ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5946603
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

ガスの立山三山、快晴渋滞の剱岳

2023年09月16日(土) ~ 2023年09月17日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:08
距離
22.3km
登り
2,371m
下り
2,345m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:18
休憩
0:26
合計
4:44
距離 9.7km 登り 1,105m 下り 1,011m
8:14
55
9:09
7
9:16
17
9:33
9:36
45
10:21
10:22
11
10:33
10:37
9
10:46
9
10:55
10:59
21
11:20
34
11:54
11:55
7
12:02
12:15
5
12:20
38
2日目
山行
7:50
休憩
3:25
合計
11:15
距離 12.7km 登り 1,273m 下り 1,348m
4:03
4:04
27
4:31
4:35
33
5:08
5:09
39
5:48
5:59
24
6:23
6:32
28
7:00
7:04
10
7:14
7:59
22
8:21
8:31
18
8:49
8:59
10
9:09
9:16
14
9:30
9:35
7
9:42
29
10:11
10:40
23
11:03
69
12:12
12:36
49
13:25
13
13:38
13:39
11
13:50
22
14:12
14:56
4
15:00
11
1日目は一ノ越から雄山までは渋滞でノロノロ。
2日目も一服剱付近から各鎖場で通過待ちがあり、前剱からカニのタテバイ通過までに2時間もかかりました。前剱の門から平蔵の頭、カニのタテバイまでがかなり渋滞していました。
2日目は久しぶりに長く歩いたので左膝が痛くなり、剣御前小舎への登り返しと雷鳥沢への下りはペースダウンしました。
天候 9/16 曇りのち雨、9/17晴れ。気温は12℃〜25℃ほど。
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢第一駐車場に駐車。2日で3,000円(12時間1,000円)。24時間1,000円の第三駐車場と無料駐車場は満車でした。有料駐車場は1,000円札か硬貨しか使えないので注意。
立山黒部アルペンルートで扇沢駅から室堂へ。バスやロープウェイを乗り継いで1.5時間ほどかかります。往復12,300円、クレカタッチ決済可。
コース状況/
危険箇所等
室堂、立山三山、別山までは特に難所もなく歩きやすいです。
剱岳は、やはり名ありの鎖場である前剱の門、平蔵の頭、カニのタテバイとヨコバイは、グレードEらしい難易度を感じました。その他はまあ普通かなという感じです。
復路で通った一服剱から黒百合のコルの少し先までは、人通りが少ないのかハイマツの枝をぐっと押し退けながら歩く必要があり、松の葉があちこちくっつき、ザックに外付けしていた1/8" form padは一箇所破けました。道も印がなく少しわかりにくい箇所があります。
■携帯電波
UQ mobile(au 4G)基本的に電波あり。剣沢キャンプ場も良好。
その他周辺情報 みくりが池温泉で入浴。1,000円。やや熱めのいい湯でした。脱衣所が狭くて火照りが冷ませないなのが玉に瑕。
雷鳥沢ヒュッテや雷鳥荘も日帰り入浴やってるようです。
予約できる山小屋
6時前の扇沢。当日券の売り場は行列です。Webきっぷの発券機のほうが圧倒的に空いてます。
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6時前の扇沢。当日券の売り場は行列です。Webきっぷの発券機のほうが圧倒的に空いてます。
電気バスで黒部ダムへ。
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電気バスで黒部ダムへ。
アーチダム上を早足で進んでいきます。
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アーチダム上を早足で進んでいきます。
ケーブルカーを待って乗り換え。
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ケーブルカーを待って乗り換え。
立山ロープウェイは立ち乗り。帰りは足が痛い&ぎゅうぎゅう詰めにされてかなり辛かったです…。
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立山ロープウェイは立ち乗り。帰りは足が痛い&ぎゅうぎゅう詰めにされてかなり辛かったです…。
大観峰からトロリーバスに乗り換えて室堂に到着。混雑の中をずっと移動してきたのでもう疲れました。
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大観峰からトロリーバスに乗り換えて室堂に到着。混雑の中をずっと移動してきたのでもう疲れました。
曇天ですが天気✕なのは承知済み。むしろ雨が降ってなくてツイてるくらいの気持ちです。
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曇天ですが天気✕なのは承知済み。むしろ雨が降ってなくてツイてるくらいの気持ちです。
ガスガスでも人混みから解放され気分は上々。浄土山へ向かいます。ちなみにこの辺に雷鳥がいました。
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ガスガスでも人混みから解放され気分は上々。浄土山へ向かいます。ちなみにこの辺に雷鳥がいました。
浄土山は山頂に気が付かないまま通過してしまいました。ケルン?のあたりが山頂だった?
浄土山は山頂に気が付かないまま通過してしまいました。ケルン?のあたりが山頂だった?
五色ヶ原方面との分岐。なにか建物があります。
五色ヶ原方面との分岐。なにか建物があります。
龍王岳まで行くのもありですかね。何も見えないので一の越へ。
龍王岳まで行くのもありですかね。何も見えないので一の越へ。
一ノ越に山荘裏から到着。
一ノ越に山荘裏から到着。
室堂からまっすぐ一ノ越に来る人が多いようです。浄土山経由は人が少なかったです。
室堂からまっすぐ一ノ越に来る人が多いようです。浄土山経由は人が少なかったです。
一ノ越山荘正面。
一ノ越山荘正面。
向かいの雄山側に公衆トイレ。
向かいの雄山側に公衆トイレ。
タイミングが悪かったか一ノ越から渋滞。特に難所もないですが。
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タイミングが悪かったか一ノ越から渋滞。特に難所もないですが。
たまに晴れるガス。振り返って一ノ越を見下ろす。左側は黒部ダムからの道ですよね。
たまに晴れるガス。振り返って一ノ越を見下ろす。左側は黒部ダムからの道ですよね。
建物が見えてきました。下から見るとえらく立派なので山荘かと思いましたが、神社の社務所?のようです。
建物が見えてきました。下から見るとえらく立派なので山荘かと思いましたが、神社の社務所?のようです。
山頂に到着……?どこが山頂だろう?
山頂に到着……?どこが山頂だろう?
1番ピークっぽい鳥居の先は有料でした。たしか700円だったかな。明神池を思い出します。
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1番ピークっぽい鳥居の先は有料でした。たしか700円だったかな。明神池を思い出します。
参拝はスルーして大汝山へ向かいます。
参拝はスルーして大汝山へ向かいます。
大汝山山頂。稜線上のちょっとしたピークという感じですが、ヤマレコだと一応ここが立山となってますね。
大汝山山頂。稜線上のちょっとしたピークという感じですが、ヤマレコだと一応ここが立山となってますね。
大汝山休憩所前で小休止。時間的に小屋は営業はしていたと思いますが中は覗きませんでした。
大汝山休憩所前で小休止。時間的に小屋は営業はしていたと思いますが中は覗きませんでした。
通過して振り返り。裏から見ると結構大きい休憩所。その向こうが大汝山山頂ピークか。
通過して振り返り。裏から見ると結構大きい休憩所。その向こうが大汝山山頂ピークか。
ガスで何も見えない稜線歩き。歩き難い所は特にないのでさくさく進みます。
ガスで何も見えない稜線歩き。歩き難い所は特にないのでさくさく進みます。
富士ノ折立。ちょっとしたピークは巻くこともできます。
富士ノ折立。ちょっとしたピークは巻くこともできます。
山頂はちょっと狭いか。岩の上に乗って写真撮影してる方もいました。
山頂はちょっと狭いか。岩の上に乗って写真撮影してる方もいました。
お次は真砂岳へ。
お次は真砂岳へ。
東側の眼下に見えたのは蔵之介カールの氷河かな?
東側の眼下に見えたのは蔵之介カールの氷河かな?
穏やかな稜線。
真砂岳に到着。ピーク感はほぼない。
真砂岳に到着。ピーク感はほぼない。
相変わらずガスの稜線を進む。
相変わらずガスの稜線を進む。
一瞬ガスが流れて見えた室堂平。
一瞬ガスが流れて見えた室堂平。
別山に到着。
少し歩いて北峰。この辺でオコジョに遭遇しました。
少し歩いて北峰。この辺でオコジョに遭遇しました。
ちっちゃく別山と書いてあります。
ちっちゃく別山と書いてあります。
分岐標識。剣沢キャンプ場に降ります。
分岐標識。剣沢キャンプ場に降ります。
ガスが切れて剣沢キャンプ場周辺が見えてきました。
ガスが切れて剣沢キャンプ場周辺が見えてきました。
剣沢キャンプ場に到着。雨が降る前に辿り着けてよかったです。
剣沢キャンプ場に到着。雨が降る前に辿り着けてよかったです。
m trail設営。4隅だけ石固定して立ち上げたら風で倒れたので、ガイライン含め12箇所を固定して建て直しました。ペグは刺さらないかと思っていましたが、9箇所くらいは刺さりました。
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m trail設営。4隅だけ石固定して立ち上げたら風で倒れたので、ガイライン含め12箇所を固定して建て直しました。ペグは刺さらないかと思っていましたが、9箇所くらいは刺さりました。
管理棟と水場。
バイオトイレは臭い少なめ。
バイオトイレは臭い少なめ。
こっちは汲取式?山のトイレらしい臭いがします。
こっちは汲取式?山のトイレらしい臭いがします。
夕飯。白い粉は全粉乳です。めっちゃ溶け残るけどカロリーと栄養の補給にはいいかも。
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夕飯。白い粉は全粉乳です。めっちゃ溶け残るけどカロリーと栄養の補給にはいいかも。
翌朝?3時過ぎのテン場はもう動き始めてます。時分も4時前に剱岳へ向けて出発。
翌朝?3時過ぎのテン場はもう動き始めてます。時分も4時前に剱岳へ向けて出発。
せっかくの景色が見えないのであまり早出はしたくないのですが、4時発でもあんなに先行者が。
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せっかくの景色が見えないのであまり早出はしたくないのですが、4時発でもあんなに先行者が。
剣山荘から一服剱への光の列。
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剣山荘から一服剱への光の列。
出発者で賑わう剣山荘を覗く。内装きれいですね。
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出発者で賑わう剣山荘を覗く。内装きれいですね。
一服剱の手前、中国人?団体がいてやや渋滞ぎみ。
一服剱の手前、中国人?団体がいてやや渋滞ぎみ。
振り返り剣山荘と剣御前。
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振り返り剣山荘と剣御前。
一服剱から前剱・剱岳とご対面。
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一服剱から前剱・剱岳とご対面。
振り返って別山、剣沢、剣御前。
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振り返って別山、剣沢、剣御前。
前剱へ向かいます。
前剱へ向かいます。
前剱までの鎖場も大した難所はありません。
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前剱までの鎖場も大した難所はありません。
前剱に到着。明るくなりました。
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前剱に到着。明るくなりました。
富山側、前剱の影。
富山側、前剱の影。
梯子先をトラバースする前剱の門。この辺からだいぶ待つように。4時発では少し遅かったか。
梯子先をトラバースする前剱の門。この辺からだいぶ待つように。4時発では少し遅かったか。
平蔵の頭。待ち時間が長いので体力に余裕は持てます。
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平蔵の頭。待ち時間が長いので体力に余裕は持てます。
岩に打ってある鉄杭を足場に。
岩に打ってある鉄杭を足場に。
平蔵の頭を下る。
平蔵の頭を下る。
いよいよカニのタテバイ。30分くらい待ちました。
いよいよカニのタテバイ。30分くらい待ちました。
ホントはもっと間隔開けたほうがいいんでしょうけどね。
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ホントはもっと間隔開けたほうがいいんでしょうけどね。
タテバイを通過。
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タテバイを通過。
早月尾根分岐。
ようやく山頂へ。
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ようやく山頂へ。
剱岳山頂に到着。祠前は写真持ちで混雑しててうまく写真撮れませんでした。
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剱岳山頂に到着。祠前は写真持ちで混雑しててうまく写真撮れませんでした。
映え写真撮り楽しそう。
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映え写真撮り楽しそう。
建山室堂方面。
富山方面。
下山します。この先カニのヨコバイ。
下山します。この先カニのヨコバイ。
なるほどヨコバイだ。
なるほどヨコバイだ。
ヨコバイを下から。ここは鎖がないと怖いです。
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ヨコバイを下から。ここは鎖がないと怖いです。
長梯子。この辺にもオコジョがうろちょろしてました。
長梯子。この辺にもオコジョがうろちょろしてました。
振り返り剱岳。拡大するとタテバイとヨコバイが見えます。歩いた後で見るとどこが登山道かわかるようになりますね。
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振り返り剱岳。拡大するとタテバイとヨコバイが見えます。歩いた後で見るとどこが登山道かわかるようになりますね。
下山道を歩いてたら前剱は巻いたようです。
下山道を歩いてたら前剱は巻いたようです。
一服剱に戻りました。
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一服剱に戻りました。
一服剱から後立山方面。爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳ですよね多分。先のお盆休みにはあっちを歩いたんだなあとしみじみ。
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一服剱から後立山方面。爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳ですよね多分。先のお盆休みにはあっちを歩いたんだなあとしみじみ。
剣山荘には降りずにクロユリのコル経由で剣御前小舎へ。
剣山荘には降りずにクロユリのコル経由で剣御前小舎へ。
なんの気なしに選んだ道でしたが、細い道がハイマツに塞がれており、けっこう歩き難い道でした。
藪こぎまでは全然いかないですが、予想外でちょっと疲れました。
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なんの気なしに選んだ道でしたが、細い道がハイマツに塞がれており、けっこう歩き難い道でした。
藪こぎまでは全然いかないですが、予想外でちょっと疲れました。
振り返り剱岳。この位置から見る人は少ないだろうと自己満足しておきましょう。
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振り返り剱岳。この位置から見る人は少ないだろうと自己満足しておきましょう。
見下ろす剣山荘。
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見下ろす剣山荘。
途中途中にあるガレ沢からハイマツ帯に戻るとき、印とかがない所もあるので道を間違えないよう注意。
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途中途中にあるガレ沢からハイマツ帯に戻るとき、印とかがない所もあるので道を間違えないよう注意。
ここからは多分メジャールートなので歩きやすい道になって印も増えました。
ここからは多分メジャールートなので歩きやすい道になって印も増えました。
振り返り前剱。
剣沢と後立山。
別山と剣沢キャンプ場。
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別山と剣沢キャンプ場。
剣御前の東斜面を登っていきます。日差しが強くて熱射病になりそう。
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剣御前の東斜面を登っていきます。日差しが強くて熱射病になりそう。
建物がようやく見えました。
建物がようやく見えました。
剣御前小舎に到着。
剣御前小舎に到着。
予想に反して午後も天気がよく、手持ち水分が心許なく。小屋でこいつを購入、補給して一息つきました。
予想に反して午後も天気がよく、手持ち水分が心許なく。小屋でこいつを購入、補給して一息つきました。
小屋の向かいにトイレあり。
小屋の向かいにトイレあり。
剱岳方面を見納め。雲が湧いてきました。
剱岳方面を見納め。雲が湧いてきました。
室堂平へ下山します。
室堂平へ下山します。
昨日は拝めなかった立山の勇姿。
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昨日は拝めなかった立山の勇姿。
室堂周辺がよく見えてきました。
室堂周辺がよく見えてきました。
浄土橋を渡って雷鳥沢野営場へ。
浄土橋を渡って雷鳥沢野営場へ。
降りてきた道を振り返り。
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降りてきた道を振り返り。
雷鳥沢野営場。ここで2泊目の予定でしたが、時間に余裕もあるし帰宅することにしました。
雷鳥沢野営場。ここで2泊目の予定でしたが、時間に余裕もあるし帰宅することにしました。
雷鳥沢野営場からの登り、剱往復後の脚には結構キツかったです。
雷鳥沢野営場からの登り、剱往復後の脚には結構キツかったです。
地獄谷。結構な硫黄の匂い。
地獄谷。結構な硫黄の匂い。
雷鳥荘。ここも立寄り入浴できます。
雷鳥荘。ここも立寄り入浴できます。
迫力ある立山。3つのピークが雄山、大汝山、富士ノ折立ですかね。
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迫力ある立山。3つのピークが雄山、大汝山、富士ノ折立ですかね。
みくりが池温泉に到着。入浴&着替えをしたらかなりさっぱりしました。
みくりが池温泉に到着。入浴&着替えをしたらかなりさっぱりしました。
ブルーベリーソフトを食べて、もう少しだけ歩きます。
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ブルーベリーソフトを食べて、もう少しだけ歩きます。
みくりが池を通過。青いですね。
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みくりが池を通過。青いですね。
立山ホテル、室堂ターミナルに無事帰着です。
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立山ホテル、室堂ターミナルに無事帰着です。
おまけ。室堂ターミナル内の立ち食いそば。白えび天そば1,200円、ます寿司300円。値段は高級だけどクオリティは普通の駅そばでした。
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おまけ。室堂ターミナル内の立ち食いそば。白えび天そば1,200円、ます寿司300円。値段は高級だけどクオリティは普通の駅そばでした。

感想

三連休を利用して立山と剱岳へ行ってきました。

1日目は室堂平から立山三山を歩いて剣沢キャンプ場へ。終始ガスガスで眺望はありませんでしたが、しっかり立山三山を巡ることが出来ました。
雨の予報もあったため雨中の山行と幕営も想定していましたが、幕営まで雨に降られなかったので、劔岳へ向かう前日としてはまあ悪くない1日目でした。

剣沢キャンプ場はかなり広いですが平らな場所はほぼありません。適地を求めてしばし徘徊しましたが、結局斜めで凸凹した場所にシェルターを張りました(エアーマットなので凸凹は無問題)。ペグは一見刺さらなさそうに見える所でも意外と刺さりました。マイシェルターのm trailは非自立式なので、基本はペグ固定して岩を乗せ、ペグが刺さらない箇所は岩のみで固定し、ガイライン含め12箇所をそれなりにしっかり固定しました。
幕営後、午後2時頃から夜半までは雨が降ったり止んだりしていましたが、深夜には雨も風も止んで翌日は快晴になりました。

2日目は5時頃に出発しようと考えていたのですが、明日は渋滞するから3時に出よう、との会話が聞こえてきたので少し早めて4時頃に出発しました。それでも鎖場は渋滞しており、カニのタテバイ付近では随分と待つことになりました。
ほとんどの岩場鎖場はちょうどいいホールドがあるので鎖は使いませんでしたが、カニのタテバイ、ヨコバイでは鎖や鎖の支点も掴みました。岩壁に鉄杭も刺さって足場となっており、これらがないと凡ハイカーには通過はちょっと厳しそうです。逆に言うとこれらがあるので凡ハイカーでも通過できるということで。

復路は剣山荘に下りず、クロユリのコル経由で剣御前小舎へ向かいました。一服剱の稜線から剣御前の東斜面へと進んでいくのですが、こちらを通る人は少ないのか、道を遮るハイマツを押し退けて進む必要があり、コースもちょっと迷うような箇所がありました。剣御前小舎から剣山荘へ下る分岐からは印が一気に増えて道も歩きやすくなりました。
剣御前小舎まで天気は快晴で、日差しを遮るものもないため日射病や熱中症にならないよう、水分をまめに補給しながらのろのろと登っていきました。剣御前小舎に着いてトイレと水分補給を済ませ、一息ついてから室堂へ下山しました。

2日目も午後は天気が崩れる予報があったので、雷鳥沢野営場でもう一泊し、翌朝に立山の眺望を楽しんでからアルペンルートをのんびり帰ろう、と予定していたのですが、それなりに天気が保ったので雷鳥沢からの立山三山や地獄谷の雄大な風景も拝むことができ、帰りのバスにも十分間に合う時間だったため、みくりが池温泉で入浴して帰宅しました。
なんとなく雷鳥沢野営場に腰を下ろす気になれなかったというのもありました。周囲の景色は素晴らしかったのですが、どことなく漂う陽キャンパーの空気にアウェイ感を勝手におぼえてしまったというか…。
(あくまで個人の被害妄想なので悪しからず)

■装備メモ
衣類)DFメッシュメリノロングスリーブ、アクシオライトトランクス、カミノパンツライト、ダーンタフフルクッション、マウンテンクルーザー800、ミレーキャップ、エルゴグリッパー
保温着、雨具)コアエアシェル、ラークフーディ、ライトアルファタイツ、フェザーレインフルジップ、フェザーレインパンツ
道具類)Sub Nero Ultra 30、spark0、エスケープライトビビィ、ネオエアーXライトrw、1/8" form pad、m trail、FIZAN トレッキングコンパクトx2、チタンクッカー400、P115フェムトストーブ、パワーガス110

気温は12℃〜25℃くらい。1日目は終始メリノシャツ1枚で、2日目は鎖場渋滞待ち中の日陰でコアエアシェルを羽織り、剱岳山頂でシェルを脱ぎました。
剣沢キャンプ場では夜朝も12℃くらいはあったので、spark0とビビィで十分でした。保温着のラークとアルファタイツは出番なしでした。

m trailは固定が適当だった設営途中に倒れたのと、あとは夜中にポールが1本倒れました。ポールは幕内にあるので寝たまま片手でひょいと直せてあまり苦にはなりませんが、やはり風が強いと熟睡はできないかも。深夜には風が収まったこともあり、撤収時は幕内全体がうっすら結露していました。

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