聖・赤石・荒川、時計回り

2023年09月15日(金) ~ 2023年09月18日(月)

• GPS: 31:01
• 距離: 41.6km
• 登り: 4,440m
• 下り: 4,459m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:23
• 合計: 6:10

距離 8.7km 登り 1,551m 下り 428m

8:17 聖沢登山口
9:36 9:36 聖沢吊橋
10:40 10:51 造林小屋跡
11:40 11:47 乗越
12:56 13:01 滝見台
14:29 聖平小屋

2日目

• 山行: 7:05
• 休憩: 1:32
• 合計: 8:37

距離 8.7km 登り 1,285m 下り 1,100m

4:03 聖平小屋分岐
4:25 4:30 薊畑分岐
5:18 5:51 小聖岳
6:56 7:10 聖岳
8:07 8:14 聖兎のコル
8:54 9:01 兎岳避難小屋
9:24 9:27 兎岳
10:10 10:19 小兎岳
11:19 11:34 中盛丸山
11:51 11:51 中盛丸山・大沢岳間分岐
12:41 百間洞山の家

3日目

• 山行: 6:19
• 休憩: 1:29
• 合計: 7:48

距離 10.1km 登り 1,245m 下り 630m

12:41 百間洞山の家
7:27 7:27 百間平
9:11 9:12 赤石岳避難小屋
9:17 9:37 赤石岳
9:51 9:52 赤石岳・小赤石岳間分岐
10:04 10:12 小赤石岳
10:25 10:25 小赤石岳の肩
11:16 11:16 大聖寺平
11:45 12:24 荒川小屋
13:13 13:26 お花畑（荒川前岳南東斜面）
13:53 14:02 前岳
14:15 14:16 中岳
14:20 荒川中岳避難小屋

4日目

• 山行: 6:44
• 休憩: 1:29
• 合計: 8:13

距離 14.1km 登り 389m 下り 2,318m

14:20 荒川中岳避難小屋
4:37 4:43 悪沢岳
5:08 5:35 丸山
6:09 6:14 千枚岳
6:46 7:04 千枚小屋
7:23 7:24 駒鳥池駐車場
7:32 7:32 駒鳥池
8:16 8:16 見晴岩
8:25 8:25 蕨段
8:54 9:07 清水平
10:01 10:13 小石下
10:44 10:50 岩頭見晴らし
11:41 11:41 滝見橋
11:47 11:50 赤石岳東尾根コース登山口
11:52 椹島ロッジ

天候

初日曇り、のち晴ときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東海フォレスト送迎バス往復利用

コース状況／危険箇所等

聖沢ルートだけ沢筋ゆえ少々荒れているが、全ルート、疲労で集中が切れなければ問題なし

その他周辺情報

駐車場からすぐの白樺荘は、下山後に汗を流す登山者だらけ

写真

9/15 8:17

バスを途中下車したのは10人くらい。
聖平小屋は遠くないので、8時過ぎのスタートでもOK

9/15 9:15

仮設っぽい整備がどんどん出てきますが、沢筋沿いのルートなので通れるだけ有難い

9/15 9:36

吊り橋は入力と固有振動数が合うと異常に揺れます。
前の人が渡り切るのを待つ

9/15 12:06

支流もどんどん出てくる

9/15 12:41

9月中旬なので全く期待していなかった花

9/15 12:57

滝見台に到着

9/15 14:06

小屋が近づいて、雰囲気も良くなってくる

9/15 14:29

聖平小屋着。
同行の条件として23Lザックしか持たない相棒は快調でも、カバーするため48Lをパンパンにした還暦オーバー親父は最後ヘロヘロ。小屋が遠くなくて良かった

9/16 4:03

2日目は4時前にスタート。
前日に自分がバテたので、明るいうちに小屋近くの景色を見るのを忘れた

9/16 4:24

前日の反省からペースを落とし、かえって順調に薊畑を通過

9/16 5:17

目標どおり日の出前に小聖岳到着。
朝食を取りながら待つ

9/16 5:30

ガスがちょっと残念ですが、日の出と富士山

9/16 5:30

聖岳にも朝日があたってきた

9/16 6:04

こういう景色が好きなので、荒川前岳の崩壊地が楽しみ

9/16 6:30

イマイチだった天気予報に反し、3連休初日に富士見物をアッサリ達成しつつ登る

9/16 6:55

相棒の足を引っ張らず無事に山頂到着。
片側だけ朝日を浴びる赤石岳がカッコいいです

9/16 6:59

山頂でも富士見物。雲海がいい

9/16 7:22

これから向かう兎岳、小兎岳、中盛丸山、大沢岳

9/16 7:33

ズンズン下って、背後の聖岳

9/16 7:45

実は赤いのに葉が焼けたナナカマド。
去年の栗駒山は赤が少なかったが、今年も猛暑で紅葉は期待薄？

9/16 8:02

岩が赤いです

9/16 8:22

赤石岳の見え方が変わってきた

9/16 8:55

兎岳避難小屋の標柱。
登り返しはけっこうキツく、小屋の中を除く気力なし

9/16 8:57

こっちのナナカマドは大丈夫

9/16 9:03

少しガスが出てきたので、隠れる前に聖岳を撮る

9/16 9:09

兎岳山頂に到着。ガスはまだ大丈夫だった

9/16 9:09

手前の小兎岳から中盛丸山、大沢岳、右の赤石岳、奥の荒川三山も見える。
あそこまで行くのかと少しだけ萎える

9/16 9:50

小兎岳に向かっても聖岳はまだ隠れず、さらに見え方が変わってきた。
こちら側は少し優しい感じ

9/16 10:11

本日三座めの小兎岳。
上からは平らに見えたが、地味に疲れる登りだった

9/16 10:14

赤石岳と、右奥に富士山チラリ

9/16 10:17

背後の兎岳を見上げる

9/16 11:21

4座め中盛丸山の登りはけっこうキツく、山頂まで撮影なし

9/16 11:44

ガスも更に出てきたので、大沢岳に行く気力が失せていく

9/16 11:50

百間洞山の家へのショートカットを決断。
迷ったらラクな方を選びます

9/16 12:37

ラクだと思っていた小屋へのトラバース道は疲れていると歩きにくい。
初日同様にガス欠寸前

9/16 17:43

聖岳を眺めながら名物トンカツを食す

9/17 5:50

朝食は6時スタートなので、食べたのは我々2人と赤石岳止まりの1人だけ。
夕立に遭わず中岳避難小屋に着けるか不安がよぎる

9/17 5:55

不安といいつつ朝食は大正解。
何でも食べるので説得力がないが、北アルプスで人気の山小屋よりもレベルの高い味付け

9/17 6:49

前日パスした大沢岳の左側に三角形の中盛丸山。
なるほど苦労した訳です

9/17 7:12

少し登ると、中央アルプスと奥に北アルプス。
申し訳ないぐらい良い天気

9/17 7:23

更に登ると視界が開け、目的地の荒川中岳が眼前に。
奥に見えるのは塩見岳かな？

9/17 7:29

百間平は評判通りの素晴らしい場所

9/17 7:30

中央・北アルプスの手前に平らなハイマツの森。
こんな眺め、なかなか無い？

9/17 7:29

赤石岳に向かいます

9/17 7:56

猛暑は続くが、高所では秋の気配

9/17 8:31

またまた表情の違う聖岳

9/17 8:31

地味に登り続けると、頂上が近づいてくる気配

9/17 8:57

とうとう避難小屋が見える場所に出た

9/17 8:59

ずっと赤石岳に隠れていた富士山。
雲海に浮いているのが素晴らしい

9/17 9:15

山と高原地図のコースタイムにびびっていたが、思ったより早く着きました

9/17 9:16

目的地の荒川中岳はほぼ同じ高さですが、一旦降りるのが嫌です

9/17 9:51

赤石小屋へ降りる分岐

9/17 10:05

前日も含め6座めの小赤石岳にも立派な標柱。
ご本尊をバックに

9/17 10:07

下りナシで行ければ最高なんですが、それではビジュアルの魅力激減ですよね

9/17 10:25

水平距離では近づいてきます。
ホントに申し訳ないほどの好天

9/17 10:48

ここまで降りてきてしまった。
景色は最高ですが、これから登り返しです

9/17 10:59

大聖寺平。
山も雄大ですが、こういう場所があるのが素晴らしい

9/17 11:15

最後の登りは前日同様の曇りを期待してたが、まだ晴れています。
贅沢な悩み

9/17 12:14

荒川小屋に到着。いよいよガスの登場？

9/17 12:47

荒川小屋を見下ろす。
赤石岳方面は曇って涼しそうです

9/17 13:30

ここまで来たら、日差しがあっても根性で登る

9/17 13:47

なんとか稜線に着いた

9/17 13:53

相棒が休憩中に空身で前岳へ

9/17 13:53

ガスっているので、上からの写真では迫力のない崩壊地

9/17 14:01

ガスが切れるのを待って横から撮影

9/17 14:15

分岐でザックを拾い、前日からの合計8座めの中岳へ。
バックは塩見岳（ですよね？）

9/17 14:16

悪沢岳をバックに、中岳避難小屋が可愛い

9/17 14:20

小屋番さんがルート整備中なので、勝手に中で着替えて待つ

9/17 17:14

恐らく奥が間ノ岳、西農鳥／農鳥岳、手前が塩見岳

9/17 17:15

悪沢岳と富士山のツーショットも、なかなか貴重？

9/17 17:49

夕日に映える赤石岳

9/17 17:53

日没

9/17 17:54

日没後の雲海絶景

9/18 3:32

最終日は、予約した椹島13時発バスに確実に乗るため早めにスタート。
きょうも天気は最高。天気予報はクレーマー対策で、各社とも悪めに出すのか？

9/18 4:35

暗いので心配していたルートは分かりやすく、順調に山頂に到着

9/18 5:08

丸山に到着。
ここで朝食を取りながら日の出を待つ

9/18 5:09

背後の荒川三山が明るくなってきた

9/18 5:23

日の出。
富士を毎日眺める幸せ

9/18 5:24

日の出と同時に、相棒が雷鳥ファミリーを発見。
4シーズン無縁だったのに先月から、登るたびに会います

9/18 5:25

スマホを日の出に慌ただしく戻す

9/18 5:26

荒川三山にも朝日

9/18 5:34

下界の天気がイマイチなのか？雲海が素晴らしい。
iPhoneで撮ると緑のゴーストが出るが、肉眼で堪能したので良し

9/18 5:40

4日もかけた縦走では、赤石岳を三方向から堪能できる

9/18 6:01

千枚岳の有名なハシゴ。
中岳避難小屋の2階に登るリアル垂直ハシゴより容易

9/18 6:10

この日3座、合計11座めの千枚岳。
それにしても、標柱と富士山コラボ連発の凄い山域

9/18 6:24

相棒が最も心配していたロング下山を開始。
休業中の二軒小屋への分岐

9/18 8:29

ときどき岩場の登り返しなどあるが、美しい樹林帯ではハイキング気分

9/18 9:04

清水平の水場

9/18 10:56

ようやく鉄塔に到着

9/18 11:34

最後は2人とも足が痛かったが無事帰還。
予約したバスが着くまでに昼食も取れそう

9/18 11:48

相棒がもう登山道は嫌だと言ったそばから最後に下り

9/18 12:44

ゆっくり昼食を取って、椹島レストハウス前でバス待ち。
還暦オーバー夫婦には不安もありましたが、天気が良く最高の周回でした

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

iPhone 13 mini Apple

感想

nob3torii

2泊目で考えていた赤石岳避難小屋の予約が取れず時計回り周囲に変更したが、なかなか良かったです。
① 聖沢登山口でバスを途中下車できる。反時計回りで下山後の途中乗車は不可
② 2泊目の百間洞での食事は、有名なトンカツ以外も山小屋レベルでない味付け。少々しょっぱい味噌汁も恐らく登山後の塩分補給を考えてのこと
③ 3泊目に中岳避難小屋が取れたので、翌日は朝日の中で富士山を正面に黄金ルート
④ 好みの問題だが、下山は聖沢ルートより千枚ルートの方が楽で気持ちいいかも

ひとつだけ残念だったのが悪沢岳から下山中の丸山で朝食時、風避けで選んだハイマツの陰でキジ打ち後のペーパー数枚を発見したこと。気にせず朝食を終えたら雷鳥ファミリーが近くを通る幸運もあったが、雷鳥が住む場所でキジ打ちするような馬鹿は軽蔑しますね。自分は利尻山登山で使わなかった携帯トイレを常にザックに入れてあるが、大した荷物でもないのに