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Yamareco

記録ID: 5909210
全員に公開
ハイキング
谷川・武尊

谷川岳 中ゴー尾根〜奥の院古道

2023年09月07日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.8km
登り
1,533m
下り
1,523m

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
1:15
合計
9:41
10:55
11:01
21
11:22
11:35
5
11:40
11:50
100
トマの耳
13:30
13:50
100
天神平山
15:30
浅間浅間神社
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
谷川温泉登山口の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
中ゴー尾根の急斜度部の3箇所の鎖は巻き上げられていて利用できなかった。
その他周辺情報 帰りに越後湯沢駅前の江神温泉に。小さいがゆったり休めました。
谷川温泉の登山口、すぐ手前に駐車場有り
2023年09月07日 05:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 5:48
谷川温泉の登山口、すぐ手前に駐車場有り
例のパキッと割れそうな板はほぼ損壊し、残っているところをなるべく板に力がかからないようパイプの近くを通った。
2023年09月07日 06:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 6:21
例のパキッと割れそうな板はほぼ損壊し、残っているところをなるべく板に力がかからないようパイプの近くを通った。
牛首、以前来たときより登山道(右手の鎖のところ)へ上がるのが楽になったような。
2023年09月07日 06:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 6:39
牛首、以前来たときより登山道(右手の鎖のところ)へ上がるのが楽になったような。
登山崩壊部、ピンクリボンのところを上がるとすぐ登山道に出る
2023年09月07日 06:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 6:54
登山崩壊部、ピンクリボンのところを上がるとすぐ登山道に出る
「二俣の門」?右手の門のような部分を通りました
2023年09月07日 07:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 7:08
「二俣の門」?右手の門のような部分を通りました
ここピンクリボンから登山道に上がる
2023年09月07日 07:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 7:14
ここピンクリボンから登山道に上がる
直ぐに二俣に到着。中ゴー尾根は直進。
2023年09月07日 07:16撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 7:16
直ぐに二俣に到着。中ゴー尾根は直進。
こちらはいわお新道
2023年09月07日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 7:17
こちらはいわお新道
昔はここを基地にあちこちにいったのかな
2023年09月07日 07:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 7:17
昔はここを基地にあちこちにいったのかな
中央が中ゴー尾根末端、黄色リボンが目立つ
2023年09月07日 07:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 7:38
中央が中ゴー尾根末端、黄色リボンが目立つ
いよいよ尾根道だ
2023年09月07日 07:39撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 7:39
いよいよ尾根道だ
30分ほど進むと俎ぐらの幕岩が見えてくる
2023年09月07日 08:09撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2
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30分ほど進むと俎ぐらの幕岩が見えてくる
ずっと俎ぐらを見ながら進む。少しづつ高度が上がっているのが実感できる。
2023年09月07日 08:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 8:52
ずっと俎ぐらを見ながら進む。少しづつ高度が上がっているのが実感できる。
登山道は樹林帯を超えて、日陰が無くなったが風が冷たく、レインウェアーを着けた
2023年09月07日 09:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 9:57
登山道は樹林帯を超えて、日陰が無くなったが風が冷たく、レインウェアーを着けた
主稜線はまだまだだな
2023年09月07日 09:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 9:57
主稜線はまだまだだな
鎖場が始まる
2023年09月07日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 10:02
鎖場が始まる
鎖場のうち、3箇所はこのように鎖が巻き取られていて使用できない。特にここはポロポロのザレ場で緊張したな。
2023年09月07日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 10:20
鎖場のうち、3箇所はこのように鎖が巻き取られていて使用できない。特にここはポロポロのザレ場で緊張したな。
俎ぐらと同じくらいまで上がってきた。
2023年09月07日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
9/7 10:24
俎ぐらと同じくらいまで上がってきた。
オジカサワノ頭方面
2023年09月07日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 10:24
オジカサワノ頭方面
稜線への出会いが見えてきた。よく見ると右手に肩の小屋もみえていた。
2023年09月07日 10:24撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 10:24
稜線への出会いが見えてきた。よく見ると右手に肩の小屋もみえていた。
稜線へ出た
2023年09月07日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 10:54
稜線へ出た
登ってきた中ゴー尾根
2023年09月07日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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登ってきた中ゴー尾根
一ノ倉岳と茂倉岳
2023年09月07日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 10:54
一ノ倉岳と茂倉岳
今日ほとんど初めての山野草の花、オヤマリンドウ
2023年09月07日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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今日ほとんど初めての山野草の花、オヤマリンドウ
ハクサンフウロ、少なかったがチラホラありました
2023年09月07日 10:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 10:57
ハクサンフウロ、少なかったがチラホラありました
改めて中ゴー尾根を見下ろす。あの出っ張っているところまでが大変だったんだな
2023年09月07日 11:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:02
改めて中ゴー尾根を見下ろす。あの出っ張っているところまでが大変だったんだな
俎ぐらと幕岩
2023年09月07日 11:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
9/7 11:02
俎ぐらと幕岩
ミヤマアズマギクかな
2023年09月07日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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ミヤマアズマギクかな
ウスユキソウの仲間
2023年09月07日 11:04撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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ウスユキソウの仲間
トリカブトの仲間
2023年09月07日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:07
トリカブトの仲間
キンバイソウ
2023年09月07日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:08
キンバイソウ
ハクサンイチゲ、ほんの数株だけ咲いていました。
2023年09月07日 11:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:12
ハクサンイチゲ、ほんの数株だけ咲いていました。
ヤマハハコ
2023年09月07日 11:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:12
ヤマハハコ
ウメバチソウ
2023年09月07日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:19
ウメバチソウ
リンドウ 結構たくさん咲いていたな
2023年09月07日 11:22撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:22
リンドウ 結構たくさん咲いていたな
トマの耳からオキの耳方面
2023年09月07日 11:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:48
トマの耳からオキの耳方面
笠ヶ岳、朝日岳方面
この日は早朝まで雨だったので、遠望が聞かなかった
2023年09月07日 11:48撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:48
笠ヶ岳、朝日岳方面
この日は早朝まで雨だったので、遠望が聞かなかった
2人パーティーの方に撮っていただきました
2023年09月07日 11:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
4
9/7 11:50
2人パーティーの方に撮っていただきました
万太郎山、仙ノ倉山方面 
2023年09月07日 11:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 11:52
万太郎山、仙ノ倉山方面 
天神平山へ分岐
2023年09月07日 13:07撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 13:07
天神平山へ分岐
天神平山から山頂方面
2023年09月07日 13:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 13:23
天神平山から山頂方面
奥の院古道の入り口
2023年09月07日 13:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 13:40
奥の院古道の入り口
振り返って東屋、ここでゆっくり休んだ
2023年09月07日 13:40撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 13:40
振り返って東屋、ここでゆっくり休んだ
鉄塔まではやや傾斜が急でゆっくり進んできたが、この後は比較的良い登山道になった
2023年09月07日 14:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/7 14:20
鉄塔まではやや傾斜が急でゆっくり進んできたが、この後は比較的良い登山道になった
標高750m付近、ベンチと広場と獣避けの網フェンス
2023年09月07日 15:14撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/7 15:14
標高750m付近、ベンチと広場と獣避けの網フェンス
浅間浅間神社、お参りしていると登山道の整備をしていたという女性に声をかけられた。鉄塔から上は問題なかったか問われた。
2023年09月07日 15:32撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/7 15:32
浅間浅間神社、お参りしていると登山道の整備をしていたという女性に声をかけられた。鉄塔から上は問題なかったか問われた。
2017年に下見に来た際地元の方から、ヤマビルに気をつけるようにと言われ、準備していたスプレーを出発前に使った。
2023年09月07日 18:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
9/7 18:17
2017年に下見に来た際地元の方から、ヤマビルに気をつけるようにと言われ、準備していたスプレーを出発前に使った。

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図 コンパス(1) 笛(1) 保険証(1) 飲料 ティッシュ(1) 三角巾 バンドエイド(1) タオル(1) 携帯電話(1) 計画書 雨具(2) 防寒着 ストック(1) 水筒(2) 時計(1) 非常食(1.5) ツェルト(1) ファーストエイドキット(1) カメラ(1) 車(1) 水筒2.5L

感想

 昨年春から、ある資格を取るために余暇を潰して、通信制大学で学んでいた。はじめ1年のつもりだったが、2科目単位を落としてしまって、学籍を半年延長して再チャレンジし、ようやく取ることが出来た。余暇にゆとりが出てきたので、かねてから行ってみようと思っていた中ゴー尾根に行ってきた。
 天気は前日まで雨で谷川の増水を心配していたが、全く大丈夫だった。二俣までの登山道が一部崩落していてあまり良くないとの情報があった。確かに2箇所ほど数年前の水害で崩落していたが、歩いてみると要所にはしっかりピンクリボンで案内され、迷うことはなかった。
 二俣から中ゴー尾根の取り付きまでは仮払いがしっかりし、多くの黄色リボンがあり、直ぐに行けた。
尾根は流石に急勾配でペースが上がらず、1年半のブランクだったこともあり、はじめは肩の小屋に午前中につけないかと思った。天気は晴れで南向きの尾根だが、標高1300m付近までは広葉樹林の森の中なので、日光は当たらず涼しい。その後は日光は当たるが、風が冷たくやはりレインウェアーを着てちょうどよかった。左手の俎瑤繁覺笋楼掬歸な迫力で、少しづつ自分の高度が上がっていくのが実感できる。途中標高1400〜1600m付近だったが、ここには鎖がほしいと思った場所の内3箇所では鎖が巻き上げられて使用できなかった。錆が進んで使用できなくなったのだろうか?特にガレ場の1箇所はどこを掴んでも崩れ落ちそうでヒヤッとした。他の2箇所は掴む岩が見当たない土ミックス面で、草の根を掴んでなんとか通過できた。そういえば10年前に晩秋の荒沢岳に行った際も雪害対策のため全ての鎖が巻き上げられていて緊張したのだった。
 不思議なことに山野草の花が見られたのは肩の小屋の手前の尾根だけだったが、リンドウ、ウスユキソウ、トリカブト等多種の花を見ることが出来た。北向きの斜面で水分が比較的あったのだろうか?小屋で昼食後、トマの耳に寄った。ウィークデーなので空いていて、若い男性の2人パーティーがいるだけだった。写真を取り合い少し話をした。
 そして本日の2つ目の課題である天神平山の奥の院古道へ。ピンクリボンとトラロープが十分あって、迷う心配はないが、送電線の鉄塔までは、傾斜が急な部分が多く、片側切れ落ちているところもあり、スピードは上がらない。途中1箇所、斜面が崩落した部分を通過するところがあるが、複数のロープがあるので危なくはなかった。鉄塔から下は”普通”の登山道のようないい道だった。
 麓の富士浅間神社でお参りをしていると、登山道の整備をしていたという女性(おばちゃん)に声をかけられ、先日崩落地点の整備をしたがどうだったかと聞かれ、ロープは十分機能して安全に通過できたことを話した。地図で見ると比較的傾斜のゆるい尾根歩きに見え、すっかり油断をしていたが、下山に要する時間は普通の保登野沢の登山道(行ったことはないが)の方が早いと思われた。
 実は中ゴー尾根は今でこそ各登山地図データでは一般道としては載っていないが、自分が持っていた山と高原地図の2012年版には一般登山道として紹介されている。一般登山として扱われなくなった理由はいくつかあるのだろうが、大事な鎖場の内3箇所の鎖が使えなくなったのもその一つかもしれない。
 帰りに越後湯沢の駅前100m位の江神温泉で汗を流した。湯沢町に4つある源泉の一つで、小さくて設備も古いが、創業昭和13年の由緒ある温泉で、他の日帰り温泉と違って町営ではないが、料金大人400円と懐にも優しい。駐車場も数台分あった。
 1年半ぶりの山行だったが、一度は行ってみたかった中ゴー尾根を楽しみ、無事下りてこれ、そして天気も良かったので大いに満足であった。

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技術レベル
2/5
体力レベル
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