赤岳登頂！

9/3 7:08

北八ヶ岳も今度行きたい

9/3 7:10

山頂に人が集まってる様もなんかいい

9/3 7:49

阿弥陀岳も登りますよ

9/3 8:11

赤岳とは違う系統のイケメンだね

9/3 8:34

登頂！

9/3 8:49

ここからの赤岳もなかなか

9/3 8:49

横岳からの

9/3 8:49

硫黄岳。
歩いた道が一望できます。

9/3 9:47

行者小屋着。山舐めてましたの吹き出しで写真撮りたかったな。山ガール大好きですも良かった。

9/3 9:55

マムート推しなのね

9/3 11:12

帰ってきたぞ〜！

9/3 12:55

9/3 13:56

下山飯

9/3 15:44

下山酒

9/3 19:59

下山飯その2。やはり肉に限る。

撮影機器：

iPhone 8 Apple

感想

しの

1泊2日で南八ヶ岳(硫黄岳～横岳～赤岳～中岳～阿弥陀岳)を縦走してきました。天候にも恵まれ、アルペンムード溢れる充実の山旅でした！

1日目　美濃戸口～赤岳鉱泉
美濃戸口を10時過ぎにスタート。美濃戸山荘あたりまでは緩やかな砂利道が続きます。ひたすら単調な道なので退屈ではありましたが、時折現れる苔の絨毯に癒されながら歩きました。

美濃戸山荘を過ぎてしばし歩くと次第に登山道らしくなりますが、変わらず緩やかな登りが続きます。水中に含まれる鉄分の影響か、沢の水底の岩が赤くなってました。

12時半に赤岳鉱泉に到着。テント設営と昼食を済ませたら、いざお目当ての温泉へ。めちゃくちゃお湯が熱かったですが、山の中で入る温泉はたまりませんでした。ちなみに、給水パイプのノズルを開くと水が出るので、熱すぎる場合は調整可能です。

お風呂の後は小屋の生ビールを買い、行動食のナッツをつまみにしてちびちびと。小屋近くのベンチにはいくつもグループが出来上がっていて、中には宴会みたいになってるところもありました。ソロも気楽でいいですよと心中で呟きつつ、酒を片手にみんなでワイワイ、というのもいつかやってみたいなあと思いました。

2日目　
赤岳鉱泉～硫黄岳～赤岳～阿弥陀岳～行者小屋～赤岳鉱泉～美濃戸口下山

3時過ぎに行動開始。昨日の曇はなくなり、ヘッドライトなしでもうっすら見えるくらい、月明かりが地面を煌々と照らしていました。スマホではその微妙な明るさを捉えられないので、そろそろカメラが欲しいですね。

稜線に出るまでは樹林帯の急登が続きます。アタックザックの軽身なので楽でしたが、熊鈴を忘れたので、手を叩いたり歌ったりしながら登りました。

赤岩の頭の分岐に出ると、一気に視界が開け、風も出てきました。ここから緩やかに登ると硫黄岳山頂です。山頂は広々としていて、すでに東の空が明るんできていました。爆裂火口跡も見たかったですが、まだ日の出まで時間があるので断念。

朝日と雲海、南アルプスに富士山、遠く北アルプスや御嶽山も望みながら、横岳に向かいます。山頂直前のトラバースが片側断崖絶壁なので、気をつける必要がありましたが、慎重に行けば問題なくクリアできるレベルでした。

横岳から赤岳は何ヶ所か鎖場と梯子がありますが、それほど危険度は高くないです。石尊峰を少し過ぎたあたりから眺める赤岳がかっこよすぎた。。

赤岳展望荘から赤岳直下の急登を登り、赤岳頂上山荘を左手に見ながら少し歩くと、赤岳登頂です。山頂からの360度の大パノラマが最高でした。

記念撮影を済ませ、中岳を経て阿弥陀に向かいます。元々は赤岳までで下山する予定でしたが、体力に余裕があったので足を伸ばすことにしました。中岳のコルから阿弥陀までは梯子あり鎖場ありの急な岩陵帯で面白かったです。下りは気をつける必要がありますが。。

8時半に阿弥陀岳登頂。山頂からは、これまで歩いてきた南八ヶ岳の山々が一望できました。一休みした後は中岳のコル、さらに行者小屋、赤岳鉱泉まで一気に下ります。ひとまず無事に戻れて一安心でした。

テントを撤収後、美濃戸口まで一気に下山。今回は八ヶ岳山荘の日帰り入浴でフィニッシュ！下山飯は同じく八ヶ岳山荘の天ぷらうどんとビール。五臓六腑に染み渡りました。ありがとう八ヶ岳！